「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

「福井で暮らす。」

2013年10月25日 | 福井の「なるほど」

「福井で暮らす。」という、福井への移住を呼び掛ける冊子を見つけたので、手に取ってみました。(もう住んでいるのですが)

当然ながら、福井の住みやすさを、さまざまな指標を挙げて示しています。たとえば、

・有効求人倍率29ヵ月連続  全国1位 (2010年7月~2012年11月)

・人口10万人当たりの救急告示病院・一般診療所数 7.8か所で全国1位 (全国平均3.4か所)

・中3生の学力、小5.中2の体力 全国1位

・持ち家比率 全国3位

・持ち家住宅の延べ床面積 全国1位

・待機児童0

・人口当たりの出生数 全国6位

・・・

変わったところでは、

・県庁所在地別アイスクリームの消費量 全国1位

と言うのもありまた。

 


福井鉄道に乗った

2013年10月22日 | 福井のミミより情報

福井市街を走るときは路面電車、郊外に行くと田んぼの中を走るローカル線、しかも車両は超レトロなものから、最新型のトラムまで様々、という福井鉄道に乗ってみました。最新型は、ホームと車両の段差もなく、窓も広くて大きいので、乗るのも快適。見ている方も、オレンジ色のスタイリッシュな形が目立ちます。

 

乗り継いだ車両は、一転してレトロなものでした。車内はともかく、乗降口の段差が、ベビーカーを押す立場からすると大変不便で危ないものでした。あれじゃあ、お年寄りや妊婦さんは乗れないでしょうね。

福井市内から終点の越前武生まで約1時間、390円ですが、土日は一日乗り放題で500円というフリー切符もあります。普段車で移動してしまいますが、たまには公共交通で小さな旅もいいものです。電車好きの2歳の息子も大喜びでした。

 

 

 


永平寺町産業フェア

2013年10月21日 | 福井でのすろーらいふ

雨の日曜日、近場でのんびりと思い、永平寺町の産業フェアに行ってみました。永平寺町の農産物や加工品、酒蔵、工業製品などが展示・販売されています。

 

永平寺町四季の森文化館で行われましたが、ここでは、大本山永平寺の傘松閣という大広間を持つ建物を復元した室内で行われたため、畳敷きの間にいろんな展示が並んでいました。おかげで、子供が走りまわれて良かったです。

また、傘松閣といえば、230枚の天井画が有名です。写実的に花や鳥の絵が描かれているため、子供は上を見上げて指さして喜んでいました。

 

また、永平寺らしく、精進料理の一品のふるまいや、般若心経の一文字写経体験などもありました。

さらに、この施設には、永平寺町で発掘された古墳からの出土品や、町内で使われていた昔の民具などが展示されていて、連れがシルバー人材センターのおばちゃんたちと裁縫しながらおしゃべりしている間、それらの展示を見て楽しんでいました。

    

産業、とは直接関係ありませんが、のんびりと楽しめる田舎のユルイまつりでした。

 


1億本のコスモス

2013年10月15日 | 福井のミミより情報

福井市の郊外にある宮の下コスモス公苑は、東京ドーム約10個分(17ha)の広大な面積に広がる一面のコスモス畑を無料(大型バスのみ有料)で楽しむことができます。

誰が数えたのか知らないけど、そのコスモスは1億本にのぼるとか・・・。

昨年も思いましたが、見渡す限りのコスモス畑というのは、なかなか見ごたえがあります。

青い空の下、緑の山々を背景に、ピンクや白のコスモスが揺れるのを見るのは、さわやかな秋の1日の過ごし方としてなかなかおススメです。

 


武生菊人形

2013年10月14日 | 福井のミミより情報

西日本最大規模の菊祭りと言われる武生の菊人形祭に行ってみました。どんなものかまずは見てみようと…。

 

今年のテーマは新島八重らしく、入口からして、それにちなんだ幕末~戊辰戦争~明治初期などをモチーフにした、新島八重ゆかりの場面が菊人形で展示されています。

 

このほか、会場内には、地元の愛好家や菊農家が育てた菊花の展示や菊による五重塔

 

菊花で熱帯魚や動物をかたどった菊の展示などがあります。

 

感動するほどのものではありませんが、全体的には「ほ~」という感じです。

 

会場内では、土日の旅にキャラクターショーなども開かれています。

この日はドラえもんでした。私が子供の時にも見たので、今の子供たちが知っているのが不思議なのですが・・・

初めて見たはずのうちの息子も、指さして凝視していました。

 

 


平泉寺白山神社のガイドウォーク

2013年10月07日 | 福井のミミより情報

勝山にある、平泉寺白山神社の遺跡見学会に行きました。山沿いの小さな集落なのに、10時半の開始までには50人ほどの人が集まっています。地元のボランティアガイドの方数人が案内してくれるそうです。

境内と俗界を分ける精進坂をスタートし、平泉寺が焼失した後に再興した僧・顕海を開基とする顕海寺などを拝観します。

 

境内を進むと、そこかしこにきれいな苔の緑が輝いています。

境内を外れて南谷の発掘現場へ。ここでは、国に指定された200ha以上のうち、発掘調査が終わったのはまだ1%ほどだそうです。地面の下から発掘された中世の石畳道や僧坊の敷地を縁取った縁石が掘り出されており、一部は縁石跡に沿って一部の土壁が再建されています。

 

少し外れたところには、一向一揆の焼き打ち前から残る大きな杉の木が。これはかなりのパワースポット性を感じます。

南谷の発掘現場からまっすぐ道を下ってくると、平泉寺ののどかな集落に入ります。郵便局の屋根も風情が。

集落の神社も、立派な石段と苔が…。

マンホールのふたには平泉寺の杉木立と石畳が・・・。

さらに、集落の一角にある小さな祠で、平安時代後期の一木作りの仏像を特別に見せていただきました。近所の方が大切に受け継いできたようです。それだけでありがたい気分になりました。

 

 


自然と歴史の調和した平泉寺白山神社

2013年10月07日 | 福井のミミより情報

平泉寺は、白山信仰を開いた泰澄大師が開山し、白山信仰の越前側の拠点として比叡山延暦寺の傘下に入って発展し、6000もの僧院が立ち並び1万2千人ほどが住んでいたと言われる中世の一大宗教都市です。奥州に落ち伸びる源義経・弁慶も立ち寄ったと言われますが、戦国時代に一向一揆に焼かれ、その伽藍は焼失しました。その後、復興されたものの往時の勢いはなく、明治の廃仏毀釈で平泉寺と白山神社も分離されました。

平成元年から発掘作業が始まり、まだまだ発掘の途上ですが、中世の石畳道や僧院跡が発掘され、徐々に往時の跡が明らかになりつつあります。今は、鬱蒼とした杉木立の中に美しい苔が広がり、歴史の積み重ねが自然と調和して見事な景観を作り出しています。

ここは、一帯が白山国立公園に指定されているほか、参道が日本の道100選、歴史の道100選に選ばれているほか、

杉木立と苔の風景がかおり風景100選、美しい日本の歴史的風土100選に選ばれるなど、知られざる名所といえます。http://www.city.katsuyama.fukui.jp/heisenji/about/

 

 

 

 


片山津温泉から橋立へ

2013年10月06日 | 福井近県の旅

加賀四湯の一つ、片山津温泉は、柴山潟という湖のほとりにわき出た温泉で、湖を囲むように温泉旅館が10件余り立ち並んでいます。

湖を望む温泉街の一角に、ま新ガラス張りのオシャレな建物の街湯があり、湖を見ながら湯のほてりをさましつつ、お茶をすることができます。(ロケーションはいいのですが、席が空いているのに待たされるし、店員の愛想がなくて残念でしたが・・・)

 

温泉街の中心地には、湧いている温泉を各旅館に分配する湯配所があり、薬師如来も祀られているそうです。無料の足湯もこの隣にあります。

片山津温泉の建物は、結構年季が入っているものが多い印象。温泉街自体も、湖のほとりで開放的だからかもしれませんが、あまり店や人は多くなく、「にぎわい」という感じではありません。ただ、昔芸者さんがいたころに稽古場として使われていた検番が残っていて、和風のカフェや集会所として使われています。

 

芸者の置屋にあったと思われる、芸者の源氏名が書かれた赤と黒の出欠札や着物が往時を感じさせました。

 

そこから車で10分余り走ると、カニなどが水揚げされる橋立港へ。今は静かな港町ですが、江戸期から明治にかけては、北前船の寄港地として栄えたようで、巨万の富を築いた北前船主の館が数多く残り、重要伝統的建造物群保存地区として指定されています。

 

今はひっそりとしていますが、赤い瓦の大きな木造のおうちが落ち着いた風情で立ち並び、往時をしのびながら街歩きが楽しめる雰囲気です。

 

 


小松は乗り物の街

2013年10月05日 | 福井近県の旅

小松と言えばコマツと小松空港=航空自衛隊小松基地、ということで、今日は、航空自衛隊のお祭りを見ながら前から行きたかったコマツのショールームに行きました。

北陸自動車道で小松に近づくと、航空自衛隊のお祭りを見に来た車で、片山津インター出口は大渋滞。高速道路からも、並行する一般道の渋滞が望めるほど混んでいました。これまで北陸ではこんな混雑は見たことない・・・という大渋滞でした。

私たちは安宅スマートインターで降りたら、インター出口のポケットパークで、とてもたくさんの車が駐車されており、航空自衛隊の飛行ショーを見ているであろう人たちがたくさん空を見上げていたので、しばらく眺めることにしました。

まもなく、切り裂くような轟音とともに、空を貫く一筋の飛行機が、目にもとまらぬ速さで駆け抜けていきました。間近で見る飛行中の戦闘機の迫力はすごいです。セミプロ級のカメラを構える人も多くいました。

しかし、この轟音を聞いて、那覇に住んでいるときもこんな轟音を聞いたときがあったと思いだしました。嘉手納基地の近くに住む人はこれ以上の騒音を毎日聞かされていると思うと・・・、興奮している場合ではないのですが・・・フクザツな気持ちです。

その後は、小松空港に隣接する、石川県航空博物館でいろいろな飛行機の模型を見たり、

航空機を模したでっかいジャングルジムで遊んだり、重機や建設機械の操縦体験が。できるコマツのショールーム「こまつの杜」に行きました。

おまけに小松駅の目の前にあるコマツの杜からは、小松駅を発着する電車がたくさん見れて、電車好きの息子は、たくさん手を振ることができました!