「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

池田町に行きました

2012年10月30日 | 福井のミミより情報

この週末、福井県17市町で唯一未だに足を運んでいなかった池田町に行きました。福井市中心部からは車で50分程かかる山村です。

こちらでは、 「秋の食の文化祭」が開かれ、町内のいくつかのお店で、この日のために特別メニューを提供したり、いろんなお店や町内の名所旧跡を巡るスタンプラリーを開催したりしていました。

まずは、道の駅ならぬ「まちの駅」という農産物直売所&レストランで休憩。地元野菜をふんだんに使った食事をいただきました。デザートとして、ミディトマト・越のルビーをたっぷり使ったシャーベットをゲット!

トマトの甘みと香りが満載で、なかなか美味しいです。また、ここでは、漬物などの加工品や手作りのお菓子なども売っていて、町の産品が充実していました。

しかも、町の味噌屋さんが祭り期間中だけの特別サービスとして、通常750gの特製味噌を、この週末だけ、500円で容器に詰め放題!という企画をやっていました。容器から山のようにはみ出しても、ラップで覆うのでOKとのことで、ここぞとばかりにてんこ盛りにする人も・・・。

さすが、農と食にこだわる池田町、というイメージ満載でした。。。

 


秋の越前大野

2012年10月28日 | 福井近県の旅

九頭竜紅葉まつりのあと、せっかくなので、九頭竜湖の水辺の紅葉を見たいとおもい、。もう少し奥へ行きました。

 

ところどころ、紅葉しているといった感じでしょうか。九頭竜湖の駅に行く途中の、つづら折りの道から見る山々のほうが、赤や黄色の錦状になっていたと思います。  

また、帰り道、越前大野の街中で、三大朝市祭りをやっていたので立ち寄りました。越前大野も冬を除き毎日朝市が立ちますが、高山、北海道の新ひだか町など、朝市が有名な他の街からも出店が出て、いつもの朝市通りはえらい混雑でした。特に、この時期、特産のサトイモなどを売る店が多かったです。そういえば、九頭竜湖に行く国道沿いも、秋のマツタケ屋のように、あちこちで里芋販売の幟が立っていました。

   

ちなみに、大野の街中の下水の蓋は、「城と朝市」でした!

                                                      


九頭竜紅葉まつり

2012年10月28日 | 福井のミミより情報

この週末は、大野市で開かれている九頭竜紅葉まつりに行ってきました。

福井市から大野市街まで40分、そこからさらに、錦秋の山々を眺めながら40分ほど山を分け入ると、九頭竜湖駅の近くのまつり会場に着きます。紅葉はまだはじまったところですが、新鮮な地場野菜や、この地域特産のマイタケなど、秋の味覚を売る屋台が立ち並び、朝9時半過ぎから大勢の人で賑わっています。

祭りの開会式で、主催者や来賓のあいさつを聞いていると、このお祭りが、大野市に合併される前の和泉村時代から続いてきた地域の一大行事であり、合併された今では、地域が一つになるアイデンティティとして受け継がれているんだということをひしひしと感じました。

開会式の終りには、地域の保育園児と来賓が一緒になって、バルーンリリースを行いました。保育園児たちは、「未来の夢」を書いた手紙を風船にくくりつけ、来賓と一緒に一斉に放ちました。青空をバックに舞い上がる色とりどりの風船とともに、改めて周囲の紅葉を眺める良い機会になりました。

ここでいただいたのは、まず、特産の上庄の里芋を使ったコロッケ、甘くてねっとりした口当たりが抜群です。

さらに、昇竜マイタケのてんぷらとマイタケおこわおにぎりが楽しめるマイタケ弁当。限定100個があっという間に売り切れていました。

お祭りでは、九頭竜湖で回収された流木も並べられ、配布されたり、アート作品作りも行われていました。

まさに、紅葉の秋、味覚の秋、芸術の秋が楽しめるイベントで、旧村域では人口500人ほどの地域も、めったにないにぎわいを見せていました。

 


福井の太陽光発電所を見学

2012年10月26日 | 福井でのすろーらいふ

福井市から車で40分ほどのところにある太陽光発電所を視察させていただきました。

10月10日にできたばかりの北陸電力三国太陽光発電所です。東尋坊近くの雄島を望む海沿いの4Haの敷地に、太陽光パネルが4800枚敷き詰められています。積雪対策として、台座を高くしたり、パネルに傾斜をつけたりしているほか、隣のパネルの影にならないよう間隔をあけたり、という工夫がされているようです。

年間の発電力量は約100万キロW、一般家庭250軒分の年間消費電力量相当で、新しい原発なら1時間で発電できる、なので原子力を含めた多様なエネルギーの確保が重要、という説明がありました。

(原発が停まって関西電力が九州電力が大幅な赤字になる中、北陸電力は、関電に電気を売って昨年より儲かってるんだから、北電としては原発いらないんちゃう?と突っ込みたくなりましたが・・・。)

CO2や廃棄物を排出せず、無限のエネルギーを利用した発電所が近隣にあるということは、持続可能な暮らしを自分ごととして考える上で、地域の多くの人に知ってほしいと思います。近くにはPR館もあり、太陽光発電の仕組みや、地球温暖化について学ぶこともできます。

太陽光パネルが見渡せる展望台は、9時から18時まで無料で入れますが、PR館の見学は事前に申し込みが必要とのことです。


天神様は福井県にも・・・?

2012年10月26日 | 福井でのすろーらいふ

太宰府があるのは福岡県ですが、福井県でも天神様はメジャーなようです。

新聞の折り込み雑誌の記事によると、
・福井県北部を中心に、正月に天神様の掛け軸を飾る風習が残っている
・学問の神様である天神様にちなみ、学問や手習いの上達を願うものである
・女の子より体が弱かった男の子の無事を祝うもの
・男の子が生まれたら、妻の実家が送るならわし

だそうです。

また、
・天神様の掛け軸の場合もあれば、木彫りの人形の場合もある
・値段は、数万円から100万円以上

とのことで、
・男の子一人に対して一つなので、一家に三人男性がいれば、
 おじいさん、お父さん、息子の分と3つが床の間に並ぶこともある

・・・だそうです。

家族とのつながりが強く、それがゆえに資産規模も大きく、家もでかい
という福井の文化をよく反映している気がします。

ま、うちには関係ないけど。。。


福井県はなぜ豊かなのか(続き)

2012年10月21日 | 福井でのすろーらいふ

福井県は勤勉性と絆による豊かさが特徴、という「福井の経済~福井県はなぜ豊かなのか」(松原淳一・著)という本をご紹介しましたが、著者は、福井県民の行動特性をこのようにも述べています。

・結婚すると離婚しない(離婚率全国43位-2006年度)

・就職すると転職しない(転職率全国31位-2007年度)

・一度住むと引っ越さない(県外転出率全国44位-2009年度)

ということから、家計の安定(世帯収入が多い)、家庭の安定(離婚が少ない)、地域のきずな(引っ越しが少ない)を強め、非行や落ちこぼれを防ぐ教育環境を醸成し、子供の学力・体力の平均値を高めているのではないか・・・。

一読して、「さもありなん」と感じました。私の職場でも、福井に転勤で家族を呼び寄せたあと、数年後に、お父さんは再度転勤になったものの、家族は福井を離れずに、お父さんが単身赴任になってしまった、という例を聞いたことがあります。うちは大丈夫かな・・・?

また、周囲の人からよく聞くのが、「福井県民は新しい物好きだが、飽きやすい」という声。

これらを頭の片隅に置いておくと、いろいろなことが見えてきそうな気がします。


福井県はなぜ豊かなのか

2012年10月19日 | 福井でのすろーらいふ

前回の日記で、福井県は実はスゴイ点がたくさんあるんだということを示しましたが、なぜ福井は豊かなのか、「福井の経済」の著者はこのように述べています。

・家計・・・三世代同居や親の近くに住み、夫婦共働きのフルタイムで働く

・企業・・・中小企業が集積し、分業により産地を形成

・家計と企業・・・企業は高くない賃金と転勤の少ない職場を家計に提供し、家計はフルタイムの共働きで勤勉な労働力を低コストで提供

という「勤勉と絆を特徴とする社会」というのが、福井の豊かさの背景にある。

 

たしかに、

・生活保護を受けている人の人口当たりの少なさ(全国2位)や

・要介護認定を受けている高齢者の比率が低いこと(65-75歳)

・子供を産みやすい(出生率全国7位)

という「住みよさ」も、「勤勉と絆」によるところが大きいのかもしれませんし、

・子供の学力・体力が高い

 というのも、家庭が経済的に安定していることが良い影響を及ぼしているのでしょう。

 

 


目立たないけど、実はスゴイ福井

2012年10月17日 | 福井のミミより情報

「福井の経済~福井県はなぜ豊かなのか~」(松原淳一著)という本が興味深いので少しご紹介。

福井は、面積では34位、人口では80万人と43位の小さな県ですが…

 ・経済企画庁が1998年まで公表していた「豊かさ指標」では5年連続日本一

 ・2011年好評の法政大学幸福度指数研究会の都道府県別幸福度ランキングでも日本一

 ・大企業の数は全国45位と少ないが、人口当たりの社長輩出数、事業所数は日本一(それぞれ2010年、2009年)

 ・有効求人倍率は全国1位、完全失業率の低さは全国2位(それぞれ2011年、2010年)

 ・夫婦共働き世帯比率(2005年)全国1位

 ・世帯主の収入は全国26位だが、世帯全体の実収入は全国1位(2010年)

 ・世帯当たりの生命保険現在高は全国1位、自動車所有台数は全国2位(2009年)

 ・持ち家比率は全国3位(2008年)

など、一つ一つの企業や個々の労働者単位では目立たなくても、世帯全体や地域の指標では、全国トップクラスと言えます。

 

また、

 ・中学3年生の学力、小学5年生の体力は全国1位

 ・人口千人あたりの生活保護を受けている人の数 全国46位

というデータもあるそうです。


見渡す限りのコスモス

2012年10月16日 | 福井のミミより情報

福井市中心部から車で20分ほどのところにある、宮ノ下コスモス広苑に行きました。今はちょうど、コスモスの真っ盛りです。

 

当初は一部の休耕田にコスモスを植えたことから始まったというこのイベントですが、いつの頃からか、どんどん作付け面積が広がり、いまでは、一面見渡す限りのコスモス、という状況です。

会場の一部には、世界のさまざまな色のコスモスも植えられていました。


園芸センター祭り

2012年10月15日 | 福井でのすろーらいふ

この日曜日は、福井市の郊外にある園芸センターのお祭りに行きました。

市街地からは30分ほど離れた里山の一角に、イチジクやさつまいも、菊、トウガラシ、ナスなどが見事に実った一角があります。

センターに入ると、杵つき餅のふるまいのほか、園芸センターらしく、色とりどりの植木も売っています。 野菜の直売所などもあります。

何といっても、圧巻は、15mの手巻き寿司大会ですr。なんで園芸と関係あるかわからないけど。。。、