「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

コートダジュール (Côte d'Azur)の旅

2020年12月31日 | パリから足を伸ばして

12月に入り、パリも断然、寒々しい曇り空の日が多くなったので、外出制限が解除された12月後半、南仏のニースに出かけました。

パリと違って空が青い!海の青さも、空港から見えるヤシの並木も南国を感じさせ、思わず沖縄を思い出します!

城跡公園から見る海岸も絶景。

斜面の反対側には、旧港を取り巻くカラフルな街並みと、遠くに雪をかぶった山が見えてこれまた絶景。

すっかり紺碧海岸・コートダジュールが一日で好きになりました。


酒の種類が多すぎて…

2020年12月28日 | パリから足を伸ばして
せっかくニースに来たので地元のビールとワインを飲もうかと、スーパーで手早く安いものを買ったら、アルザスの瓶ビールとオランダの缶ビール、ボルドー方面の白ワインで、一つも南仏の酒じゃなかった…。

しかもアルザスのビールは、ラベルにもボトルの浮き出し模様にも大ジョッキで飲む顔が描いてあり、ドイツの影響を感じます。




いずれも全くニースには関係NICE(ないっす)…。


ニースの街歩き

2020年12月28日 | パリから足を伸ばして
他のフランスの都市と同様、ニースもギリシャ時代からの歴史ある街なので、旧市街に趣があり、街歩きも楽しいです。
 
街の中心にあるサラヤ広場にはマルシェが立ち、花や果物、特産のソッカと呼ばれるクレープのようなものを売る屋台が並びます。
その少し先には、堂々たるオペラ座がそびえたちます。
市街地にある酒屋も夜には趣があります。

現代の街の中心、マセナ広場には、真新しいトラムも通り、華やかなデパートも立ち並びます。この時期にはクリスマスツリーの飾り物や遊園地も立ち並びます。
子どもと一緒に観覧車に乗ってみると、怖いくらいの絶景(シートベルトもなし、窓もなく、吹きさらし。しかも乗客の積み下ろしで上空で3,4分停止…怖かった)
青い海はもちろん、白い雪をかぶった山をバックに広がる市街地の絶景がゆっくり眺められました。

クリスマス当日

2020年12月25日 | パリに暮らして~in paris
いよいよクリスマス当日。赴任一年目の昨年は日本に一時帰国していたので、パリでこの日を過ごすのは今年が初めてということもあり、街がどんな様子なのか散歩してみました。
 
イギリスに住んでいた時も同様でしたが、基本的には車も少なく、開いているお店も殆どなく、日本のお正月のようです。ただ、予想に反して、いくつかのパン屋やケーキ屋、カルフールなどのスーパーや、街の小さな食品店など、開いている店もちらほらありました。もちろん、当日でもクリスマスケーキやブッシュドノエルを売っています。
 
ただ、15区役所前の広場にある見事なクリスマスツリーの前にも誰もいません。


 
ちなみに、区役所前広場の一角に、第一次、第二次世界大戦の戦死者を悼む石碑がありました。「1914-19,1939-45の我々の死者」と書いてあったのでそういうことかと…。
 
あと、人通りも少なく店もあまり開いていないのでじっくり店のショーウインドーを見ることができて気づいたのですが、近所に日本の盆栽を扱う店がありました。その名も「PARIS BONASI」もちろんクリスマスは休みですが、なかなか心が和みます(笑)。



でも、こんなところに専門店があって商売成り立つのかな?比較的パリの中でも日本人が多く住むエリアではありますが、あまり日本人を対象にしているとも思えず。

いよいよクリスマス・イブ ~ サンタを追跡!

2020年12月25日 | パリに暮らして~in paris

いよいよクリスマス・イブ。というか、子供の学校もパパの仕事も今日で最終日。明日のクリスマスは、フランスでは(他の欧米諸国同様)祝日、土日を挟んで来週も会社は冬休みなので、明日から10連休!ということで、何となく心も浮き立ちます。

昨日の夜、TVのニュースで、「サンタが北極圏をソリで出発しました」と大まじめにやっていたので、調べてみたところ、サンタが追跡できるサイトがあるんですね!尤も、サンタも忙しいらしく、一人ではないようで、ざっとみたところ、

 

Googleのサンタを追いかけよう、サイト

(24日のフランス時間22時現在、サンタはイスラエルに これまで配ったプレゼントは43億個)

 

2 OFFICIAL NOARD SANTA

(24日のフランス時間22時現在、サンタはアフリカのカメルーン これまで配ったプレゼントは33億個)

 

3 全世界のフライト中の飛行機の航路がわかるサイト 便名に代えてSantaと入れるとサンタの位置がわかる

(24日のフランス時間22時現在、サンタはスペインを北上中)

などのサイトがあるようです。

 

いずれも、日が暮れるのが早い日付変更線のあたり(ニュージーランドとか)からプレゼント配りをスタートして、アジア→中東→アフリカ・東欧→西欧と来るようです。

大人になってもサンタの知らないこと、あるんですねー。


クリスマスケーキ

2020年12月23日 | パリに暮らして~in paris
12月に入ったあたりから、街角のBoulangerieのショーウインドーにはカラフルなケーキが並びます。
 
普段はフルーツタルトやチョコレートケーキですが、この時期はブッシュドノエル(薪をかたどったロールケーキ)が多いです。色は様々ですが…中身はスポンジケーキよりムースが多いようです。
 
甘みもしつこいので私はコーヒーのお供に一口か二口食べるくらいで十分です。スイーツ好きの家内も、ブッシュドノエルといえど、薪一本なんて買わず、一人用のミニサイズをいろいろ買って味見するくらいでちょうどいいそうです。


そして、普段はバゲットやパン・オ・レズンをメインで売っている街のパン屋も、この時期はスイーツのかき入れ時のようで、立派なチラシを作ってケーキ(ブッシュドノエルがメイン)の予約販売に力を入れています。

店によっては、サーモンやチーズを一口サイズのパンに乗せたオードブル(食前酒のつまみから食後のコーヒーのお供のスイーツまで)もあるようです。このパン屋、こんな立派なチラシ造って、こんなにいろいろ作ってんだーと新たな発見をしました。
 

サンジェルマン・デ・プレ

2020年12月21日 | パリに暮らして~in paris
サンジェルマン・デ・プレといえば、パリの中でもお洒落で雰囲気の良い街、として人気のようですが、お洒落にさっぱり縁がない私にはピンときませんでした。
 
ただ、パリの名所として有名だから一度くらい行ってみたいなーと思っていたところ、その近くで小さなクリスマスマーケットをやっているとのことで、クリスマス直前の街の様子を見がてら出かけてみました。

サンジェルマン・デ・プレ教会といえば、パリでも一番古いロマネスク様式の教会のようです。この素朴な塔が印象的。

重厚な感じでも、教会の中は意外と明るい雰囲気。青い天井も明るい気分にさせてくれます。

教会でのテロ事件などもあったので、しばらく教会に足を踏み入れたなかったけど、やはり静寂な空間に時折身を置くのもいいですね。

ステンドグラスも明るい雰囲気。

クリスマスマーケット、というほどのこともなく、店が10軒ほど出ているだけでしたが、ホットワインを売る店に人だかりができていたり、少し雰囲気を味わえました。