「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

勝山左議長まつり

2014年02月23日 | 福井のミミより情報

2月の最終土日は、奥越前に春を告げる勝山市の「左議長まつり」が行われます。

300年以上も続くこのお祭りは、勝山市街地の各町内に12基のやぐらを立て、その上で赤い長襦袢をはおった大人や子供が酔っぱらったようなおどけた仕草と表情で太鼓や鐘をたたく「奇祭」として知られています。

各地区ごとにふりつけやテンポも微妙に違い、子供たちが多く華やかなところや、若者が多くポップなところなど、それぞれの地区ごとに特徴があります。

日曜日の夜8時半には、各地区で櫓とともに飾られた、笹や竹で作ったご神体や飾り物が、各家の正月飾りなどと一緒に九頭竜川の河原に集められ、街中の神社で採火されたご神火が点火されて、大きな炎が夜空を焦がす「どんど焼き」となります。この火で神を送り、五穀豊穣と鎮火を祈願するとされています。

まつりの期間中、普段は静かな勝山の本町通りは、カラフルな短冊が頭上につるされ、数多くの屋台が両側に並ぶ中を人がそぞろ歩きする、昔懐かしいニッポンのまつり、といった雰囲気です。どこかレトロな風情が、寒さ厳しい奥越にほのかな温かさを醸し出しています。また、全国から寄せられた川柳に手作りの絵が添えられる絵行燈も見どころの一つです。

 

 


味噌づくりと畑作業

2014年02月16日 | 福井でのすろーらいふ

今日は農園活動の味噌づくりでした。

昨年、イベントで手作りした味噌より買った味噌の方が美味しかったという連れ合いのひと言で、今回は自家用味噌作りは申し込まなかったのですが、共同作業のお手伝いに行ってみました。

一晩水に浸した大豆を指でつぶせるぐらいまでゆでて、ゆであがった大豆を潰します。

この潰すのが一苦労…、以前はマッシャーやすり鉢で潰したこともありますが今日はミンチにする機械でギューっと一気にやってました。ケーキのモンブランみたいのがたくさん出てきます。

 

その後は、塩と麹と混ぜ、空気が入らないようにビッチリと容器に詰め、カビが生えないように密封して塩の重しをして出来上がり、という工程の復習にはなりましたが、今日はほとんど子供のお守でした。

でも、食事の時、秋に植えて収穫に行くこともできず放置しておいた二十日大根がよくできていたと聞き、雪も少なかったので畑に行ってみました。

3か月ぶりに行く畑は、一時はすっぽり覆っていたであろう雪もだいぶ解けていました。他の作物はほとんど枯れているか雪の下でしたが、カブと二十日大根は雪に半分隠れつつ何とか残っていました。、雪の下に暫く眠っていたため、傷んでいるものもありましたが、思いのほか良く残っていました。雪が積もる寒い大地に2ヶ月も放置したのに、と改めて作物の生命力に驚かされます。

雪下ニンジン、というのは聞いたことありますが、カブもいけるんですね。二十日大根は変色しているものも多かったですが、カブはほとんど無傷。3か月前に種まきして放置プレイでしたが、思わぬタイミングで大量に収穫、漬物や煮物にして美味しく頂きました。

これで味をしめて、来年も畑をやろうかな。。。


雁が原スキー場

2014年02月15日 | 福井のミミより情報

小さい子を連れてそり遊びをするのにいいよと勧められたので、福井市から車で40分ほどの雁が原スキー場に行ってみました。

ここも、国道から3分ほど入ると駐車場で、目の前がゲレンデという楽チンなロケーションです。

結構広くて高さもあるそり専用ゲレンデもあるのですが、行った時は雪が少なく、土肌がところどころ露出していました。

そり専用ゲレンデの一番上に立つと、九頭竜川沿いに開けた勝山市街地が見渡せます。

すぐ隣のスキーコースも、人が少ないのでそり遊びさせてもらいました。なだらかで広々として、何よりも人が少ないので、ほぼゲレンデを独占できるのがたまりません。

2歳の息子もだいぶそり遊びに慣れてきました。市街地から近くて、手軽に楽しめるスキー場がある福井にいるうちに、子供にスキーなどをやらせたいなあと思いました。


日本一社長が多い福井県

2014年02月11日 | 福井の「なるほど」

福井が32年連続首位 社長の都道府県別輩出率

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140210/CK2014021002000012.html

社長:福井県1457人 32年連続全国1位 独立資本の企業多いため 昨年調査・人口10万人あたり /福井

http://mainichi.jp/area/fukui/news/m20140208ddlk18020589000c.html

とのニュースにあるように、福井は人口10万人あたりの社長の数が日本一多く、この傾向は長年変わっていないとのこと。メガネや繊維などの家内制手工業が県内で発達していること、全国的なチェーン店が少なく独立資本が多いことなどが挙げられています。もちろん、背景には、勤勉な県民性なども挙げられると思いますが、32年連続、というのはすごいと思います。

また、中日新聞のランキングをみると、2位の山梨県以外6位までは日本海側の県がランクインしていることや、普段なかなか他の指標では上位に来ないような県が軒並みランクインしているのもおもしろいですね。


北陸新幹線もうすぐ

2014年02月09日 | 福井のミミより情報

ここ数日、北陸新幹線用車両、E7系の試乗会が行われています。

http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/lifestyle_human_interest/802065.html

ここ数日、大宮から軽井沢の各駅では、このような車両が見られたことでしょう。

 

グランクラス入口にはグランクラスのマークが…。

 

試乗会の応募倍率ですが、全体では61倍だったようですが、こちらの記事をみると、北陸三県では、「富山が(都道府県別では)六位で二千六百八十件、石川が十一位で千七百五十六件、福井は十九位で四百八十七件」だそうです。

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2014020402100012.html

こういうときにも、「富山は何事にもすぐ飛びつく、石川は多少おっとり、福井はいろいろ考えるが結局何も動かない」と言われる県民性が反映されているのでしょうか。。。

まだ福井には新幹線は当分来ないので関係ない、と他人事と考えるのではなく、隣県まで来る2015年春が福井にとっても観光街づくりのチャンスと、多くの人に「自分ごととして」考えてもらえたらいいなと思います。

 


さすが越前がに

2014年02月06日 | 福井グルメ

越前がにと言えば、福井が誇るNo.1ブランドの高級食材。

福井新聞は、「越前かにのことなら何でも分かる総合専門情報サイト かにカニ福井」というのを立ち上げています。

http://kani.fukuishimbun.co.jp/

こちらには、かにが食べられる食事処、宿のほか、かにに関するニュース、かにの食べ方など、まさに「何でも分かる」サイトです。

まあ、結構それなりにお値段がするお店しか載っていないのですが…。

 


節分にはお祓い

2014年02月02日 | 福井でのすろーらいふ

今日は節分。福井では、豆まきのほかに、節分の時期になると、やたら「お祓い」「厄除け」という神社の広告を目にします。なんでも、一年の厄を節分までに落とすのがよいとか。それで、みなさん、節分を兼ねてこの時期に神社に行くようです。

今年厄年の私、先日岐阜にドライブに行ったら、同じ福井県から来た車に追突されました。なんでも、私と同じ歳の厄年の人で、伊勢神宮に厄払いに行く途中、追突してしまったとか。スピードが出ていなかったので被害は大したことなかったのですが、それを聞いて私も早くお祓いをしようと、節分の前日である昨日、市内の神社にお祓いに行きました。

神社が大好きな息子は、お払いの前から賽銭をあげて鈴を鳴らして盛り上がっていました。普段はそれで帰るのに、今日は社殿の中に入ってじっとしているので、神妙にお祓いの様子を見ていました。福井の毛谷黒龍神社は、丁寧に家族全員の名前を読み上げ、厄除けのほかに家内安全を祈願してくれます。家族ごとに玉ぐしを奉納した後、最後は、神主さんが、金色の大きな幣でひとりひとりをすっぽりと包みこむように祓ってくれ、うちのちびすけにもやってくれました。

そのあとは、境内にある末社にお参り。パワースポットとしても名高いここは、3回叩いて願をかけると叶うという願掛け石があったり、触ると痛いところがなくなるという蛇をかたどった石があったり、厄を吹きかけて素焼きの皿を割る厄割石があったりと、なかなかコンテンツ豊富です。

  

家に帰って、お祓いの時にいただいた物を広げてみると、節分の豆のほか、お神酒、瓦煎餅、お札、さらに厄年の人向けの肌守りと盛り沢山でした。さすが神社仏閣が生活に浸透している福井。神社のサービスも手厚いですね。神社好きの息子はもちろん、厄払いを済ませたパパとママも大満足でした。