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【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

九品寺

2020-10-14 | デジカメ紀行
九品寺(くほんじ)
奈良県御所市楢原、金剛葛城山系に栄えた戒那千坊の一院で、奈良時代に行基菩薩が開創したと伝えられています。行基は聖武天皇のとき奈良東大寺の大仏造営にかかわった僧で、その生涯は民衆救済のため布教活動を続けています。
1558年、弘誓大和尚が出でて専修念仏の道場とされてから浄土宗に族しました。
山号、戒那山( かいなさん)。
本尊は、阿弥陀如来像(重要文化財、藤原時代)。

10月2日訪れました。












慈母地蔵尊



鐘楼



地蔵堂



本堂


扁額







九品寺の本堂脇の小道を抜けて裏山へ進むと、道沿いにズラリと石仏が並びます。



千体地蔵尊
九品寺を代表する千体地蔵です。正確には1,800体ほどです。約200年ほど前に境内の竹やぶ開墾の時に、土中から出現されたものを現在の位置に並べれられてものです。
楢原氏は南北朝の戦いのとき、南朝に味方していた楠木正成公のため一族を引き連れて参戦しています。その戦いに行くとき、一族は身代わりのため石仏を彫って菩提寺だった九品寺に奉納したのが、いまに伝える千体石仏です。


















灯籠の上に、フクロウが。


  


本堂の上のほうから。


彼岸花で知られる九品寺ですが、寺の北東に咲いています。































説明文は御所市観光ガイドを参考にしました。


九品寺を後にして・・・。

葛城坐一言主神社( かつらぎにいますひとことぬしじんじゃ)


葛城の大神、一言主神は日本書紀などによると雄略天皇と争ったとされており、葛城氏と大和朝廷の対立が偲ばれます。 地元では「一言さん(いちごんさん)」として親しまれ、どの様な願い事でも一言の願いならばかなえてくれると信じられています。境内には推定樹齢1,200年の大イチョウや松尾芭蕉の句碑などもあります。

近くの棚田で。









  


葛城坐一言主神社、説明は、公式サイトを参考にしました。

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