保健福祉の現場から

感じるままに

介護報酬改定マイナス改定の衝撃

2014年10月10日 | Weblog
キャリアブレイン「「事業所が半分つぶれる介護サービスも」- 日慢協・武久会長、財務省の改定案に」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/43968.html)。<以下引用>
<日本慢性期医療協会(日慢協)の武久洋三会長は9日の定例記者会見で、財務省が来年4月の介護報酬改定をマイナス改定にすべきと提案している点について、「仮に報酬を6%一律に下げるとしたら、事業所の半分がつぶれてしまうサービスだって出てくる」と述べ、大幅なマイナス改定を目指す動きを強くけん制した。また会見では、疾患別リハビリテーションの廃止などを含む「リハビリ提供体制の抜本改革への提言」を発表。近日中に厚生労働省に提出する方針も示した。>

キャリアブレイン「介護報酬、9年ぶりマイナス改定を提案―財務省」(http://www.cabrain.net/management/article.do?newsId=43954)。

介護報酬改定マイナス改定の動向は、保険料上昇の抑制につながるのであるが、一方で、介護サービス事業所にとってはまさに衝撃であろう。管内の介護現場からは介護スタッフ不足を聞いており、さらに拍車がかからないか、懸念される。一律引き下げではない工夫はないものであろうか。そういえば、けあzin「都道府県別介護費支出目標 - 社会保障あれこれ vol.1」(http://www.caretomo.com/carezine/article/33/146/)と出ていた。現在、各自治体では来年度からの第6期介護保険事業計画を策定中であり、ますは、各自治体における介護保険運営状況の認識を高めたいものである。また、保険局「国保データベース(KDB)システム」(http://www.kokuho.or.jp/hoken/public/lib/kdb_manual_ver.1.1.pdf)、老健局「地域包括ケア見える化システム」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/sankou5_1.pdf)は、介護保険事業計画、高齢者保健福祉計画、健康増進計画の一体的推進の重要な分析ツールになるはずであるが、どれほど活用されているであろうか。
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