保健福祉の現場から

感じるままに

マイナカード活用した救急業務

2024年04月25日 | Weblog
R6.4.25CBnews「医療DXで「医療の質が完璧に良くなる」厚労相 日本健康会議のフォーラムで」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240425203113)で「電子カルテ情報の共有が進んだ場合のメリットとして、旅行先で体調が悪くなった人がマイナ保険証を医療機関に提示すれば、受診歴がなくても医師が既往歴を把握し、最適な治療を行える」とある。R6.3.12NHK「救急搬送時にマイナンバーカード活用5月から実証実験開始」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240312/k10014387511000.html)が報じられているが、救急業務のあり方に関する検討会(https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-118.html)のR5.3.2「マイナンバーカードを活用した救急業務の 迅速化・円滑化に向けた検討」(https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/03/shiryou1.pdf)p19「全国的な運用に向けた検討」では「令和7年~順次本格運用」であり、まだまだ先のようである。全国保険医団体連合会「シリーズ・救急搬送時のマイナ活用を検証する」(https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2024-03-16-4/)をみると、現状では課題が大きいようである。R6.4.19日刊ゲンダイ「救急搬送された患者への処置は大きく3つのパターンがある」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/280312)の「救急搬送された際、生活習慣病や持病の状態、さらにはお薬手帳があればそれを救急隊に伝えることで、医療機関側が適切な処置を選択しやすくなり、助かる確率をアップさせることができる」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/280312?page=5)がマイナカードで円滑に行われるようになるのはいつ頃になるであろうか。厚労省「マイナンバーカードの保険証利用でみんなにいいことたくさん!!」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html)には「マイナカード活用した救急業務」は示されていない。ところで、R6.4.24保険医団体連合会「【河野大臣・マイナ保険証呼び掛け文書】保険証廃止を進める政府方針そのものが不適切」(https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2024-04-24/)が目に止まった。
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