保健福祉の現場から

感じるままに

機能性表示食品による健康被害

2024年08月30日 | Weblog
R6.8.30朝日「機能性表示食品、どう変わる? 二つの義務化で安全性は」(https://www.asahi.com/articles/ASS8X2GM8S8XUTFL00DM.html?iref=pc_apital_top)。

R6.8.27「「機能性表示食品等に係る健康被害の情報提供について」等について(周知)」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2024/240829_5.pdf)p1「「いわゆる「健康食品」・無承認無許可医薬品健康被害防止対応要領について」(令和6年8月23日付け健生食監発0823第4号・医薬監麻発0823第1号)の別紙様式(情報提供票)に則り、「症状」、「詳細(診断名等)」、「重篤度」等の情報提供を行う上で必要な情報を、診断した医療機関へ聞き取りを行いますので、適宜ご協力いただくほか、管轄の保健所による調査に対してご協力いただくよう、貴会会員へ周知をお願い申し上げます。」とされており、食品「医師・医療機関向け情報」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/iryou/index.html)でも周知される必要がある。それにしても、国立健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報(HFNet)」(https://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/hf.html)の「素材情報データベース(仮サイト);●現在、メンテナンス中です ●有効性情報は、仮サイトにて、情報公開します」から変わっていないことについて、R6.4.12NEWSポストセブン「【紅麹問題で高まる消費者不安】厚労省所轄「国立健康・栄養研究所」ホームページから健康食品の「安全性」に関する情報が不自然に消えていた」(https://www.news-postseven.com/archives/20240412_1955879.html)で「厚労省に聞くと「情報が削除されていることは確認している」(担当者)と認めたが、その経緯や理由については「調査中で回答できない」の一点張りだった。」「その後、データベースを公開する国立健康・栄養研究所に確認すると、2023年3月以降、「安全性」情報が削除されたことがわかった。」とあり、おかしい。R6.6.7President「このままでは「サプリによる死亡事故」は防げない…機能性表示食品の「悪質な売り文句」を国が黙認する根深い事情 消費者の安全より「6000億円の市場」を優先している」(https://president.jp/articles/-/82416)で「食品安全委員会の専門家が「安全性を確認できない」と判断した物質が、機能性表示食品においては事業者自身の「安全だ」という判断のみで市販に至っている、というような問題も一顧だにされていません。」(https://president.jp/articles/-/82416?page=3)とあり、R6.8.1現代「「自然由来」「無添加」でも健康被害が起きるのはナゼ? 小林製薬「紅麹」問題でわかった《サプリ・健康食品》の恐ろしすぎる落とし穴」(https://gendai.media/articles/-/134787)の「機能性表示食品は医薬品と異なり、事業者が安全性と機能性に関する科学的根拠などを消費者庁に届け出れば、審査を受ける必要は一切ない。」と「機能性表示食品」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/)の枠組みが変わらないのであれば、せめて情報公開を徹底すべきである。
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