保健福祉の現場から

感じるままに

気になる医療機関経営

2021年03月29日 | Weblog
医療保険部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126706.html)のR3.3.26「医療保険制度における新型コロナウイルス感染症の影響について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000759483.pdf)p16「11月は、入院・入院外ともに「0歳以上5歳未満」「5歳以上10歳未満」層の減少幅が大きくなった。」、p18「、「循環器系の疾患」が10⽉はプラスであったが、11⽉は▲7.0%に減少」、p19「10⽉はプラスに寄与していた「⼿術・⿇酔」が11⽉には▲0.5%とマイナスに寄与」が目に止まった。R3.3.26「医療保険制度における新型コロナウイルス感染症への対応について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000759484.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000759486.pdf)に出ているように診療報酬等でも様々な対応がされているが、R3.3.25Web医事新報「【識者の眼】「人件費を削りますか?」武久洋三」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16846)の「コロナ禍で経営が傾くと、すぐボーナスを支給しないという選択をする大病院もあるし、統計では半分近くの病院が2020年冬の賞与を減額している」も受診控えによるであろう。がん対策推進協議会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-gan_128235.html)のR3.3.11「新型コロナウイルス感染症下におけるがん診療実施状況の変化について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000751178.pdf)p3「大腸癌切除症例」、p8「胃癌切除症例」では手術件数が落ち込み、p5、p9ではStageが進行していることがわかる。R3.3.11「新型コロナウイルス感染症下におけるがん検診受診状況の変化について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000751177.pdf)の「がん検診受診の落ち込み」も影響している可能性がある。R2.12.4「新型コロナウイルス感染症患者受入れ医療機関の支援に関する総合相談ダイアルの設置について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000701872.pdf)が出ているが、R2.11.13PRESIDENT「「医者は騙しやすい人種」コロナ禍にヤクザに乗っ取られた病院の末路」(https://president.jp/articles/-/40417)のようなことは絶対に防がなければならない。R2.10.9「医療機関の必要な受診に関する周知依頼について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2020/201014_5.pdf)が発出され、厚労省「上手な医療のかかり方.jp」(https://kakarikata.mhlw.go.jp/index.html)で「健康に不安がある時は、まずはかかりつけ医・かかりつけ歯科医に相談しましょう。」とあるが、R2.7.21厚労省「地域で新型コロナウイルス感染症の患者が増加した場合の各対策(サーベイランス、感染拡大防止策、医療提供体制)の移行について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000651071.pdf)p5「重症化しやすい方以外の方であれば、新型コロナウイルスに感染しても症状が軽いことが多いため、通常の風邪と症状が変わらない場合は、必ずしも医療機関を受診する必要はない」の当初の受診抑制が効きすぎた感じかもしれない。R2.4.30Business Journal「加藤厚労相「4日間自宅待機は誤解」」(https://biz-journal.jp/2020/04/post_154931.html)の頃とは違うであろう。
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