保健福祉の現場から

感じるままに

警戒したい鳥インフルエンザ

2024年06月06日 | Weblog
鳥インフルエンザ(https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html)(http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/)(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html)(https://www.who.int/westernpacific/emergencies/surveillance/avian-influenza)に関して、R6.5.31AFPBB「米、鳥インフルエンザ感染3人目 牛からヒトに」(https://www.afpbb.com/articles/fp/3522175)に続き、R6.6.6NHK「鳥インフルエンザ「H5N2型」ヒトへの感染 初めて確認WHO発表」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240606/k10014472651000.html)が出ているが、新型インフルエンザ(https://www.cas.go.jp/jp/influenza/index.html)(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html)に近づいていないとも限らない。新型インフルエンザ等対策推進会議(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin.html)のR5.12.19「新型インフルエンザ等対策政府行動計画の改定に向けた意見」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/flu_2023/flu_iken.pdf)p8「現在でも、高病原性鳥インフルエンザウイルスの鳥からほ乳類への感染が確認されている。WHOは、本年7月の声明で、鳥よりも生物学的にヒトに近いほ乳類への感染により、ウイルスがより容易にヒトに感染するよう適合するおそれがあると懸念を示している。加えて、 一部のほ乳類においてウイルスが混合するおそれがあり、結果として、ヒト・動物いずれにとってもより有害なウイルスの出現につながるおそれもあると警戒を促している。」とある。R6.5.13Web医事新報「【識者の眼】「合意された『空気感染』の定義─コロナ禍の轍をふまない対策を」小倉和也」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24285)の「現在、鳥から乳牛へと広がり人への感染も報告されている鳥インフルエンザH5N1も、空気感染を含めた複数の感染経路を持つことが指摘されている。鳥同士で感染が広まり、米国の乳牛にも広範な感染を示していること、北米の海岸でアザラシなどの群れ単位での死骸が見られることを考えると、同種間で感染が広がっていることは明らか」は警戒したい。わが国の感染症法による届出(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kekkaku-kansenshou11/01.html)では、「鳥インフルエンザH5N1」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-02-07.html)と「鳥インフルエンザH7N9」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-12-01.html)だけが二類感染症で、他の鳥インフルエンザは四類感染症である。R6.1.24共同「中国、鳥インフル感染の女性死亡 春節大移動で拡大警戒」(https://www.47news.jp/10467167.html)で「鳥インフルエンザ(H10N5型)と季節性インフルエンザ(H3N2型)に感染した女性(63)が浙江省の医療機関で死亡したと発表」とあったが、仮にわが国で、「鳥インフルエンザH5N1」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-02-07.html)と「鳥インフルエンザH7N9」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-12-01.html)以外でヒト感染・発症例がみられた場合、「隔離なし・就業制限なし」の通常医療で対応するのであろうか。なお、「WHO surveillance/avian-influenza」(https://www.who.int/westernpacific/emergencies/surveillance/avian-influenza)では高病原性鳥インフルエンザのヒト感染例が長期間にわたって散発的に報告されているが、今のところ爆発的な「ヒト-ヒト感染」はみられていない。R3.1.27東洋経済「感染力高い変異種の病原性「弱いはずがない訳」 インフル研究の第一人者が見るコロナの先行き」(https://toyokeizai.net/articles/-/407734)の「動物から人に感染を始めたばかりの新型コロナウイルスが、いきなりこれほど人に適合して中国・武漢で見られたような効率のいい感染爆発を起こすとは思えない。」(https://toyokeizai.net/articles/-/407734?page=3)と感じる専門家が少なくないかもしれない。新型コロナウイルスは「SARSコロナウイルス」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-02-04.html)や「MERSコロナウイルス」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-12-02.html)とも全く異なる経過のように感じられるかもしれない。ところで、R6.5.30Reuters「米、モデルナの鳥インフルワクチン試験に資金提供で合意間近=FT」(https://jp.reuters.com/world/us/SAN4DRP42VMDVNNABZCBAYJKRU-2024-05-30/)、R6.6.6healthday「鳥インフルエンザmRNAワクチン、動物実験で有望な結果」(https://healthdayjapan.com/health-news/2024/06/06/bird-flu)が報じられており、少々不気味かもしれない。
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