保健福祉の現場から

感じるままに

生命維持治療終了

2024年06月19日 | Weblog
R6.6.19Web医事新報「【識者の眼】「救急・集中治療終末期ガイドライン改訂⑤─生命維持治療終了時に必要な緩和ケア」伊藤 香」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24533)の「生命維持治療の終了が選択された後に必要となる緩和ケアに関して、日本の医療現場では十分浸透していない状況」が目に止まった。「かんわとーく」(https://kanwatalk.jp/)の教材リソース(https://kanwatalk.jp/resources/)では一部が公開されているが、日常臨床では欠かせないツールのように感じる。ところで、2006(平成18)年3月の事件(http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/15th/06-342.html)から18年経ったが、「日本尊厳死協会」(https://songenshi-kyokai.or.jp/)のリビング・ウイル(https://songenshi-kyokai.or.jp/living-will)も参考に、「人生会議」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html)を推進したい。以前、救急業務のあり方に関する検討会(https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-48.html)の「傷病者の意志に沿った救急現場における心肺蘇生の実施に関する検討部会報告書」(https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-48/01/shiryou6-2.pdf)p1「平成30年7月1日現在で396消防本部(全体の54.4%)は対応方針を定めていない」とあったが、最近はどうであろうか。R6.3.18NEWSポストセブン「【延命治療の実情】日本では「家族の意向」が優先されるケース多数 重要なのは「自分の意思」を事前に伝えること」(https://www.news-postseven.com/archives/20240318_1948058.html)、R6.3.18NEWSポストセブン「延命治療を受ける患者と家族に求められる「理解と覚悟」 原則として「一度始めた延命治療はやめられない」」(https://www.news-postseven.com/archives/20240318_1948059.html)などの報道をみると、はたして現状のままで良いか、考えられても良いように感じる。
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