京都の四条通が「祇園祭」でにぎわう夜。ミモロは、東京のお友達を「千本えんま堂 引接寺」の「風まつり」に案内しました。
「風まつりってなぁに~?」とお友達。「あのね。風の涼しさを感じながら、夜、閻魔さまの前で、身の穢れを祓っていただき、ご先祖様に感謝するの~」とミモロ。
毎年、7月1日から15日まで、夜18:00からの受付で、小野篁が閻魔さまのもとに行く時間の19:00から本堂のご本尊、閻魔法王像の特別開帳をして、参拝者のご祈願成就の法要を行います。
「こんばんは~今年も伺いました」とミモロ。「いらっしゃい~ミモロちゃん、7月のカレンダーいつも見てますよ」と庵主さま。
そう、今年の「ミモロカレンダー」の7月は、ここ「千本えんま堂」の梶の葉をもつ姿です。
ミモロとお友達は、「風まつり」の受付を済ませると、まず梶の葉にお願いごとを書き入れます。その梶の葉は、本堂の閻魔法王のお力をいただいた後に、奉納するのです。
境内にある梶の木の大きな葉っぱにマジックでお願いごとを書くミモロ。「何書いたの?」とお友達。「う~んヒミツ」とミモロ。この葉は、墨でも文字が書けるそう。そして1日経つと、乾燥してチリチリになり、何を書いたか外側からはわからなくなります。
ミモロたち参拝者は、本堂で大きな閻魔法王像の前で、ご祈祷に参列。「すごい迫力ある閻魔さま~」と
ビックりするお友達。夜の御開帳は、赤くライトアップされた閻魔法王像の迫力はさらにアップ。ミモロもちょっとギョッとする眼力で見つめられるのです。
毎回、「風まつり」の参加者は、20名まで。前日までに予約をします。
本堂でのご祈願が終了すると、梶の葉を綱につるします。
「これでミモロのお願い成就するよね~」
境内にある別棟の「小野篁像」と「地蔵像」にも参拝しました。
ここでちょっと休憩。お寺が用意してくれた甘茶とお菓子をいただきます。
「ほんのり甘いお味~美味しいね」と疲れを癒すお茶の味。
さて、それから参拝者は、お座敷のある建物で、聞香を体験しました。
「去年も参加したんだ~」とミモロ。
一番前の席に座って、庵主さまの所作を拝見。
今回は、「ふ・や・う」と3文字を頂いた3種類のお香を聞いて、その香りを記憶して、4番目のお香が、3種類の内のどれかを当てる趣向です。
「え~と、これが1番目ね~」クンクン・・・
「こうやって、お香の薫りを聞いてください。ここでは、お香を楽しむための、基本的なお作法だけ体験してくださいね」と。
「こうするのかな?」
とミモロも庵主さまの所作をマネします。
3種類のお香を次々に聞いた参加者は、いよいよ4番目のお香を聞いて、その頭文字を短冊に書き入れます。
「え~とこれは~」クンクン。
真剣に香りを聞くミモロ。
「う~ん、う~ん」と何やら悩むミモロ。「わかんなくなっちゃった~」と。
ミモロは、一文字を短冊に書き入れます。「はい、今回は『や』で、2番目の香りでした」と。
「わ~ん、ハズレちゃった~。ネコとして恥ずかしい」と顔をうずめるミモロ。
「いいんですよ~外れても…お香を楽しめば~」とみんなに慰められるミモロでした。
最後に、参加者には、小さな御朱印が渡されました。「これ特別なんだって~」と、素敵な記念になりました。「どうもお世話になりまsた」と庵主さまにご挨拶するミモロ。「よく参拝されました」と庵主さま
お友達は、閻魔さまのおみくじを購入。「これ可愛いんだよね~」とミモロももっているおみくじです。
明日、今年最後の「風まつり」のご祈願が行われます。参加料は一人2000円です。
*「千本えんま堂 引接寺」の詳しい情報はホームページで
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