ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

6月10日まで京都で開催される「どんぐり風呂 コノミノコノミ展」木の造形家、大矢一成さんの個展へ。

2012-05-31 | アート

「どんぐりがいっぱいの個展があるの…きっとミモロちゃんが気に入ると思うわよ」と、ある日お友達からのメールを受けたミモロ。「どんぐりがいっぱいだって…なんだろ?」と、興味津々。

さっそくその個展に行くことに…

その個展とは、木の造形家の大矢一成さんの初の個展。
その名の「どんぐり風呂 コノミノコノミ展」です。
6月10日(日曜)まで、京都の町中の「GALAERIE h2O」で開催されています。富小路通を三条通から少し上がったところにあるギャラリーで、富小路通からは、細い路地を通り奥の方に進むと、洒落た日本家屋が。
そこが、今回の会場です。

京都市立芸術大学漆芸科大学院を卒業した大矢一成さんが、今回、発表するのは、木のはじめとなる「どんぐり」の造形です。

展示スペースの中心には、大きなバスタブにどんぐりがいっぱい。

あら?ミモロの姿がありません。「ここだよー」と声だけが…。(どこにいるか、わかりますか?)

なんとミモロは、どんぐりの中に。

ケヤキ、ナラ、イチイ、メープルなど、20種類ほどの木から作られた大小さまざまなサイズのどんぐりが、いっぱいバスタブの中に入っています。

「いろんなどんぐりがあって、どれもすごくかわいいんだー」とミモロ。さぁ、そろそろお風呂から上がってください…「うん、いい湯だったー」と、言いながら、ドングリの中から、出てきました。

コノミノコノミ展というサブタイトルが示すのは、自分の好みの木の実を見つけて欲しい…との思いから…。

バスタブから出たミモロは、会場を訪れたゲストと一緒に、好みの木の実を探すことに。

しばらくあれこれ悩んだ末に、「これにしよう…」と、ミモロが選んだのは、中ぐらいのサイズのパデュークというアフリカ産の赤っぽい木でできた木の実です。この木の実(どんぐり)は、会場で購入できます。小さいものは1000円から、大きなものは5000円ほど。ミモロのは、2500円でした。

「木の存在感に心惹かれるんです」という大矢さん。自然の営みの中で、木のもつ役割を感じているそう。
「大地の水を吸い上げて、蓄え、また酸素を出したり、人や動物が憩う木陰を作ったり…木材は、人間の家や家具になったり…。木の実は、動物の食糧になるし、そこから芽を出して、大きな木になり、動物の住みかになることも。木そのものの存在が素晴らしい…」と。

今回の個展は、木の実(どんぐり)から始まる、木の命の尊さと、パワーを感じされるもの。

「これって、どんぐりから、芽がでたところでしょ?」
「あれ?これ、竹トンボになってるんだー」とミモロは、手で茎の部分を廻してみます。

竹トンボは、クルクルと回転しながら、フワリと宙に舞いました。

その芽が、飛んでいって、町の中に落ちて、そこにどんぐりが根をおろし成長して行く姿が、都会のビルをイメージさせる形で表現されています。「どんぐりのビルだね…」


会場の半分は、和室の設え…。ミモロは、そこの作品を見に、移動します。
「ヨイショ・・・」靴を脱いで、和室に…。

床の間には、細い木で作られたヤジロベエが。そのそばに「あ、羽根が落ちてるよ…」と。よーく目を近づけて見ると…「あれ?これも木でできてるースゴイ」
繊細な羽の質感、そして色合いが、木の自然な色と薄く削られた技で巧みに表現されています。

他にも、どんぐりのコマや堂々とした風格漂う大きなもの、カワイイきのこなど、さまざまな作品が。


「本物のどんぐりみたいだったねぇー。どれもすごくカワイイんだー」と、購入したどんぐりを抱えて嬉しそうなミモロです。

ぜひ、あなた好みのどんぐりを見つけませんか?見ているだけで、しあわせな気分になり、また手の平にのせると、愛おしさがつのる…そんな優しさにあふれた大矢さんのどんぐりです。

*大矢一成個展 「どんぐり風呂  コノミノコノミ展」は、6月10日(日)まで12:00~19:00(最終日は17:00)月曜休み 会場:h2O 京都市中京区富小路通三條上ル福長町109 電話075-213-3783 地下鉄東西線「京都市役所前」徒歩10分




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金戒光明寺の塔頭「西翁院」で過ごす、静寂のひととき。心和む愛らしい仏像たちと共に。

2012-05-30 | 歴史・史跡
「愛らしい仏像を見に、大本山金戒光明寺の塔頭「西翁院」を訪れたミモロ。

京仏師の樋口尚鴻さんのさまざまな作品を落ち着いた風情漂う中で拝見しました。


さて、ここ「西翁院」は、天正12年(1584)に、藤村源兵衛西翁院崇徳居士により、光誉清玄上人を開祖として、創立されました。本尊には、阿弥陀如来をお祀りしています。

ここで有名なのが、重要文化財になっている「反古(ほろぐ)庵」というお茶室。
藤村庸軒によって、貞享2年(1665)ごろに建てられたもので、山にあるため、はるかに淀や山崎方面を望む景勝地にあるので「淀看席(よどみせき)」とも言われています。
「あ、京都タワーがみえるよー」とミモロ。視線のはるか先に、小さく尖った姿を見ることができました。

茶室を作った庸軒は、藪内家に学び、古田織部の流れをくみ、さらに小堀遠州や宗旦に従い、後に庸軒流として茶道の一家をなすことに。

「反古庵」は、書院式の傾向と侘形式を併せ持ち、一方、織部の弟子、笹屋宗貞の茶室を模したことから、茶室「宗貞囲の席」とも言われています。

「茶人のお寺だから、趣があるんだねー」とミモロは、お寺の中を興味深そうに見て回ります。


「わー大きな蹲…」
「お庭の雰囲気も趣があって茶人好みだねぇー」と。



「あちらでお茶をどうぞ…」と言われ、ミモロとお友達は、奥の茶室へと向かいます。
お茶をいただくのは、茶室に隣接するお座敷。そちらも素晴らしい造りです。


「どうぞ奥へ…」「えーミモロは、お正客は無理…あのーちょっと後ろにお願いします」と。

「御菓子をどうぞ召し上がれ…」「ハイ、頂戴致します・・・」
京都に暮らしてから、ミモロは、たびたびお茶席に、だからかなり落ち着いています。

お抹茶を頂戴し「結構なおふくかげんで…」と挨拶も。


「とても落ち着いたお寺だねー。普段公開されてないのが、残念…」とミモロ。

「今度、また一緒にどこか行きましょうね…」と、お友達の人見さん。
「うん、またね…。あ、今日は、可愛らしい仏像に出会えたし、美味しいお茶も頂いたし、ほんとステキな雰囲気だった…」ミモロの心は、しあわせ感でいっぱいに…。足取りも軽いミモロです。



*「西翁院」京都市左京区黒谷町  普段は、公開されていません。でも、その周辺には、うさぎみくじで人気の「岡崎神社」や、紅葉の名所「真如堂」などもあり、散策にはおすすめの場所。細道をたどる楽しさも味わえますよ。
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愛らしい童子、穏やかな表情の仏像たち。西翁院での京仏師、樋口尚鴻(ひぐちしょうおう)さんの個展。

2012-05-29 | アート
「可愛らしい仏像の作品展があるの…ミモロちゃん一緒に行かない?」と、5月のある日、お誘いを頂いたミモロは、作品展が開催された大本山金戒光明寺の塔頭「西翁院」へ向かいます。

お寺があるのは、平安神宮の北東に当たる黒谷町。市街地を見渡す山の一角にあるお寺です。
お友達といっしょに、丸太町通から、トコトコと坂道を上って、7分ほどの場所が目指す場所。
地元の人や、お墓参りなどに訪れる人が通る道は、観光客の姿はなく、静かさが漂っています。


というのは、この「西翁院」は、ふだんは非公開のお寺。
門には、しっかり看板も。
でもその日は特別…このお寺に縁のある京仏師、樋口尚鴻さんの個展が開催されるので、中にはいることができました。

「可愛らしい仏像って、どんなだろ?」と、ミモロの心は弾みます。

「お邪魔しまーす」とミモロは、お玄関から本堂の中へ。さりがなく飾られた花がお出迎え。

「わーホント、小さな仏様がいっぱい…」と本堂に展示されている作品を見て、おもわず声が。

ほっぺのふくらんだ愛らしい表情は、見る人の心にそっと寄り添うよう…。作品は、作者にどこか似てくるもの・・・作者の仏師 樋口さんと奥様のにこやかな表情は、やはり作品にそのまま映されているように感じます。
樋口さんの仏像は、一木造り。一本の木からさまざまな表情で生まれてくる仏様です。伝統的な様式の仏様のほかに、穏やかな表情の童子などが、樋口さん独特の世界を表現しています。

「あ、小さなウサギが頭に乗ってる仏様がいるよー」とミモロ。
「玉兎観音像」で墨絵の作品にも同じモチーフが登場します。


「玉兎」(ぎょくと)は、仏教や道教の影響を受けた伝説に登場する月に住むウサギ。役に立つため、身を犠牲にした健気なウサギを、月に住まわせたという伝説に由来するもの。「へーこのウサギさんは、かわいいだけじゃないんだー。人のためによーく尽くしなさいって意味をあるんだね…」と、ウサギを見る目が変わったミモロです。

「西翁院」のさまざまな場所に置かれた作品は、その場の雰囲気をいっそう温かにしているよう。


緑が、清々しいお庭にも、小さな童子の姿が…。
何かを祈っている姿は、無垢な清らかさと健気さが漂っています。

「あれー飛んでる子がいるー」とミモロが見上げたのは、木に手ぐすでつられた童子。
まるで空を舞うように見える姿です。

木像のほかに墨絵も多数展示されていました。

「どうだった?本当に、心が丸くなるような感じになる仏様たちでしょ」と、前回の個展も訪れたという方。
「ハイ。なんか、やさしい気持ちをいっぱいもらったみたいです」とミモロの顔にも、笑みが浮かんでいます。




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セロリとパセリの花って知ってる?・・・ベランダに咲いた小さな花たち。ミモロのガーデニング

2012-05-28 | 癒し

今日は、お出かけをしないで、ベランダのフラワーポットのお花の世話をするミモロ。


ミモロは、お花の世話が得意。京都に暮らし始めてからも、ベランダでいろいろな花や野菜を作っています。

「ねぇ、ほらセロリに花が咲いたよ」
ベランダのフラワーポットに昨年植えたセロリは、京都の寒い冬に、他の植物が枯れたにもかかわらず、元気に年を越していました。「強いねぇー」と感心したミモロは、そのまま世話を続け、ついに花まで咲かせました。白い小さなお花です。

セロリは、セリ科の植物で、オランダミツバと言われ、日本に入ったのは、1800年代とか。オランダ船により持ち込まれたそうですが、香りが強いため普及せず、栽培されるようになったのは、洋食が一般化してからのこと。また一説には、加藤清正が朝鮮出兵の時に、日本に持ち帰ったとも言われ、清正人参と呼ぶことも。

「こっちももうすぐ咲くみたい…」と、ミモロが楽しみにしているのが、パセリ。こちらも、栽培して1年を越しました。冬場は、葉が弱り少なくなりましたが、春になって、元気が復活。青々とした葉を茂らせています。
やはりセロリ同様に、小さな白い花をつけています。


パセリもセリ科の植物で、古代ローマの時代から、料理に利用されていたそう。日本では、やはり洋食の普及で一般化しましたが、どうも添え物というイメージが強いパセリです。でも、多くのビタミンやカルシウム、マグネシウム、鉄分を含み、食物繊維も多量に含有し、野菜の中でも、栄養価の高いもの。お皿に残すには、もったいない野菜なんです。

「セロリやパセリのお花って、どこかで見たことがある…」とミモロ。お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、実はニンジンの花に似ているんです。それもそのはず、ニンジンもパセリ、セロリと同じセリ科の植物。つまり仲間なんですね。

「確かに、葉っぱをよく見ると、どこか似てる感じがしないでもない…」。
みんな、とても栄養価が高い野菜です。

今年、ミモロがフラワーポットに苗を植えたのは、昨年、たくさん実ったシシトウ。

そして、新たにローズマリーとシソも・・・

「ローズマリーは、お肉を焼くときに使うの・・・。しそは、お素麺を食べるときの薬味に・・・」と。すべて食べ物に関係する植物でした。

さらに「夏が楽しみなんだー」というのが、ミントです。
まだあまり茂っていないミントですが、夏には、きっともっと大きくなるはず・・・。
「あのね、これで生ミントを使ったお茶を飲みたいんだー」とミモロ。


さすが食べることに熱心なミモロ、植える植物も、やはり食べることに関係したもの…。

「ヨイショーウー」と何やら体重をかけて作業をしています。ミモロ何してるの?
「あのね、雑草を取ってるの…」シャベルを持ち出し、はえた雑草取りも一生懸命に…


「食べられる植物ばかりじゃないのー。カワイイお花もあるんだから…」と

すでに東京にいた時から育てている小さなお花は、今年も咲きました。

「あのね、これは、東京にいた頃に、近くの公園で拾ったドングリ。ほかこんなに大きくなったんだよー」
ミモロは、種から植物を育てるのが大好きで、ドングリもそのひとつ。
半年近く世話をしているドングリは、今では、しっかり苗に。

「さぁ、お水をやらなくちゃ…」

毎日、欠かさずお花やハーブの状態を観察しては、お水をやっているミモロです。

ミモロ、お花を上手に育てるコツはなに?
「うー特別なことはしてないけど、お水を欠かさないことと、それから、お花にお話しするの。『大きくなあれ…』って・・・あとは・・・まぁいろいろお話してるけど・・・」と。

今日も、なにかお花に話しかけているミモロでした。




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京都大学で味わうフレンチ「レストラン ラ・トゥール」。大学関係者でなくても利用できるステキな店

2012-05-27 | グルメ
「今日は、天気がいいから、ちょっと足を伸ばして、ランチに出かけよう…」とミモロが向かったのは、吉田山の近くにある京都大学吉田キャンパスです。
大学にランチに行くの?「そう、大学のキャンパスの中に、誰でも利用できるおしゃれなレストランがあるんだって…学生さんになった気分が味わえるかも…」とミモロ。

広い敷地をもつ京都大学の吉田キャンパスの中で、一際目立つ、時計台へと進みます。

ここは、大正14年(1925)に建設された京都大学を象徴する時計台で、2003年12月に創立百周年記念事業の一環として、外観のイメージはそのままに免震構法などを取り入れ、改修されたところです。今は「京都大学百周年時計台記念館」と呼ばれ、中には、ホールなどがあり、学術や国際交流の場として、さまざまな企画などが行われています。

その1階の西側にあるのが、「レストラン ラ・トゥール」というフレンチ料理店です。
もともと京都の町に本店をもつフランス料理店で、京都だけでなく東京の大学にもオシャレなお店を展開しています。

店内は、高い天井や大きな窓、クラシックなイメージのインテリアの設えで、歴史ある大学の雰囲気を、上手に表現しています。

ここには、京都大学の教授などさまざまな大学関係者をやってきて、ランチやディナーを楽しまれますが、地元のマダムや、観光客など一般の人も気軽に利用する人気のレストランなんです。

ミモロは、さっそくランチメニューから、前菜、メインディッシュ、デザート、パン、コーヒーがセットされた一番小さなコースを選びました。ランチは、この1575円のコースから3675円まで、3種類のコースから選べます。
「早く来ないかな…」と、待ちきれない様子のミモロです。

間もなく、ミモロの前には、前菜のプレートが。

次に、ミモロが選んだメインディッシュのお魚料理が登場しました。
「いろいろな料理が楽しめて、いいねぇー」とミモロ。

最後のデザートも時間をかけて、いただきました。

「なんかちょっと贅沢な時間を過ごした感じ…今度はお友達を誘って来よう…」
「ぜひ、またいらしてくださいね」とレストランのスタッフの方の優しい笑顔に見送られたミモロです。

「大学の中で、こんなに美味しいフレンチが食べられるなんて…」と感激の様子。

「ちょっとお買い物しちゃおう…」と、ミモロは、同じ建物の1階にある売店「京大ショップ」へ。大学の売店と言っても、スーパーマーケットのような規模。その一角に、京都大学オリジナルグッズのコーナーを見つけました。

そこで、京都大学のノートと「なめんなよ京大飴」という金太郎アメを購入。

「これでお勉強すると賢くなれるかな?京大って書かれた飴もなめちゃおう…ペロペロ…京大を受験する人には、おすすめかもね…」と。でもあまりなめてかかっちゃ駄目よ…「ハーイ…ペロペロ」
キャンパスの芝生に座って、飴をなめながら、学生気分を味わうミモロです。

京都大学の吉田キャンパスは、だれでも見学ができます。キャンパス内には、ほかにもカフェをはじめ、博物館や、公開講座なども・・・・。キャンパスの西側にある大学内の本屋さんの品揃えの豊富さにビックリ。
観光地だけなく、訪れたい、ミモロおすすめの場所のひとつです。


*「レストラン ラ・トゥール」を含む詳しい情報は、「京都大学」のホームページをご覧ください。


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