ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「祇園祭」の「後祭」。再び立ち並ぶ山鉾。心ワクワクの曳き初め

2018-07-23 | 祭事・神事・風習

「わ~いよいよ祇園祭の後祭りだね~」と、ミモロはまた四条通から新町通に向かいました。
そこには、「後祭」の山鉾がすでに姿を見せています。
「北観音山」「南観音山」

「後祭って、八坂神社のお神輿が神社に戻る還幸祭のために町を清めるんだよ~」とミモロ。
24日に行われる「山鉾巡行」は、全部で10基の山鉾が、御池通から河原町通、そして四条通を巡ります。
「前祭の山鉾巡行とは逆回りなんだよ~」。すでに7回祇園祭を見ているミモロです。

ミモロが訪れたのは、山鉾の曳き初めの日。この日だけ、だれでも山鉾の綱を持ち、曳くことできるのです。
「本番は、女性は触っちゃいけないの・・・。ミモロも女の子だからダメなの~」

すでに山鉾の周囲には、大勢の人たち。15時に3基の大きな山鉾が一斉に動きます。
「あ、ミモロちゃん、久しぶり~」「あれ、元気だった~」と、写真家のお友達。
今は、他のお仕事も忙しいそう。

「もうすぐ始まるから、ミモロ、大船鉾に行かなくちゃ…またね~」とミモロは、四条通の南側に急ぎます。

「わ~大船鉾だ~」1年ぶりに目にする雄姿。「かっこいい~」と思わず・・・

5年前から山鉾巡行に復活した大船鉾。ミモロは、その姿が復活する前からボランティアでご奉仕している鉾。
「だから思いもいっそうなんだ~」とミモロ。

いよいよ曳き初め。お浄めが行われます、

「わ~もうすぐ出発だ~」ミモロは、綱を握ります。


この瞬間がワクワクするところ。船の形をしている「大船鉾」は、まるで海に出るように、町会から離れてゆくのです。
先頭の音頭取りさんの掛け声で、ギーっと大きな車がきしむ音を出しながら、ゆっくりと進みます。
「かっこいい~、今年も後祭が始まった~」
ミモロは、綱を少し握った後、「大船鉾」の船出は見送ります。
 

「あ、ミモロちゃん、今年もよろしくね~」と毎年、ボランティアのお世話をしてくださる囃子方のお友達。
「こちらこそ~」
「ミモロちゃん、ベテランだから・・・」「うん、任せて~」

「大船鉾」は、新町通の「南観音山」「北観音山」と共に、ゆっくりと進んでいます。

「これ試運転だから、またいろいろ調整するんだって~」すべて縄で結んで組み立てられる山鉾。毎年、微妙に動きが異なるのだそう。それを見極め安全に巡行へと導くのが、大工方のお仕事です。

さて曳き初めは、四条通をちょっと超えると、今度はバックで、町所に戻ります。「あ、戻ってきた~」
  
ミモロも再び、ちょっと綱を握ります。

「本番が楽しみだね~」とミモロ。

23日の10時から16時までミモロは、「大船鉾」でご奉仕をします。ぜひ会いに来てください。 

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