ミモロは、7月11日に東京のお友達を「祇園祭」が行われる「八坂神社」に案内しました。
10日は、神輿洗いも終わり、境内には、3基の大きな神輿が鎮座しています。
「いよいよ祇園祭だね~」。神輿が出そろうと、祭り気分もいっそう高まるよう。
「八坂神社」には、素戔嗚尊を乗せる「中御座」、その奥さんの櫛稲田姫命の「東御座」、そして八柱御子神の「西御座」の3基の立派な神輿があります。
7月15日の宵宮祭に、本殿の神さまたちは、神輿にお移りになります。
「まだ、ここにいらっしゃらないの?」とミモロ。そう、まだ本殿で待機なさっています。
神輿の前には、夜通し番をする神職さんの姿が。
「あさ、7時まで番するんだって~」。
神輿の前には、「祇園祭」で授与される「厄除け粽」もありました。
各山鉾でも用意される「厄除け粽」ですが、「八坂神社」では7月31日まで受けることができます。
「これどうやって食べるの?」と東京のお友達。「あのね。これは食べ物じゃないの。玄関先にお祀りして厄を防いでいただくの~」とミモロ。そう、観光客の中には、「この賞味期限はいつまでですか?」と聞く人も結構います。
ミモロは、「大船鉾」で粽授与を担当するときは、「はい、1年間で来年も来て、新しい粽をどうぞ~」と答えます。
神輿の前に神職さんがいらっしゃるので、夜中でもおみくじが引けるのも、この時期だけ。
「夏だね~」と境内の神輿を見ると思うミモロでした。
「八坂神社」を訪れる必ずお詣りするのが、縁結びのご利益で知られる「大国主社」です。
大国主命をご祭神にする社の前には、大国主命と因幡の白兎の像が…。
「なぁに~」とミモロは、ウサギとナイショ話
「そうなんだ~。わかったミモロにまかせて~」
「あの~うさぎさん、大国主命さまのアドバイスで剥けた皮膚直ったそうです。ありがとうって言ってます」と、シャイなうさぎに代わりミモロがお礼を…
「はい、わかってますよ~」
と大国主命さま。「なんだ、知ってたんだ~」と、世話好きのミモロ。だってもうずっとここに立ってる像でしょ…。
「まぁね~」。ともかく、うさぎと仲良しのミモロなのです。
「八坂神社」の参拝を済ませ、ミモロたちは夜の四条通を歩き、鉾のある烏丸通へ向かいます。
「あ、長刀鉾だ~」まだ骨組みだけの姿ですが、12日は、曳き初めがあり、それまでには前掛などが装着され、美しい姿が、今年も見られることに。
夜の町に姿を現し始めた山鉾。「函谷鉾」「菊水鉾」も建てられました。
「へぇ~すごいね~」と東京のお友達。想像以上の大きさにビックリしています。
「これどこにいつもしまっているの?」とお友達。「あのね~。山鉾は祭りが終わると分解されて、それぞれの保管場所に置かれるの。鉾たての時に、それらを縄だけで組み上げるだよ~」とミモロは説明。
「毎回、組み立てるの大変じゃない?そのまま保管しないの?」と東京のお友達。
「だって、すごく大きいし、このまま保管できないよ~。それに神事のものは、毎回新たにするものなの~」と京都のネコのミモロでした。
「もうお家に帰ろうね~」とミモロ。実は、四条通で久しぶりに購入した「みよしや」のみたらし団子が食べたいのでした。
ここは夜だけの営業で、しかも不定休なので、タイミングが合わないと買うことができません。そしていつも列ができる人気のお店。幸いあまり待たずに購入できたミモロ。「ここの美味しいよ~」とお友達に。
1本110円のみたらし団子は、1本からでも購入可能。
「わ~ミツいっぱいかかってる~きな粉も美味しいんだよね~」
炭火で焼いた香ばしさ。たっぷりミツを付けてパクリ。
「ね!美味しいでしょ…」「うん、美味しいね~香ばしい~」と東京のお友達もうれしそう。
「また、祇園祭案内するね~」。今年も楽しみにするミモロ。「でも昼間は、すごく暑いから熱中症にならないように注意しなくちゃね~」と東京のお友達にアドバイスしました。
巡行は、17日の前祭りの山鉾。週末は、大勢の観光客で、今年もにぎわう京都です。
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