京都の北、「海の京都」で知られる宮津を訪れたミモロ。翌朝もしっかり朝食を頂きます。
昭和香る宿「冨田屋」に宿泊したミモロ達。「1泊2食付きだから、朝食はどこで食べるの?」とミモロ。「駅前の喫茶店が同じ経営なので、そこへ~」と。
宿泊した宿は、まさに「宮津駅」前。宿と通りを隔てた向か側にあるのが、「喫茶サイホン」です。
「わ~なんか雰囲気ある喫茶店だね~。入ってみたかったんだ~」と、前日から気になるお店でした。
「いろんなモーニングメニューがある、どれもリーズナブルだね~」と、その価格とボリュームに驚きます。今回は、宿泊についている朝食なので、卵料理は1種類です。さっそく店内へ。
「こういう喫茶店、いいね~」と、昭和世代のお友達は、みんな懐かしそう。
店内は、まるで昭和にタイムトリップした心地になる設えが…。「あ、ダイヤル式の電話だ~」とミモロ。最近の子供は、この使い方がわからないとか。
「いらっしゃいませ~お好きな席にどうぞ~」とお店のオーナーさん。お父様の時代から、このお店を引き継いでいらっしゃるそう。サイホンで淹れるコーヒーの豊かな香りが、店内に満ちています。モーニングでも、もちろんサイホンで淹れたコーヒーが頂けます。カウンター席で落ち着くミモロ。
「最近のコンビニの自販機のコーヒーとは違うんだ~」とミモロ。ポコポコとお湯が音を立てるサイホン。それをじっと見つめます。
しばらくして、お友達のいるテーブル席にトーストや卵料理のプレートが運ばれました。「ミモロちゃんもこっち~」と呼ばれ…「わ~美味しそう~ボリューム満点だね~トーストもコーヒーも美味しいね~。こういうお店が家のそばにあったら、毎日通ちゃう…」とミモロならずとも思ってしまいます。
「この犬知ってる~レコード会社のマスコットだよね~あれ?プレーヤーの会社のだっけ?」レコードに耳を傾ける姿が懐かしい~。店全体が昭和そのもの。
「最近の喫茶店って、機能的でモダンな感じが多いから、こういう所で、ゆっくり音楽聞きながらコーヒー頂くのいいね~」と。店内には、クラシックの曲が流れ、それにも聞きいってしまいます。
「ごちそうさまでした~また、来たいです~」と手を振ってお店をあとに…「またいらしてくださいね~」と笑顔に見送られたミモロです。
*「喫茶サイホン」宮津市字鶴賀2066-56 ☎0772-25-0850 年中無休 朝7時~夜19時頃まで営業
「宮津駅」のまさに前、「あの電車に乗ると、京都に行けるの?」京都からは、直通電車がないので、「山陰本線」で「福知山駅」から「京都丹後鉄道」に乗り換えて…約2時間かかります。京都からの直通バスの運行も。
「まぁ、京都まで2時間っていうのは、東京なら箱根辺りにいる感じかな?」と、東京出身のミモロ。「お魚美味しいし、観光ポイントもいろいろあるし~住みやすい地域かも…」と。
近年、「宮津」では、移住促進が行われ、全国から若者が訪れているそう。町歩きをしていた時に立ち寄った市の交流施設「前尾記念クロスワークセンターMIYAZU」では、移住や働き方などの情報が集まり、また相談カウンターなどもあります。
2年ほど前からここに来たスタッフさん。「住みやすいですか?」と伺うと、「はい、ちょと冬は寒いですけど…すごく魅力的な地域だと思います」と。都市部の暮らし以外の選択の幅が今は、広がっているのです。
「宮津」のあちこちを歩き回ったミモロ…最後は、やはり魚料理で〆たいもの。そこで、みんなで行ったのは、港に面した観光施設の「宮津天橋立 漁師町ととまーと」です。ここでは、いろいろな店舗が獲れたての魚を使った食事を提供しています。
「きゃ~いろんな魚料理がいっぱい~」
さっきモーニングを食べて間もないのに…しっかり完食したミモロたち。
「宮津って、こんなにゆっくり来たことなかった~京都って広いね~」とつくづく思います。
京都旅というと、どうしても京都市内の観光名所が注目されますが、奈良、滋賀、福井などと府境がある京都には、それぞれの地域の歴史や文化、そして食べ物があり、それらも本当に興味深いもの。ぜひ、足を延ばしてはいかがしょうか?今回、みなさんお世話になりました。「またね~。また魚食べに連れってくださいね~」
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