「暑いよ~」と、家にいるだけでも汗ばむミモロは、お出かけのお着換えをはじめました。
「う~汗でくっついちゃったかも…」
さて、8月9日に向かったのは、京都五条通で毎年開催される夏の風物詩となっている五条陶器市です。コロナ以来、運営も変わり「五条若宮陶器祭」となり、今年で第3回を迎えます。
京都の幹線道路である五条通。東大路通から大和大路通までの区間には、陶器を扱う作家や工房のテントが連なり、その向かい側の陶器店などでは、さまざまな魅力的な作品が並び、しかもお買い得な品も多数出品。陶器好きには、外せないイベントの一つです。
しかし、毎年、この時期は、猛烈な暑さとなる京都。20年ほど前は、多くの人で、通りが身動きできないほど賑わったのですが、近年、その数が激減。また出店者の体力的な負担も大きく、コロナの時期に一時中断され、その後、陶器以外のイベントや種類豊富な飲食など、訪れる楽しみの幅が広がっています。
「この器、いい感じ~」そうはいっても、陶器好きなミモロは、いろいろな器を見るのが楽しくてたまらない様子。
アチコチのテントに足を止めては、お店の方とお話などをしてゆきます。
「でも、やっぱり暑いね~」と汗を拭います。「あ、ここなら涼しいかも…」
今回、目立つのは、五条通に面した陶器店や展示会場が増えたこと。
エアコンがきいた室内で、ゆっくり器選びができるのです。
これは、訪れる人にとっても、また参加する陶器関係者にとっても嬉しいこと。エアコンがきいた場所で過ごして、再びテントのお店を見て回れます。熱中症対策にも効果的かも…。
また、普段は、敷居が高い老舗の陶器店も、表の扉があけ放してあるため、気軽に入ることができました。
外国人観光客の姿も多く、小皿やおちょこなど、小さなサイズの器をお土産に求める姿があちこちに…。
「前は、陶器の野菜や果物などおママゴトの品があったんだけど…なくなっちゃった」と、残念そうなミモロ。毎年、それを買ってもらうのを楽しみにしていた京都の女の子も多かったと聞きます。陶器など家で使う器も時代と共に変化しています。若手の陶器作家さんの作品は、今のライフスタイルを映し出しているようです。
「参拝しなくちゃ~」とミモロが向かったのは、「若宮八幡宮」です。
陶器祭は、この神社の祭りの意味合いも…。参道には、世界の味が楽しめる飲食のテントが連なり、休憩所では、水分補給と共に、珍しい味を楽しむことができます。
「あ、お神輿もある~」
子供神輿の渡御や奉納太鼓の演奏なども期間中行われます。
足利歴代将軍に崇敬された神社で、後冷泉天皇の勅願により、西洞院エリアに天喜元年(1053)に創建。ご祭神は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后。応仁の乱で荒廃し、その後、慶長10年(1605)に現在の場所に。境内には、陶器の神様である椎根津彦命の陶器神社がまつられています。
本殿に参拝するミモロ。
「ここね、神功皇后がご祭神で、永遠の美の神の御利益あるんだって~」と、ミモロ。道理で熱心に参拝していました。
本殿脇には、大きな鏡が…
「自分の心と姿を映し出す鏡だって~」と、鏡に姿を映します。
どう?と聞くと…「うん、少し太ったかも…、水分たくさん取るから、むくんだのかなァ~」あくまでも食べすぎは認めないミモロでした。ともかく、熱中症にならないように、この暑さを乗り切ることが大切!
「そう、しっかり食べなくちゃ!大きなお茶碗買おうかな?」
8月中旬になっても、猛暑が続く京都です。
ミモロラジオの「ネコのミモロの京都くらし」は、毎週木曜日14:30~15:00「ゆめのたねラジオ」レッドチャンネルで聞けます。それ以外の時間は、こちらから…。
https://files.yumenotane.jp/podcast/8-3-4_nekonomimoronokyoutokurasi_20250704.mp3
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