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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都西陣千両ヶ辻の「町家写真館」で、5月5日に「端午の節句展」開催。入場無料 予約不要

2025-04-30 | イベント
GWの京都では、見たいもの、行きたいところがいっぱいです。その一つが…

西陣千両ヶ辻の「町家写真館」では、5月5日に「端午の節句展」です。

事前にミモロは、取材のため伺い、その見どころをお伝えします。
「いらっしゃい~ミモロちゃん~」と、出迎えてくださったのは、写真家の水野秀比古先生と奥様で写真家の歌夕さん。


さっそく中へ。奥行のある町家には、お父様の写真家 水野克比古先生と秀比古先生の京都の四季の美を映した作品がズラリ。


その奥の座敷には、水野家所蔵および寄贈された武者人形などが飾られています。


一般的に、端午の節句には、男の子の成長を願い、勇ましい兜や甲冑飾りなどが飾られます。

武者人形の姿もいろいろ…

「京都の五月飾りって、武者人形が多いね~」と。

どうも武者人形のタイプは、最近はあまり作られないよう。ここに並ぶのは、おじいさまやお父様の時代のもの。

そもそも「武者人形」は、ミモロが、京都に暮らし始めて知ったもの。つまり、東京で端午の節句に飾られる人形といえば、金太郎、桃太郎など、昔話の中の主人公が多かったのです。
「そう、こういうの…」


それも武者人形の種類のひとつと言えますが、京都で見ることが多いのは、実際の武将などをモチーフにしたもの。豊臣秀吉、加藤清正、源義経、源頼朝…そして「神功皇后」です。

「あ、ここにもいらっしゃる~」とミモロがいうのは、京都の武者人形の定番ともいえる「神功皇后」のお姿。

戦場で「神武天皇」を出産。その守役として「武内宿禰」がよく見られます。

「男の子の節句なのに、女の人の武将なの?」と思うミモロ。でも、「神功皇后」は、武運の神として、「祇園祭」の舩鉾や大船鉾のご祭神。京都では、とても馴染みの深い方なのです。武運に男女の隔てはないのでは…。(端午の節句に関する歴史的なお話は、ものすごく長くなるので、ここでは止めておきます。あしからず…)

ここでは、武者飾りに関わるいろいろな種類の武具なども興味深いところです。


「これも欠かせないね~」とミモロが飾りの中で一番、関心を持つのが、粽と柏餅。

これらは、厄祓いと共に、子孫繁栄を祈願する品なのです。
「食べたい~」と、目が真剣…はい、端午の節句になったら、食べられる買ってきましょう。

「ドウドウ~」と言いながら、近づくのは白馬。

「銅像などに登場する馬の姿は、足の上げ具合などで、その戦いの状況などが異なるそうです」と水野先生。「え~そうなの~」とミモロは興味を抱きます。その話も長くなるので…。「あの~乗ってもいいですか?」「はい、どうぞ~」とミモロだけができる乗馬です。

「わ~ピッタリ!ミモロちゃん、乗馬上手なんだ~」と。「まぁね~」と鼻を膨らますミモロ。

あらゆるものがミニチュアになっているのは、雛道具と同じですが、その内容は、武運や厄払いに関わるもので、それらを見るのも、楽しみです。

さて、今年、ここで特別公開されるのは、もうひとつ…

それが、1970年の「大阪万博」で、水野克比古先生が撮影なさった写真。
35㎜フィルムで撮影されたものを、スライドショーで見学できるそう。
 
当時のイキイキとした姿がそこに…。「なんか今とは、勢いが違う~」と。やはり経済成長期の日本を物語る映像。
きっと懐かしい~と思われる方も多いはず。

さて、座敷の奥にある庭には、今、双葉葵が飛び石を隠すほどに繁っています。

「わ~ここの双葉葵元気だね~」とミモロ。

「はい、どんどん繫るんです。種が飛ぶのかなぁ~昨年なかったところにも…」と水野先生。きっとここは、生育環境に適しているのでしょう。「すごい!」と驚くミモロです。

双葉葵の葉が茂ると、「葵祭」が近づいていることを感じます。

5月5日の1日だけの公開です。ぜひ、足を運んではいかがでしょうか。

*「端午の節句展」 5月5日 10時~16時30分 西陣千両ヶ辻「町家写真館」にて。予約不要。入場無料  *普段は見学に予約が必要ですが、5月5日は、開館時間中、いつでも見学可能です。

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大切に使わなくちゃ!多くの人が関わり供給される京都の水道水。「蹴上浄水場のつつじの一般公開で

2025-04-29 | イベント
4月25日~27日に開催された「蹴上浄水場」のつつじの一般公開。

全体には、6分咲きくらいですが、中には、満開のものの。

山の斜面にある浄水場を巡り、その施設を見学したり…。さまざまな仮設テントがある広場でミモロは、次々に見て回ります。
テントには、浄水場の仕組みをゲーム感覚で理解するパネルも…

「琵琶湖からのお水は、いろいろな場所を経て、安全で安心な水道水になるんだね~」

「こんにちは~」と仲良く2人(2匹)で挨拶するのは、京都市上下水道局のマスコットキャラクターの「ホタルのすみと」くんと「ホタルのひかり」ちゃん。

「ホタルって、きれいな水のところにしか棲まないから、キャラクターになったんだね~きっと…」とミモロ。
京都の町中を流れる白川や哲学の道などでは、夏になるとホタルが光る夜が楽しめます。「すぐご近所にホタルがいるって、すごくない??」と。それも京都の魅力のひとつかも…。

「缶バッジ作りませんか?」と声を掛けられ、「はい、作りたいです!」と、さっそくテントへ。
好みの図柄をひとつ選びます。

「どれにしようかな?やっぱりこれだな!」とミモロが選んだのは、先ほど目にした給水車のデザイン。

「はい、こちらへ~」と、缶バッジをプレスする機械のところへ。デザインの紙をセットして、ハンドルを押し下げます。
ギュ~と力を込めて…

「そう、その調子…」。2回それを繰り返し、バッジが完成。


「ブルーのワンピースにも似合いますね~」と優しい笑顔の職員さん。


作った缶バッジを付けて、先ほど訪れた給水車の前で、記念撮影。


「いざ災害が起こると、すぐに給水車からお水もらえないんだって…」と、資料を読んだミモロ。
そう、災害時に優先されるのは、病院など。また、地震などの場合、道路が寸断されたり、車が渋滞したり、避難所などに給水車がすぐには到着できない場合も…。そのために大切なのは、水を備蓄すること。「おうちに帰ったら、お水の準備しようね~」と、今回、学んだミモロです。

広場から、トコトコと山を下りて、本館へ。ここでは、この日、大津の観光案内などが行われていました。

「大津なら、ミモロ、何度も行ってるもん…琵琶湖も、先月も行ったし~」と。

琵琶湖は、京都の水道水の水源。疏水を経て、市内の浄水場に送られます。
「琵琶湖って、大切な場所だね~」と、つくづく思うミモロです。

琵琶湖をことを説明するビデオなども…


「アンケートに答えて、くじ引きしませんか?」との声。「くじ引きだって~」と、それに目がないミモロは、さっそく滋賀県に関するアンケートに記入。「はい、1回、回してください~」と言われ、真剣な顔でハンドルを握ります。
「エイ!」コロン…
白い玉がこぼれ出ました。

「はい、参加賞のシール、どうぞ~」と係の方に渡されたミモロ…「あ、ありがとうございます~う~」と複雑な表情に。実は、すでに他の品はほとんど出てしまい、残るは、滋賀県のお酒を飲むための、ヒノキの枡が2個だけでした。

さぁ、そろそろ帰りましょう…。蹴上浄水場の滞在時間は、1時間ほど。
「いろいろ知らないこと、教えてもらっちゃった~」とミモロ。


安全・安心な水道水のために、多くの方が関わっていることを改めて知って、「水道水、無駄遣いしないようにしなくちゃね~」と。
「ママ、ミモロのお風呂の回数、お水節約するために、少なくしてもいいよ~」と。お風呂の後の脱水機が嫌いなミモロ…。いいの、ちゃんと汚れは取らないと…ミモロのお風呂の水まで節約には及びません。でも、節水は、心がけないとね…。

GWのイベントは、まだまだいろいろ…

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京都の安全・安心の水道水を作る「蹴上浄水場」のつつじの一般公開へ。理解を深めるいろいろな展示など

2025-04-28 | イベント
GWが始まり、京都各所で、さまざまなイベントが開催。そのひとつが、この時期恒例の「蹴上のつつじ
一般公開(4月24日~27日)です。

三条通の地下鉄東西線「蹴上駅」すぐの山沿いにある「蹴上浄水場」は、山を約4900本のつつじやさつきが覆う名所。毎年、この時期になると、普段、立ち入り禁止の敷地内が、一般に公開され、多くの人が、山を彩る花を楽しむことができます。

ミモロも毎年のように訪れ、春のひとときを過ごします。

「ようこそ~」と、京都市上下水道局の職員さんに迎えられ、資料などをいただきます。


京都市には、ここ「蹴上浄水場」のほか、「松が﨑浄水場」「新山科浄水場」の3カ所の浄水場があり、その中で、最も歴史あるのが「蹴上浄水場」です。明治45年(1912)琵琶湖を水源に、日本最初の急速ろ過方式で、給水をスタートしました。
 

年に1度の一般公開は、つつじを楽しむだけでなく、浄水場の仕組み、また水道水に関して、理解を深める目的も備えています。

京都の町を望む山にあり、その景色を眺めつつ、ひたすら山を登ります。


「今年は、まだあんまりつつじ咲いてないね~」とミモロ。

満開になると、山の斜面は、一面、赤く染まるのですが…。「もっと満開の時に一般公開すればいいのに~」という声も多く聞かれますが、そこはお役所、決めた日程を花の咲き具合で変更することはできないよう…。「今年は、梅も桜も、満開になるの遅かったから、つつじもそうなんだ~」と納得するミモロでした。

敷地内で、最も高い場所までは、標高70m。通用門から約1.2キロを歩きます。比較的なだらかとはいえ、登り坂が続くので、歩きやすい服装と靴で。ミモロは、さまざまなブースがある標高53mの広場を目指すことに。
「ここの方が近道みたい~」と、短距離を選んだミモロは、急な階段を進みます。

確かに近道だけど、結構キツイ…フ~フ~

広場は、第2工区配水池という場所。そこには、仮設テントが並び、多くの家族連れが楽しそうに時を過ごしています。


「あ、これなんだろ?」とミモロが足を止めたのは、カラフルなマンホールの展示スペース。
 
なんでも、京都のマンホールの図柄は、御所車の車輪をモチーフしているそう。その中で、展示された図柄のものもあるとか…。「え?どこにあるんだろ?これから注意して歩こう」と興味津々のミモロです。

「はい、これどうぞ~」と渡されたのは、災害用備蓄飲料水「京のかがやき 疏水物語」という賞味期限10年のもの。

京都市の水道水を工場で、ろ過・加熱処理をしたもの。

京都市上下水道局☎075-672-7773のお客様窓口で、24本入りケースが2400円で購入可能。市内の送料は無料です。
京都市にお住まいの方は、ぜひ備蓄を…。

今回は、特に災害に対処する展示が多くの人の関心を集めました。
 
「1日一人当たり3リットルの水と、5回分の携帯トイレの準備しなくちゃいけないんだって~」と熱心に資料を読むミモロでした。

「あ、給水車だ~」

特殊車両が大好きなミモロです。

「わ~可愛い~ミャクミャクの衣装なんだ~」と職員さん。「うん、そうなの~」と、京都ではやたら浮いている感じですが、まぁ、タイムリーなスタイルで、目立っていました。

さぁ、他のテントも見ましょうね~


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「京もの認定工芸士会「響」第4回工芸展」27日まで「京都伝統産業ミュージアム」で開催。

2025-04-27 | イベント
「どんな作品にであるかな?」とミモロが訪れたのは、「京もの認定工芸士会『響』第4回工芸展」です。

27日まで、京都岡崎の「京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー」で、10時~17時まで開催。(本日は最終日なので16:30までです)

藤の花が美しい岡崎エリア…「いい気持ち~」

今、お気に入りのミャクミャクのコスチュームで出かけたミモロです。(そのスタイル、万博開催中だけだから、今のうちに着るんだ~)とのことです。

「みやこめっせ」の地下1階の会場。展示スペースの入口にある場所へ。ここは入場無料です。どうぞお気軽に~


「ミモロちゃん、いらっしゃい~いつも見に来てくれてありがとう~」と迎えてくれたのは、友禅作家の上仲正成さんと京仏具の藤澤典史さん。
 

「今回の見どころはなんですか?」とミモロ。
「私が作ったイチ押し工芸品というのが、テーマで、来場者もみなさんにも、イチ押しの作品を投票して、ベスト3を決めるんですよ」と。「え~そんなんだ~じゃ、ミモロが好きなの見つければいいのね~」と。さっそく展示している作品を見て回ることに…。


「京もの認定工芸士会」は、西陣織や京仏具、京焼、清水焼などの「京もの指定工芸品」従事者のうち特に技術に優れ意欲ある職人に京都府知事から授与される称号です。その称号をもつ人たちが集まって、イベントやワークショップなど、多くの人に京ものの素晴らしさを知ってもらう活動をしているのが「響」なのです。

会場には、メンバーの作品がズラリ…
雅な雰囲気漂う京友禅…
     

暮らしがいっそう上質になる京の焼き物たち
   

漆器の技を使った精緻な作品なども…
  

竹やイグサ、ヒノキなど自然素材の魅力を活かした作品…
      

金属輝きを放つ豪華さを供えたもの
    

いずれもその道の優れた技術が光る作品ばかり…「え~どれに投票したらいいの?」と、人気投票に悩むミモロ。

どれがミモロの一押し?かな…「ヒ・ミ・ツ」と決して口を割らないミモロでした。

GWは、京都各所でさまざまなイベントや展示がいっぱい!
「万博もいいけど…京都でも見たいものたくさんあって…両方行くのには、体力いるね~」とミモロ。
そう、京都だけでなく、大阪、兵庫をはじめ、日本全国で催事が目白押し。
さぁ、どうするミモロ?! 「空飛ぶ車があると便利なのになぁ~」と、空を見上げます。

*「京もの認定工芸士会 響」の詳しい情報はホームページから 27日13:00からトークイベント開催

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十周年を迎えた京町家ギャラリー「京空間mayuko」。5月5日まで「武者人形&歴史画掛軸展」開催。入場無料

2025-04-23 | イベント
「今年も、立派な武者人形がいっぱい~」毎年ミモロが楽しみにしている展示です。

京都の醒ヶ井仏光寺にある築150年を超す風情ある町家のギャラリーとして知られる「京空間mayuko」

そこで、5月5日まで、11時~16時に「武者人形&歴史画掛軸展」が開催されています。事前予約制で、入場無料。火曜・水曜お休みです。

ここは、昔から友禅などに関わる工房や職人さんが多いエリア。その通りの中ほどにある「黒田庄商店」は、明治創業創業の白生地などの卸問屋で、今年創業155年を迎えます。
また、古い町家の風情を留める「京空間mauyuko」は、ギャラリーとしてスタートして10周年に。そこで、記念日である4月16日には、イベントも開催すると聞き、ミモロは、楽しみに出かけました。

今年も、お座敷には、ずらりと並ぶ武者人形。

五月の端午の節句には、男の子の成長を願い飾られる武者人形は、雛人形とは、異なり、それぞれのキャラクターがはっきりしています。「みんな歴史上やお話の有名な武将が多いよね~」とミモロ。そう、秀吉、加藤清正、頼朝、神功皇后など、強く、賢く、勇ましいと思われる人物がモデルとなっているのです。

雛人形より、装束などに個性があり、また一緒に飾られる品々も多彩です。

ミモロは、白馬に乗るのが楽しみ…ちょうどサイズが合うのでした。白馬も雛人形などで知られる「丸平」の品だけに、品格が漂います。

どんな人物や品々が揃っているか、ぜひ、実際にご覧ください。

その武者人形の中で、ミモロが毎年、会うことを楽しみにしているのが、桃太郎君。

上品な顔つきの桃太郎は、ミモロが憧れるイケメンの一人。「今年も会いに来ました~」と、1年に1度、この時期にしか会えない二人。
「ミモロちゃん、なにその服装…」と桃太郎君。「あ、これね~今、大阪万博やってるから、そこのキャラクターのミャクミャクのイメージの衣装なんだ~結構、注目されて、みんなに可愛いって言われちゃった…だから、桃ちゃんにも見て欲しくて…」とミモロ。
「う~なんか奇妙な感じ…」と。やはり桃太郎には、理解不可能のキャラクターのよう。
ここのオーナーの友禅作家の黒田庄七郎さんと染色作家の気谷麻由子さんには、「可愛い!よくできてる!」と好評だったミャクミャクコスチュームなのに…古い歴史をもつ桃太郎君から、いい反応がもらえなかったミモロは、「着替える~」と。

持参したワンピースは、ここ「黒田庄商店」製の「太子間道裂」という聖徳太子に縁のある古代織物柄です。

「どう?」と改めて桃太郎君のところへ。「いい感じ~そっちの方がミモロちゃんに似合うよ~」と。やっと笑顔になってくれました。

「よかった~」と嬉しくなったミモロは、加藤清正のそばにある張子の虎に乗って、嬉しそう。


そんなミモロの様子を見守ってくださった黒田さんと気谷さん。「お茶にしましょう~」と。

ミモロのために、季節の和菓子をご用意くださいっていたのです。

「もう万博いったんですね~どうだった?」と聞かれ、「うん、楽しかったよ~一度は行くべきかも…」と答えます。
「うちも明治の万博に出品したんですよ~」と。日本の産業を広く海外に知らせる万博に、選ばれて、出品したのだそう。

「今年は、ここでも珍しいものを展示してるんですよ~」と黒田さん。
早速、奥のお蔵へ。そこも展示スペースです。


そこには、黒田さんのおじい様が所蔵されていた品々が…。
「これ、弓の手袋?」「そう、家紋も付いた特注品だと思います」と。

鹿革製で、手の甲をしっかりガードでき、指の部分は、自由に動けるようになっています。
元々、黒田家は、武家の出だそう。
脇差などの展示も…。
「ミモロちゃん、気を付けて~」と、真剣を抜くミモロに心配そうな声が…

「大丈夫…ミモロ、居合のお稽古してるから、真剣に慣れてるの…」と。「う!さすが京都のネコ…」と感心する黒田さん。

さまざまな武者人形と歴史画の掛け軸は、黒田家の男子のために揃えられたものを中心に、黒田さんが収集した品々。


「今日は、京空間mayukoの10周年を記念して、投扇興やりましょう」と。
「うん、やりたい!」と、再び母屋のお座敷に戻ります。

*「京空間mauyuko」の詳しい情報はインスタグラムから


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