ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

滋賀県の「叶匠寿庵 寿長生の郷」での夏の里山体験。焼き立てパンの朝食。そして田んぼの自然観察など

2019-06-30 | 体験

春、ミモロは、滋賀県の有名銘菓メーカーの「叶匠寿庵」が主催する「里山体験」プログラムに参加し、田植えとよもぎ摘みなどを体験しました。
夏になり、2回目の体験プログラムは、「田んぼの生き物観察」をメインに、梅酒づくりなどを学びます。

京都から車で1時間ほどで山の中にある「寿長生の郷」にスムーズに到着したミモロとお友達。
まずは、初参加のお友達と一緒に総合案内所である古民家の受付へ。
参加費は、ひとり3000円です。
お茶のおもてなしで一服。

「まだ時間あるから、朝ごはん食べましょう~」とお友達。そこで、焼き立てパンが味わえる「Bakery & Cafe 野坐(のざ)」に向かいました。
広い敷地内には、お茶席、菓子売り場、食事処などさまざまな魅力的な建物が点在しています。
「ここの広場は、イベントやるんだって~」

受付から歩いて3分ほどに2階建てのお家。そこが「野坐」です。
「焼き立てパンの香りがする」
香ばしいパンの匂いがミモロの鼻をくすぐります。
ここでは、開店の10時になると、次々にお客様が朝食を楽しみに訪れるそう。
「え?もう満席なんですか~」とミモロ。まだ10時10分なのに…
焼き立てパンも大人気で、すぐに売り切れになるのだそう。
「焼き立てパンを買って、ベンチで食べよう~」とミモロ。
棚に並ぶいろいろなパンを前に、思わずよだれが・・・
 
和菓子の「叶匠寿庵」らしく、パンには、餡などが使われた、ちょっと和風のものが目立ちます。
大人気は、もちろんあんパンです。

パンを買って、ベンチで味わうミモロとお友達・・・「わ~もう集合時間だよ~急がなくちゃ~」と慌てて走って戻ります。

「よかった間に合った~」参加者が集合し、今日の体験プログラムのスケジュールなどの説明が。
「なかなか盛りだくさんの内容~がんばろう~」とミモロ。
そして参加者には、おそろいの手ぬぐいがプレゼントされ、それをさっそく首に巻きます。

説明の後、ミモロたちは、生き物観察のために田んぼへ移動します。
途中も自然観察をいろいろ。
「これ食べられるの?」ミモロは、木になった実を食べてみました。
「うん、甘い~」

さらに森の中を進むと、池のところで珍しいもの出会いました。
モリアオガエルの卵です。「うわ~でかい!」とビックリ。以前も見たことがある泡でできたもので、この中に卵があり、オタマジャクシに成長すると、そこから下の池に落ちるのです。

「きゃ~へび~」と参加者の声。
その卵のそばに、なんとアオダイショウがじっとしています。
「これは、カエルを待っているんですよ~」と、自然観察の先生。
自然の営みの厳しさを感じます。

さて、今回の生き物観察をご指導くださるのは、滋賀県で自然保全を進め、自然体験教室などを主催する「ぼてじゃこワンパク塾」の武田さんと奥田さん。

豊富な知識から、子どもたちなどに、わかりやすく生き物のことを教えてくださいます。


田んぼに到着した参加者。そこで田んぼに住む水棲生物の観察を行います。

ミモロたちは、金網で田んぼの水に暮らす生物を捕まえます。
落ちないようにね~「うん・・・ヨイショ」

ゲンゴロウ、ヤゴ、そしてオタマジャクシなどを、子どもたちが夢中ですくいます。でも、一番楽しそうなのは、その父兄かも…。
ミモロは、動作機敏なオタマジャクシはキャッチできませんでした。
「ミモロちゃんのためにがんばるね~」とお友達がオタマジャクシを捕まえてくれました。

捕まえた生き物は、より観察するため、バケツに入れて、お教室へ持ってゆくことに。

田んぼには、ミモロたちが植えたもち米の苗もスクスク育っています。

夏の陽射しが注ぐ土曜日です。


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ミモロ初めて、UFOキャッチャーに挑戦。ハラハラドキドキのお楽しみ

2019-06-29 | 日記

ある日、ミモロは、お友達からUFOキャッチャーのプレー券をもらいました。
「わ~ミモロ、UFOキャッチャーってやったことないかも~」と、ゲームセンターなどで目にする人気のゲームです。

このプレー券は、アミューズメントやゲーム機器で知られる「セガ・インタラクティブ」の株主優待券。
「使わないから、どうぞ~」とプレゼントされました。
いろいろな株主優待券があるものです。

「え~と、この券、セガのゲームセンターじゃないと使えないみたい~」と、ミモロ。調べたところ京都には、六地蔵の{MONOテラス」という場所にしかないことがわかりました。

そこで地下鉄東西線に乗って終点の「六地蔵駅」まで向かいます。駅からは、徒歩7分ほどに、巨大なショッピングセンター「MONOテラス」がありました。

その一角にあるセガ直営のゲームセンターには、さまざまなゲーム機器が並び、UFOキャッチャーの種類も豊富です。
そもそもUFOキャッチャーは、1985年にセガが導入したクレーンゲームです。

1回100円で、クレーンを移動させて景品をゲットするゲームです。

「ここには、たくさんのUFOキャッチャーがあるんですよ~。好きなの見つけたら言ってください~」とスタッフに言われて、ミモロは、広いゲームセンターの中を歩きまわり、ターゲットを決めます。お菓子、キャラクターのぬいぐるみなど、さまざまな景品がガラスケースのゲーム機の中にはいっています。

ミモロが初めて気にいったのは、ミフィーちゃんのぬいぐるみです。

「これにする~」とスタッフの人に声をかけ、500円分の優待券を渡し、ゲーム開始の準備をしてもらいました。
真剣にクレーンのアームを操作するミモロ。
「え~い。ここだ~」と、ミフィーちゃんの真上にクレーンをセットし、キャッチのボタンを押します。
クレーンのセット時間は、30秒。その時間内にキャッチボタンを押して、アームをさげて、景品をキャッチするのです。

「あ、アームがミフィーちゃんゲットしたよ~」と興奮気味のミモロ。スルスルとアームがのび、ミフィーちゃんのボディをつかみ、空中へ、ゲーム機の隅の穴に落とせば成功です。

穴に向かって移動を開始したクレーン。「あ。もう少し~」というところで、ミフィーちゃんは、落下。「わ~失敗~もう1回」と再度挑戦します。

挑戦すること5回。残念ながらゲットできませんでした。「ミフィーちゃん、とるのむずかしいんだ~」と、その丸い形状は、クレーンがつかむのがむずかしかったよう。

でも、諦めないミモロ。次は、「これにする~」と、なんと大きなテディベアの前に。
またスタッフに頼んで、ゲーム機をセットしてもらい挑戦。
「こんどこそ~」と少し馴れたクレーンの操作に挑みます。こんな大きな景品に挑戦するの?もっと小さなものにしたら?
「ううん、これが欲しいの~」と譲らないミモロ。
「あ、ダメ~もう少し~」「キャ=あとちょっと~」とすっかりゲーム機にはまっているミモロです。

3回目、クレーンに吊り上げられたテディベアは、なんと穴の上に、そしてポトンと穴に落ちました。
「あれ?」と何が起こったのか、よくわからない様子のミモロ。呆然としています。
すごいミモロ、ゲットできたんじゃないの?
ゲーム機の下の景品取り出し口を覗くと、そこには、テディベアが横たわっていました。
「キャ~ゲットしちゃった~」
大きなぬいぐるみを取り出し、呆然としているミモロ。あまりのことに、意識が飛んでいるようです。

ミモロより何倍も大きなテディベアを獲得したのでした。スタッフの方に報告。
「すごいですね~3回でゲットできるのは、珍しい~。20回以上も挑戦した人もいますよ~」と。
「え?そうなんだ~」と驚くミモロ。さすが強運の持ち主です。

調子にのったミモロは、残りの2回を別のテディベアゲットに使います。
「今度は、黒い子にしよう~」と挑戦。
でも、初め欲しかったのは、金色のテディベア。やはり気合いもここまで

「お友達欲しいよね~」と挑戦しますが、失敗。


結局、その後、お菓子に挑戦したり、他のぬいぐるみに挑戦したり、もらった優待券2000円分を使いきりました。
ゲームセンターには、景品を入れた大きな袋を持っている人たちが数人。
平日の昼間の時間帯に、高齢者の姿も目立ちます。

1回100円のゲーム。ついもう1回と回を重ねてしまう魔力があります。
気づくと、すぐに1000円は使っているかも。
「どう考えても、景品より高いコストかけることになるよね~」と、しっかり者のミモロ。
結局、テディベアだって、そこに滞在して使った費用2000円ということに。
「でも、ドキドキハラハラして面白かったよ~」とミモロ。そう、ゲーム費は、その興奮を経験するための費用なのだと納得。
優待券以上の投資はしないミモロは、ゲットしたテディベアを連れてお家へもどることに。

「これ幸運のテディベアだよ~」とうれしそうなミモロです。

初めてのUFOキャッチャー。ミモロは、十分に楽しんだようです。

京都、大阪、奈良への交通の要所であり、現在は通勤のベッドタウンとして発展した六地蔵エリア。そこの中心部にある巨大ショッピングセンター。週末は大勢の人で賑わう場所です。

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枯山水に咲く桔梗。東福寺の塔頭「天得院」の特別公開。7月中旬まで

2019-06-28 | 寺社仏閣

一行に梅雨入りの宣言がされない今年の京都。「もう台風も来ちゃったのに~」と、毎年、予測がつかない天候です。
そんなある日、ミモロは、「東福寺」に出かけました。
 
紅葉の時期、鮮やかな赤に埋め尽くされる境内は、今、みずみずしい緑の衣をまとったよう。
観光客もまばらな境内。のんびりとその景色を眺めることができます。

さて、この日、ミモロが向かったのは、塔頭のひとつ「天得院」です。
 
南北朝時代に創建され、東福寺五塔頭のひとつとして隆盛を極めます。その後、一時衰退したものの、慶長19年(1614)に東福寺第227世文英清韓長老が住持となります。豊臣秀吉・秀頼の五山の学僧として寵遇され、秀頼の依頼で「方広寺」の鐘銘にかかれる文章を選んだ人でもあります。
それが豊臣家の運命を変えることになるとは・・・。そうその文には、「国家安康、君臣豊楽」の文字がありました。徳川家康を呪うものと、言いがかりをつけられ、それにより、「天得院」は取り壊されてしまいます。

現在のお堂は、天明9年(1789)に再建され、明治になり、塔頭の本成寺と合併し、現在に至ります。
 
このお寺は、今、特別公開され、多くの人々が訪れています。その目的は、お庭に咲く、桔梗です。
「お茶も楽しめるんだ~」

「桔梗の寺」と言われ、お寺の紋も桔梗。拝観料500円を納めると、交通安全のステッカーがいただけました。

お寺のグッズも桔梗の模様。
「こっちは売り物じゃないみたい」
ミモロが興味を持ったのは、フクロウの蚊取り線香入れでした。

さぁ、お庭を拝見しましょう。

「わ~桔梗がいっぱい~」とその美しさに見惚れるミモロ。

なんでも桃山時代の作庭と言われる枯山水庭園で、一面に苔でおおわれ、その中に、紫や白の桔梗がすっくと立って麗容な花を咲かせています。
 

緑したたる中に咲く桔梗。「昔から、桔梗のお花あったのかな~?」とミモロ。

京都の歴史ある神社仏閣の庭園は、長い歳月の中で、その形や姿は、自ずと変化してゆきます。
小堀遠州作と言われる庭も多いのですが、もちろん、今、見られる庭は、その基礎を踏まえながら、植えられる木や草花は、違っています。京都の多くの歴史的建造物は、火災に見舞われ、焼失し、庭もその被害を受けて、かなり荒れてしまったと思われます。さらに太平洋戦争の戦時中は、お寺でも、食料確保のために、庭をつぶして、芋畑などにしたという話も。
現在、目にする美しい庭は、戦後、多くの人の努力によって、美しく整えられたものと言えます。

「誰が整えてもいいの~。だって美しいんだもの~」とミモロ。

縁側に座って、しばし、涼をとりながら、涼やかな桔梗を眺めます。

訪れる人がカメラを構えるのは、この窓。
桔梗が見える景色です。

「あ、ここにも桔梗の花がある~」と手水場にもさりげなく。


ミモロ、しっかりお水飲んで~。「うん」ゴクゴク。
夏の京都の散策には、水分補給は必須。
さぁ、そろそろ戻りましょう。「は~い」強い陽射しが注ぐ中、ミモロは、汗ばみながらも、散策を楽しみます。

ミモロ、お帽子かぶらなくちゃ~「あ、そうだった~」
日傘や帽子も忘れずに・・・

*「天得院」の特別公開などに関しては、ホームページで

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朝7時から食べられるボリュームたっぷりの朝食。創業1940年の京都三条の「イノダコーヒ本店」へ。

2019-06-27 | グルメ

ある日、ミモロは、お友達に誘われて、三条通にある有名なコーヒー店「イノダ」に出かけました。
ここは、何度も来たことがある場所、でも、朝、訪れるのは、初めてかも…
 

京都で一番有名なコーヒーショップで、創業は1940年。昭和15年、つまり戦前からあるのです。

京都を中心に、札幌、東京、横浜、広島にもショップはありますが、やはり京都に来たら、一度は寄りたいのが本店。

古い洋館を思わせる店内。
 
「ミモロちゃん、テラスの席でモーニングいただきましょう~」とお友達。
「え~ミモロ、ここでモーニング食べたことない~」「え?ホント?ミモロちゃんなら、何度も来てると思ってました」

ここでは、コーヒーやケーキ、洋食などを食べたことはあっても、モーニングは未経験のミモロなのでした。

朝のまだ、爽やかな空気が残るお庭には、テラスがあり、そこにテーブルが置かれています。


日本全国、禁煙が進む今、たばこ好きのお友達にとって、ここは貴重な場所だとか。
ここでは、建物内は、全席禁煙ですが、ガーデン席は、喫煙が可能。また喫煙ブースも設けられています。
「あ、それでテラス席なんだ~」とミモロ。

席に着くと、毎日のように訪れているというお友達は、さっそくモーニングを注文。
すぐさま、オレンジジュースが運ばれました。「でも、やっぱりメニュー見なくちゃ~」とミモロ。
「あ、これだ~」
「京の朝食」と写真入りのモーニング。「わ~豪華~」と驚くミモロです。

朝7時にオープンする「イノダコーヒ本店」。すでに全211席のほとんどが埋まっています。
ゲストハウスに宿泊している外国人観光客も姿も目立ちます。「みんなよく知ってるんだ~」
ジュースを飲みながら、料理が運ばれるのを心待ちに・・・

さて、お友達が注文してくれたモーニングは、ボリューム満点。
 
茅ケ崎のハム工房へ独自に依頼した本格本レスハム。ふわふわのスクランブルエッグ、新鮮野菜のサラダもたっぷり。そして香ばしいクロワッサン、さらにコーヒーとジュースがセットされ、1440円。「ちょっと贅沢なモーニングだけど、その価値は十分だね~」とミモロ。
「いただきま~す。よかった朝起きて、すぐになんか食べなくて~」


たっぷりの朝食を食べたミモロ。「さぁ、今日もがんばろう~」と、朝のエネルギーチャージも万全です。

しっかり残さず食べたミモロ。「う~美味しかった~」と満足顔。

ボンレスハム以外にも、粗びきウインナーやミートローフのセット(各1380円)もあり、これも朝7時から味わえます。
「今度、そっちも食べよう~」と、すっかりここのモーニングが気に入ったミモロなのでした。

 
テラス席から、レンガ造りの通路を通り、店の入口へ。

「あ、インコがいる~。おはよう~」と挨拶。
ここは、昔から、インコを飼っていて、「昔は、もっとたくさんいた気がする~」

本店ならではの限定の品もあります。

ぜひ、一度は訪れたいモーニングです。

*「イノダコーヒ本店」の詳しい情報はホームページで


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宮大工集団「匠弘堂」の工房での仮組見学会へ。めったに見れないお堂の屋根の構造

2019-06-26 | ものづくり

6月19日、ミモロは、鞍馬の近くにある宮大工さんたちの集団「匠弘堂」の工房に行きました。
この日は、5月末から進めてきたというお寺のお堂の屋根の仮組の様子が公開された見学会がありました。

「こんにちは~」とミモロは、工房の中へ。以前も来たことがあり、スタッフの方とも顔なじみです。

「いらっしゃいませ~ミモロちゃん。ようこそ~今日も見学会、楽しんでくださいね~」と、横川総一郎社長。
 
今年、「これからの1000年を紡ぐ企業認定」になりました。

「なんかミモロちゃんに出会ってから、すごくいいことが起きるんですよ~」と横川さん。「え?そう、最近よく言われるの~ミモロと写真撮影すると、いいことが起きるって~」とミモロ。これは、本当のこと。やはり福招きネコのようです。

さて、工房見学の前に、会議室で、工事全体のことをお話していただきました。
 
「こういう図面で、作るんだ~」

仮組が行われるお堂は、福岡県の真言宗の寺院、「愛宕山 照智院」の大師堂の屋根の部分です。「大師堂」というのは、真言宗の開祖、弘法大師空海をお祀りする大切なお堂です。京都の神護寺、仁和寺、また和歌山の高野山 金剛峯寺など、真言宗のほかの寺院にも「大師堂」があり、共通の特徴があり、それを基本に設計されたもの。
その特徴は、比較的シンプルな組物。方形の屋根、格子組みの建具などです。

神社仏閣の建物は、それぞれ基本的な決まり事があるのだそう。

会議室から、いよいよ工房へ。まずは、板張りの空間へ。「なにする場所?」とキョロキョロするミモロ。

ベニヤには、鉛筆で描かれた線が見えます。


設計図面にそって、実際の大きさを板の上に描いて、構造などをさらに確認する場所なのだそう。
 
そばには、基本になる木材もありました。「これに合わせて、他の木材を加工するの?」

さて、1階の作業場へ移動します。広い作業場には、実際の大きさの屋根があります。

「ここで、組み立てて、また分解して、現場に建てるんだって~」とミモロ。屋根をこの位置から見る機会は、めったにありません。

神社仏閣の建築の特徴は、軒が長く、そこに柱がないこと。その軒を支えるために、てこの原理を応用したはねぎ工法という特別な技術を使います。神社仏閣の建築の技術は、すでに室町時代には、確立され、現在は、その工法を受け継いでいるのだとか。

「はねぎ工法」では、屋根は柱で支えません。「あれ~柱がない!」と、屋根を下を見て、驚くミモロ。


屋根の中央部に、軒を作る木材が放射線状に配置されています。その中央部を上から押すと、屋根は、傘をさかさまにしたようになるのだそう。つまり絶妙なバランスで木材は配置されているのです。「すごすぎる~」とミモロ。

建物に使われる木材は、吉野産のもの。作業場には、ヒバの香りが漂っています。
「この奥も細工されてる~」
木材の奥には、構造の上で必要な切り込みがあり、それを手で確認するミモロです。

軒に並ぶ垂木・・・実はここにも匠の技がありました。

軒のカーブに従い、垂木は、軒の中央部は、四角形。でも軒の先端にいくごとに平行四辺形のような形になっています。
中央部分。軒先部分。
「う~こんな風になってるって、知らなかった~すごい~」と目を丸くするミモロです。

宮大工さんの技は、他にもいろいろ。「なんかカーブしてる~」とこちらも軒の部分で…
 

神社仏閣の建築を専門にする宮大工さんは、彫刻家でもあります。
屋根を支える正面の蟇股(かえるまた)には、見事な細工が…
 
「あ、ハートのマーク見つけた~」

また、こちらは、しのぎの部分。「すごい真っすぐできれい~」
江戸時代の作というしのぎ
「こっちは、すこし曲がったり、途中で消えてる~」とミモロ。

多くの修復も手掛ける「匠弘堂」。時代によって、宮大工の腕に差があるといいます。
「100年後、自分たちが作った部分を後世の人が見たとき、いい仕事してないと…」と横川さん。

宮大工の仕事は、一般住宅を専門にする大工さんとは、違い、設計から木材加工、組みたて、施工とすべてを担います。
まさに特殊技術を有している人たちなのです。

昔ながらの工法で行う建設作業。丸太の皮はぎから、さまざまな多くの作業を手で行います。でも、今は、丸太から作る角材の加工などは、機械も活用。その部分もすべて手で、行うと、すごく時間がかかるそう。

ひとりひとりの宮大工さんは、すべての作業ができるように、技を磨いています。
「宮大工さんってすごいね~カッコイイ!」と、ミモロ。

ヘルメットかぶり、宮大工さんに憧れるミモロでした。

「匠弘堂」の工房見学などに参加して、神社仏閣の建築について、いろいろ教えていただいたミモロ。
以前とは、神社やお寺を訪れると、構造が気になるようになりました。

「今日は、ありがとうございました~バイバイ」と、みんなに見送られ、工房を後にしたミモロです。



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