連日の暑さが続く京都。8月23日は、「お参りに行く~」とミモロ。この日は、甲子大祭という60日に1回。甲子の日の大黒様の御縁日。
向かったのは、京都の町の北東にある松ヶ崎の「松ヶ崎大黒天」です。「五山の送り火」の「法」の文字の山の中腹にある日蓮宗の寺院です。「寺院なのに、鳥居が参道などにあるんだよ」と、大きな鳥居が建つ神仏習合のスタイルが残っています。「暑いけど、頑張って上ろう~」と石段を進み、山門へ到着。
「ふ~結構、足に来るね~」と。このところの猛暑で、運動不足気味のミモロ。いっそう汗が吹き出します。大黒堂からは、ご祈祷の声が、セミの声が、時折、聞こえる境内に響き、特別な日であることを実感。
まずは、大黒堂へ参拝…
この日は、朝9時から16時までご祈祷が行われています。ミモロもお堂に上がり、ご本尊の大黒天像に参拝。この御像は、比叡山の伝教大師の作と伝えられ、かつてお寺が火災にあったときも、無事にその難を免れたそう。京都の都の七福神のひとつであり、年間を通じ、七福神巡りをする人が訪れています。
参拝を終えたミモロは、汗も引き、すっきりした表情に。天井を見上げると、そこにも大黒様がいらっしゃいました。
「はい、無事に参拝しました~」とお堂の前の大黒様にご挨拶。
「暑いでしょ~日向にずっといて…」と、触れると、かなり熱を帯びた状態。手水のそばの大黒様は、時折、水をかけてもらうのか、幾分涼しそうに見えます。
インド生まれの大黒様でも、きっと京都のこの暑さは大変なのでは…。足元に積まれた米俵…「今年の稲の成長が心配だよね~」と思うミモロです。「喉渇いた~涼みたい~」と、さすがにミモロも熱中症が危ぶまれます。
そこで境内にある絵馬堂へ。
「ようご参拝されました。お茶どうぞ~」と冷えた麦茶を頂きます。「ふ~天国…」山の中腹にあり、木々を渡る風が心地よく感じます。
「ふ~生き返った~」と、2杯飲みほしひと心地。「以前は、ここでおそばの接待があったんだ~美味しかったなぁ~」と、コロナ以来、蕎麦は食べられなくなりました。また復活するのを楽しみにする人も多いはず…。
この日だけ、授与されるお札やお守りなどがあるテント。
特製のかわら煎餅「大黒天せんべい」も人気です。
そのそばの小さな風車は、おみくじ。まさにミモロサイズです。息を吹くとクルクル回ります。
「可愛いね~」と欲しそうな眼付…。また、これも初めて見たお守り袋です。
インド製の刺繍のリボンで作られたカラフルなお守り袋です。「贈り物にいいかも…」とミモロ。お守りは、自分のためだけでなく、自分が思う人のために求め、贈ると、御利益もいっそう…と言われたことがあります。贈られた人は、自分を思ってくれている人の存在を知ることで、パワーも倍増?!ぜひ、やってみてください…。
無事に参拝をしたミモロ。「さぁ、帰ろう~お腹空いちゃった~」と再び石段のところへ。
ダメ~一気に降りようと手すりに跨るミモロ。スタートする前に捕まえ、抱っこで降りることに。いい子は、絶対にマネしないでください!さて、次の「甲子祭」は、10月22日水曜日。
「その頃には、さすがに秋になってるよね~」と願望にも似た思いを口にするミモロ。気象庁の9月10月の天気予報では、残暑が長~く続くそう。残暑というには厳しすぎ、ずっと夏という感じが続きそう。食欲だけは衰えず、この夏を過ごすミモロ。どうぞ、みなさま、ご自愛を…
*「松ヶ崎大黒天」の詳しい情報はホームページから
ミモロラジオの「ネコのミモロの京都くらし」は、毎週木曜日14:30~15:00「ゆめのたねラジオ」レッドチャンネルで聞けます。それ以外の時間は、こちらから…。
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