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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

春爛漫の滋賀県大津市の「叶匠寿庵 寿長生の郷」。五感で楽しむ春がそこに…

2025-04-01 | 滋賀県
「いただきま~す!」

食欲を刺激する「近江牛ひつまぶし」。その香りによだれが…これお友達が注文した品だから、よだれ垂らさないでね~

3月27日に東京からのお友達を案内して訪れたのは、滋賀県大津市の「叶匠寿庵」の里山「寿長生の郷」。
梅の花が、ちょうど満開になっていたこの日、平日ながら苑内には、大勢の人が春を楽しみに訪れています。
そのため、食事処は、どこも満席。到着すぐに食事処で受付を済ませ、約1時間後にミモロ達の番がやって来ました。
待ち時間も、ミモロ達は、苑内の散策へ。スマホに登録したアプリで自分の番に呼び出されるシステムのため、時間を有効に使えます。

アプリに呼び出され、食事処の「梅窓庵」に戻ります。
 
梅林のそばにある食事処からも、そとの梅の花が楽しめます。「わ~いっぱい…さぁ、なに食べようかな?」とテーブルに着くなり、メニューをチェック。

ここでは、旬の食材を使った料理が手ごろな価格で味わえるのです。

ミモロは、「京鴨つけ汁蕎麦」1980円を注文しました。

「おそばたっぷりあるね~」と、ダシの味わい豊かな鴨鍋に蕎麦を浸し、温めて頂きます。
「美味しかった~」とポッコリお腹を撫でるミモロ。

さぁ、また苑内の散策に出かけましょう。
梅と共に、苑内を彩る菜の花・・・

菜の花畑の他に、ミカン、柚子、山椒などの畑もあり、実る時期には、収穫体験も。

「ここのパンも人気なんだよね~」と向かったのは、「Bakery & CAFE  野坐」です。
 
大人気のアンパン。和菓子屋さんだけあって、中身の餡の美味しさと量に感激する品。

また、苑内では、餡に使われる小豆の量り売りも。

野菜のセルフ販売所もあり、新鮮なとれたて野菜が購入できます。


「お腹いっぱいなんだ~」と言いながら、ミモロが近づいたのは、放牧地のヤギ。

ひつまぶしの香ばしい匂いがするのか、鼻をピクピクさせるヤギ。それ以上近づいちゃ、ミモロが食べられちゃうかも…。
ヤギには、用意されたニンジンだけを訪れた人は与えることができます。

「ミモロばっかりたくさん食べちゃってごめんね~またね~」と言いながら、ヤギに見送られながらお別れ。


ヤギにはもちろん乗れないので、ミモロは、お店の前の木馬で遊びました。


さて、この時期は、「雛人形展」も開催中。
 
所蔵するさまざまな年代の雛人形が広いスペースに展示されています。

さぁ、そろそろ帰りましょう。
最後に和菓子などをお土産に購入。


約2時間半の滞在でも、春を満喫出来ました。
目で春の景色を愛で、草に触れ、野鳥のさえずりを聞き、梅の花と料理の臭いを嗅ぎ、和菓子や旬の料理を味わう…まさに五感を満たす時間です。


「梅まつり」は、3月末までですが、4月になっても、まだ梅の花は楽しめそうです。



「叶匠寿庵」の詳しい情報はホームページから
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梅の香る山を歩き、春の野に遊ぶミモロ。滋賀県大津の「叶匠寿庵」の「寿長生の郷」

2025-03-31 | 滋賀県
「わ~いい香り…」と、得意の木登りで、梅の花の香りを楽しむミモロ。

3月下旬に訪れたのは、滋賀県大津市にある「叶匠寿庵」の里山「寿長生の郷」です。

昭和60年に開苑された里山には、四季折々の花々や果実などがスクスクと育つ場所。
和菓子で知られる「叶匠寿庵」が、食材などを育てる場所でもあり、山には、散策が楽しめる小道が巡り、その途中には、そこれ作られる和菓子やパン、料理などが味わえる場所が点在しています。


四季折々、ミモロはそこに訪れては、和菓子とお茶をはじめ、様々な豊かな味わいを楽しんでいます。


この日は、東京からのお友達を案内しながら、春に浸ったミモロです。
今年は、梅の花の開花が遅く、下旬でも十分楽しむことができました。


当初、3月20日まで開催予定だった「梅まつり」は、その期間が梅の花の状況により延期され、3月下旬までに。
苑内の梅林には、白い梅の花が春の景色を作っていました。


「わ~い!」と思わず声をあげながら、梅が咲く野原を走り回るミモロ。

その気持ちわかります…ポカポカした春の陽ざしが、ミモロの体を包み、本当にいい気持ち…。

さらに梅と共にピンク色の早咲きの桜も満開…。まさに春の景色がそこに広がります。


「いい景色…春だね~」立ち止まっては、眼下に広がる梅林を眺めるミモロです。


ここの梅は、6月下旬に、実った梅の実の梅狩りも楽しめます。

1年に2回は、訪れているミモロは、苑内の散策路を熟知。
「こっちだよ~」とお友達を案内し、苑内に点在する建物を巡ります。


案内したのは、陶芸の工房。

ここでは、手ひねりの陶芸体験もできます。


さて、苑内の食事処では、旬の食材を使ったメニューがいろいろ。

「今回は、和食にしよう~」と思ったミモロは、梅林そばの食事処の「梅窓庵」へ行くことに…。そこは、とても人気の場所…そこで実は、苑内に入るとすぐにそこに行き、受付を…。
到着した12時には、すでに36番目。順番が回ってくるまでに、前に10組以上が受付をしています。「う~かなり待つね~」と覚悟を…。でも、ここで素晴らしいのは、受付時にその番号をQRコードでスマホに登録すると、順番が来ると知らせてくれるのです。だから、その間、苑内を楽しむことができます。

ミモロとお友達が梅の花や陶芸の工房を訪れたのは、その待ち時間…。
食事処に入れる15分前には、「間もなく順番になるので、近くにいてください~」という意味のメッセージがスマホに届きます。
このシステム、大きな病院などでも採用されているのも。それをさらに進化させたもの。

お店の前で、じっとしていなくて済む、とてもいいシステムです。

1時間ほど後、苑内を巡っていたミモロのスマホに「間もなくです」というメッセージが届きました。
「あ、もう食事処にいなくちゃ~」と、野遊びを中断して、食事処に向かいます。


「お腹空いちゃった~何食べようかな…」といそいそと食事処方向へ、歩き出します。


*「叶匠寿庵」の詳しい情報はホームページから

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琵琶湖を眺めながら頂くランチ。「びわ湖大津館」のレストラン「ベル ヴァン ブルージュ」

2025-03-23 | 滋賀県
「なんかいつもよりゆったりした気分のランチだね~」と、窓際のテーブルで寛ぐミモロ。


お友達のアーティストの山口カーラさんの「縄文スピリッツ」の写真展を拝見し、かつて迎賓館だった「旧琵琶湖ホテル」の館内を見学したミモロは、いつものように「お腹が空いた~」ということで、1階のレストラン「ベル ヴァン ブルージュ」へ。
 
ケーキなどのスイーツのほか、カレーなどの食事もできます。

でも、この日は、平日だったので、「カレーならご用意できます」とのこと。「はい、それでいいです」と答え奥へと進みます。

レストランには、オープンテラス席も…「でも、今日は、寒いから、館内にしようよ~」

初夏は、きっととても気持ちがよさそうな場所です。

「旧琵琶湖ホテル」の面影を留めるレストラン。

夜は、夜景を眺めながらのディナーが楽しめるよう。ただシーズンによって夜の営業がないことも…。

ノーチョイスのランチで、カレーセット(1100円)がミモロの前に。

「ホテルのカレー食べるの久しぶり…」とミモロ。最近は、インドやネパールのシェフがいるカレーショップによく行くミモロでした。「まろやかな味わいは、ホテルらしい味だよね~」と、夢中で頂くミモロには、湖の景色を見る余裕もありません。

「ごちそうさま~」と食べ終わって…口をナフキンで拭くと、「う~いい眺め~ヨットが見える」と、やっと景色を眺めます。

「建物もしっかりしてるね~」と、周囲をキョロキョロ。


「ショップも面白そうだよ~」と次は、館内のショップへ。

ここには、滋賀県産の食品や雑貨をメインに、隣接するローズガーデンにちなんだローズ雑貨なども販売されています。

農業県である滋賀県。米や小麦の生産高も高く、またさまざまな野菜や果物の収穫も多く、京都をはじめ、関西地区での需要を賄っています。
「美味しそう~」滋賀県産のいちごのジャムなど

また、清酒の蔵元も多く、さまざな銘酒が生まれています。

「あ、大津絵のビン入りのお酒だよ」

また木綿の製品もさまざま…
 
使いやすくオシャレな雑貨が揃っています。

「これ滋賀県の横断歩道でよく見るキャラクターグッズもある」

そう、「飛び出し坊や」と呼ばれるとび太くんです。昭和48年(1973)から県内各所に普及した子供の交通安全を促す看板として登場。「え~もう50才以上なんだ~」と驚くミモロです。

カーラさんの写真展を拝見してから、すでに1時間以上を過ごす「びわ湖大津館」。
最後に記念スタンプをおして…
「ブチュ~」

格調高い玄関を出て、帰路へ。


すぐそばの桟橋から、琵琶湖遊覧船にも乗れます。「もっと温かくなってから、また来たい~」というミモロです。


桜が湖岸を彩るのも間もなくです。

*「びわ湖大津館」の詳しい情報はホームページから

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海外の来賓を迎えた琵琶湖畔の迎賓館「旧琵琶湖ホテル(びわ湖大津館)」へ。

2025-03-22 | 滋賀県
「いい眺めだね~ここに泊った外国の来賓も同じ景色見たんだろうなぁ~」とミモロ。


ここは、京都から京阪電車で「近江神宮前駅」から徒歩15分。琵琶湖畔にある「びわ湖大津館」です。

かつてこの建物は、「旧琵琶湖ホテル」といって、昭和9年(1934)に外国人観光客の誘致を目的に滋賀県内初の国際観光ホテルとして開業。平成10年(1998)に運営していた「琵琶湖ホテル」が、浜大津駅前に移転。この建物は、取り壊される計画が浮上します。滋賀県の歴史を刻んだ建物の存在を多くの市民が求め、大津市が保存のため、敷地を含め建物を買い取り、大規模修繕と補強工事を施した後、平成14年(2002)に「びわ湖大津館」という市民が集う多目的文化施設へと生まれ変わりました。大津市指定文化財として、今も多くの市民に大切に愛されているのです。

現在、周囲の「柳が﨑湖畔公園」を含み一帯は、「京阪・琵琶湖汽船グループ」が管理しています。

歴史を感じさせる格調高い玄関。

ドアを開けると、赤絨毯が敷き詰められたエントランスが広がっています。

「うん、さすが迎賓館だった雰囲気あるね~」と、ミモロもちょっとすまし顔に…。

「あの~ミモロです~」とレセプションへ。

もちろん現在は、宿泊施設はありません。ここは、かつてのルームキーを置いた場所。

館内は、自由に見学可能。まずは2階へ


そこには、展望テラスがあります。

「わ~広いテラス~」

かつてはここにテーブルが並び、夜景を楽しんだり…「きっとビアガーデンやってたよね~花火も見えたと思う…」
その賑わいが想像できるスペースです。

テラスから眺める湖…その手前は、イングリッシュガーデンがあり、バラの花が5月になれば楽しめるそう。


「もっとこのホテルのこと知りたい~」とミモロ。

そこで向かったのは、ホテルの歴史を展示したスペースです。


皇室の方々の宿泊も多く、現在の上皇ご夫妻や天皇ご夫妻も宿泊なさっています。


「あ、いろんな人がたくさん宿泊してるんだ~」とミモロがいうのは、宿泊者には、川端康成、三島由紀夫、長谷川一夫、勝新太郎、美空ひばりなど、さまざまな分野の著名人が…


そして「ヘレンケラー」も宿泊。

彼女は、日本各地を旅し、箱根の「富士屋ホテル」、日光の「金谷ホテル」などにも宿泊しています。
つまり、このホテルは、営業を停止するまで、クラシックホテルとして人気だったのです。
「ママも、前に泊ったことあるって…」。そう、いつだったかは忘れましたが、宿泊したことがあります。

戦後、他のクラシックホテル同様、ここもGHQに接収され、宿泊やパーティー会場として多くの米兵が過ごした時期も…。


「いろんな時を刻んできた場所なんだよね~」


建築などに関する説明や展示も多数…それらを見学したミモロ、「お腹空いちゃった~」と言い出しました。
1階にレストランがあるので、そこでランチしましょうね~
「うん、急いで階段降りる~」と手すりに跨るミモロ。

ダメ!そういう下り方は…子供がマネしたら大変…「ネコでもダメ???」とミモロ。ネコでもダメです。

さぁ湖を眺めながらランチしましょう~

*「びわ湖大津館」の詳しい情報はホームページから

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滋賀県安曇川の伝統工芸「高島扇子」の扇子工房「すいた扇子」。美しい扇子に出会いました。

2024-10-02 | 滋賀県
「この扇子素敵~」とミモロが出会ったのは、滋賀県高島市安曇川の扇子のお店です。


JR「安曇川駅」から、道の駅に行く途中にある「すいた扇子」。


「なんでここに扇子屋さんがあるんだろ?」と思いながら、お店の中へ

店内には、さまざまな種類の扇子が並んでいます。


「いらっしゃいませ~」と、対応して下ったお店の方。

「あの~見せて頂いてもいいですか?」とミモロ。「はい、どうぞ~」と笑顔で迎えてくださいました。

棚に並ぶいろいろな扇子…舞扇、飾り扇子、男持の少し大きなサイズの扇子や柔らかな色合いの小ぶりの女持のもの、茶席扇子など、その種類は様々です。


「あの~どうしてここに扇子屋さんがあるんですか?」とストレートな質問。
「それはね~…」と、安曇川の扇子の歴史をお話してくださいました。


朽木渓谷から琵琶湖に注ぐ安曇川。昔からその流域には竹が自生していたそう。江戸時代、徳川綱吉の時代、この地域の長谷川玄斎という人が、水害を防ぐために、竹を植え、さらに農家の副業のために、竹工芸品の製作を奨励します。特に、扇子の骨は、その後、京都、大阪、東京など各地の扇子屋さんに納められ、その歴史は、現在にも至り、なんと全国の90%の扇子の骨を生産しているそう。

「え~扇子の骨って、ほとんどこの地域で作られてるんだ~すごい!」と感心仕切りのミモロです。
そう、ここの扇子の骨に京都や大阪で、紙や布が貼られて、扇子になるのです。

現在3代目となる「すいた扇子」。店の奥は、工房になっていて、そこで扇子の骨づくりが行われます。


扇子の骨(扇骨)の製造工程は、とても手間がかかるもの。竹から扇骨が完成するには、なんと十数ほどの作業工程を経るのだそう。

「え~そんなに手間がかかるんだ~」と驚くミモロ。

「あの~扇子の値段の違いってなんですか?」と尋ねます。


もちろん扇面の素材やデザインなどの違いはありますが、骨にフューチャーすると、その形状や本数などに違いがあるそう。


ミモロは、2000円代の扇子と6000円の扇子を開いて、仰ぎます。

「風の具合違うでしょ?」と言われ…「うん、確かに高い扇子の方が、風がたくさん来る気がする~」と。
確かに、なんとなく違うのです…。

外国人観光客にも人気が高い飾り扇…。日本の美を表現した素敵なお土産です。


「いろいろお話ありがとうございました~」とお礼を言って、手を振ってお店をあとに…


*「すいた扇子」滋賀県高島市安曇川町西万木62 ☎074032-1345 9:00~17:00 不定休

「ちょっとお散歩のつもりで、すごく時間過ぎちゃった~大変、早く戻らないと…」と、急いでお友達の家に帰るミモロでした。

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