「あれ~こんなお店できたんだ~」と、奈良の三輪「大神神社(三輪明神)」の参道で・・・
とてもモダンな木造建築…。ミモロはトコトコとその建物に続く新しい橋を渡ってゆきました。
橋の傍らには「三輪伝承蔵 今西酒造」という石。店先には、大きな杉玉が下がっています。
建物に中に一歩入ると、清々しい杉の香り…天井から差し込む陽光がなんとも心地よさを誘います。
吉野杉で作られた校倉造りコンセプトにした建物は、見る価値も十分。
「あの~見せて頂いていいですか?」とお店の方に声を掛けて…。
「はい、どうぞごゆっくり~」と笑顔でお返事頂きました。
ここ奈良は、一説には「清酒発祥の地」とされ、現代の酒造の基礎となる酒母の概念が確立されたと。日本最古の神社と言われる「大神神社」のお膝元でお供えするお酒が生まれたことに。
「日本の神様って、お酒好きだよね~かなりいける口だね~」と思うミモロ。日本の神様は、米作りを守り、人々の暮らしに喜びをもたらしているのです。
その日本酒を作る「今西酒造」は、ここ三輪の地で万治3年(1660)創業、現在14代当主の老舗です。「本店って、「三輪の恵比須神社」の近くにあるね~」とミモロ。そう、ミモロをかつて置き去りにした神社のそば…。その時の辛い経験は、今もミモロの記憶に…。
さて、話を戻し、今年新にオープンした「三輪伝承蔵」は、日本酒のファンだけでなく、お酒が飲めない人でも、興味を抱くものが豊富に揃ったお店です。
広い店内には、現代の酒造り手法の原型となる超自然派の銘酒「みむろ杉 菩提酛」が並んでいます。
店の奥には、吉野杉の木桶が並び、ここで多くの手間をかけ作られるのだそう。
ある意味で、効率化が優先される現代の流れとは異なるもの。でも、あえて古代から続く酒造りの技術と伝統を守ろうというのが、ここ「三輪伝承蔵」なのです。
「あれ?ここで飲めるの?」
店内のカウンターで営業時間内ならいつでも飲むことができ、また美味しそうなアテも味わえるセットも。
「ミモロちゃん、飲む?」とお友達。「うん、飲みたいけど、今から、たくさん歩かないといけないから…今度にする~」とミモロ。お酒ですから、未成年は飲めませんが、ミモロはネコなので、年齢制限は関係なく…。
「これなら大丈夫だね~」と、甘酒のあめを見つけました。
「これもお酒のパワー使ってるんだって…」と興味を持ったのは、保湿性があるというお酒を使った石鹸、ハンドクリーム、入浴剤で、すべて「今西酒造」オリジナル。
さらにオリジナル製品は他にも…
外国人観光客にも人気の品…。「これもいいね~」というのは、吉野杉のグッズです。
吉野杉のコースターなどもお土産にしたい品。
いずれも洗練されたデザインが素敵です。「こういうデザインに若い人のセンスを導入してるんだ~」と。老舗というものが、その時代の感性を巧みに取り入れ、時代を越えているのを感じます。
「これ、もしかして…大神神社のヘビさんへのプレゼント?」
お神酒セットには、卵が付いていました。ヘビより人間が味わいたいセットかも…。
素麺でも有名な三輪…オシャレなパッケージの三輪素麺も見つけました。
「ここお酒飲めなくても絶対に立ち寄りたい…」とミモロおすすめのショップ。
「大神神社」への参拝の楽しみのひとつになりそうです。
*「今西酒造」の詳しい情報はホームページから
ミモロラジオの「ネコのミモロの京都くらし」は、毎週木曜日14:30~15:00「ゆめのたねラジオ レッドチャンネル」で聞けます。(現在、プログラムは、毎月2回です)
https://files.yumenotane.jp/podcast/8-3-4_nekonomimoronokyoutokurasi_20250704.mp3
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより人気ブログランキング
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで