ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

満開を迎えた「聖護院門跡」のしだれ桜。山桜は、次々開花。ソメイヨシノは、もう少しの京都東山エリアです。

2024-03-31 | 京都桜の名所
「わ~満開になった!」と、ミモロが楽しみにしていたしだれ桜が満開に。


ここは、「平安神宮」の北に位置する「聖護院門跡」の門の脇。


毎年、必ず見に来る桜のひとつです。
地面まで長~く花の枝を垂らした姿。小さなミモロが、立っても、すぐ目の前に花が…

見上げると、空にピンク色の世界が広がっています。

「今年は、去年より遅かったから、ミモロ、ずっと待ってたよ~」と桜に話しかけました。

そこから、ミモロは、「平安神宮」の前を通って、「京都市京セラ美術館」へ。

ここの桜は、もう少し…蕾は大きくなっていますが、開花はまだ…

美術館の南側を歩きます。「ここ、桜がよく見える場所なんだ~」と、さすが何度も訪れているミモロ。

いつもなら、ピンクの桜と白いユキヤナギの2色が春の景色を作りますが、今年は…「桜さん、寒かったから、遅いね~」
一緒に見ることができません。「でも、来週になれば…」と期待を抱きます。

美術館の庭にある村上隆作の大きなオブジェ。

ここでは、大勢の観光客が、次々に写真を撮影を…。ミモロもオブジェの前でポーズ。

毎年、両側の桜が、水面に枝を伸ばすソメイヨシノ…琵琶湖疏水は、まだ、桜は咲いていません。


でも、美術館の東側、動物園との間は、山桜がもうすぐ満開に…

「山桜の方が、早く咲くんだ~」


また、毎年、多くの観光客が訪れるインクライン。

「ここ、一部は咲いてる…でも、もう少し…」

そして、そのそばにある「京都国際交流会館」では、早咲きの桜が満開に…


濃いめのピンク色の花びらが愛らしい姿です。


4月になると、きっと一斉に開花を迎えそうなソメイヨシノ。
「本当は、3月中に桜のリポートしようとしたんだけど…今年は、4月からになっちゃうね~。でも、今、桜さんたちは、一生懸命、お花の準備してるから、ゆっくり待っててあげよう…慌てないでいいからね~」と、蕾に話しかけるミモロでした。

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染色作家・気谷麻由子さんの草木染の浴衣。町家に飾れる雛人形や美人画

2024-03-30 | イベント

ミモロ、こっち向いて~…市松人形と記念撮影をするミモロ。


ここは、ミモロがよく伺うお友達の染色作家・気谷麻由子さんと友禅作家の黒田庄七郎さんのアトリエの「京空間mayuko」

「ミモロちゃん、お久しぶりね~よくいらっしゃいました~」と醒ヶ井仏光寺の古い町家で迎えてくださった気谷さん。

町家の中には、気谷さんが染めた、草木染のニュアンスのある色彩が素敵な浴衣生地が並んでいました。

「もう、今から、浴衣の準備しないと、夏すぐきちゃうね~」とミモロ。
大人の女性に似合う1点ものの浴衣です。

それに合う帯も、気谷さんの作。

作品は、オンラインショップでも購入可能です。

明治時代の町家のお座敷に進むと、そこには、お雛様が並んでいました。

「まだ、飾ってるの?」とミモロ。「4月中は、いろいろな方に見て頂けたらと思い、飾ることにしました」と気谷さん。

「お雛様も、長くお外にいられて嬉しいかも…」とミモロ。
でも、昔は、ひな祭りが終わったら、すぐに片づけないと、お嫁に行くのが遅くなるといわれたもの。
最近は、お雛様を飾らない人も多く、「お雛様、可哀そうだよね~」と思うミモロです。

ここに並ぶ見事な雛飾りは、黒田家のお嬢様たちのために揃えられたもの。
4台の雛壇は、それぞれの時代を纏います。
一番古いのは、江戸時代の作と思われるもの。

そして、2台は、京都の雛人形老舗「丸平大木人形店」のもの。京の雛らしく、品格漂うふっくらとしたお顔が特徴。
 
そして、これも京都の人形師の桜木宗甫作のもの。こちらは幾分スラリとしたお顔立ちです。


「この人形も素敵~美人さんだね~」とミモロが寄り添うのは、雛人形と共に飾られた武家の女性の姿。

こちらも「丸平大木人形店」のものだそう。
京都の人形の中で、武家の姿をしているのは、珍しいもの。

「これ、女官の犬のお散歩だ~」う~それはチン引きと言われるスタイルのお人形です。


「これ、ミモロサイズのお膳…」と、確かにサイズはミモロにピッタリの雛道具です。

「でも、これだけのお料理だったら、お腹空いちゃう…もっと大きなお茶碗がいいなぁ~」と食いしん坊のミモロ。
牡丹唐草の蒔絵のお雛様のお膳です。

「お人形で遊んでるの?」

と話しかけるのは、こちらも珍しいお人形。

床の間には、雛人形の掛け軸と共に、気谷さんが作った狸をモチーフにした「ドロンドール」のお雛様が…


坪庭の奥にあるお蔵には、黒田さんの美人画コレクション???が展示されていました。

今年の辰年にちなみ、龍にのった観音様でしょうか、美しいお姿の軸です。
 

さらに、はんなりとした風情が漂う美しい女性たちも…


「あ、ピクニックしてる~」江戸時代の野遊びでしょうか、緋毛氈を敷いて、これから料理を味わおうとする女性たち。

「桜が咲いたら、どこか桜の下で、お弁当食べよう~」と、桜が咲くのを楽しみするミモロです。

今年は、桜の開花が、京都では、去年より2週間も遅いそう。そのため、いつもより、桜が待ち遠しい…と思います。
「満開になるのは、来週からかな?」膨らんで来た蕾を見ては、楽しみにするミモロです。

*「京空間mayuko」の詳しい情報はホームページで。尚、気谷さんの作品を購入したい…また、お人形などを拝見したい方は、事前に連絡を忘れずに… 京都市下京区醒ヶ井仏光寺上ル要法寺町445 ℡075-351-8477

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京都「哲学の道」沿いにある幸福を招く「幸せ地蔵尊」と苦難を超える「乗越え不動尊」へ

2024-03-29 | 寺社仏閣

「ここにお詣りすると幸せになれるんだって~」と、ミモロがお詣りしたのは、「幸せ地蔵尊」です。


桜を期待して行った「哲学の道」。

でも、まだ桜は咲いていません…ちょっとガッガリしたミモロが、引き寄せられるように立ち寄ったのが、「幸せ地蔵尊」でした。


「哲学の道には、何度も来てるけど、一度もここにお詣りしたことなかった~」と。そこでさっそくお詣りに…


赤いのぼり旗が観光客の目に留まり、ミモロのように参拝する人の姿も…
外国人観光客の多い「哲学の道」。さすが日本語ののぼり旗なので、参拝する人は日本人だけ…

さて、ここは、「弥勒院」というお寺で、ミモロが毎月のように「止観体験」に伺う「聖護院門跡」の末寺です。
「え~ここ本山修験宗のお寺なんだ~」

そばに護摩堂があり、そこには、不動明王のお姿が…

これは、平成26年に地蔵堂を改修し、青森のねぶたの絵師が描いたもの。
「乗越え不動尊」と言われ、修験道の根本道場の大峰山を乗り越えて現れた不動尊だそう。
人生の様々な苦難を乗り越えるご利益があると…。

「弥勒院」のご本尊は、大日如来です。

この日は、本堂にはお詣りできなかったので、ミモロは、「幸せ地蔵尊」にまずお詣りを。

「キレイなお姿のお地蔵様…子供抱っこしてるみたい~」とそのお姿を見つめます。

そもそもこの地蔵尊は、江戸時代の頃の作ではないかと言われ、京都の室町の商家でお祀りしていたそう。戦争中にこちらに祀られることに。以前は、本堂にいらしたそうですが、多くの人にお詣りしていただけるように、今は、「地蔵堂」に祀られています。

「幸せになれるんだって~お詣りしよう!」とミモロ。え~今も幸せでしょ???「うん、そうだけど…みんなが幸せになれるようにお祈りするの…」・偉い!

お堂には、祈願のお線香があり、それを奉納することに…

ミモロが選んだのは、先祖供養…あれ?みんなの幸せ祈るんじゃないの?

「そうだけど、ご先祖さまにまず感謝して、それからみんなの幸せ祈るんだ~」と。
ミモロのご先祖さまって???と多少の疑問は残りますが、ともかく感謝をするのだと…。

お小遣いから100円を納め、太目のお線香を奉納します。

そして、「幸せ地蔵尊」に深々と参拝しました。


「あ、御朱印もある~」絵馬の奉納もできます。
 

また、さまざまなお守りなど授与品もありました。


「哲学の道」に来たら、ぜひ、参拝を…幸せを招く地蔵尊です。

「桜が咲いたら、また参拝に来よう~」と。今回、桜の花には出会えなかったけれど、なんとなく「幸せ!」と感じられたミモロでした。

*「弥勒院」の詳しい情報はホームページで

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ミモロの桜情報!「哲学の道」「びわ湖疏水」はまだ。「京都御苑」のしだれ桜は満開。桜を求め手持無沙汰な観光客

2024-03-28 | 京都桜の名所
「あれ~まだ、全然桜咲いてないんだ~」と、ミモロがやって来たのは、「哲学の道」周辺。

久しぶりに晴天に恵まれ、気温もポカポカ・・絶好の花見日和です。
そこで、ミモロは、自転車で、東山エリアの桜の名所を巡ることに…
でも…昨年の今頃は、疏水に桜の枝がピンクのトンネルを作るような景色を見せてくれたのに…
残念ながら、まだ蕾の状態です。

「見て~タンポポ咲いてるよ~」

桜はまだでも、道には、小さなタンポポが咲いています。「誰にも踏まれないといいね~」と小さな花を心配するミモロ。

「哲学の道」で大きな桜の木がある「大豊神社」

本殿の奥のしだれ桜は、ピンク色を帯びていますが、満開とまではいきません。
「ここももう少しだね~」

さらに、すでに何度も桜のチェックに訪れている「熊野若王子神社」の早咲きの「陽光桜」

「わ~咲いてる木もあるね~」
一部の木は、満開に近い状態ですが、「桜花苑」全体は、今週末にならないと見ごろを迎えそうにありません。

桜の木の横にある橘…落ちている実をひとつ味わってみることに…どう?

「う~酸っぱい!」とちょこっと舐めたミモロは、口をとがらせました。

「あ!スミレ~」

桜はまだですが、ここにも春の息吹が…

桜並木を楽しみに「哲学の道」を訪れている外国人観光客は多く、咲いていない景色をカメラに納めています。

ホーホケキョ…「あ、ウグイスだ~」と耳をピクピクさせ、桜の枝を見上げます。
姿は見えませんが、とても上手に大きな声でさえずるウグイスにミモロは、しばし聞きほれていました。
でも、外国人観光客は、ウグイスには、関心がないよう…

さて、自転車を乗るには、とても気持ちのいい日で、「平安神宮」の方向へ。
「ここの桜は、毎年早く咲くんだよね~」とミモロの言う通り満開を迎えているのが、「旧武徳殿」の古木の桜。

でも、他の桜はまだ蕾です。「どうしたんだろね~やっぱり寒かったからね~」

「あ~疏水の遊覧船だ~」

毎年、桜の時期に運航する「さくら回廊 十石舟」。3月20日~4月14日の運行で、ミモロも何度も乗った桜を楽しむのにおすすめの舟ですが…
今年は、今、全く桜が咲いていません。「あの舟からだと、見えるの石垣しかないかも…」すでに観光の予定に入っているのでしょう、桜がなくても乗船してる観光客の姿がそこに。
岸から手を振るミモロを見つけた観光客が、手を振り返してくれました。

桜の花が咲いていたら、小さなミモロの姿は、見えなかったかも。
「桜が見れなくて残念だけど…自然の事だからね~また、来てね~」

「ここももう少し…」と立ち寄ったのは…

大きなしだれ桜がある「聖護院門跡」。

ここも比較的早く咲く桜ですが、花は、まだチラホラ…

「でも、あそこなら、もう咲いてると思うよ~」と、さらに丸太町通を西へと自転車で向かったのは、「京都御苑」です。

ミモロの予想通り、満開を迎えているのは、「京都御苑」のしだれ桜。

今、京都で貴重な満開の桜とあって、周辺には、観光客が取り囲んです。「桜の全体がみえないね~」


「京都御苑」の桜のポイントである「旧近衞邸跡」でも、撮影をしようと観光客がいっぱい。

「すごいね~桜のそばに行けない…」と遠くから眺めるミモロでした。

人の流れを途切れた時に、桜のそばへ


青空に浮かぶように咲くしだれ桜…「やっぱり何度見てもいいね~」と思うミモロです。


京都のソメイヨシノの桜の開花は、4月に入ってからと思われます。
「また、満開になったら、桜めぐりしなくちゃね~」と。
今年は、どこに行こうかな?

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レコードで楽しむジャズ。銀閣寺そばレストラン「NOANOA]の特別なお部屋、JAZZ室

2024-03-27 | 京都

壁一面に並ぶレコード…そして大きなオーディオ設備。ここはJAZZを楽しむために設計されたお部屋です。


冬のある日…ミモロは、お友達に誘われて、このお部屋を訪れました。
そこには、JAZZをこよなく愛する人たちがいっぱい。


このお部屋があるのは、銀閣寺そばの「レストランNOANOA」。

同じ敷地内にある洋館のような建物の2階が改装されたのです。

クラシックな趣を漂わす館内。


2階のスペースは、新たな素敵な空間に…。
このお部屋を企画なさったのは、内科医でもある松井さん。


大のJAZZ好きで、若い頃からレコード店に通い詰め、蒐集なさったたくさんのJAZZのレコード。

その中には、今や貴重なものも数多くあるのだそう。

「なんでレコードなの?」と思うミモロ。
「レコードには、それを収録した空気感がいっぱい感じられるんですよ」と松井さん。

大好きなJAZZを思う存分聞ける部屋…様々なオーディオ機器が、それぞれのレコードの魅力をさらにアップさせます。
 

天井も高く、スピーカーから流れる音を、いっそうまろやかなものに…


JAZZに関する書籍も多数収集なさっています。


それらをすべてこの部屋に運び入れ、多くのJAZZファンに楽しんでもらえるJAZZ室を…というのが、松井さんの思いです。

あまりJAZZに詳しくないミモロですが、部屋全体に響く曲に、ついステップを踏んでいます。

「これだけの音量で、臨場感いっぱいに聞けるって素晴らしいね~」とミモロ。
レコード針が生み出す音は、CDなどでは感じられない温かみを帯びています。

松井さんの思いに共感する「白沙村荘 橋本関雪記念館」の橋本さん。
「ミモロちゃん、お久しぶり~JAZZ興味あるんだ~」と。

「まぁね~」とミモロ。今後、このJAZZ室を一般のお客様にも楽しんでいただける場所にしたい…とおっしゃります。
その日を楽しみに…

「また、レストランにお友達とランチしに来ますね~」とミモロ。

ここは、1970年にオープンした京都イタリアンの草分け的レストラン。ランチやディナー、喫茶など、ゆったりとした時間が過ごせる人気のお店です。

桜が咲く時期は、多くの観光客で賑わう「哲学の道」。
そこでぜひ寄りたいのが、見事な庭園と美術品の「白沙村荘 橋本関雪記念館」とそれに併設するレストランNOANOAです。


*「白沙村荘 橋本関雪記念館」の詳しい情報はホームページで

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