ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

いよいよ千秋楽の「なみはや講談フェスティバル」。新年の準備が進む神戸「湊川神社」

2021-12-31 | 奈良、近畿

「わ~大きな神社だね~」と、12月30日JR神戸駅に降り立ったミモロ。駅前には、「湊川神社」が鎮座しています。

ここは、後醍醐天皇と共に鎌倉幕府を打倒し、新たな武士の世を建てようとした楠木正成公を祀る神社です。

「あ、ここに参拝するのは、後ね…まずは、新開地の喜楽館に行かなくちゃ~」と、ミモロが朝9時すぎに急いで向かったのは、そこから徒歩10分ほどにあるかつて賑わった新開地の演芸を蘇られた「喜楽館」です。

コロナ禍の2021年、文化庁の支援を受け、関西の落語家、講談師などによる「なみはや落語」「なみはや講談」フェスティバルが秋から年末にかけて開催されているのです。

ミモロは、11月には、落語を楽しみに訪れました。そして今回は講談です。


講談師、旭堂南陵一門の方々による講談会で、以前、記者発表会に行ったミモロは、そこにいらした皆さんの舞台を楽しみにしていました。
 

朝10時から始まる高座に向けて、朝8時に京都を出発し、JR新快速で神戸駅へ。「1時間はかかったけど、乗っちゃえば快適~。神戸も思ったより近いね~」と。
すでにお話したことがある方々の高座は、いっそう楽しみ…。

「あれ?あんまり観客いなの?」

会場内にも人はまばら…なんとミモロは、最前列のセンター席です。


次々に進むお話…「講談って面白いね~」と、みなさんの話に引き込まれていくミモロでした。

31日の夜18:30は千秋楽。まだお席に余裕があるそう…お近くの方は、ぜひ…。
「来年も、ミモロ、講談や落語、見に行こう…と、今回のフェスティバルで、実際に観客を前に務められる舞台の臨場感がたまらないと感じたミモロなのです。

講談を楽しんだ後、ミモロは、再び「湊川神社」へ

境内では、初詣の人たちのために屋台の準備が急ピッチに進んでいました。


京都各所の神社では、コロナ対策のため、屋台の営業規制が行われるところも多く、ちょっと寂しい感じですが…。
「ここでは、ベビーカステラやお好み焼き、焼きそばなんかの屋台も出るんだって…」


「湊川神社」は、楠木正成公が、湊川の戦いで自刃された場所で、その墓は地元の人たちに大切に守られてきました。江戸時代、楠木正成公を崇敬した徳川光圀公によって、立派なお墓が建立。そして明治天皇によって、明治5年に神社として創建されたのです。
クスノキが茂る境内は、7232坪と広々。神戸の人たちの崇敬を集めています。

本殿は、昭和20年の神戸大空襲で焼失。その後、昭和27年に復興されました。天井には神戸にゆかりの深い画家などが奉納した作品が、格天井を彩りっています。


本殿前で進む初詣の準備は、大きなお賽銭箱の設置。

多くの参拝者を迎える神社の期待が膨らむ大きさです。

「楠木正成公を大河ドラマに…だって~」と、NHKの大河ドラマの主人公にとの願いが地元には…

「う~来年は、鎌倉幕府を作るお話だから、それを打倒する楠木正成公のお話は、もう少し先になるよね~」とミモロ。
大河ドラマの主人公になることで、観光促進にとの願いが…。

境内の一角にある「楠本稲荷神社」。現在の場所には、昭和28年に…。

天井の赤い提灯の奉納も多く、福徳のご利益が多くの人を引き付けているのです。


新年の準備に忙しそうな人たち…「来年は寅年だから、いろんなところにトラさんがいっぱい~」と、同じネコ科として嬉しいミモロなのです。


*「湊川神社」の詳しい情報はホームページで


「さあ、JR新快速で京都に戻ろう…」と神戸駅へ

ここは、東海道本線の終点。また門司への山陰本線の起点です。開業は明治7年(1874)で、日本2番目の鉄道路線、大阪ー神戸間に敷設された鉄道駅。(ちなみに1番目は、新橋ー横浜)。駅舎は、1930年の建築で、耐震補強工事なども行われ、昔ながらの雰囲気を留めながらの新しい駅舎です。


「また、今度、ゆっくり新開地歩くんだ~」というミモロ。かつてここは、「東の浅草、西の新開地」と言われるほど、活況を呈してした場所なのです。さぁ、2022年は、どんなところのリポートに…これからもミモロをどうぞよろしくお願いいたします。


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紙、墨、筆など[書」に関するあらゆるものが揃う専門店、寺町二条の「書芸サロン 賛交」

2021-12-30 | ショップ

「新年の書初めの準備しよう~」と、やっとお正月への準備を始めたミモロは、寺町通へと二条通を進み、一軒のお店へ。
ここは、書に関するあらゆるものが揃う「書芸サロン 賛交」です。

「どれにしようかな?」と書初めの半紙を探します。

昔から文化人がよく通う寺町通は、「書」に関する老舗の専門店が点在し、また、その顧客には神社仏閣が多いというのも、いかにも京都らしいこと。和の文化が盛んな京都には、日常的に墨、和紙、筆などを使う人も多いのです。

そんなお店のひとつが、ここ…。

広々した店には、墨、和紙、筆などのコーナーがあり、そこに種類豊富に品々が並んでいます。


ここで扱う品々は、書の初心者から書家まで、あらゆる技術の人に合うような品々があるのです。

「本当にいろんな品がある~」と、品々をひとつひとつ見てゆくミモロ。
筆も、漢字用、仮名用、写経用、日本画用など、あらゆる用途のものが…。

「わ~いろいろあってどれにしたらいいのかな?」と迷います。
日本の道具は、本当に種類が多いのが特徴のひとつ。それは日本人の完璧さを追求する姿勢の表れかも…。

各文字などのサイズによっても、筆の大きさは異なります。

墨も同様…漢字用、仮名用、写経用、水墨画用、拓本用などの用途をはじめ、墨の黒色にも、青系、紫紺系、赤系、茶系など微妙に異なる色合いがあるのだそう。

「う~どれにしよう~」とここでも迷います。

「わ~硯もいろいろある~」

墨の色や発色は、硯によって変わるのだそう。使う墨の特徴を活かす硯が理想的。また国内の産地からの和硯だけでなく、中国産の唐硯も揃っています。「ちょっと表面触ってみてください~」とお店の方に言われ、ミモロは、いくつかの硯を触ります。
「わ~滑らかさが違う…」とビックリ。また、代々受け継げるのも硯で、人から譲られて使い続けるという人も…。

さて、お店の棚には、本当にいろんな種類の半紙が…

「あの~どれにしたらいいですか?」ともうわからなくてオロオロ。

「半紙も漢字用、仮名用などをはじめ、手漉きと機械漉きなどで違うんですよ」とお店の方。

「墨が裏側まで滲むのが、手漉き半紙、ほら機械で漉いた半紙は、墨があんまり裏側に滲んでいません」と。「ホントだ~」


また、仮名用の半紙は、透明感があって、表面がいっそう滑らかで、サラサラと筆運びができるような感じです。


棚には、中国や台湾で漉かれた半紙なども…その種類の多さに驚くばかり。


「あの~ミモロ、書は初心者なんです~あんまり筆持つことなくて、お正月の書初めくらいかな?」と。
「それなら、初心者や練習用の半紙でも…」とお店の方。
「あの~字が上手に見える半紙ありませんか?」とミモロ。「そうですね~ともかくいろいろな種類の紙を使ってみて、お気に入りのものを探すのもいいかもしれませんね~」とお店の方。

書の用具は、筆、硯、墨、そして紙と、初心者向けとプロ仕様では、本当に価格の差があるもの。
例えば、練習用の半紙は、1000枚3370円、手漉きの品は、100枚9350円と、全然値段が違います。
「ミモロ、練習用でいい~」と。そう、まずはたくさん書かないとね…。

お店の方に相談しながら、自分にあった品々を選ぶのも楽しいもの。

「わ~きれいな紙…」手漉きの和紙で、キラなども施されたもので、作品として仕上げるのに素敵。

「あ、1枚1000円くらいするんだ~失敗できないね~」と。

お店には、書関係だけでなく、和の雑貨なども…。


「来年は、もっと字がきれいに書けるようになりたいなぁ~」と、毎年、同じような誓を立てるミモロです。

「書芸サロン 賛交」の詳しい情報はホームページで


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様々なハーブやスパイスを巧みに使った創作料理。レトロな雑貨のインテリアもおしゃれな西院の「MAKER」

2021-12-29 | グルメ

「ミモロちゃんを、ぜひご招待したいの~」と東京のお友達と一緒に訪れたのは、京都西院にある創作料理「Maker」です。

ミモロのためにわざわざ東京から予約してくれたグルメなお友達。「ここどうしても今回行きたくて~」と。案内されたのは、店の奥にある個室です。

「なんか不思議な個室だね~」とミモロ。やたら分厚い壁と扉、窓には鉄格子もはまっています。
実は、ここは、60年前質屋だった建物。そのため、防火対策は万全で、建物全体が蔵のよう…。ミモロ達の過ごす個室は、その中でも倉庫部分で、いっそう頑丈な感じです。

店内は、まるでレトロな雑貨店のよう。古い家具や食器をはじめいろいろな雑貨がインテリアとして使われていると同時に、気に入ったものは購入も可能。つまりレトロな雑貨店も兼ねているレストランなのでした。


さて、このお店のオーナーシェフの吉岡慶さんは、京都造形芸術大学(現在の京都芸術大学)で彫刻などを学ばれたそう。料理は、独学で腕を磨き、芸術的なセンスと優れた味覚が作る独創的なもの。その素材組み合わせの巧みさ、およびハーブやスパイス使いが、訪れた人を魅了しています。

有機野菜をはじめ、素材にこだわった料理は、「え~こんなの食べたことない~わ~美味しいね~」と、2017年にオープン以来、その美味しさが評判となり、今や夜は予約必須の人気店に…。

オープンキッチンの店内では、スタッフがキビキビと…


大きなテーブルは12席。カウンター席感覚で素敵な雰囲気の中、料理を楽しむことができます。

「じゃ、乾杯しましょう~ミモロちゃん、久しぶり~」とお友達といっしょのお食事…「嬉しいなぁ~」とミモロもこの日を楽しみに。乾杯は、赤ブドウスパイスソーダーです。ミモロのには、赤ワインも入っています。

「う~すごくスパイシーで美味しい~」と目を細めます。

お友達が予約してくれたコース料理が次々に・・・

赤カブとココナッツミルクのスープ。「キャーピンク色のスープだ~クリーミーでいいお味~」

色とりどりの野菜が組み合わされたサラダ。中にはキクイモと洋ナシが入っていて、心地よい歯ごたえと甘さが


イチゴとブラータは、モッツァレラチーズのようなチーズとイチゴや野菜の組み合わせ…「これ東京で流行ってるね~」とお友達。

「へぇ~そうなんだ~チーズのまろやかなお味とイチゴの甘酸っぱい感じがいいね」と初めて食べたミモロ。

カリフラワーのピュレや様々野菜や果物で作ったソースなど、その組み合わせがなんとも絶妙なのです。
 
しかも、彩りがすごくおシャレ…「なんか絵画みたいな色合いだよね~」と思うミモロでした。

メインは、エゾジカのロースト。リンゴのピュレなどと共に味わいます。

「う~どれも美味しかった~」とミモロ。写真は、すべて3人前で、それぞれ小皿にとりわけていただきました。

最後のデザートは、1人前。

大好きなイチゴのデザートでした。

こちらのパンは、自然酵母のパンで知られる「Kurs」のもの。何度もお代わりしたミモロです。

「ミモロちゃん、トイレも行ってみて~」とお友達。「うん…どこ?」とキョロキョロ。なんとすごく頑丈で分厚い扉の奥がトイレです。

「この店の内装は、全部自分でやったんですよ」と吉岡さん。さすが芸術関係の大学の卒業生。そのセンスがなんとも素敵なのです。

お店には、持ち帰りができる焼き菓子もいろいろ。
 

「今度、ぜひランチに来たいです~」とミモロ。

お店を出るときに、入口のピアノでクリスマスソングの演奏を試みるミモロでした。


「またぜひいらしてくださいね~」とオーナーの吉岡さんに見送られ、師走の町に…

「あ、雪かも…」赤いマフラーに顔を埋めるように夜の町から、おうちを目指すミモロです。

*「Maker」京都市右京区西院三蔵町49 ☎075-950-0081 営業時間11:30~15:00(日曜を除く) 18:00~22:00(水~日曜) 月・火曜休み 年始は1月12日から営業です。 阪急「西院駅」徒歩5分


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年内にリポートしたいこと。大阪の「笑いの殿堂」の「なんばグランド花月」見学。

2021-12-28 | 大阪

京都から京阪電車と地下鉄御堂筋線を乗り継いでやって来た大阪なんば。

その中心的存在が「笑いの殿堂」と称する吉本興業の「なんばグランド花月」です。

昭和14年(1939)に千日前に開場した「大阪花月劇場」を前身として、その老朽化に伴い新たな劇場として、昭和62年に開場。2012年には大規模改装工事で、劇場、飲食店、ショップなどが充実。いっそう楽しい場所になりました。

入口には、テレビなどでお馴染みの芸人さんたちの名前がズラリ~


この日は、時間がなくて、ミモロは館内の見学だけをすることに…。

館内には、大阪の演芸に関する資料の展示コーナーもあります。


大正・昭和に活躍した「しゃべくり漫才」の先駆者 花菱アチャコと横山エンタツの写真が…。
現在の漫才のスタイルを作り出した笑いの天才と言われます。


戦後の暗い時代に、人々に生きるパワーを与える笑いを届けた方々です。「どんなに苦しい状況でも、人間だけが笑うことができるんだよね~」とネコのミモロ。それは現在のコロナ禍の状況にも当てはまることなのでは?

「あ、すっちーさんだ~」とミモロが大好きなタレントさんのすっちーさんのパネルもあり、ミモロは大喜び。

今も、すっちーさんは、おばさんだと思っているミモロです。「おじさんだなんて信じたくない~」とのこと。

さて、1階には、大きなスペースでさまざまなオリジナルグッズが並ぶショップがあります。


タレントさんをモデルにしたグッズも種類豊富。訪れる人のお土産に大人気。
「あ、チコちゃんのもいろいろある~」

「すごいキティちゃんもアニマル柄の洋服着て、大阪ぽくなってる~」

人気者のキャラクターグッズも揃っています。

「今度は、劇場で大笑いしたね~」というミモロでした。


ここでは、年末年始を含め、365日公演が行われます。「初笑いにもいいかもね~」と

*「なんばグランド花月」の詳しい情報はホームページで

ところで、「なんばグランド花月」のある界隈は、「道具屋筋」といわれ、刃物、台所道具など、いろんな道具を扱うお店が軒を連ねています。

「わ~いろんなものがある~ゆっくり見たい~」と思うミモロですが、今回は、時間がなくて通り過ぎただけ。

ぜひ、いつかゆっくりリポートしますね~。

「大阪のこといろいろ教えてくださってありがとうございます」とミモロがお礼をいうのは、関西の観光情報を伝える業界紙「トラベルニュース」の会長さん。

「これからもディープな大阪教えてくださいね~」とミモロ。「はい、まかしとき~ミモロちゃんの読者に大阪好きになってもらいますよ~」と、来年も楽しみにしているミモロなのでした。

2025年に大阪万博を控えた大阪の町は、ドンドン変化し、ますます魅力的に…。
関東の人が抱く大阪のイメージは、本当にごく1面に過ぎません。京都よりも歴史が深い大阪…。商業、文化の町として歩み続けているのです。

「来年もいろいろリポートしますね~。だって、京都から1時間で行けるんだよ~」とミモロ。京都からの日帰り旅にぜひおすすめです。


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年内にリポートしたい2021年のいろいろ。本場の大阪の文化演芸を教わった「道頓堀ミュージアム並木座」

2021-12-27 | 大阪

2021年は、大阪がグッと身近になった年に…。ミモロは、毎月のように大阪に出かけました。
この日は、講談師の旭堂南龍さんの高座を聞きに…。

会場は、今年、何度も訪れた「道頓堀ミュージアム並木座」です。

出町柳駅から京阪電車の特急に乗って1時間ほどで到着する大阪。御堂筋線や谷町線など、地下鉄も何度も利用して、少しずつ大阪の地理がわかるようになってきました。

「やっとひとりで来れるようになったの~」とミモロ。

ここは、以前にもご紹介したように江戸時代から大阪の人たちに愛され続けた歌舞伎や文楽、落語、講談などの舞台の魅力を紹介する場所。館内は、まるで江戸時代の芝居小屋のよう…


すでに何回か訪れているミモロは、ここに来るのをいつも楽しみにしていました。
「今夜は、講談と落語が聞けるんだって~」と。


9月17日に行われた演目は、講談師の旭堂南龍さんが毎月行う「なんりゅうの挑戦」という企画です。


毎回、いろいろな話題の人と共に新たな高座を作り上げるのです。
熱のこもった語りに、会場の人たちは引き込まれていきます。

この日、一緒に高座に上がるのは、落語家の月亭希遊さんです。

古典から新作まで幅広く手掛ける若手落語家さん。ショートショートの作品もSNSで発表しているそう。

二人のトークコーナーも楽しいもの。
「今まであんまり講談や落語を聞く機会なかったけど、想像力が刺激されるね~」とミモロ。映像がない語りの世界は、YouTubeなどとは異なり、聞く人の頭に浮かぶ映像はきっとそれぞれ異なるはず、それが脳を刺激する気がします。

「講談って迫力ありますね~」とミモロ。「ぜひ、またいらしてくださいね~」と旭堂南龍さん。


「なんか思わず笑っちゃいました~」とミモロ。「楽しんでもらえてうれしいです」と月亭希遊さん。


さて、別の日には、数々の舞台の背景やテレビ、映画のタイトルの文字デザインを手がける竹内志朗さんの講演会へ。


竹内さんのお仕事は、舞台の背景のデザイン。

それぞれの演目の場面に合わせた背景を描きます。

演目の内容を熟知し、場面ごとに、役者さんの動きなどを考慮し、適切な背景を描く仕事は、まさに経験と技術が必須。
「どこでどう役者が動くか、それを一番効果的に見せるために何が必要か、どこに配置するかを、よく考えなければならないんです」と。

また、タイトルの文字は、作品の魅力を瞬時に感じさせるパワーが必要。「1作を書き上げるのに、最低500枚は書きますね」とおっしゃる竹内さん。

「あ、剣客商売の題字も竹内さんの作品なんだ~」ミモロが大好きな時代劇のひとつです。


舞台やテレビ、映画を支える人のお話は、本当に興味深いものでした。

「これからもいろいろ面白い企画やりますから、ぜひ、またいらしてくださいね~」と「道頓堀ミュージアム並木座」の山根さん。


来年の企画も楽しみです。ぜひ、一度「道頓堀ミュージアム並木座」へ。

*「道頓堀ミュージアム並木座」の詳しい情報はホームページで

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