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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

浴衣の季節に使いたいガラスの帯留めワークショップ。「京空間mayuko」で。

2025-06-04 | 体験

6月になると、そろそろ浴衣が気になるミモロ。そこで帯留めワークショップに参加しました。

「なんか美味しそう…」色とりどりのガラスやタイルを自由に組み合わせて、自分だけのオリジナル帯留めを製作します。参加費2200円。

 

このワークショップを主催するのは、東京からこのために上洛なさった百花さん。以前、京都では学生時代を過ごされたこともあり、和服が大好きで、最近は、日常着としても和服を愛用されているそう。今回のワークショップの開催は、和服好きからSNSでの交流から実現したとか。「京空間mayuko]を工房とする草木染の作家の気谷さんも、素敵な和服でご一緒に…。

「ミモロちゃんは、お着物着るんですか?」と百花さん。「はい、京都のネコですから、お茶会やお正月、いろいろな場面で着ますよ。だってここの友禅作家の黒田庄七郎先生には、振袖と訪問着も作って頂いたんです。それミモロの宝物のひとつね~」と、鼻を膨らませながら説明するミモロです。

ワークショップをスタートです。テーブルの上に用意されたのは、カラフルなガラスやタイルなど…。百花さんが見つけたり、ご自分で製作したものだそう。

 

「自分のイメージでいろいろ組み合わせてね~」と言われ、ミモロは、さっそく気になるものを並べ、いろいろ組わせます。

「スイカやかき氷にしようかなぁ~夏らしいのがいいよね~」と、なぜか食べ物しか頭に浮かばないよう。さんざん悩み抜いて…「ママにあげるの~」と、ちょっとシックな色合い…でも、キラキラ光る華やかさも…。

 

後ろ側に留め金を接着。上のガラスタイルも動かないように接着剤で取り付けます。

「乾くまで、しばらく待ってね~」と。その間、お茶でひと休み。

さらに、お座敷に現在展示されているいる「蓬莱仙境画」を拝見。

 

さらに奥の土蔵では、春画展も開催中。「ミモロちゃん、見る?」 

ミモロには刺激的な春画ですが、昔は、花嫁道具のひとつでもあったそう。昔の性教育???

ワークショップの帯留めも完成。「ママ、喜ぶと思う…」とミモロ。そろそろお暇しましょう。お座敷には、百花さんが東京からお持ちになった帯締めや帯留めも並んでいます。 

さらに気谷さんが染められた浴衣生地や小物もいろいろ。

 

「6月になると、なんか祇園祭が近い感じがするね~」と、京都の暮らしのサイクルに馴染んだミモロです。「ぜひ、これからもたくさん和服着てくださいね~」と百花さん。

「はい、どうもお世話になりました~」と手を振ってお別れします。「きっとあっという間に、祇園祭になるね~」と。そう、祭りが始まるまで、もう1か月を切りました。今年も、お手伝いをするつもりのミモロです。

*百花さんのワークショップは、全国で開催されるそう。

 

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[京の黒染屋」で、名水「柳の水」を頂き、家紋の型染体験も…

2025-05-19 | 体験

「美味しいお水頂きま~す!」とミモロが飲むのは、「柳の水」。

訪れている京都の西洞院通三条の「京の黒染屋 柊屋新七」の敷地内にある井戸のお水です。

 

店の入口には、「千利休が愛した名水 柳の水」の標示があり、路地を奥へと進んでゆくと…

そこには、井戸がありました。

 

傍らの石碑には…

ここ柳水町は、平安時代末期、崇徳院の御所があり、すでに清泉が湧き、柳水として知られ、千利休が茶の湯に用いたとか。織田信長の息子の信雄や肥後の加藤家、徳川の紀州和歌山家の京都の邸宅などにもなっていた歴史がある場所。時代を経ても、そこには人々を魅了する名水が湧き、明治3年に、「京の黒染屋」が創業、現在に至ります。

「ここに黒染め工房があるのは、染めには、清らかな水が欠かせないからです」と五代目の馬場さん。

「中どうなってるの?」と、特別に見せて頂くことに…井戸の中を覗き込むミモロです。

 

井戸は、地下約90メートルまで掘られており、いかなる時代も枯れたことがなく、今も、染色や飲料水に利用されているお水です。

「ホント、お水、湧いている…」井戸には、豊かに水が…

 

「飲んでみますか?」と馬場さん。「はい、ぜひ~」とミモロは、即お返事。

井戸のそばには蛇口があり、「どうぞここからお水を…」と。

紙コップを頂き、さっそく名水を頂きます。「う~なんか円やかな味わいのお水…美味しい~」とミモロ。

京都は、水の豊かな地…その水は、酒造りをはじめ、友禅染や茶の湯が発展をもたらしたとも…。市内には、ここ「柳の水」のほか、文化的に名水と言われるものが14あり、その中には、飲料水として、汲むことができるもののあります。(一部は、現在、飲料として利用不可)

この「柳の水」は、飲料として、ボトルに汲んでゆく人も…

 

喉を潤したミモロは、工房の一角にある「家紋体験スペース」を見せて頂くことに…

「ここでは、家紋の型染め体験ができるんですよ~」と馬場さんに案内されて中へ。そもそも「京の黒染屋」は、黒紋付などの工房。日本の文化のひとつでもある家紋は、修学旅行生をはじめ、外国人観光客にも人気で、それを染めた品々は、幅広い年齢層の人に、京都の素敵な思い出になっているそう。

風呂敷やふくさ、巾着、Tシャツなど、さまざまなものに、型染で家紋をいれることができるのです。

「わ~たくさん家紋がある~」と壁一面にたくさんの家紋が並んでいます。「え~ミモロの家紋ってなんだろ?」と、悩むミモロ。

「もちろん、お家の紋を入れるのもいいですが、ご自分の御印のように誕生日で家紋を選びことができるんです。だから、誰でも楽しめます…」とのこと。

ミモロの場合は、気に入ったデザインを選び、型押し体験のマネをさせて頂きました。

「それを染めるのね~はい、布の上に型をのせて…」

特殊な染色インクで含んだハケで、テンプレートのように型の上をなぞります。

染めたのは、ネコのデザイン…工房にいた愛らしいマスコットたちも見学に来ました。

「よくできてるんじゃない?」とみんなで見つめる作品。

「いろいろ教えていただき、ありがとうございました~またね~」と手を振って馬場さんとお別れです。

黒染め、柳の水、家紋染め体験と、京都らしいことが次々に…。

ぜひ、一度、立ち寄ってはいかがでしょ?

*「京の黒染屋」の詳しい情報はホームページから、どうぞ~

 

*「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」は、夏頃、お引っ越しをします。「ミモロは、これからもずっとみんなと一緒だから安心してね~」また、近々、お引っ越しに関しては、お知らせします。

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手編みと手芸の「ハマナカ」京都本社での「あみだおれフェア」。メルちゃんとおそろいのドレス撮影会も

2025-05-04 | 体験
「お姫様になったみたい!」と嬉しそうなミモロは…。

女の子に人気の「メルちゃん」(株式会社パイロットコーポレーションの登録商標)と一緒です。

4月5日に京都の円町そば丸太町通り沿いにある手編みと手芸の「ハマナカ」京都本社で、編み物好きが楽しみにする「あみだおれフェア」が開催されました。
 
以前も参加したことがあるミモロ。
会場には、10時から15時まで、大勢の手編みファンが集い、ひたすらだれに遠慮することもなく編み物に没頭できる時間が提供されているのです。


ミモロは、お友達の「ハマナカ」のキャラクターのマナちゃんとユウくんに迎えられ、お揃いのうさ耳の帽子を被りました。


本社のロビーには、様々な手編み作品が置かれ、いっしょに遊ぶこともできます。


さて、この日は、エントランスそばの会場では、「メルちゃんとおそろいのドレス撮影会」が開催。

会場を訪れたメルちゃんファンの女の子たちが、次々にメルちゃんと同じドレスを着用し、記念撮影を楽しんでいます。

「ミモロちゃん、いらっしゃい~」と可愛い手編みのドレス姿で迎えてくれたメルちゃんとお友達。

たくさんの仲間がいるメルちゃんは、とてもオシャレ。いろいろな洋服を着せ替えして楽しめると共に、お友達といっしょにハウスなどで遊べ、女の子たちの想像力を刺激する人気のキャラクターなのです。

「いいなぁ~素敵なお姫様ドレス…ミモロも着たいけど…」と、会場には、子供サイズのドレスが用意されていますが、ミモロには大きすぎます。「クスン…」とメルちゃんといっしょに撮影できないミモロは、「ハマナカ」の社長の濱中さんに抱き着きます。


「ちょっと待って~」と濱中さん…「これ着てみて~」と、メルちゃんからドレスを借りて、ミモロへ

「どう?入る?」。メルちゃんより、どう見ても太目なミモロ…何とか腕が通りました。
「大丈夫~着られる~」と。背丈は、メルちゃんの方が高いのですが、なんせ太目なミモロ。「お腹引っ込めて…」「はい」

「髪飾りもつけましょうね~」と、ミモロにドレスを着せてくださいました。
「はい、完了!撮影して来て~」と。

ドレス姿の女の子の次に、ミモロも撮影することに…。

「わ~ミモロちゃん、よく似合う…」とメルちゃん。

「そう…??」と褒められてまんざらでもない表情。

「わ~いっしょだ~!お姫様みたい!」とメルちゃんと並んで嬉しそうなミモロ。

無事に撮影できました。

「ハマナカ」では、手芸好きの方々に向けて、各地でコラボ企画のイベントを開催。5月のGWには、札幌で開催。
ホームページには、小物などの編み方など、わかりやすい解説なども公開するなど、手編みファンには、見逃せないものがいろいろ。

この日は、メルちゃんの登録商標を持つ「パイロットコーポレーション」とのコラボでした。
また、手芸ファンが憧れる手芸作家の寺西先生もご一緒に。


「今日は、どうもありがとう…楽しかった…また遊んでね~」と、メルちゃんにお礼をいうミモロ。

「うん、またね~ミモロちゃんもおしゃれさんだね~でも、これ以上太るとメルのドレス着られないから、注意してね~」とメルちゃん。「大丈夫、ミモロ、お腹引っ込める得意だから…」と、二人の話は、なかなか終わりません。

「バイバイ!」と、「ハマナカ」京都本社から、濱中社長と寺西先生に手を振ってお別れするミモロでした。


*「ハマナカ」のイベントなど、さまざまな情報はホームページからどうぞ~



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心を鎮める「写仏体験」。修学院離宮の山を望みながらの静寂の時間。「禅華院」にて。次回は、5月31日

2025-05-03 | 体験
「こんな感じでいいかな~」と、描き終わった「大黒天」を見つめます。


4月25日の午後13時過ぎ、ミモロは、修学院離宮にほど近い場所にある「禅華院」にやって来ました。
 
ここは、かつて比叡山三千坊のひとつで、江戸時代に臨済宗大徳寺派の寺院として再興。庭園は、小堀遠州作と伝えられるお寺です。

毎月、ここでは、写経・写仏体験が行われ、ミモロも、今回2回目。
「なんか写仏してる時間って、心が鎮まって、気持ちいいんだ~」と、その日を楽しみにするようになりました。

心を落ち着けながら、本堂へと向かいます。

この日は、大黒様の甲子祭の日でもあり、写仏に選んだのは、ここの観音堂にも祀られる「夢想大黒」さまです。

このお寺の四世省峰和尚が描かれたお姿は、和尚様の夢に現れたものだそう。

写仏の台紙を1000円納め、手にしながら、庭に面した机へ。

ミモロの耳に届くのは、春の風にそよぐ庭の木々の葉音、そして時折、野鳥の囀りが…。なんとも静寂の時間がミモロを包み込みます。

用意されている筆ペンを持ち、写仏のラインに沿って、筆を動かしてゆきます。

約1時間…没頭したミモロ。

「できた~!」

それを持って、ご住職のいる受付へ。

「今日も、上手に描けましたね~」と、その紙を封筒に入れてくださいました。


「では、観音堂で、お経を…」と、本堂の奥へと進みます。

ご本尊の釈迦如来坐像、大黒天像などの前に座り、般若心経などを読経します。

「ご住職の読経の声、すごく体に響くんだよね~」と、いつもその声にしびれるミモロでした。

写仏と読経で、ミモロは、「なんか落ち着いた~」と。

そう、最近、なんとなく心の乱れを感じているミモロ。(食欲は衰えません…)
「だって、世の中、ニュースを見ると、気分が落ち込むこと多いもの…情報過多かな?」と、日常生活を反省。

「ミモロちゃん、お茶どうぞ~」と奥様に促され、席に戻ります。

たっぷりのお茶を頂き、体も蘇るよう…。

「次は、どれを描こうかな?」

写仏の種類もまだあります。

「また、伺います~」と、手を振ってお別れ


5月は31日の13時から15時。参加費は1000円で、予約不要です。


ぜひ、京都の旅に…。初夏の緑の美しさは格別。

*「禅華院」京都市左京区修学院烏丸町20 ☎075-781-2609 通常は非公開です。

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京都の山里 久多での「北山友禅菊」の苗植え作業。7月下旬の開花を楽しみに…

2025-05-01 | 体験
「今から、北山友禅菊の苗植え作業のお手伝いするんだ~」と、張り切るミモロ。


4月の下旬、まだ桜が残る京都の左京区の最北端の山里久多にやって来たミモロ。


この日は、この里の名物になった「北山友禅菊」の苗植え作業が行われ、それに参加しました。
 

「北山友禅菊」は、この地域の活性化の一環として、平成8年から、里の空いている畑などを活用し、植えられ始めました。この地域のために、自生していた「チョウセンヨメナ」を品種改良し、薄紫色の花が、7月下旬から、里を彩ります。

4月は、その苗植えの時期。今年も、地域の方や同志社大学の学生さんたちなど10名が参加し、作業の一部をお手伝いしました。


まずは、この地域の世話役である常本さんから、作業の手順ややり方を教わります。
 

「スコップで、小さな苗を植えるんだよ」と、すでに今回で3回目の参加となるミモロです。


スコップと苗を持って、作業する畑に移動。「わ~い、春の野原だ!草の匂いが気持ちいい~」と、思わず走り回ります。


しばらくして、「さぁ、作業しなくちゃね~」と、ビニールカバーが掛けられ、小さな穴が開いた部分に苗を植えます。


「ヨイショ!」スコップを足で踏み、土を掘り、そこに苗を植えてゆきます。


作業すること、約2時間…「そろそろお昼にしましょう!」との常本さんの声。「待ってました!」と、移動する車に乗り込むミモロです。

そして、楽しみにしているお昼ごはんを頂きます。常本さんの奥様がご用意くださったカレーライス。

「前も頂いたんだ~すごく美味しいの~」と、お代わりもしたミモロです。

さぁ、お昼ご飯の後は、すでに植えた苗がよく育つように、苗の間隔を調整する作業を…

「ここは、苗が密集しすぎだから、移動させよう~」と。
畑のあちこちで、みんな黙々と作業を…。土に触るって、心落ち着くもの。つい夢中になります。

ボランティア活動をなさっている大学生。初めての苗植え作業も熱心に…。いろいろな経験をすることが楽しいよう…。

2時間ほど作業をして、「さぁ、今日はこれくらいにしましょう~みなさん、お疲れ様でした~。おやつの善哉食べてください~」と、また、常本さんの声。

「わ~い、栃餅の善哉だ~美味しいねぇ~」と、これもペロリと。


爽やかな風が吹く山里久多での1日は、とてもリフレッシュされる時間でした。
「ここも左京区なんだよね~」と、南北の縦に長い左京区の南から、車で、約1時間かけてやって来たミモロです。

「今日はどうもありがとう!また、夏に来てくださいね~」と、常本さんと手を振ってお別れを…


そう、7月下旬になると、里には、ミモロ達が植えた北山友禅菊が、清々しい景色を見せてくれます。


ぜひ、一度、その景色を見に行きませんか?
7月下旬に、ミモロが案内する「北山友禅菊ツアー」を計画しています。詳しくは、またお知らせします。ミモロと一緒に、夏の京都を楽しみませんか?

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