ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

比叡山の門前町、坂本で、延暦寺を支えた「公人(くにん)」。大きなお屋敷「旧岡本邸」拝観

2017-01-31 | 国内旅行

「堀場製作所」の「びわこ工場」は、JR湖西線比叡山坂本駅が最寄り駅です。工場見学を終えたミモロたちは、駅へとバスで戻りました。「まだ13時過ぎだし日吉大社にお参りしようかな~」と、ミモロは、ほかの参加者とお別れして、駅から「日吉大社」へと続く道をトコトコ歩き始めました。

比叡山の麓に位置する坂本は、昔、比叡山坂本駅への仏師を供給する門前町として栄えたところ。今も、立派な石垣が町の随所に姿を留め、当時の繁栄を物語ります。

「あ、なんか立派なお屋敷がある…一般公開されてるんだ~」
ミモロが立ち止まったのは、「公人屋敷(旧岡本邸)」です。入館料100円を受付で払い中へと進みます。
「あ、お台所だ~」 
大きな竈や水場がある広い台所。多くの人が働いていたことがわかります。

地下室もあり、そこに食料を備蓄していたのでしょう。江戸時代後期に改修されたと思われる建物です。
 

さて、ここ「公人(くにん)」というのは、江戸時代、比叡山で修行した僧侶たちが、天台座主から、名字帯刀、妻帯を許され、里に坊を持ち、比叡山の治安維持や寺領からの年貢の徴集、全国の大名などからの寄進の管理、必要な物資の供給、人足の手配などを行い、延暦寺の運営などを蔭で支えた人たちです。
「へぇ~そういう人たちがいたんだ~。そうだよね。あの大きな延暦寺を支えるには、大勢の人の力がひつようだよね~」と、今まで知らなかった「公人」という人たちの存在に、納得するミモロでした。

この「旧岡本家」は、この一帯の「公人屋敷」のなかでも中心的な存在。現在まで多くの「公人屋敷」が改造されたりしてきた中で、当時の状態を留めている貴重な屋敷です。

明治時代、神仏分離の政策が施行されたとき、延暦寺を離脱し、日吉大社の神職になり、社家と変わって、現在に。
明治維新の廃仏毀釈など、多くの政策の転換に当時の人たちは、本当によく対応したものです。
「今のアメリカより、すごい時代の変化だったんじゃないの~」と思うミモロです。

さて台所からお座敷へ。「ここも広くて立派なお座敷~」
 
床の間には、菅原道真の人形と甲冑飾りがされています。
「端午の節句の準備?」 

お座敷には襖絵が・・・。江戸中期に活躍した絵師 横井金谷(よこいきんこく)が描いた襖絵。
 
「ここにあるのは、コピーなんだって、本物は大津市歴史博物館に所蔵されてるんだって…」と、襖絵に近づくミモロ。

精巧な大型コピー機の発達で、近頃、一般公開されている建物では、ほとんどがコピーになっています。
「本物、劣化するといけないから…でも、なんかちょっと趣違うんだよね~」と。どうしても筆運びの立体感にかけるよう。
「最近、本物って表示してるところもあるもんね~」。それだけコピーが多いのでした。

「お庭もあるんだ~」では、母屋から外に行ってみましょう。
 
母屋の裏手には、畑だったスペースを囲むように、米蔵と馬屋が見えます。

「お米たくさん備蓄してたよね。きっと・・・」この蔵には、延暦寺の紋があり、お寺に納める年貢米を備蓄していたと推測されます。

 
「これ脱穀機かな~」木製の農具が今もそこに…。馬屋にいるのは、農耕馬ではなく、年貢米などを比叡山に運搬するための馬であり、また、延暦寺に参内する上級武士が、山に入る前に、この屋敷で、正装に着替える際に馬を一時預かった場所だとか。

「昔は正装して行ったんだ」と、延暦寺にはいつも歩きやすい靴とカジュアルな服装で行くミモロ。当時の延暦寺の力を伺わせます。

再び母屋へ。「あれ~。これ槍を置く場所じゃないの?」
鴨居の上に、槍を置く場所を見つけました。僧侶といえども、いざというときは、延暦寺に駆けつけるための準備でしょうか?
「昔の修行した僧侶って、山の中走り回ったりして、かなり体力鍛えてるから、そこらへんの武士より強かったかも…」と想像します。

「あ、金魚・・・」これはこのお屋敷の歴史とは無関係。でも見過ごせないミモロでした。

室町時代、この坂本一帯は、近江一の経済の町として繁栄。織田信長が延暦寺の力に恐れを感じたのは、武力だけではなく、その莫大な経済力にもあったのでしょう。江戸時代になり、徳川家からは、大名クラスの多くの所領を拝領し、その運営には、「公人」の組織は必須だったのでした。

比叡山は、京都と滋賀県にまたがる県境にあります。はっきり言って、京都を守護する鬼門に立つお寺ですが、どうみてもお山の正面は、琵琶湖を望む滋賀県サイドです。

比叡山延暦寺を守護する「日吉大社」。

ミモロ、ここから結構歩くけど、行くの~?「うん…どうしようかな~」と、雪も降りだし、参拝を躊躇し始めたミモロでした。

*「公人屋敷(旧岡本邸)」滋賀県大津市坂本6-27-10  077-578-6455 開館時間 9:00~17:00(入館16:30まで) 月曜休館。大人100円 交通JR比叡山坂本駅徒歩5分。京阪坂本駅徒歩1分。


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「堀場製作所」の「びわこ工場」見学。船をイメージした建物にある、琵琶湖を望む絶景の社員食堂。

2017-01-30 | ものづくり

京都生まれのグローバル企業、分析計測機器の総合メーカーである「堀場製作所」。その「びわこ工場」の見学に訪れたミモロ。
  
創業者、堀場雅夫さんの人生哲学である「おもしろ おかしく」を社是に、常に新たなものに興味を抱き、自分の仕事、人生を、生き生きと過ごすという「堀場製作所」。社員は、「人材」ではなく、会社・社会にとって大切な「人財」であると考えています。

決してひとりではできないものづくり。企業にとって、最も大切なのは、「人財」であるのです。
世界27か国に展開し、6割以上が外国籍の社員が働くグローバル企業「堀場製作所」。
一般の人が、直接手にする製品は、ほとんどないため、自動車メーカーの「トヨタ」のように目立つ企業ではありませんが、自動車のエンジン排ガス測定装置などを開発製造。自動車産業には、不可欠の企業なのです。

地球に暮らすあらゆる生物にとって、さまざまなものを分析、計測し、現状を把握し、未来への判断を下す正確な数値を知ること。その重要さは、これからも高まっていくものと思われます。そこの部分を担っているのが、京都生まれの企業「堀場製作所」なのです。

ミモロは、京都地元の方が案内するユニークなツアーを企画する「まいまい京都」に参加して、今回、工場内を見学。その締めくくりに、楽しみなランチを食べに社員食堂「パイレーツ」に向かいました。
「なに食べれるんだろ?」と楽しみに。

すでに今回の見学会参加者のためにランチが用意されていました。
 
「わ~カレーだ~。いただきま~す」とミモロは、「まいまい京都」のスタッフの方たちと一緒のテーブルで。
「美味しいね~」といいながらペロリ。広い敷地にある工場ですから、ランチタイムは、ほとんどの社員がここで。
「外に食べに行くのには、時間かかりすぎるよね~」ここは、夜にはバーもオープン。みんなのコミュニケーションの場になっています。

ランチを食べ終えたミモロは、食堂の前に広がるテラスに…
「わ~いい気持~」琵琶湖からの風がミモロの体を包みます。
社員食堂の名前は「パイレーツ」。「あ、海賊って意味だよね~」とミモロ。そう、この「びわこ工場」の建物は船をイメージし、だからテラスもまるで大きな船の甲板のよう。「手すりも船みたいだよね~」

 「わ~琵琶湖が一望できる~」目の前に広がる琵琶湖の景色。まさに解放感満点。

「あ、大津の町が見える…。ここ夏の琵琶湖の花火よく見えるかなあ~」

琵琶湖からこの建物を見ると船のように見えるのだそう。

この琵琶湖畔に工場を作るのは、堀場社長の願いだったそう。
「精密機器のメーカーって、なぜか湖のそばに工場作るよね。昔から…」とミモロ。スイスのレマン湖の畔にも、さまざまな時計メーカーや自動車メーカーの工場があります。また日本では、長野の諏訪湖周辺も、「ヤマハ」や「セイコウ」などのメーカーの工場があります。昔は、精密機器の製造には、美しい水が必要といわれましたが・・・。海のそばでは、潮風により空気中の塩分濃度が高いので、精密機器の製造には適していないのです。だから湖・・・
「きっと精密な細かい作業が続くから、こういう開放的な景色って気分転換に必要かもね~」と勝手に思うミモロです。

さて、社員食堂のそばにある売店では、七味やブルーベリージャムなどが販売されていました。
 
「なんでこれ売ってるんですか?」とミモロ。「滋賀県の地元で作られている特製の品で、そこで栽培された無農薬のジャムなんです」と係の方。
無農薬のブルーべりーを栽培する「ブルベリーフィールズ」のジャムです。「堀場製作所」とのつながりも深く、社員食堂の運営などでも関係があるそう。「社員の健康を考えたメニューづくりしてるんだって…」とミモロ。


「ミモロちゃん、工場見学楽しかったですか?」と、今回、お世話になった社員、あ、失礼「ホリバリアン」のみなさん。
「はい、すごく興味深かったです。『おもしろ おかしく』過ごさせていただきました」とミモロ。

2016年に竣工されたこの「びわこ工場」。「堀場製作所」にとって新たな生産拠点の整備と共に、滋賀県に新たな雇用の機会ももたらしました。

「あの~会社案内のパンフレットに『一部週休三日制』って書いてあったんですけど、そんなにたくさんお休みあるんですか?いいなぁ~。」とミモロ。「いえ、よく会社訪問に訪れる学生さんが誤解するんですけど…毎週お休みできるわけではありません。工場ですから、シフトによって、休みが三日間の場合もありますが・・・」と。「なんだ~毎週お休みできるのかと思っちゃった~」とミモロ。

「堀場製作所」で働くことを誇りに思うホリバリアンの皆さんです。


「ミモロちゃん、みんなで記念撮影しますよ」と今回の見学会を主催した「まいまい京都」の皆さんと参加者で記念撮影。
 

「知らなかったけれど、ミモロの生活も『堀場製作所』の製品に守られてるんだ~」
そう、自動車、医療、食品、化粧品、半導体、水道の分野だけでなく、南極や宇宙まで、堀場製作所の製品が、分析計測を行っています。

「ミクロの世界を分析計測するって、すごいね~」と、工場見学をして、感激するミモロでした。

さぁ、もう帰りましょ。靴カバー脱いで・・・。


「お世話になりました~バイバイ」
ホリバリアンの方々に見送られ、ミモロは工場を後に…。

 

京都創業の精密機械を製造する企業は、「堀場製作所」のほか、「京セラ」「オムロン」「島津製作所」「村田製作所」など日本を代表するグローバル企業が…。
「京都のものづくりって、幅広いね~」
いずれも創業当時は、京都の町中の小さな工場や研究所からスタートした会社です。

「日本ってすごいね~」との思いを改めて感じたミモロでした。




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京都で創立した「堀場製作所」の「びわこ工場」見学。世界に誇る日本の分析計測機器の総合メーカー

2017-01-29 | ものづくり

1月のある日。ミモロは、湖西線に乗って「比叡山坂本駅」に。そこで京都のいろいろな場所を見学体験ツアーを企画する「まいまい京都」のみなさんと合流して、琵琶湖沿いにある「堀場製作所」の工場見学に参加しました。
 
「わ~立派な工場!」駅からバスで10分ほどの広大な敷地に、2016年に竣工した「HORIBA BIWAKO E-HARBOR]という基幹工場です。

広々した明るいロビー。窓の向こうには琵琶湖が見えます。

「堀場製作所」は、分析計測機器の総合メーカー。精密機械を扱う工場ですから、建物全体が常にキレイな状態に保たれるよう、見学者も靴には用意されたカバーを装着して入場します。
 ミモロも靴カバーを
(ミモロの靴カバーは持参したもの。堀場さんもミモロサイズの靴カバーはさすがに用意はありませんでした)


まずは、建物の2階のプレゼルームのような場所へ移動。そこで会社の歴史や事業内容などを伺います。
 

「堀場製作所」は、1945年、創業者である堀場雅夫さんが、京都大学在学中に創業した「堀場無線研究所」に由来します。
「わ~学生の時に起業するって、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスみたい!彼らの先輩って感じだね~」とミモロ。

そして1953年に京都の烏丸五条に「堀場製作所」を設立。本社は、現在、京都市南区にあります。
資本金は120億円以上。従業員は、6800人余り。世界27か国に事業展開をし、ドイツ、アメリカ、中国など、世界各地に事業所があり、なんと社員の約6割が外国籍という、インターナショナルな企業なのです。
「英語で会議したりするんだって・・・」とミモロ。なんでも社員は、「ホリバリアン」と呼ぶのだそう。

ミモロたちにこの日、いろいろ会社のことを教えてくださるのは、様々なデザインを手掛ける瀬高さん。
プロダクトデザインをはじめ、社内の印刷物まで、あらゆるデザインをするそう。
「ブランディングをコントロールしてるんだ~」とミモロ。むずかしいこと知ってるのね~「まぁね~」

さて事業内容は、分析計測機器の総合メーカー。生産する自動車のエンジン排ガス測定装置は、世界トップシェアを誇ります。また血球とCRPというたんぱくを同時に計測する医療機器は、堀場製作所だけの技術で、100%のシェアを占めます。
「水族館の水槽の塩分濃度測定装置や、人だけじゃなくて、犬や猫の血液検査装置もあるんだって~」と、人間以外に関係するものに強く興味を惹かれるミモロでした。
要するに、地球上のあらゆるものを測定する会社なのです。

「あまり一般の方が使うものは、少ないかもしれませんね~」と瀬高さん。でも、最近、一般の人が、ここの製品に強い関心を寄せたのは、東日本大震災で被害を受けた福島原発の放射能を計測するガイガーカウンターで、生産が間に合わないほどの引き合いが来たそう。
「ミモロのお友達も持ってた~。いろんなもの計測してた~」と、当時、東京に暮らしていたミモロは、思い出します。

はかることによって、事実を正確に知る!それから、どう対応するか…判断。その元になる計測分析の大切さは、これからさらに・・・。

ビデオで会社のことを知ったミモロたちは、いよいよ工場内の見学へ。
見学者パスと下げ、帽子をかぶります。ミモロは、帽子のサイズが合わないので、特別になしで。

 工場の全体の様子を示す模型を見学。立ち止まっては、その都度説明を聞きます。

「こんにちは~」と挨拶したのは、ホリバリアンのみなさん。
「制服があるんだ~」とミモロ。「わ~小さな見学者、かわいい~」とみなさん笑顔で…。

エントランスロビーにあるのは、ヨットのマスト。そこには「堀場製作所」の精神「おもしろ おかしく」との言葉が。
「人生を前向きに、いろいろなことに興味を抱き、ワクワクしならが生きる」という意味を込めた創業者堀場雅夫さんの言葉です。
 
ヨットのマストがあるのは、実は、この建物は、大きな船をイメージして設計されています。
なんでも琵琶湖から見ると、大きな船のようにみえるのだとか。「びわこ工場」のロゴも、船の舵のデザインです。

廊下の床には、船に使われるチーク材が。「なんか船の中を歩いているみたい~」


「びわこ工場」では、自動車のエンジン排ガス想定装置などが作られていますが、さまざまな計測分析機器は、クライアントの要望に即したオーダーメイドだそう。「大きな箱みたいのが並んでるけど、なに作ってるのよくわからないね~」とミモロ。食品工場のようにすぐに製品が完成しないため、一般の人にはわかりにくいのです。実際の作業の現場は、撮影できません。あしからず・・・。

でも、ここは、見学者がよく見えるように、作業場は、ガラス張りです。デスクワークの現場にもパテーションはなく、みんなの動きがよくわかるようになっています。「さぼれないね~」とミモロ。息抜きや社員同士のコミュニケーションをする場合は、広い廊下や点在するチェアなどで…。
「工場長さんのお部屋もないんだって~」風通しのいい職場なのです。

「さぁ、みなさん、社員食堂でランチにしましょう~」との声。
「わ~い、ランチだって~」と、嬉しそうにみんなの後に続くミモロです。




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「銀月アパートメント」にあるアクセサリー作家の長谷川郁恵さんの[23fumi]のアトリエへ。

2017-01-28 | アート

ある日、ミモロは、アクセサリー作家の長谷川郁恵(はせがわふみえ)さんから「ワークショップとアトリエオープン」のハガキをいただきました。

ミモロと、長谷川さんの出会いは、京都大学の近く、百万遍にあるフランスの文化センター「アンスティチュ・フランセ関西」で毎月開催されるマーケット「ル・マルシェ」」です。何度も行くうちにすっかり仲良しになったミモロと長谷川さん。
「一度アトリエお邪魔したいね~」と思っていたのです。

アトリエがあるのは、「銀月アパートメント」という京都では有名なレトロな洋館のアパートです。
  
映画のロケにも使われたこともあるというレトロなアパートは、戦前からあるとか。全20室のワンルームタイプで、共同の炊事場やシャワーなどがあるそう。かなり古~いアパートなのですが、昔から文学。芸術関係の学生からの人気が高く、今も賃貸物件がでるとすぐに埋まってしまうそう。
「ここって春のすだれ桜で有名なんだよね~」とミモロ。そう、南の庭にある大きな桜の見事さは、このエリアの桜の名所になっています。

「あ、看板出てる~」とアパートの生垣の前に小さな看板がありました。「入ってすぐ左・・・そこから3つ目のドアだって」
  
「ここだ~」アパートの中をキョロキョロしながらミモロは、アトリエに到着です。
「こんにちは~ミモロで~す」と、恐る恐るドアを開け中へ。
  
「わ~中ってこんな風になってるんだ~」南側に面した部屋は、明るい陽光が注ぐワンルーム。「わ~なんか素敵~」

「いらっしゃ~わ~ミモロちゃん来てくれたんだ~」と嬉しそうな長谷川郁恵さん。「うん来たよ~」とミモロ。

アクセサリーづくりを初めて数年。京都造形芸術大学で学び、作家として独立して2年という若いアーティストさん。
マルシェやイベントなどにも出品され、また東京などからも出出品のお誘いがあるそう。

 
天然石や真珠、シルバーなどの素材を使った作品のモチーフは、身近なものから…「これおでん?」ミモロはアトリエの中を歩き回ります。
 
ときどき付けてみたりしながら…。

「これなあに~」と部屋の片隅に置かれた大きな切り株・・・「それはアクセサリーを作るときに使う道具ですよ」
  
切り株の中心部に鉄製の部分が。そこで金属を加工します。「こんな感じ~」とミモロは小さな金づちを持たせてもらいました。「そう、そんな感じ~」

カウンターの部分が作業するスペース。「どういう風にアクセサリー作るの?」と興味津々のミモロ。
 
作業するそばで覗きこんでいます。
「へぇ~こういう宝石使うんだ~」
 
小さな天然石を使った繊細でやさしい雰囲気のアクセサリーが、アトリエの棚に並びます。

長谷川さんのアクセサリーブランドの名前は、「23fumi」。「なんで23なの?」とミモロ。
「23って、フミって読めるでしょ」「あ、なるほど~ふみえさんのフミなんだ~」と納得。

郁恵(ふみえ)さんという名前にちなみ、手紙をモチーフにした作品づくりも…。
人と人を結ぶ手紙・・・ラインやメールが日常になっても、やはり手紙は、人の心に沁みるものがあります。

京都には、若いアーティストさんが続々誕生。それぞれの個性を輝かせています。
「これ小さい~」昔、長谷川さんが作った井戸のつるべをモチーフにしたシルバーの作品。

長谷川さんのもとには、オリジナルのアクセサリーを作ってほしいというリクエストも。
記念になるリングやペンダントなどを注文する方も増えています。

さて、このアトリエでは、1週間ほどの単位で、ワークショップも開催されています。つい最近開催されたのは、アルミや真鍮の板を使った豆皿づくり(参加費2000円)。
 

「今度、ミモロもやってみたいなぁ~。」と。

アトリエは、ワークショップの期間にはオープンしていますが、通常は、予約をして訪問を。
「お茶もいただいちゃった~」

「なんかゆっくり時間が過ぎる感じ~。また遊びに行こう~」とすっかち長谷川さんのアトリエが気に入ったミモロです。

「また春になったら、ワークショップやるつもりです」とのこと。「桜を見ながら過ごせるね~」と春の訪れが楽しみに。

*「23fumi」の情報は、FBからどうぞ。



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明治創業の紙の卸業が手掛ける、「ROKKAKU]上質感漂う箔押し加工で仕上げる名刺やカード

2017-01-27 | アート

ある日、京都の町歩きを楽しんでいたミモロ。「もう5年も京都に暮らしているのに、まだまだ知らないとこだらけ~」と、町歩きをするたびに思うミモロです。

この日は、町中の六角通をトコトコ歩いていました。もちろん、何度も今までに通ったことがある道です。
でも・・・「あ、こんなお店あるんだ~」と立ち止まったのは、おしゃれな雰囲気のショップです。

 
「なんのお店だろ?」と外から中を覗きます。
 

お店の中には、たくさんの種類のカードが棚に並んでいます。

ここは「ROKKAKU](ロッカク)という名刺やカードをオーダーできるショップです。

  
「わ~いろんな素敵なカードがある~」と、興味津々で店内の品を見て歩くミモロです。

「あの~ここカードのお店なんですか?でも・・・なんかちょっと違う気がする~」とミモロ。
「いらっしゃいませ~。はい、ここはご自分の好みで名刺や招待状などのカードを作れるお店ですよ」とスタッフの方。


「印刷してもらえるってこと?」とミモロは尋ねます。「箔押しって知ってますか?」
「うん、あの~ちょっと紙の表面がへこんだ感じになる印刷でしょ?」とミモロ。「そう、よく知ってますね~」



このお店は、この場所ですでに十数年。母体は、同じビルにある明治44年創業の紙の卸、製造、印刷を行う「サクライカード」という会社です。

最近は、安くて速くできる印刷が大人気。その印刷は、紙にインクをのせて機械で多量に印刷するもの。

でも、ここは「箔押し」という金属製の版を作り、紙に圧力と熱でへっこみをつける印刷技術です。
普通の印刷より、熟練の職人さんが担当する、手間がかかる技術です。
そのため、とても高級感が漂う、特別な品になるのです。

「あの~名刺お願いできるんですよね~」「はい、自分の好きなデザインで作れますよ」とスタッフの方。
 
「例えばこんな感じに…」と見せてくれたサンプルは、少し厚手の高級紙に、箔押しの上に、オレンジ色や金色のインクで印刷したもの。
「ホント、よく見る名刺とは、存在感が違う~。すごく特別な感じ…素敵~」とミモロ。
ここでは、デザイン部門もあって、自分のイメージをデザインしてくれます。
「わ~いろんな色で印刷できるんだ~すてき~」ミモロは、自分の名刺が作りたくなりました。

特別感あふれる「箔押し+印刷」の名刺は、オリジナルで作ると、最初版を作るため、100枚で15500円~。その後は、版代を差し引いて11500円~が目安です。

「う~つまり名刺1枚100円以上するんだ~。特別な人にしか渡せない~」と、ちょっとケチなミモロです。

名刺だけでなく、カードの印刷も多いそう。
カードは、結婚式の招待状やパーティーのご挨拶状など、特別の日のための注文です。


お店には、印刷してないカードや封筒、はがきなどもいろいろ。
 
「お気に入りのものを、1枚お求めにいらっしゃる方も…」とスタッフの方。


「あ、これいいなぁ~」とミモロが見つけたのは、「M」の文字が入った名刺サイズのカードです。
ミモロの{M]ね…「これで、ミモロの名刺作ったら素敵だと思わない?」と。

かわいいワンポイントのデザインが入ったカードは、贈り物に添えるのにぴったりです。
このカードは、5枚セットで432円。

「ホント特別感あるね~」と。

ぜひ、プライベートな名刺などにしたい特別感あふれる「箔押し」の名刺です。


*「ROKKAKU]の詳しい情報はホームページで


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