「また来年ね~」と言いながらご塔婆を水に流すミモロ。
8月16日は、自宅にお迎えしたご先祖様の精霊をお送りする日です。夜は、「五山の送り火」が行われますが、それまでにご塔婆を水に流すお精霊送りをします。
ミモロが毎年向かうのは、上京区の千本通にある高野山真言宗の「引接寺(千本えんま堂)」です。
ここの開祖は、小野篁卿。ご本尊は、応仁の乱以後に、仏師、定勢によって作られた迫力ある閻魔大王です。「ちょっと怖いお顔だけど、ミモロのこと守ってくれる感じがする~」と、御開帳の時には、お姿を拝みに行くのでした。
まずは、本堂へ進みます。そこでロウソクとお線香を奉納。
心を落ち着けながら、ロウソクに火を灯します。
そして、お線香を供え、そこでも手を合わせるミモロです。
本堂のご本尊、閻魔大王に参拝。
「ご先祖様をよろしくお願いいたします」と。え~閻魔さまは、地獄にいらっしゃるんじゃないの?ご先祖様は地獄にいるの?「そうじゃなくて…とても強そうだから…きっと守ってくれると思って‥」とのことでした。
お寺に入る前に、ご塔婆を頂き、そこにご先祖様の名前を書いて頂きました。
それを抱えて、ミモロは、お寺の奥にあるお地蔵様が祀られている水場へ。
「ここでご塔婆流して、ご先祖様送るの…」
水に浮かぶご塔婆に再び手を合わせ、「またね~みんなを守ってくださいね~」とお願いします。
そのご塔婆をじっと見守るミモロ。
お盆の時期は、普段よりいっそうご先祖のことを思うもの。現在の暮らしがあるのも、ご先祖様がいらしたから…。人類が始まってから、多くのご先祖様がそれぞれの時代を生き抜いてからこそ、今がある…そう思うと、命の大切さを思わずにはいられません。感謝!
お寺をあとにする前に、向かうのは、鐘撞堂。
ゴ~ンと鳴らす鐘の音に、さらに感謝をするミモロなのでした。
家に戻ったミモロは、「もうお盆終わっちゃうね~これいただこう…」と、お盆の間、お供えしていたトウモロコシを蒸かして頂くことに…
美味しく食べ物を頂ける幸せ…。本当にありがたいことです。夜は、いよいよ「五山の送り火」が…今年も近所で拝みます。
ミモロラジオの「ネコのミモロの京都くらし」は、毎週木曜日14:30~15:00「ゆめのたねラジオ」レッドチャンネルで聞けます。それ以外の時間は、こちらから…。
https://files.yumenotane.jp/podcast/8-3-4_nekonomimoronokyoutokurasi_20250704.mp3
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