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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都「熊野神社」の神幸祭。神輿と熊野少年勤皇隊が氏子町を巡行する前に、「聖護院門跡」で法要が行われました。

2025-05-05 | 祭事・神事・風習
4月29日、京都の「熊野神社」の神幸祭が執り行われました。

氏子町の神輿渡御が行われる前に、祭りの一行は、近くに位置する修験道の総本山である「聖護院門跡」へと向かいます。

晴天に恵まれた4月29日の正午。「熊野神社」では、神幸祭へ出発する準備が整いました。
 
「熊野神社」は、京都の三熊野社(新熊野神社・熊野若王子神社)の中で、最も古い神社で、弘仁2年(811)に修験道の始祖役行者の十世僧 日圓(にちえん)が国家護持のため、紀州の熊野大神を勧請したと伝えられます。
寛治4年(1090)に白河上皇の勅願で創建された「聖護院」の鎮守社となり、平安時代には、熊野詣に熱心だった後白河上皇が、熊野の木材などを使い整備。さらに、室町幕府3代将軍 足利義満から、広大な敷地を寄進されました。しかし、応仁の乱で焼失し荒廃。その後、寛文6年(1666)に聖護院宮道寛法親王により再興。江戸中期に社殿の大改造が行われ、現在の社殿は、「下鴨神社」から移築されたもの。

「あ、鼓笛隊がいる~時代祭に登場する勤皇隊みたい~」と、社殿で神事に望む姿を見つめるミモロです。


これは、神幸祭を先導する「熊野少年勤皇隊」。明治元年に丹波山国郷で結成された鼓笛を奏でながら凱旋した維新勤皇山国隊をモデルにしています。「熊野神社」の神幸祭には、昭和3年から参加している、歴史あるものなのです。

「神事の後、聖護院門跡に来るって聞いたから、急いで行って、待ってよう~」と、ミモロは、「聖護院門跡」へ急ぎます。


「あれ?誰もいない~」白砂が掃き清められた本堂前には、誰の姿もありません。


12時を10分ほど過ぎた頃、本堂の前に人の姿が…


「あ、御門主さまたちだ~」とミモロは、ご挨拶に…。

「ミモロちゃん、いらっしゃい~これから、神幸祭のご一行を御迎えして、ご祈祷をするんです」とおっしゃる宮城執事長。
そこにいらしゃる3人は、宮城家ご三代です。

「神幸祭、拝見します~」というと、ミモロは、門が見える場所へ移動。

しばらくすると、風にのって、「ピーヒャラピー」という鼓笛が聞こえてきました。
それが次第に近くなります。「なんか明治維新が近づいて来たみたい…時代が変わるときって、こんな感じだったのかなぁ~」と想像したくなります。

やがて門には、錦の御旗が・・・その後ろに、熊野少年勤皇隊が演奏しながら続きます。


本堂の前に進む一行。


整列して、本堂に向かいます。


「熊野神社」の宮司様が、「聖護院門跡」の御門主さまにご挨拶。


そして、宮城執事長が吹く法螺貝が境内に響きます。

それから、読経が行われ、祭りの一行の無事を祈願します。

法要が納められると、続いて、熊野少年勤皇隊の演奏が…。


そして約30分後、祭りの一行は、「聖護院門跡」を出発して、氏子町へと向かいました。
 

滞りなく「聖護院門跡」での法要を終え、挨拶を交わす宮司様と御門主さま。深い縁の神社とお寺…今もその関係は変わりません。

一行は、門を出てゆきました。

鼓笛の音もしだいに遠ざかり、境内に静寂が戻るのを、じっと見守られている御門主さまのお姿が、そこに…。


やがて、御門主さまたちも戻られ、「だれもいなくなっちゃった~」とポツリ、本堂の前に残ったミモロです。


後日、「子供の頃から、この神幸祭を見てきました。以前、少年勤皇隊は、数十名いて、入隊したい希望者が多くて、断っていた時代もあったんですよ。でも、今年は、今までで一番少なく7名しかいない…もっと参加してくれる子供たちがいるといいんだけど~」とおっしゃる宮城執事長。以前、神幸祭の行列は、今よりも大勢の人が参加し、感動的だったとか。

ここにも少子化の影響があるのでしょうか?また「こういう祭り、知らなかった~」とミモロ。まだまだ知らない地元の祭りがたくさんある京都です。観光客の姿もありません。京都の歴史を、改めて知ることができた祭りでした。


すでにお昼を回った時刻、「ねぇ、お腹空いた~」と、いつもように言い出したミモロは、ランチのため「聖護院門跡」をあとにしました。

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3月3日「下鴨神社」の「流しひな」へ。平安装束の人が行う流し雛。

2025-03-05 | 祭事・神事・風習
「3月3日、京都の「下鴨神社」では、流し雛の神事が行われます。


昼近くなって、「そろそろ行かないと、桟俵の流し雛、売り切れになっちゃうよ~」と、ミモロに急かされ、雨の中「下鴨神社」へ。

京都では、小川がある「上賀茂神社」でもおこなれる、穢れを祓う神事です。
到着時点では、すでに神事は終わってしまっています。


いつもより、参拝者が多い境内を、まず向かったのは、流し雛の桟俵が授与される場所。
「あれ?値上がりしてる~」とミモロは、一瞬ひるみます。
 

十年以上前、初めて訪れた時は、無料で授与された記憶が…。
「大きい方は、もうすぐなくなります~。美味しいチョコレートのアラレもついてますよ~」と係の方に言われ、「じゃ、大きのください!」とミモロ。

ミモロは、桟俵という、藁で編んだ丸い舟に乗った雛を抱えて、本殿に参拝後、「みたらし池」へ。

その流れの元となる「井上社」に参拝後、池の畔へ。
「ここで、流し雛するんだけど…」と、池の水をすくい、桟俵にちょっと振りかけると、再び袋に納めました。

「だって、流すのもったいないもの…」と。う~それでは、穢れを流すという本来の流し雛の目的に合わないのですが、毎年、家に持ち帰り、飾るミモロです。

「だって、ここで流すと、池の入口付近で回収されちゃうんだもの~」と。そう、流された雛は、みたらし川を少し進んだところで回収され、最終的には、お焚き上げされるのです。昔は、ずっと遠くまで、鴨川を流れたかもしれませんが、今は、環境破壊の観点から、異物は、例えと尊い神事関係のものでもゴミとして廃棄されてしまいます。そのため、近年は、自宅に持ち帰る人がほとんどです。

「家に飾っても、可愛いもの~」と、見てると、微笑ましい姿に癒されます。

さて、ミモロ流の流し雛をした後、楼門そばにいると、神職さんたちが戻って来る姿に出会いました。

橋殿での神事が終わったようです。

大勢の人の間から、なんとか中を覗くと…そこでは、平安装束のカップルが…

「なんかお雛様みたい~」とミモロ。そう、お雛様の姿で、流しひなの神事を行うのです。

よく中の様子が把握できないまま、ミモロは、ふらりと雛壇が飾られている細殿に…


その前で、お雛様を見ていると、橋殿から、「人間のお雛様が降りて来たよ~」と。
 
橋殿の雛壇の横に立つお二人…

なぜか、一番前にいることになったミモロ…近くでお二人を見上げます。
「はい、どうぞ~」と、ミモロは、すぐに後ろへ移動、撮影したい人に場所を譲りました。

「後、1分で移動しま~す」と神職さんの声が響きます。


もちろんすでにお雛様のようなお二人は、みたらし池で流しびなの神事を済ませています。

「さぁ、もう帰ろう~」と、まだ、少し雨が降る中を…

トコトコと進むミモロです。

「よかった~そんなに寒くない…」そう、関東の方は、雪が降ったようですが、京都は、それほど冷え込まずに済みました。

「雨が降ったから、梅の花、咲くかな?」とミモロ。

早咲きの梅は、チラホラ咲き始めましたが、本格的に開花するのは、まだ…今年ほど、梅の花が待ち遠しいことはありません。

梅の開花が遅いため、京都各所の梅苑では、ライトアップや催事の延長が始まり、3月中旬ごろまで、梅が楽しめそう。
「わ~桜に追い付かれちゃうね~」と、3月中旬からは、花めぐりが一機に始まりそうです。

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「聖護院門跡」の塔頭「積善院凖提堂」の「五大力菩薩法要」。粕汁の接待が楽しみなミモロ

2025-02-24 | 祭事・神事・風習
2月23日、京都の「聖護院門跡」の塔頭「積善院凖提堂」では、「五大力菩薩法要」が行われます。

「京都に来てから、初めて知ったの~」という東京生まれのミモロ。

お昼前に参拝に…。

「このエリアは、節分の時にもすごく参拝者で賑わうんだよね~」と。ミモロも節分のお手伝いに伺いました。

この日は、「聖護院門跡」の東側に位置する塔頭「積善院凖提堂」へ。

門のところには、修験道の行者が吹く法螺貝の音が低く響きます。


通常は、本堂に祀られる五大力菩薩は、非公開のため、境内は静かですが、この日は、五大力菩薩さまの御開帳が行われ、普段、拝むことができないお姿が…。そのため、境内には、大勢の参拝者が…


「あ、こんにちは~」と、真っ先に挨拶したのは、「聖護院門跡」で執事長をなさる宮城さん。ここ「積善院凖提堂」のご住職です。

「節分の時は、青鬼さんや修験道の行者さんだったけど、今日は、僧侶のお姿だ~」と小さな声で…
「はい、ミモロちゃん、ようお詣りされました~」と、いつもの笑顔で迎えてくださいました。

ミモロも本堂へ。そこでは、法要が行われおり、すでに座る場所はありません。遠くから、中にいらっしゃる五大力菩薩さまに手を合わせます。そして、本堂の前で、ロウソクを奉納。
 
僧侶の方にお祓いをしていただきました。

「五大力菩薩」とは、「金剛吼菩薩」「無畏十力吼菩薩」「龍王吼菩薩」「無量力吼菩薩」「雷電吼菩薩」の5人の菩薩様のこと。国の安泰を守る菩薩さまで、大きなお力をお持ちのことが知られます。
「今、世界中が不安定だから、そのお力にお願いしないとね~」と、ミモロも熱心に祈りました。

境内では、修験道の行者様による厄除けのお加持も…

多くの方が、列を成して、そのお力を頂いていました。

この日だけ授与されるお札や御朱印も…
 

ミモロは、不動明王さまが祀られる「積善院」にも参拝。

「ここのお寺って、いろいろなお寺に祀られていた仏像がいらっしゃるから、すごいんだよね~」と。

参拝を一通り終えたミモロは、「粕汁頂こう~」と。

この日は、粕汁の接待があり、ミモロは、それが楽しみなのです。「だって美味しんだよ~」と。ご志納をさせていただき、1杯頂戴します。

実は、この粕汁を楽しみに、訪れる人は、ミモロだけではありません。
寒い今年…この粕汁が身も心も温めてくれました。

「ごちそうさま~」と、たぬきの行者さんにお礼をいうミモロ。

「また、参拝にきますね~」と。

寒さが厳しいと言われたこの日…でも、日中は、雪も降らず、穏やかに…。

*「聖護院門跡塔頭 積善院凖提堂」京都市左京区聖護院中町14

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毎年2月3日の節分会に1000名限定で授与される「宝珠尊融通御守」のある出水千本の「福勝寺」へ。

2025-02-06 | 祭事・神事・風習
「初めて参拝に伺いました~」というのは、「北野天満宮」の南エリア、出水千本にある「福勝寺」。


このエリアには、寺院が多いのですが、通常非公開のため、ミモロは、あまり訪れる機会がありませんでした。

2月3日の節分会の時には、門が開き、多くの参拝者が次々に境内へ。

真言宗善通寺派の「福勝寺」は、弘法大師が大阪で開基され、それから時を経て、宝永5年(1709)に現在の地に…。
ご本尊は、京都十二薬師に数えられる薬師如来さまで、50年に1度御開帳される秘仏です。


また、豊臣秀吉が厚く信仰したという歓喜天が祀られ、出陣の折には武運長久を祈願し瓢箪を奉納。勝利した後は、その瓢箪を持ち帰り、それが旗印の「千成瓢箪」になったのだそう。

このパワー漲る歓喜天に、毎年大寒から7日間21座ご祈祷したお守りが、節分会に授与される「宝珠尊融通御守」です。
「瓢箪のお守りなんだって~すごくご利益あるらしいよ~」とミモロも家にお祀りしたいと出かけたのです。


初めてのお寺で、ミモロは、キョロキョロ。

本堂の脇に並ぶ、瓢箪と扇子のお守りを授与する場所へ。

そこの上に貼られた紙に目をやると…「あ、お守り1万円って書いてある…」と気づきます。
なんでも、大変人気のお守りで、事前予約をしないと、手に入らないことも多いそう。でも、この日は、幸い箱の中にまだお守りを入れた紙袋が並んでいました。
「まだ、大丈夫ですよ~」と、そこにいらした方。「は、はい…あの~1万円なんですね~」と口ごもるミモロ。「はい…瓢箪とお扇子、それぞれ1万円です」と。ミモロの横にいらした参拝者…もう何年もお守りをお求めになっているらしく、サッと2万円をだし、瓢箪のお守りと扇子を受け取って行かれました。

「あの~ごめんなさい~お小遣いで1万円、持って来なかったんで~」と目を伏せながらいうミモロです。
「いいんですよ~またね~」とやさしくおっしゃってくださいました。

毎年、1000名限定というお守り…遠くからお求めにいらっしゃるとか。節分以降も、余裕があれば、問い合わせれば、授与して頂けることも…もちろんなくなり次第終了です。

そのお守りの解説書だけ頂戴したミモロです。

「お守り買えなかったけど、参拝はしたい!」と本堂へ。
小さなロウソク1本(100円)を奉納します。

「このロウソク、珍しい和蝋燭だ~」と、さすが質が違います。

ミモロは、心を込めて、ロウソクに火を灯し、奉納。

「ミモロのロウソク、ご本尊様、見てくださってるよね~ご利益でミモロがお金持ちのネコになったら、お守り頂きにきます~」と、本尊に参拝しました。

節分会の日には、境内に他のお守りや散華、福豆、わらび餅などが並んでいます。


「この散華も瓢箪の形だ~」
 

福豆やわらび餅も、次々に参拝者が求めます。
 

ふと境内の一角を見ると、お休みする場所が…「お茶どうぞ~」と促され、そこへ。

「頂戴します~」と温かいお茶を頂き、冷えた体と心が温まります。
「見て~お茶碗も瓢箪の模様だよ~」とミモロ。


「これで、今年の節分も終わりかな…寒いけど春は近いね~」あっという間に過ぎた節分の3日間でした。


*「福勝寺」の詳しい情報はホームページから

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2月2日は、午前中から「聖護院門跡」で、甘酒の接待のお手伝いへ。ネコの手だけど、頑張りました!

2025-02-05 | 祭事・神事・風習
「温かい甘酒いかがですか?どうぞ~接待してますから、こちらへ~」と、参拝者に呼び掛けるミモロ。

2月2日の節分の日、ミモロは、毎月1回行われる「止観(坐禅)」に参加している「聖護院門跡」へ。

10時から始まる甘酒の接待。ミモロは、昨年もさせていただき、そのやり方は覚えています。

10時前から、すでに準備は整い、参拝者に甘酒が配られはじめていました。

大きな釜で作られる米麹の甘酒は、寒い中、訪れる参拝者に大人気。

紙のコップの中には、すりおろした生姜を入れ、そこに釜から甘酒を注ぎます。


ミモロは、そこに割り箸を入れてかき混ぜ、参拝者に渡します。

「よう~お詣りされました~熱いですから、気を付けて~」といいながら、次々に…
「さすがミモロちゃん、馴れてる~」と言われ、いっそう張り切るミモロでした。

「頑張ってますね~よろしくお願いします」と修験道の行者の方。

「あ?もしかして、青鬼さん…改心して行者なったの??」。そう、昨日は、青鬼さんだった執事長さんです。
「まかせて~ミモロ、頑張る!」とキッパリ。

次々に訪れる参拝者に、みんなで手際よく、次々に甘酒を渡します。
「美味しかった~」という参拝者。「冷えた体が温まってよかったね~」とニッコリするミモロです。

12時近くなり、「ミモロちゃん、お昼のお弁当どうぞ~」と言われ、甘酒接待を他の方にお任せして、お弁当のところへ向かいます。

「美味しそうなお弁当~」と、お赤飯のお弁当を頂きました。


お弁当の後、再び、甘酒の接待のお手伝いに没頭!甘酒には、門の外まで列ができています。
「お待たせしてごめんなさい~。どうぞ~」と。子供用には、生姜抜きの甘酒も…。
みんなで、一緒に手際よく進める甘酒の接待…。

それが楽しいミモロです。

そうこうしているうちに、本堂の前には、たくさんの参拝者が集まり、13時からの追儺式と豆まきを待ち構え始めました。
気づくと、本堂のそばには近寄れないほどの人…。「わ~もう中に入れない…。豆まき、諦めよう…」とミモロは、豆まきを受ける人の歓声を聞きながら、甘酒の接待を続けました。

豆まきが終わり、人の波が去った後、ミモロは、本堂のそばへ。
「あの~豆まきに参加できなかったんで、福豆ください~」と。前日、挨拶した小学生の男の子から、福豆を買いました。

「ミモロちゃん、護摩木でお願い事したら…」と言われ、「え?まだ間に合うの…」と目を輝かすミモロ。
さっそくお願い事を護摩木に…


15時になると、厄祓いの大護摩供が始まります。
「まもなくはじまりますよ~」と。

修験道の行者装束の方が、増えてゆきます。

「また、ちょっと見てきていい?」と持ち場を離れ、本堂の前へ。

そこには、次第に参拝者が集まり始めています。

法螺貝が吹かれると、修験の行者のみなさんが、本堂前に進みます。

さっきまで、一緒に甘酒の接待をなさっていた方の中にも、実は行者さんもいらっしゃいました…。

「聖護院門跡」のご住職が現れ、いよいよ大護摩供が始まります。

「見えない~」と、やっと人の隙間から拝見。


それが納まる前に、再び、甘酒の接待へ。もうその頃には、甘酒も終了。「どのくらい甘酒、配ったのかな??」
ミモロには、想像もつかない数です。

さぁ、お片付け…。

あの賑わいが噓のよう…「今年も終わっちゃった~」と、ちょっと寂しい気持ちも…。

さぁ、お家に帰りましょう。皆さんに挨拶して、ミモロは、お寺をあとにしました。

*「聖護院門跡」の詳しい情報はホームページから

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