ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「平安神宮」の神苑の紅葉。池に映る秋の景色は、2倍楽しめる感じ・・・もうすぐ紅葉もおしまい

2013-11-30 | 自然

「なんか急に寒くなったよねー。もう秋もおわりだね~」と言いながら、ミモロは、近所の平安神宮へ。

「ここ大好きなんだー」と、まずは、大極殿へ参拝に。応天門から大極殿へと開ける、広々した白砂敷きのスペースは、他の神社では味わえない、開放感にあふれます。「ここで、薪能や堂本剛一さんのコンサートなど、いろんなイベントやるんだよねー」と。

大極殿の左右には、右近の橘、左近の桜が植わっています。
  
向って左にあるのが右近の橘。そして右が左近の桜です。これは、御所と同じで、天皇の位置からだと、西が右、東が左になります。だから、それに従い、京都の区割りも、西が右京区、東が左京区です。

「わー今年もいっぱい実を付けてる」とミモロが、橘を見ていると、「この小さなミカン食べられるのかしら」と、熟年カップル。「あのねー。このおみかんは、すご~く酸っぱくて、鳥でも食べないんだそうです。冬になると、周囲に寒さ除けの囲いができるんですよ」と。「へーそうなんですかーどうもありがとう…良く知ってますねー」と、「いえ、それほどでも…」京都に住むネコとして、観光客に説明するのも、おもてなし。

さて、参拝を終えると、久しぶりに神苑に行くことに。ミモロは、四季折々のお庭の変化を見るのが大好きです。

桜の木が多い、南神苑は、すでに落葉状態。そこで、花菖蒲の池の脇を通り、本殿の裏側のシジミの生息する小川の横を通り抜け、東神苑に急ぎます。
 
平安神宮の周辺には、紅葉の名所、真如堂や永観堂があるためか、紅葉目当ての観光客もそれほど多くありません。
「でも、ここもキレイだよね~」


池の周りを進み、池に掛る泰平閣へ。


「わーすごーくキレイ!」
橋からのぞむ北側の景色は、まさに秋色。赤、黄、緑、オレンジの葉が繁る木々が、池の面に映っています。
「わー鏡に映ってるみたい…紅葉が2倍見られるねー」と。
京都のお庭は、赤だけでなく、さまざまな色が見られるように、木々を配置するそう。昨年行った修学院離宮なども、色とりどりの紅葉が楽しめるように工夫されています。このお庭は、七代小川治兵衛の作。木の配置も、自然の山の姿を映したものと思われます。さまざまな色があるからこそ、赤い紅葉が一際きわだって見えます。

欄干にのぼり、紅葉を眺めるミモロ。
「いいなー静かで…」
気付くと、今度は、欄干の間から池を覗きこんでいます。
さぁ、移動しましょう。「待ってー!うー頭が抜けなくなっちゃたー」落ち着いて、ゆっくり体をひねれば大丈夫…。「ふー抜けたー」小さなミモロならではのアクシデントでした。

泰平閣で紅葉を眺めた後、その姿全体を眺めます。
こちらも池に姿が映り、美しさもいっそう。
「なんか草が前にあって、よく見えない…」と、小さなミモロ。

「ここなら、よくみえるよー」
どこに立ってるの?
  
ミモロは、竹の柵の上に。さすがネコ、バランス感覚は抜群です。

「わーいい景色…」絵画のような美しさにうっとり。

「今年もいろんな紅葉見ることができて、幸せ~」そう言いながら、神苑を後に、家路をたどるミモロです。


ブログを見てくださる京都の方から、「ミモロちゃん、ホント、いろんなところに行ってますねー。住んでてもいったことないところばかり…」とよく言われます。紅葉も桜も、京都に住む人は、写真好きとかじゃないと、なかなか人の多い名所には出かけないよう。「町を歩いているだけで、十分、いろいろな紅葉に出会いますからねー」と。確かに、毎年、必ず見られる秋景色。「いつでも見られますからねぇー」と口をそろえておっしゃいます。京都の人は、子供の頃から、こんな美しい景色を見て育ちます。だから、その素晴らしさを当たり前のことと思っているみたい。東京生まれのミモロは、「もったいないねー。贅沢だねー。東京じゃ紅葉なんて、こんなにないもの…。わー今年も行けなかった場所がいっぱいー。もう秋終わっちゃう…」と、冬の足音が忍び寄る日々に、去りゆく秋がいっそういとおしく思われるミモロでした。


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今年7月にできた、オーダー靴と手づくり靴のお教室の「靴工房 かたつむり」

2013-11-29 | ものづくり

「ミモロちゃんの好きそうなお店があるよー」と、ある日、お友達が紹介してくれたのが、松原通高倉下ルにある「靴工房 かたつむり」です。
 
ミモロがお邪魔した時、窓を開け放した工房では、手づくり靴のお教室と、オーダー靴の仕上げの真っ最中。
 

ここ「靴工房 かたつむり」は、京都出身の宗村憲治さんと、と東京出身の奥様、史さんが、今年7月から、オーダー靴の製作と手づくり靴のお教室を行っています。
靴づくりを始めたのは、奥様から。足の調子が悪くなり、アメリカにオーダーシューズを注文に行ったのが、きっかけで、史さんは、すっかり靴づくりに夢中になってしまったそう。帰国後、東京で靴づくりの教室に通い、その後、技術を磨いたとか。やはりものづくりの好きなご主人の憲治さんも、奥様と共に、靴づくりに魅了されてしまい、やはり技術を修得。そして、ついにご自分たちの靴工房を持つことに。

「あのーお靴って、どうやって作るんですか?」とミモロ。では…靴づくりをご紹介…。
まずは、足の測定をして、それに沿って、図面を描きます。次に、基本になるプラスチックの型に、図面に合わせ、蝋で補足を行い、足にぴったりの型を作ります。型に、靴のデザインを描き、そこから型紙を作ります。
   
裁断した革を縫製して、型に被せながら、底の革に留めます。そして靴底や踵などを付けて、内側の中敷きなどを付けて完成。
      「わー結構、手間かかるんだー」と、ミモロは、びっくり。

「でも、自分の足にぴったりの靴って、歩きやすいだけじゃなくて、健康にもいいんだよねー」とミモロ。
足に悩みを持つ人は、意外に多いそう。オープンしてから、ご近所の外反母趾に悩むおばあちゃまが、注文にいらしたそう。
  
「外反母趾のこの方の場合は、何度も足に合うように、フィッティングを繰り返して、履き心地を調整したんですよ」と宗村さん。試作品もいろいろつくり、研究もなさったとか。

オーダー靴は、はじめに試作品を作り、そこで履き心地などを調整し、それが終了してから、実際の靴を作るそう。何度も調整するのが、オーダー靴ならでは…。これでこそ、本当に履きやすい靴が生まれるのです。

「靴が合わないと、外出がおっくうになるという高齢者の方も多いんです。足に合わない靴は、頭痛や腰痛などを引き起こしたり、健康に影響が及びます」と。確かに、靴擦れでも、歩き方に変化が出て、疲労感を覚えます。
「やっぱ、足には、ツボが集まってるんでしょ…。靴って大切だよねー」とミモロ。

オーダー靴は、足の計測から、完成までに3~4か月かかるそう。費用は、1足8万円~が目安。デザインなどによって価格は違います。すべて手縫いのしっかりとしたつくりです。(写真は、靴の一例)
 
「自分の好きな色の革が選べるんだねー」

手づくり靴教室も、月4回、お月謝は、1万2600円(材料費別)で。
この日は、ご自分の靴や子供の靴を作る生徒さんが。
「かわいい靴…」 
お子さんのために、ママが作ったファーストシューズです。大人になった時、きっとお子さんは、ママの愛情を実感するはず。
「ミモロもこんなお靴ほしいなぁー」ちょっとミモロには、大きすぎます。
子供の靴は、10センチから。工房には、小さな型や作りかけの靴が。
    

お教室の生徒さんは、工房にある革縫製のミシンの使い方も習います。
「これは、革の端を薄くする機械です」
「わー大きなミシン、普通のミシンと全然違うんだー」と珍しそうに…。
  
革の縫製を体験させてもらいました。「そう、その調子…」真剣に縫うミモロです。

「靴って、自分でも作れるんだー」
窓辺には、宗村さんのお子さんのために作った靴が並びます。
成長と共に、大きくなってゆく靴。一生大切にとっておきたい靴になります。

*「靴工房 かたつむり」の詳しい情報は、ホームページで、ご覧ください。                     
  


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「白龍園」。昨年より1日100名限定で公開された鞍馬にあるプライベートな庭園。

2013-11-28 | 癒し

「ミモロちゃん、『白龍園』っていう、紅葉がすごく美しいお庭が鞍馬にあるんだけど…行ったことある?」と、ある日お友達に聞かれたミモロ。そこは、昨年秋から1日100名限定で一般公開されたプライベートな庭園です。
 
所有・管理するのは、京都市内に本社のある、大正12年創業の子供服メーカーの青野株式会社。まさに知る人ぞ知る庭園なのです。
「わー行きたい~」とミモロ。今回、お友達のご紹介で特別に拝見することに…。

鞍馬に続く叡山電鉄の二ノ瀬駅の近くにある「白龍園」。到着したミモロを青野雅行社長が迎えてくださいました。
「いらっしゃいませーミモロちゃん。ブログでいろいろ京都のこと紹介してくれてるんだってー」
「はい…」と、ちょっと照れるミモロです。
さっそく園内をご一緒に進むことに…。
「ここは、60年ほど前に、縁あって、所有することになった山。はじめは竹藪や雑木が茂る山で、地元の人に聞くと、スゴイ山を購入したと言われました。スゴイとは、100年以上手つかずの荒れ放題の山で、実は、ここには、昔、神社があったそう。その神さまへの畏敬の念を地元の人たちは抱いていたんだと…。そこで、まずは、その神社をきちんとしなくては、ということで、山の整備が始まりました。僕も子供の頃、石を運ばされたもんです…」と。「へぇー元々はお庭が目的じゃなかったんだー」
そこで、ミモロも最初に、お山に鎮座する神社に参拝することに。
「この先にお社があるの?」、ミモロは、杉が茂る森の中へと進みます。三日月の形のお手水場で手を浄め、お社へ。ご神木の杉の木は、樹齢200年以上とか。その木のもとに、長寿の神さま「白髭大神」と商売繁盛の「八大龍王」を祀る小さな社があります。白髭さまと龍王さまの二柱をお祀りすることから、ここを『白龍園』という名に。(お社は、撮影禁止エリアです)「この辺りは、気の流れが違う…う~パワーを感じる…」と、パワースポットに敏感なミモロは、鼻をピクピク。
奥には。山に続く道が…「行ってみたいなぁー」とミモロ。「迷子になっちゃいますよー」と。苔むした階段…まるで神様専用の階段を思わせます。

「ここは、50年かけて、少しずつ作った庭園です」と、手つかずの山だった時代からここを管理する水相さん。「白龍園」の隅々まで知り尽くしている方です。「最初は、まず道を作って、それから水の流れを整備して…重機が入らない場所なので、すべて手作業、なかなか大変でした。人の手でやることには、上手下手はあるけれど、やり続ければ、絶対できる…とおっしゃる先代の言葉に励まされて、ここまでやれたんだと…」。現在も数人の庭師さんが、庭園の手入れを常時担っています。ここにある石灯籠も、東屋も、すべて作られる様子から、つぶさに見てきた水相さん。庭園への思いもひとしおです。

「上の方は、紅葉がキレイですから、行ってみてください」と。ミモロは、山へと、石段と山道を登ります。
 
「あ、紅葉…」ふと足を止めて見上げると、黄色と赤の葉が風に揺れていました。

山腹にある「福寿亭」「うわー素晴らしい眺め…」目の前に広がる山の景色に、しばし時を忘れます。紅葉の盛りでも、入園者は、1日100名なので、静かに紅葉の景色に浸れます。1か所に長く過ごす人も多いそう。かつては、親しいゲストだけを招いた庭園。一般公開され、だれでも叡山電鉄出町柳駅で、当日チケットを購入すれば楽しむことができるようになりました。

さて、ミモロが、次に向かったのは、少し下がったところにある「鶯亭」。 
燃えるような紅葉を前に、立ち尽くすミモロです。
 赤い傘をひろげたような楓。その枝振りの見事さは、実は2本の木がいっしょになったもの。「神社だったら、縁結びのご神木になってるよねーきっと…」。では、もう一度、東屋からの景色を…。
園内にある5軒の東屋は、季節により見える景色の趣が異なるよう配置されています。「ここは、秋がいいんじゃないのー」とひとり思うミモロです。園内には、桜の大木も点在。春の景色も楽しみです。(春にも一般公開が…)

「楓や桜もいいんですが、庭好きの人には、苔が魅力だそう」と、青野さん。
   

園内には、一面苔が、緑の絨毯のように…。フワフワの苔を痛めないように、入場者数を制限しているそう。
今は、緑の苔の上に、赤い散紅葉が、秋の景色を作ります。

ミモロ、何しているの?階段の手すりにつかまって、山を下ろうとしています。「だって、階段の苔、傷めないように…」いいの、そこまでしなくても…。ホントは、すべり台したいんでしょ…わかってるんだから…。

お庭を拝見したミモロは、向かい側にある茶店「河花荘」へ。
  
「はい、お茶券…ぜんざいお願いします」 
築100年以上という茶店は、昔からの趣を残した造り。囲炉裏のそばでいただく善哉に、心も体も温まるよう。

「白龍園」の拝観に関しては、「叡山電鉄」のホームページから。どうぞ…  *前売り券なし、当日券のみ 販売は、出町柳駅のみ。


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「南禅院」での坐禅会。紅葉のお庭に対峙し、冷たい空気に身も心も引き締まる体験

2013-11-27 | 体験

11月24日に、ミモロが、また夜が明けぬうちに起床し、身支度をして出かけたのは、東山「南禅寺」の別院「南禅院」です。毎月第2,4日曜日の6:30から行われる「暁天坐禅」に参加するため、まだ薄暗い中を白い息を吐きながら、トコトコ歩いて向かいました。

約1時間、坐禅と説法が行われる「暁天坐禅」。通常は、境内の「龍淵閣」というコンクリート造りの建物のお座敷が会場ですが、11月は、特別に、別院の「南禅院」が、会場になりました。2週間前、訪れた時は、まだ紅葉が始まったばかりだったお庭でした。

南禅院は、亀山法皇の離宮の跡、南禅寺発祥の地と言われるお寺です。5代将軍徳川綱吉の母、桂昌院の寄進により再興された総檜の入母屋造こけら葺きの方丈の中で、まずは、坐禅を。「2週間前より、やっぱり寒い…ブルブル~」裸足の足先が、冷たくなるのも我慢して、ミモロは、一心に坐禅を。この日は、前回より、参加者も多くなっていました。2回の坐禅の後、ありがたい説法を伺い、般若心経を唱え、そして最後の坐禅は、「では、お庭の前で…」とお坊さまの声で、ミモロたちは、坐禅のお座布団をもって、木の縁側に移動します。

ミモロの前には、紅葉したお庭がひろがります。

「わーこんな美しいお庭を前に坐禅ができるなんて、感激…でも、お外だから、いっそう寒いけど…この寒さも気持ちいいかも…」そう自分に言い聞かせながら、ミモロは、静寂に身をゆだねます。
時折、聞こえる鳥の声、池の鴨が動く音、紅葉の枝を揺らす風の音…心をすませながら、過ごす時間は、五感がいっそう鋭くなってゆくようです。

ここのお庭は、亀山法皇の離宮の庭の面影を今に残す、京都の三名勝史跡庭園のひとつ。桜、楓などが池の周囲を季節ごとに彩り、心和ませてくれる名園です。

再び、方丈の中に入り、合掌して、坐禅は終了。

ミモロは、改めてお庭をゆっくり眺めることに…。
「わーホントに、紅葉がキレイ…」2週間前は、こんなでした。

池の周囲の木々も、ほら…右側は、2週間前。
 

「時間って確実にいろんなものを変化させているんだねー」としみじみ。

『今日、ここにいることに感謝しましょう。まさに一期一会です。人間は、いつ死ぬかわかりません。今日死んでったおかしくない…だからこそ、生きていることに感謝し、毎日を大切に過ごして行きましょう』という説法の言葉が頭によみがえります。

「ホント、ここで今日、坐禅ができるって、なんて幸せなんだろ…」
「不思議だねー。どうしてミモロ、今、ここにいるんだろ?」と突然ポツリ。
東京生まれのミモロが、京都に暮らして3年目。いろいろな体験をして、日々過ごしてきました。東京に暮らした頃、まさか紅葉のお庭を前に坐禅をするミモロを誰が想像できたでしょ。
2週間前のお庭と異なり、色づいたお庭…時間が刻々と過ぎて行くことを、改めて感じ、今という時のありがたさを思います。

自然は、私たちに、時の過ぎゆくことを、見せてくれているようです。どんなことが起きようと、時間は確実に過ぎて行き、猛暑だった夏も夢のよう…。

今、南禅寺の境内の紅葉もさかりを迎えています。
水路閣のそばにも鮮やかな楓が…。「いいねー。きれいー」と、足をとめて見惚れます。

日中は、大型バスで、団体客が途切れることなくやってくる境内も、朝は、人の姿もまだまばら…。
 
朝のおつとめに向かう僧侶の姿も…。

今年、「そうだ 京都行こう」のポスターになった「天授院」。

ポスターになるだけあって、紅葉も見事です。
 
「まだ、拝観時間じゃないんだよねー残念…」と、入口から中を覗きます。
「ここから、お庭の様子が、まるで絵のように見える…なかなか心憎い見せ方…」と、建物を通して、庭の紅葉がちょっとだけ見えるようになっています。

「紅葉も、もうラストスパートって感じだねー」そう、11月中が紅葉の見ごろ。ぜひ、今年の秋を今のうちに思う存分堪能してください。京都には、秋の景色があふれています。

*「南禅寺」のホームページで、坐禅や紅葉のことがわかります。



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東福寺の紅葉。見渡す限り紅色に包まれて、その圧倒的なスケールに感動…

2013-11-26 | 自然

「わーすごーい!この景色見たかったんだ~」今年の秋も、紅葉狩りに京都のさまざまな名所を訪れたミモロ。「一度は見とかなくちゃねー」と、秋が来るたびに思っていた場所…それが、「東福寺」です。でも、すごい人気の場所だから、混雑は必須。「紅葉じゃなくて、人を見に行くみたい…」との懸念も頭をよぎります。そこで、紅葉の盛りギリギリの月曜日に、混雑を覚悟で出かけました。このところ、秋晴れが続いた京都も、月曜日の天気は荒れ模様。朝からどんよりとした雲に覆われ、いつ雨が降ってもおかしくない天気です。

ミモロは、東福寺にある3つの名橋のひとつ「臥雲橋」から境内へ入ります。さすが雨の月曜日、「思ったより人が少なくてよかったー」おかげで「通天橋」をゆっくり眺めることができました。でも「あまり長く立ち止まらないでくださいー」と、警備員の声が響きます。その方に伺うと、23,24日の週末は、約3万8000人の人出で、この橋を渡るにも制限が掛けられたそう。身動きできない状況だったとか。

そこから、境内を抜けて、今眺めた「通天橋」へと進みます。そこを通るには、拝観券400円が必要です。
「よかったーあまり混んでないから、スムーズにはいれちゃったー」週末は、拝観券購入にも長蛇の列が続いたそう。
「うわーすごいよ~」この橋からは眼下に紅葉が広がります。ミモロの前には、一面紅色の景色が…。

そもそも「東福寺」は、京都五山のひとつで、摂政関白・九條道家が、鎌倉時代(1236)に九條家の菩提寺として造営。開山には、聖一国師(しょういちこくし)を仰ぐ 京都最大の伽藍を有する臨済宗の大本山です。
東福寺の名は、奈良の東大寺と興福寺に由来するもの。境内には、国宝の三門をはじめ、禅堂、本堂など多くの重要文化財の建造物があり、見どころも多数。しかしながら、今回は、見物を紅葉に絞ることに…。

山と渓谷という起伏に富んだ地形からなる「東福寺」は、紅葉を、さまざまな角度から楽しめるのも魅力。
「この橋、結構高いんだよねー」と欄干から下を覗くミモロ。
「川が流れてるー」
「やっぱり人気があるだけのことはある…美しい…」と、感心しきり。しばし、紅葉の景色に見惚れます。
「東福寺」には、桜の木がほとんどありません。まさに紅葉に特化した景色です。春は、新緑がみずみずしい景色を作ります。
「2,3枚撮影したら、移動してくださいー」と、警備員さんの声。さぁ、他の方に場所を譲りましょう。「やっぱり混んでるんだー」。この秋、どこの紅葉スポットも、中国、韓国、台湾からの観光客が大勢。日本の秋の美しさに感動した様子です。「ステキな景色…」と、外国人観光客に言われると、「そう、日本のネコに生まれてよかったー」と、ちょっと誇らしげに、鼻をピクピクさせるミモロでした。

「通天橋」を渡り、次に聖一国師を祀る「開山堂」へ向かいます。途中の景色も紅葉づくめ。


  
「開山堂」の元の建物は、文政2年(1819)に焼失し、現在の建物は、その4年後に再建されたもの。屋根に楼閣をいただいた珍しい建物で、重要文化財です。このお庭は、西側に建つ「普門院」の前庭を兼ねています。「開山堂」に続く参道を挟んで、左側は、白砂を敷き詰めた枯山水。右側は、緑の木々が茂る築山庭園で、角度を変えると、全く別の景色が現れます。禅のスタイルと武家書院のスタイルの2つを調和させた江戸中期の名園といわれています。


さぁ、そろそろ出口へ向かいましょ。雨も降り始めました。「ハーイ…」トコトコ歩き始めたミモロです。
再び楓を下から見上げる位置へ。「わー苔の上に落ち葉が散って、これも情緒があるねー」
楓の中を歩くミモロ。「あれー傘に模様があるー」
降り出した雨に、傘を広げたその上に、落ち葉が散って、どの傘にも楓の模様が…

「わーみんなの傘が紅葉模様…東福寺のお土産だねー」と、うれしそうに落ち葉が乗った傘をさして、秋の模様を楽しむミモロでした。

「東福寺」の紅葉もいよいよ大詰め。今週末が見ごろの最後かと思われます。
一度は、見たい「東福寺」の紅葉でした。

*「東福寺」の詳しい情報は、ホームページで。
紅葉シーズンは、バスよりも電車利用がおすすめ。東大路周辺は、紅葉の名所も多く渋滞も深刻。



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