「今月は筍尽くしのお料理なんだって~わ~楽しみ~」と、ミモロがこの日お友達と訪れたのは、「京 上賀茂 御料理 秋山」です。
「筍、いろいろ味わっていただきますから、楽しみにしてくださいね~」とご店主の秋山さん。カウンター席で待ちきれないミモロです。
緊急事態宣言発令の前に予約したミモロたち。「もしかしてお休みになったら…」と心配していました。事前にお店から電話を頂き、「お店は致しますが、アルコールをお出しできませんが、それでもよろしいですか?」と確認を。「はい、ミモロ、車ですから、飲みません」とお返事。
そこで予定通りに伺うことに…。お店には、さりげなく飾られた花が迎えてくれました。
4月は人気のシーズン。大原野をはじめ、近隣の産地から届く筍をプロの腕でさまざまな料理に…
蛤のだしによる若竹煮には、ウニやタコなども。だしの味にうっとりする筍しんじょ…「美味しいね~」と目を細めるミモロです。
お造りは、桜鯛、さわら、イカなど…大皿から銘々の小皿にとって頂きます。
「お酒が欲しくなるわね~」とお友達。どれも日本酒にピッタリの料理です。
「今は、一切昼間でもアルコールはお出しできないんです~。その代わり、ノンアルコールのものはいろいろ揃えましたけど…」と秋山さん。
スパークリングワイン、ビール、ワインなど、今まであまり揃えていなかった品々を、急遽用意したのだそう。
「梅酒もダメなの?」とミモロ。「はい、梅ジュースならありますよ~」と。「あ、それならいいです~」とほうじ茶をお代りします。
ランチはともかく、夜の食事にアルコール抜きは残念。料理の美味しさも減ってしまいそう…。でも、今は我慢…!
夜の営業は、夜18時からで、20時には、閉店になります。「みんな急いで食べないと…」
東京からの予約客のキャンセルもあり、緊急事態宣言発令中のGWの営業は、すでに予約があるときのみで、他はお休みにするのだとか。
「今まで、ランチならお酒と一緒にお料理楽しめたのに…」お酒をいっしょに頂くときは、タクシーなどで伺いますが、アルコール抜きなので車を運転して出かけることに。「自転車でもいいね~」とミモロ。まぁ両方お酒飲めませんから…。
お酒なしで頂く料理…「次、なんですか?」とカウンターから厨房を覗くミモロ。
カツオのたたき…そして春のにゅう麺・・・ここにも筍が…「お酒に合うようね~この料理…」と未練がましいミモロです。
そして最後は、春の鍋のキャベツなべ。「このお花、キャベツの花なんだって~」ほかにも白菜の花やセリ、山椒などが、さつま揚げの入った鍋に春を添えています。
〆は、土鍋焚きごはん…「おこげも入れてね~」とリクエスト。
アツアツご飯と山椒味噌の相性は抜群。「生麩と筍も美味しいね~」とごはんをお代りするミモロです。
甘味は、手作りの桜餅…「わ~桜の葉っぱの香りがする~」と、過行く春を惜しみます。
「ごちそうさまでした。今年、筍掘りにも行って、たくさん筍食べたけど、やっぱりプロの筍料理は美味しい~」とミモロ。あのね~比べないの!秋山さんに見送られ店を後にします。
「来月は、美味しい玉ねぎがいっぱい登場しますよ~」と。
昨年のコロナ禍から、何度が伺っているミモロ。「だっておうちごはんじゃなくて、プロの味が食べたいんだもの~」と恋しくなる料理です。
もちろん緊急事態宣言発令中ですから、くれぐれも外出は控えなくてはなりません。マスク会食で食べないときは、マスク着用。店内に入る前には、アルコール消毒と検温も。隣の人とのお話も控え、「美味しいですね~」「はい」とうなずく程度に…。
料理屋さんにとって、アルコールが出せないのは、利益に大きく影響。「ノンアルコールでは、たかがしれてます。でも、せめて雰囲気だけでも…」という思いのお店が多いはず。
今回の非常事態宣言は、前回のものより、かなり精神的および経済的にキツイ感じ。以前ご紹介した二条通にある「バーK6]は、まん防期間中は、ランチの営業をしていましたが、緊急事態宣言発令となり期間中、全店休業になりました。「バーでアルコール出せなくなったら、ランチしても意味ないよね~」と思うミモロです。
夜の営業をメインとする料理屋さんや祇園などの花街のお店は、期間中、休業するところが多く、まさに禁酒法時代のよう…という人も。
「5月11日に解除されるように、がんばらないと、これから先も続くのイヤだよね~」と思うミモロです。
*「京 上賀茂御料理 秋山」京都市北区上賀茂岡本町58 ☎075-711-5136 要予約。毎月1日にその月の予約が開始されます。
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