ある日、ミモロは、京都御苑のお散歩を終えて、寺町通を丸太町通に向かって歩いていました。
「あ、このお店入ってみたかっただ~」と足を止めたのは、モダンな町家にある「UCHU wagashi」というお店です。
「和菓子屋さんなんだ~。こんにちは~」と言いながら店内へ。
「なんかおしゃれなアクセサリーのお店みたい~」とモダンな設えにちょっと驚いた様子。
以前は西陣にお店があり、ここ寺町通に移ったのは、4年前だそう。
「キャ~かわいい~。これ落雁?」と、目をこらしながらケースにしがみついています。
そう、ここにならぶのは、日本の伝統の甘味、国産の和三盆糖を使った落雁の専門店なのです。
お茶に添えられる干菓子として親しまれる落雁は、木型で丁寧に手づくりされる和菓子です。形もさまざまに表現でき、四季の風情などが楽しめるもの。
小さく愛らしい姿のものをよく目にしますが、特にここの品々は、まるでブローチのようなおしゃれな雰囲気も持っています。
「色使いがすごく新しいね~」従来の落雁とは趣が異なり、とてもキュートです。
モチーフもとてもユニーク。「これ宇宙船かな~}そばの金平糖がお星様に見えます。
「わ~キュートだよね~。パズルみたいのや、動物さんの形もある~」
動物の「アニマル」は、ココアとバニラ味です。
また天然果汁を詰め込んだフルーツ落雁や京都の風景をモチーフにしたものも。
いずれも、落雁もキュートですが、パッケージがおしゃれです。
「京都のお土産に人気なんだって~」とミモロは、どこかの雑誌からの情報を思いだします。
夏限定の品々も…
「お魚の形だ~」
どれにしようか、また悩むミモロは、ここで小休止。
「お庭がある~」
お店の奥まったところには、ベンチがあって、そこで坪庭を眺めながら、ひと休み。
しばらくして、再び最終品選びを…。
「どうしよう~どれもかわいいし、美味しそう・・・」とまだ迷っています。
やっと決めたミモロは、袋にいれてもらってお店を後に。
「お家でお茶といっしょにいただくんだ~」
上品な甘さの落雁・・・お茶やコーヒーなどと一緒にいただくミモロです。
*「UCHU wagashi]の詳しい情報はホームページで
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