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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

純文学とR15映画

2020-09-11 | 日々のこと
今、とある小説にハマっている。
わたしの母親ぐらいの生まれ歳の作家の作品。
この作家は36年前に亡くなっているので、発表されたのも、随分昔。
文壇デビューは、わたしの生まれた年。

小説の題名、作家は伏せる。
一度、昔に読んだことがあるのだが、家のどこにあるのか本を探すのが面倒で5〜6年?前に再購入した、まさに、新古品。
書店の包装袋に丁寧に入れられ、息子の部屋の机の上に放置されたままの、真新しくて古い本。

一気に読まない。
朝の連ドラのごとく、チビチビ読む。
その割に、ストーリーの細かい部分を把握していない。
まだ3分の1ぐらいしか読み進めていない。

長女に、それまでのあらすじを説明したが、なにしろアタマの中の整理箱がぐちゃぐちゃ。
長女もわたしの行ったり来たり、時系列も横の関係も思い出した順番で、ひどいバラバラな説明に翻弄されながら、意外にも登場人物の名前を覚えていた。
わたしは、そのほうがビックリした。
さすが、若い人は違う。

自分なりに理解していたつもりだが、文字、漢字、語句、用語が難解で、純文学はわたしにはハードルが高い。
しかも作家自身に興味を持ち、背景や関係者を深く掘り下げて調べてみたりして、道草食いまくり。

例えば、この登場人物は遠方の高校に行ったが、実家からの通学ではなかったようだが、どんな住み方だったか?
だとか、細かいストーリーは、アタマからポロポロ流れ抜け落ちている。
また、ぼちぼち、ゆっくり読み返そう。

と、昔の名作に夢中になりつつ、今日、封切りの「窮鼠はチーズの夢を見る」を観た。
見る限りでは映画館内の観客は女性オンリー。
さすがのR15。
たっぷり、恥ずかしながら息をするのも忘れるぐらい、ガン見して観た。
15歳以下は観てはいけないとしても、60歳以上も観てはいけない、なんてことはないにしても、、、ちょっと自分の年齢にはミスマッチかも?
その割には感受性、豊かすぎるわたし。
感想、その他は、また気が向いたら、、、。