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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

2013-11-26 | 日々のこと
昨日は、たまたま移動時間が、どしゃ降りもどしゃ降り、びっちゃびちゃになった。
ブーツも靴下も、コートも、バッグも、コートのファーも。
水を吸収する化学ダスキンのようなビラビラが内側についている、折りたたみ傘を入れる携帯用袋の内側で拭いたが、
たいして効果なし。
さらにハンカチで拭いたが、ハンカチは絞れるほど、びちゃびしゃ。
雨が止んだあと、風が、びゅんびゅん吹いていたので、風で乾かした。

ガソリンスタンドにある自動洗車マシーンか、人間・食器洗い乾燥機みたいになった。

濡れた足が少し寒かったが、風邪もひかずに、自然乾燥された。

よかった、よかった。


・・・

雨があがった空を見ると、絵画で見るような空だった。
絵画学校で絵を学んだといっても、画家は上手に絵を描くなあと感心した。
というより、わたしは、なんでわざわざ美術館に足を運んで絵を観るのだろう?と不思議な気がした。

まったく、ちんぷんかんぷんなのに、どういうふうに鑑賞すればいいのか、まるでわからないなりに、
何年も絵を観続けた。
ずいぶん、長い間、ちんぷんかんぷんのまま、絵を観ていた。

最近、やっと、なんだか、絵のもつ力のようなものを感じるかも知れないと、思い始めた。
やっと、である。
人生のほんの一瞬に、見た絵の一部が重なるときがある。

何百年も多くの人々を感動させいるものには、力がある。
絵だけに限らない。

そういうことだ。




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