蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

大きな声では言いにくい、研究

2011-07-24 | オトコとオンナ

ある年配らしき男性が書かれているブログで、とことん、SEXを追究したものがある。

話は、すべて、オンリーその体験のみを書かれている。
徹底している。

時事ネタや、世間一般の話、趣味、仕事、食べ物、そんなの一切なし。
というか、他のものには全く、目もくれず、なんの関心もなく、
さほど、お若くないと思われるのに、寝ても起きても、趣味が、ソレ一筋。
(特化したテーマを絞り込んだブログに仕上げてあるから、必然的に、そうなるんだけれど)
世の中には、そういう男性が、いらっしゃるようだ。
いやはや・・・・夏休みの自由研究の課題には、しにくい研究テーマ。

女性には、そんなブログ、あるんだろうか?
恋愛カテゴリー・ブログで、そういうジャンルはあることはあるけれど、
「生命の科学」みたいなかんじで、科学的に、理路整然と解説したものは、読んでいて違和感がない。
むしろ、知らなかったことを知ったりして、脳ミソが、ちっちゃいスパンで反応する。
が、そうじゃないものは、吐き気がする(こともある)。
そういう吐き気テイストの女性が書いたH系内容には、どちらかというと、生理的不快感を感じるが、
男性のブログは生理的というよりも、脳の一部分で怒りを感じる。

男性は、勘違いしている!!と。
そして、なんと男性本位の考え方、見方をしていることか。
なんと都合のいい、とらえ方をしていることか。
女性は、男性のためにあるんじゃない。

でも、ある意味、当たっている。
きっと、そのブロガーさんは、本当に寝食を忘れるほど、そっち方面がお好きなので
研究され尽くしておられるのだろう。
その道のオーソリティである、その男性が記事内で、おっしゃっていたが、
男性が女性に、どれだけ尽すかってことだ。

肉体的に男性に尽されたことのない女性は、SEXを好きになるはずがない。
女性は、子供を生んだら、はいお役目、オシマイ。
あとは、子供がいるでしょ? 
そうやって、奥さんをほったらかしにするそうだ。
逆に、奥さんも、子育てが忙しいのに、夫が、すり寄ってきても、うっとうしいだけ。
うっとうしいと感じるには、今まで、それだけの、実にうっとうしい事柄が積み重ねられてきたんだろう。
少しずつ、少しずつ、隙間が広がって、大きな溝となる。
その溝も、不動のものになれば、それは、もはや溝ではない。
二人で築き上げた、揺るぎない、大きな道だ。
こうやって、両者合意の上の、セックスレス夫婦が出来上がっていく。

案外、そういう夫婦は、うまくいってたりする。(ある年齢以上になると)

年齢が上がると、男性も女性も、個性の違いがどんどん出てくるようだ。
いつまでも、若々しいエネルギッシュなマグマの人。
かたや、淡々と枯れた、枯山水の人。
そして、どんどん、二人の距離は離れていく。
お互い、それでよければいいけれど、よくない場合もあるようで、ややこしい。
枯山水チームと、マグマチーム、夫婦で同じ路線なら、とってもよろしいのに。


で、研究熱心な、そのブロガーさん、
それぐらい、熱心に仕事をされたら、どれだけ大成されたか。
あるいは、ご家庭にそれだけの熱情、時間、手間ひまをかけられたら、
どれだけ暖かい、素晴らしいご家庭が築けたか。
この分野、家庭では、お相手は、それぞれにつき、お一人と限定されているので、
そのお一人が、NGなら、探求するには困難が生じるんでしょう。

大物は、仕事もイロも、両方って言いますけどね。
両方ならいいけれど、片手落ちは、なんか、さびしい。

どっちにしても、吐き気か、不快感、嫌悪感、怒りじゃあ、こころの衛生上、よくない。
(でも、良いように解釈すれば、スイカに塩、ぜんざいに、塩昆布、みたいな役割もあるかも?
ぴりり、味をひきしめるスパイス?)

ということで、ちょこっとブログ散歩に出かけての、感想。
せっかくの日曜日のフリータイム、
マイナスの感情を引き出すことで終わってしまっては、リフレッシュの意味がない。
楽しく時を過ごせるものに、たっぷり接するほうが、心身ともに、よさそうだ。

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