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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

叱る、叱られる、どっちがマシ?

2010-05-23 | 
いつもの、パソコン不調シリーズ。書く側も読む側も、うんざり。

パソコン、絶対にネット不可能だろうとハナから諦めた、日曜日の朝。
雨も、しょぼしょぼ。一日中じとじと、らしい。
こんな日こそ、パソコンに張り付くには、持ってこいだというのに。

しかたなく、朝刊を読んでいると・・・
下娘が、ごそごそと掃除をし始めた。
二階から始まり、その音は、だんだん私のいるダイニング・ルームまで迫ってくる。

「汚いものは、どけて・・・ね」と言いながら、席を立って、娘の床掃除に協力する私。
「お母さん自体が、キタナイからね。だから、どくんやね」と、娘。
へいへい、そうでございます。
なんでもいいわ、掃除してくれるんなら。

掃除は段々強力パワーを発揮し出し、キッチン周りの油汚れに始まり、
レンジの中、オーブンの中、落ちない強烈な汚れに立ち向かう娘。
「要らないものが、たくさんありすぎてイライラしてきた」とイラつく娘の傍で
ちょっとでも不要品を処理するかのようなポーズを取る私。

「第一、こんなもの、要る? ありえへん!!」
と次々、厳しい仕分けを敢行する娘。
娘に捨てられる前に、捨ててほしくないものを、無理やり戸棚に押し込む私。
あ、戸が閉まらない。じゃあ、別の場所に・・・。


とある知り合いのお姑さん、ご主人は、婿養子さんなので、
生まれた時から、介護施設に入所するまでの長い年月を、実家で暮らした。
お嬢様育ちで、舅、姑の苦労の経験はなく、気兼ねする人もいない。
長年のモノが積もり積もって、すごいことになり、
家関連の業者が、家の中に入ることを極端に嫌がっていたという。
室内は、整理整頓されずに、めちゃめちゃにモノがぎゅぎゅっと突っ込んであったと、
お嫁さんが嘆いていた。
そういう話を、なんとなく、思い出した。


「こら!! ちゃんと掃除しなさい!!整理整頓しなさい!!」
と自分が子供に怒るのは、疲れるものだが、
怒られるほうは、もっと疲れる。

どうやら我が家の子供たちは、いい加減な親が反面教師となり、
みんな、しっかりしてくれるのはいいが、
私は、安住の位置、地位を奪われかねないので、心落ち着かない。

介護を必要とするお年寄りじゃあ、あるまいし、まだまだピンピンしている私。
(しかし、まだまだ現役でピンピンしている私の老親たちに、未だに全く頭が上がらない)
攻防戦に備えて、ちょっとはトレーニングしないと。
でも、家が、ゴミ屋敷にならなくて済むのだから、
それはそれで、よろしいことですが。


権力闘争(→明らかに私が不利)の後、娘がパソコンを開くと
さくさくとパソコンは動いた。
パソコンまでも、娘の味方か・・・??!!


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