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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

気になる、ひと言

2011-01-06 | お付き合い

いただいた年賀状の中に、中学時代の学友からのものがあった。

Sちゃん。

わたしが、彼女への年賀状のメッセージは、なにを書いたか、はっきりは覚えていないのだが、
「わたしは悩みのお年頃。ブログで、ぼやいています」
おそらく、そんなことを書いたような気がする。

彼女からのメッセージは、
「ブログは、わたしの知っているスローさんのイメージとちょっと違ってるみたい。
写真のせいかなあ」
と、さらり、でも、どきり。

それより、
わたし、彼女にブログのURL、教えたっけ???

何年か前に、同窓会か、酒蔵コンサートで会ったときに、ひょっとして話したのかもしれない。
ブログタイトルだけ、お知らせしたのか?

ちゃんとした記憶にないけれど、彼女が見てくれた、ということは、
恥ずかしげもなく、しゃべってるってことだろう。

彼女からの年賀状をを見て、真っ赤になった。
しばらく、真っ赤っかのまま。
ああ、恥ずかしい・・・
なんて、おしゃべりなわたし。

後悔した。

わたしの中学時代のイメージと、このブログは、違うイメージなんだ、と、
別の角度から見た感想を聞き、ちょっと複雑な心境になった。

いまのリアルなわたしをご存じの方もご覧になっているが、「日常の報告」みたいなかんじになっている。

Sちゃんとは、毎年、年賀状はやりとりしているが、
中学以来、同窓会でしか滅多に会わない人には、わたしはどう映っているのだろう。

いちびり、シャイ、内気、マイペース、話す内容がユニーク(=変人)、・・・・
親の職業は知れ渡っているようだ。
わたしが宣伝した? いえ、してないはず。でも、みんな知っていた。

前々回の同窓会で、神戸の某ホテルにご家族と滞在していた、国際的に活躍しているF君も
ご両親にわたしのことを紹介してくれた時に、

「○○の家の娘さんで、スローさんです」
なんて、言ってたから、彼も知ってるってことだろう。
彼はお隣のクラスとはいえ、小学校の時からずっといっしょなので、知っているかもしれないけれど。

別に、有名人でも、変わった家でも職業でもないのだが、
学校と駅の間に、わたしの家があったということもあって、
学校帰りに、クラスほとんどの女子は、わたしの家に遊びに来たことがある。
(今では、考えられない・・・・!!)

学生のときは、親の職業や家庭環境など、皆もオープンに、ペラペラしゃべってたから、
そんなに暗い家庭のお子さんは、在籍していなかったのではないだろうか。

今も、同窓会に行くと、「○○の家の子」、と、必ずキャッチコピーが付く。
いままでは、事実そのままの、あたりまえのことなので、何も思わなかったが、
直近の同窓会で、はじめて、なんか、それ、いやだなあ・・・と思った。
このキャッチ、一生ついてまわるのかぁ。


それはそれとして・・・
Sちゃんの目には、わたしは、どう映っていたんだろう。
いまは、どう映っているのだろう。

中学からすいぶん時が経っている。
お互い、結婚し、仕事もし、子供も育て、別々の道を歩んでいる。
知っているのは、中学の3年間だけ。
しかも、話をしたり、いっしょにいたのは、おなじクラスになって、仲良しクループだった1年間だけ。
それ以来は、何年かに一度の同窓会でたまにお目にかかるだけ。

大人になって、知りあってお付き合いするケースと、
中学時代の仲良しグループとでは、内容も、性質も、濃度も違うだろう。

あれが、わたしの素だったのかなあ・・・
いまのわたしは、そのアレンジ・応用編なのかなあ・・・

学生時代の仲良し友達と、当時に戻って、大笑いしたという人もいるようだが、
わたし、学生時代からヒネているので、大笑いは、当時からしてなかったように思う。

もともとマイペースだが、
人からどう思われる、ということは、徐々にどうでもよくなったわたし。

でも、昔のわたしを知っている人が、いまのわたしのブログを見て、どう感じたか・・・
これって、けっこう、気になったりする。

それに、ブログが、わたしそのままを、実写していない可能性もあるし。
そっちのほうが、問題??

 

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トップ画像の、昨年末、新聞の集金の人にいただいた鉢植えお花、ちょこっと花が開きました。
いただいた時は、まだ、しょんぼり、下向いてました。

 


地獄に落ちます

2010-12-14 | お付き合い

世界では、飢えで苦しむ人もいるのに、
こんなことを言うと、地獄に確実に落ちると思うのだが。

わたしは、人様から果物をいただくと、とたんにブルーになる。

スーパーのビニール袋に5~6個、せいぜい10個以内なら、おおいに結構。
困るのは、どかーんと、段ボール(ミカン箱、リンゴ箱、柿箱)で、いただくとき。

しかも、それが一度に何種類も、次から次から何箱にもなったら・・・
さらに、義母からも、いただきもののおすそわけが箱単位で流れてくる。


果物は、こちらのそんな事情もお構いなしで、勝手にどんどん熟していく。
待ってくれない。

家族は果物は、ほとんど食べないので、わたしひとりが頑張って頑張って食べる。
なので、家で食べきれない分を予測して、あちこちにおすそ分けをしなけばいけない。
何度も何度も、持って行くと、もらっていただく側にも負担がかかるのではと、気をもむ。

ただでさえ、交際範囲が狭い、お付き合いの少ないわたし。
必死で、配っても配っても、その量は、たかが知れている。

封を切っていないものを、そのまま箱単位でもらってくれる人を探す。
2日前から、数軒に打診していたが、返事がないので
今朝、新たに受け入れ先に問い合わせ、合意。(→実家の母)
実家も、モノ余り気味なので、声をかけることはほとんどないのだが、今回ばかりは、
「みかん、いる?」
と電話した。

喜んでもらってくれるとのこと、嫁入り先決定の朗報に嬉しくなって、
さっそく、今朝、宅急便で送った。
送料1270円也。

いただきものをするのは、とても有難く、感謝するのだが、
送料こちら持ちで、急いで、フレッシュなうちに
嫁入り先を探さなければならないのは、若干、ツライものがある。


義母は、わたしとは正反対で、ひろく交際し、モノのやりとりも、すごい量。
自分が食べる種類や量は限られているので、
宅急便のキーステーションのように、いただいたモノをあっちこっちに、振り分ける。
そんなに、じゃぶじゃぶ溢れかえり状態でも、まだデパートから取り寄せたものが、溢れかえっている。
わたしは、モノ・アレルギーになりそうだ。


モノ余り日本と言われるけれど、食品も輸入に頼っているろころが大きい。
経済大国も、その勢いは右下がり。
かつての栄光は、はっきり陰りが見えている。
クリントンさんに、「日本を反面教師に」なんて、言われてしまうんだもの。

あんただけよ、そんな贅沢者は。
とお叱り、非難を受けるのは、よくよく承知。
しかし、これは贅沢なのか?

自分の食べたいものは、二の次、三の次、四の次。
いただきものや、義母からの横流れ品をふーふーいって消費するのが、やっとこさ。
こんな嘆きを人様にいうと、鉄砲で打たれそうなので、(地獄に落ちろ、と背後から蹴落とされそうなので)
こっそり、卑屈に、こそこそ、自分のブログで愚痴っている。


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もっと謙虚な姿勢で、毎日を送らなければ、ほんと、地獄に落ちそうです。
皆さんに、支えられて生きています。
ありがとう、のキモチを大切に。

こころでは感謝しつつ、フルーツ恐怖症候群に陥っています。

 


食べて笑って、年とって。

2010-12-04 | お付き合い

金曜日は、忘年会が続く。
先週は、仕事関係の忘年会、昨夜は、社交ダンスのメンバーと、忘年会があった。

音頭を取ってくれたのは、インプラントがキラリまぶしい、ご陽気なムードメーカーN氏。
クラスメート8人(男性3人、女性5人)全員が出席した。
出席率100パーセント。

N氏が予約してくれた会場は、以前、わたしがランチに行ったことがあるお店。
あれから10年ぐらい経っているだろうか。
前の事務所近くにあるのだが、
フレンチ・カフェ、野菜バイキング、沖縄料理、イタリアン・・・と
目まぐるしく店名、内容はころころ変わり、オーナーチェンジ、4店目。
お客さんの会社が、同じビル内に入っていて、よく仕事で行ったビルの1階だ。

(ケータイで薄暗いところで撮ったので、あいかわらず、ぼけている写真で、すみません)

あ、ちなみに、わたしがいちばん若手です。
その次がわたしより5歳上、その次が8歳位上(このあたりが3人)、さらに14歳上、21歳上、26歳上・・・
50代2人、60代4人、70代2人。
みなさん、年とともに、経験もたっぷり積んでおられるので、重みがあっておもしろい。

わたしは、「のほほんとしているのに、突然、ガツンと、おもしろいことを言う」、そうだ。
つまり、天然ぼけ、ということだろう。
「視点、表現がユニークで、語彙が豊富」とも言われた。
いちばん若いせいもある?→わ、この年で。

へえ・・・めずらしい・・・
子どもの頃は、「おもしろい(へんな)ひと」と、よく言われていたが、
だんだん大きくなるにつれ、恥ずかしくなってきて、高校ぐらいからはおとなしくしていた。

いつもは、わたしはほとんどしゃべらないのだけれど、なごやかなムードだったこともあり
ほんの少しのビールとワインで、酔っ払ったのかな。

深酒もせず、酔っ払った威勢で、「さあ、次は、二次会だ~」と、なだれ込みもせず、
ハナ金、明日は休みだから、どんどん飲もう!!とはならずに、
明日に引きずらない、当日完結行動パターン。
みんな、一次会だけで十分楽しんだ。

いままで、好きなように遊び、ハメをはずし、酸いも甘いも一通り経験し、
最後は、お利口さんになるのだろうか。
(それを、年をとった、と言うのだろうか)

(わたしを含め)みなさん、満足げな顔で、足取りもしっかり、家路に向かった。

じつは、少し飲み足らなかったのは、わたしだけ?

 

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女王さまのお慈悲

2010-11-12 | お付き合い
フランス憧れブログ、読めば読むほど、私にはまぶしすぎ、目が焦げてしまう・・・
しかも、コメントを寄せておられる方々も、素晴らしい方々ばかり。

あまりにも、自分とは違う。
と、自爆して凹んでいた。
(毎日、自分本位のブログも、ばかじゃないかと、昨日は、草稿したまま、アップしなかった)


お忙しいご公務の合間をぬって

その憧れブログ国の、王女さまが、なんと、朽ちかけた蝶ブログに、突然、姿をお見せになった。
しかも、とても優しいネギライの言葉と、微笑みとともに。


私は、人様のブログで、はじめてコメントする時に、自分のURLを入れることがある。
後悔する場合もあるし、今回のような、とてもうれしい、サプライズ・プレゼントとなって
私を真っ赤にさせてくれることもある。

もう一度、自分のブログを読み、憧れフランス・ブログを読み、
さらに、コメントされている方々のブログを見た。

やはり、ものすごく違う。全然、違う。
比べること自体が、すでに間違っている。

恥ずかしくなった。

東大の入試に、be動詞もよくわかっていない生徒が、紛れこんでいる感。
日本の都道府県もよくわかっていない生徒が、外国に憧れる図。
漢字もろくすっぽ読み書きできないのに、司法試験に挑戦している様。
楽譜も読めないのに、ウイーンに留学し、国際コンクールに出ようと夢みるような。

恥ずかしくて、恥ずかしくて・・・本当に恥ずかしくて・・・


でも、素晴らしいことを一方方向でもいいから、そっと垣間見たい。
司法試験はあきらめても、幼児向け・公文プリントを毎日こなして、
漢字検定に方向転換するかも知れないし。(→それはないけれど)

(フランス語 幼児向け公文プリントがないか、書店で、本気で探したが、見つからなかった・・・)


人様に喜んでいただけるようなブログを作ることは、絶対に無理だと思うけれど
冷蔵庫のスミッこで、干からびた野菜も、
別の利用法があるかも知れない。
(美容パックに使うとか)


力のある人が、力のない人を助ける・・・これが、互助社会。
女王さまの優しいお言葉に、のっかっちゃいましょう。

あ、関係ないですが、
うちの息子も、小学生のころ、担任の先生に言われて、クラスメートに勉強、教えてました。
これも、小さな互助社会。

(例えが、よくなかった。
劣等感のカタマリの母親は、子供自慢で、解消?→ちまたには、よくあること
そんな気は、ないのだけれど)


慰問を受け、励まされ・・・


もっと、楽しい、読んで気持ちのいい、素敵なブログが作れるよう、
私も頑張りたいな・・・
と、女王さまの優しい、お慈悲の一言で、とたんに前向きになっている、わたし。
これを「単純」と言わずして、なんと言う?

いつまでたっても、モラトリアム
まさに、これです。

蝶になりたい。
このタイトルも、おかしなかんじですが、また、ぼちぼち、やっていきます。


王女さま、ありがとうございました。



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はいっ、Cheese!

2010-10-26 | お付き合い

ある方のブログ。
竹馬の友、幼なじみの親友がおられ、それぞれの家庭内でのツライ時期をお互い乗り越え、
今、晴れて、一緒に遊んだり、息抜きしたりしておられるそうだ。

友情・・・素敵。羨ましい。
長い間に培われた信頼から生まれるのだろう。

私は、いい年して、堂々と親友と呼べる人はいない。
遊ぶ時は、ひとりか、家族と。
あとは、お声をかけていただいたら、時間が合えばホイホイと。

社交ベタで、人づきあいが苦手、人との距離の取り方がヘタ、
すごくマイペースなので、その性質を理解していただかないと、うまくいかない。


というか、ツラさをシェア―するにも、私は、結構あらゆる面で幸運のようなので、ツライ時期がない。
その割には、学生時代は、不遇時代、劣等生時代が長かったが。
自分を客観視しているので、劣等生なのは、原因と結果が一致していて、当たり前なのだ。

ツライとは、感じない?
ツライ時期なのに、ツライと感じるセンサーが、あまり反応しない、
性能が悪いだけかも?

ノーテンキさを無神経に前面に出すと、カンにさわる人もいるということも学んだ。


それもさることながら、
実は、何から何まで知っている間柄というものは、私にとっては苦痛なのだ。
女性は、親友に、心の内や、ヒミツ、あった出来事をすべて話す傾向があるようだけれど
いい関係を保つには、すべてをさらけ出すのではなく、
お互いの価値観が一致する部分が、あるかどうかだろう。
そして、お互いを許容できるかどうかだろう。

なんでも、かんでも、一部始終を把握して、スミからスミまで、価値観が一致するなんてあり得ない。
やたら重いことをべらべら話される側も、支えきれないこともあるだろう。
ほんの一部分でも、重なるところがあれば、それでよし。

あ、
親友がいないことに対する、負け惜しみのようになっている?
また、負け犬・蝶の遠吠え?
負け根性の正当化?
これは、私のスタンダード・スタンス?


ま、それはともかくとして、
今までは、今まで。それはそれ。

これからは、おそらく、一緒に行動する機会が増えてくると、いろんな人とでも
イベントや旅、あれこれを楽しめるようになると思う。


誰でもいいから、時をいっしょに楽しみ、遊んでくれる人に、にっこり。
こんにちわ。
スマイル。
Cheeeeeeeeeese!


人生の残り時間を考えると、ぼやぼやしていられない。




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イベント前の憂鬱

2010-10-23 | お付き合い
本日から、近場に、ミニ旅行。
夫の仕事関係の人々の集まりなので、そう、楽しいウキウキ気分ではないのだけれど。

服装ひとつにしても、なんだか気になるし。
自分の服装も、人の服装も。
女性は、嫌ですね~。(私だけかも? 1)
ホテルでの夕食用には、ワンピース、
観光用には、歩きやすい靴、アームカバー、秋のコート・・・
見かけと実用のバランスを考慮して、
いろいろ気になるものをピックアップし、さて、どの組み合わせにしようか。

もたもた苦戦していたら、また遅刻しては、あきません。
たいしたファッションでもないのに、自分だけが気になる、自意識過剰。
オンナってやつは、つまらない生物だ。(→私だけかも? 2)


一年に一回の、顔合わせ。
家族も同行。
ますます、気が重くなる。
言語・行動も、責任を持って。
使い捨て風、旅の恥はかき捨て、というわけにはいかない。


あら、お子さん、小学生の時に比べると、ずいぶん大きくなられましたね。
あ、受験期でもう参加されないご家族も。そうでしょうねぇ。
この方、身のこなし、ずいぶん、トロくなられました。お年はごまかせません。

などなど、こころのつぶやき。
顔は、にっこり。
ちなみに、私には、敵対心や、攻撃性、悪意は、まったくありません。
目に見えるものに、勝手に、私のアタマが反応し、私に話しかけてくるだけ。
ときどき、うるさいことも。


私は、何事も、コトを起こす前は気が重い。
遠足の前日の小学生は、ワクワクして眠れないけれど、
私は、ずっしり腰が重い。気分も重い。

去年は、この恒例旅行で、旅行中、遅刻を3回し、3回目に足の指を骨折した。
その後の、ダンスやスポーツは、3か月お休みとなった。

さて、今年は、どんなドジを踏むのか?
今から、お出かけ準備、早めに取りかかろう。
老体に鞭打って。



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お宅の冷蔵庫は?

2010-10-14 | お付き合い
定年後は、仕事がないから、一日中フリータイム。
家事分担や雑事が少しはあるかも知れないが。
どう過ごすか?
しかも、それが毎日なら??
ちょっと違うけれど、フリータイムを自分流に使っている先輩、専業主婦の皆様は?

今は、専業主婦の方々は、どれぐらいいるのだろうか?
「兼業主婦VS専業主婦」の論争は、いつも火花が散っていた。
(あえて、過去形にした。再燃すると面倒くさいから。
それぞれの背景・事情によって、全く違ってくるし、
立場が違う者同士が、違う目線で話し合っても、全面解決はありえない)


専業主婦の方々は、雇用関係のある賃金労働はないけれど、家関係の用事は、いっぱい。
しかし、ライバルがいないので、サボる、手を抜く、という手もある。(あくまでも選択肢、としてです)
(同居されている方は・・・それなりに、協力体制、あるいは、バトル展開)

一生懸命やればキリがないし、時間のやりくりは、家計のやりくりと同じで
主婦の采配にかかっている場合が多い。
家計を握っている人が、強い。
しかし外貨(→日本円です、念のため)を稼ぐのは、大黒柱。(→ひとりで、何役も兼ねている方もおられるでしょうけれど)
(その外貨の額によって、事態・状況は大きく変わるのだが)

ブログと同じで、
自分が楽しくて、救われても、読んでいる人にとっては、退屈、どっ白け、これは、つまらない。
家の仕事も、自分が手抜きして、楽しい趣味に時間を費やしても、家族が不快では、よろしくない。
(家の仕事=家事+家庭内のあれこれソフト面)
そこで折り合いが、調整が必要。


以前、ハウス・クリーニングの代行をプロに頼んだ時の話。
専業主婦、兼業主婦の方々、両方から、手厳しい反応があった。
私の態度が、マリー・アントワネットだったから?と、今、省みつつ、その原因を分析すると・・・

その費用。
私は、「こんなにしてもらって、この値段!! 安いでしょ~」と言った。
専業主婦の人Fさんは、カチン。
「○○の洗剤を使うと、とてもキレイに落ちるし、そんな高いおカネを払わなくても、自分で出来る!」
あきらかに、反抗心をむき出しにしてきた。
この方、元暴走族(もどき)の奥様だけあって、強気。パワフル。
強い人には、負けます。

ある時、通勤電車内でのおしゃべり仲間、兼業主婦Yさんに、私はこう言った。
「専業主婦なら、家事は仕事の一部。
中には、(健康で)時間を持て余しているのに、サボっている人もいるけれど、
そんな人が代行を頼むのは、どうなんでしょうね?」

Yさんは、突然、ムッとした。
「専業主婦でも、兼業主婦でも、私の知人、友人たちは、そんないい加減な人はいないわ。
みんな一生懸命、家事も、趣味も、頑張ってる!! 前向きに生きてる!!」
えらい剣幕。
なんか、私、悪いこと言ったのだろうか。
ゲキリン・スイッチを押してしまったらしい。

とりあえずは、テキトーに訂正し、表現が不適切だったようなので謝る。
(→これが、私の悪いところ。原因がよくわからないのに、とりあえず、その場をおさめようとする)

皆さん、私みたいに、いい加減なチャランポランな人は、あまりいないってことだろうか。
温度の違いを感じる。
とは言っても、私は、アツい人々は、大好きなのだが。
自分がいつも一番下で、アツい人々と接する方が落ち着く。
(→劣等生時代が長すぎて、そういう習性が身についた?)


家事代行を頼んだのは、ハウス・クリーニングだけではない。
子供たちが小さいころ、シルバー人材センターの人に、サポートしてもらったこともある。
夫の元・同級生の奥さんがベビーシッターを外注しているのを知って、そういった考えもありだと思った。
(今では、当時より普及しているとは思うが)
でも、怒りやプライドの地雷スイッチは、あちこちに埋められているようなので、
発言には注意しなければいけない。

いろんな意味で、いろんな面で、同等に、お互い遜色ない立場で、話すことが出来る人かどうかを見て、
気をつけて話をしないと、トラブルのもとになる。
立場が違うということを、地雷爆発の後で知っても、遅い。
ビミョ~な、日頃の鬱憤(うっぷん)も、おまけとして付いてくることもある。
その時は、一目散に全速力で、退散するに限る。

やはり、なんでも、近いようでも、やはり、ある程度の距離は保つべきだ。
人様の生活範囲内には、近寄りすぎないこと。
まして、いくら親しくても、冷蔵庫の中身まで知っている仲、なんて、私には考えられない。


それぞれが、損得勘定むき出しで、人と比べたり、過干渉しないで、自分の道を行くのが、よろしいかと。
なかなか、それも、サジ加減が難しいようだけれど。

欲しいものが、ホシイ

2010-09-27 | お付き合い
坊主丸儲け??

昨日は、法事。
義母に何年も前から言われていて、去年ぐらいから具体的に進められ、
今年の初めには、日程が決めらたものだ。
次は、3年後???(正確な数字は、ちょっと忘れた、というか、ちゃんと聞いてない)
万が一、義母が亡くなった場合は、変則パターンが決まっていて、延ばされるらしい。


お坊さんは、「坊主丸儲け」という言葉かあるように、本当に丸儲けだ。
扶養家族を何人も抱えておられるので、それはそれで、収入は不可欠ではあるが。
労働と対価が、正当に、釣り合っているかというと、ビミョー。

サラリーマンのように定期的な額が保証されているわけではないし、
お葬式が重なると、超多忙だが、ヒマな時もある。
「いつ亡くなるか」なんてことはわからないので、常にスタンバイし、亡くなると駆けつける。
(その点、法要は、あらかじめ予定が組まれているので、動きやすいし、年間スケジュールや収入のメドが立つ)


「人命を守る」側と、「あの世」側

お坊さんは、(職業 業務内容として)実に、羨ましい面がある。
それは、スタンバイは大変だろうが、亡くなってから行けばいいからだ。
その点、医師は亡くならないようにスタンバイしなければいけない。
同じスタンバイでも、ちょっと性質が違う。
臨機応変に、最新医療で対応するのと、何百年も前から同じことをやっているのとでは、
緊張感が全く違う。
遺族も、医師を責めることはあるかも知れないが、お坊さんに文句を言う人はないのでは?
お坊さんは、心の安らぎを与える側の特別職なのだろうけれど。

交通機関の運転士や工事関係者、医療関係者など、
ちょっとしたことで人身事故、大事故につながる危険性と背中合わせに仕事をしている人に比べると
業務内容で、人命にかかわるような緊張感とは無縁。
(すでに亡くなってからの、お付き合いだから、人命云々については、責任としては、管轄外)


金額は、心を反映している??? Or not???

ちなみに
お布施は、家によって金額が違うようだ。
大きな節目の法要の時は、ぐんと価格がアップ。
全く同じことをするのだが、その回忌によって、価格で、遺族の気持ちの濃淡を表すのか????


お寺さんはじめ、こういう交流、お付き合いは、故人、遺族にとって大事なのだろうけれど。
(顔も知らない)随分前に亡くなった故人に、お寺さんを中心に、法要参加者が故人との交流を図る。
お供えも、いっぱい。

ご丁寧にお寺さんからお供えいただいたものは、うちの家にとっては全く不必要な食品だった。
なんでもいただく私でも、さすがに、義母から、「持って帰る?」と言われたが辞退した。
義母の家も、あの食品群は不必要。
他からも、お供えいただいている食品群で、やたら高価で不必要なものがある。
まったく、合理的でない。
不必要な食品が、何万円分も。
このシステム、やり方、どうにかならないの?

これが、お付き合い、交流なのか?

お寺さん以外にも、他の人々とも、お金やモノをやり取りする。
生きている人にとって不必要なものでも、故人には必要なのか???
かといって、故人が好きだったもの、とか、そんなものでは全くない。

それが、お付き合いの方法?

そういう類のお付き合いの多い義母の家は、いつも、モノであふれかえっている。
さらに、義母は、具体的な行事に使うのではなく、ちょいちょい、なにかのついでに人にあげるため、
時々デパートで、大量のお菓子などを発注、取り寄せていたりする。

法事は滅多にないが、法事以外の日常の諸々、交流、他家の仏事、その他、
モノ、モノ、モノ。
しかも、賞味期限が限られている。
他家からの頂き物で、洗剤とかもあるが、義母は決めている洗剤以外は使わないので、不必要品となる。


モノがいっぱい、必要なモノ、不必要なモノ

今は、昔と違い、ライフスタイルも、こんなに多様になっている。

好みも生活様式も、様々。
なのに、どかっ~んと、もらい手側の好みを全く無視した、大量のカサ高い食品をやり取りする。
バザーか、行政機関を通して寄付するか、頭を下げて、知り合いの誰かにもらってもらうか、
(もらう方も、またお返しなど考えたりすると、お互い、不必要なスパイラル)
はたまた賞味期限を過ぎるまで自分で抱えて、捨ててしまうか。
エコと正反対。

大阪府下のある市では、寄付センターに行けば、
不要品を寄付されたものを、市民が無料で、欲しいものを持って帰れるそうだ。
田舎には、まだそんなシステムが整っていないようだが、
もらいに行ったら、自分が贈った品々が、出されていたら、がっかりするだろうし、
○○家は、頂いたものを寄付センターに出している、なんて噂はすぐ広がりそうだ。
あるいは、民間ギフトセンターに、有料で売りつけている、なんて言われかねない。


モノと、お付き合い

あまりにも合理的にものを考えるのも、情緒がなく、ギスギスするかも知れない。
しかし、欲しいモノを欲しい時に、欲しいだけ(適切な分量)、欲しい、と思う私は、
贅沢者なのだろうか。

商品のジャンル・質・時期・量 そういうものがぴったり合うものは、自分で買うしかない。
ただし、要らないものを大量にいただいてしまっているので、先にそれを消費するのがやっと。
欲しいものを買うには、今あるものを捨てることになる。
それは、エコに反する。なので、欲しいものや、好みは、後回し。
好まないものをせっせせっせと、頑張って消費する。
(やっと消費できそうな頃に、また、いただく
あるいは、消費できそうもない頃に、また同じものをいただく)


こういう、要らないモノ・循環システムは、限定地域の特色なのか?
お金、労力の使い方、気の使い方、これは、正解なの???




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皆さん、サヨウナラはご一緒に

2010-09-21 | お付き合い
本日は、お彼岸につき、お墓参りと、今週末に行われる法事の準備に婚家に行った。

その真っ最中に、姻戚関係の人の訃報が入った。

またぁ~???

これで、3人目。
姻戚関係の人々なものだから、告別式だけでなく、お悔み、お通夜、初七日、四十九日法要、初盆・・・
色々、数珠つなぎで、ついてくる。

またまた振り回される。


お香典の準備、「おたくの時は、○○円いただいているけれど、いくらにする?」
あちこちの親戚に電話で聞きまわる義母。

告別式はまだ先だが、電話で注文を受け、
私は6軒分ぐらい、立て替えたお香典を預かって帰ってきた。

先物取引か、場外馬券場のよう。


皆さん、この夏、あまりにも暑いので、御親戚、ごいっしょに、旅立たれたのか?
遺された親戚は、行事目白押しで、暑いなか、顎を出している。
いつまで続く、この、義理のお付き合い。

暑いだけでは、済まない。
義母は、ひと夏に、大量、大出費で、ぐうの音も出ない。


姻戚関係といっても、めちゃくちゃ遠いんだけれど。
すでに亡くなって長い年月が経つ義父の、父の、父の、兄弟の、・・・子孫。
姓は同じでも、時代の隔たりが歴然とあり、遠すぎる。
明治時代だか江戸時代だか知らないけれど、なんでそんな遠い昔の
日本史・勉強オタクみたいな
そんな頃の繋がりを大事にするのか、よく、わからない。

固く、強く、一族の絆だか歴史だか、なんだかを信じておられるようだが、
その価値観、陸の孤島のように、限られた区域のみに、通じるだけ?
第一、本当にそんな固い絆なのか?
過去の遺物、幻想なのでは?
浦島太郎になっているのでは?


今、私が住んでいる地には、引っ越してきてもう、22年になるが、
未だ、両隣やらお向いさんの家族構成やら、ご老親の死去やら、
結婚やら、離婚やら、出産やら、ほとんど、よく知らない。
なんだか、最近、子供の声がよくするな~、ぐらいのかんじだ。
(どうやら、お嫁さんが来て、お子さんが次々生まれた家や、
娘さん一家がご実家にUターン、マスオさん一家誕生やら)

別に付き合いをしなければいけないものでもない、自由な気風だ。


どっちがよくて、どっちが悪い、でもない。

都会のあまりの人間関係の希薄さに、最近、ご近所づきあいが、見直されている面もあるが、
下町や田舎では、お付き合いの密度が濃くて、大変だろう(と、私は感じる)。
でも、助け合いが必要な地域では、相互にプラス効果を発揮しているようだ。


私の住んでいる地の人々は、最近は、お葬式を執り行っても、町内会には知らせず、
葬儀を近親者のみで行ったあと、事後報告、というケースが増えている。
町内会長とか、そういった人は、当然、出席しない。
親密な近親者のみで、遠方から遠縁の親戚も来ないのだろうと想像する。


それは、それ。これは、これ。
私は、またまた、お葬式に列席することになるわけだが
本当に、この価値観の違いに、
高層タワーマンションの最上階で地震に遭ったような、
大きな振れを感じる。
ぶわーーん、ぶわーーん、フロアーの上を端から端まで、右へ滑り、左へ滑り・・・。

田舎と、町。
伝統と、合理化。
こうも違うものなのだ、と感心する。



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押し付け合い

2010-07-06 | お付き合い
うるさくて煙たい、一族ご本家様のご長老、K氏、御年89歳。
ある、ごくごく近い姻戚関係のお葬式で、
私は喪主さんのオヨメさんに、耳元でこそっと囁かれた。

「Kさんの近くに行ったら、うるさいから、離れてたほうがいいよ」

わざわざご親切に忠告いただいていたのに、トンマな私は、つかまってしまった。
うかうかしていた。

斎場へのマイクロバスでは、Kさんの隣にいる70歳ぐらいの親戚の男性Yさんが、座っていた。
私は、その後ろの席にYさんの奥さんと座っていた。
おんな同志のおしゃべりは、結構楽しいもの。


男性同志、前の席で機嫌よくしゃべってくれたらいいのに
いつの間にか、長老氏は、私に座席越しにわざわざ体をねじって、話しかけてくる。
長老氏の隣のYさんを、ちょっと見てみると、長老と反対の方向を向いている。
Yさんが、そっぽをむきはじめたから?
こら、Yさん、ちゃんと話し相手してよ~

まあ、バスの中だけのことだし、ちょっとの間の辛抱だと我慢していた。

やがて、斎場からバスはメモリアルホールに戻り、2階で、食事会が執り行われた。
長老は、上座の席。
私は、なぜかモタモタしていたら、長老の前の席になってしまった。
あちゃー。
こりゃ、まずい展開。

「おい、君のところの○○(夫の名前を呼び捨て)に、
今度、○月○日、会を開くことに決定したから、うちに来るよう、伝えておきたまえ」
(わー、上から目線。「来ていただけますか?」なんぞじゃないんだ。)

「故人の○○を○○に紹介して縁談をとりまとめたのは、私の母だ」
「故人の息子の嫁を紹介、仲を取り持ったのは、私だ」
「2代続けて、我々が世話して、今日に至っている」

道理で、喪主の奥さんが、煙たがるわけだ。
喪主さんの家を「無」から立ち上げたのは、長老のお陰だ、とでも仰っているような内容。
キリストさんのあばら骨から、アダムとイブを作ったみたいに。

「長男とは・・・代々のものを受け継ぎ、次代にバトンタッチするのが務め。
代々引き継いだものは、増やしてこそ、減らすなどとはもってのほか。
長男の嫁の役目は・・・延々、延々・・・なんたら、かんたら」

料理は、次から次へと美味しそうなものが出てくる。
長老の話を真剣に聞いていると、ちゃんと食べられない。

「今の役人は、アホだらけだ。
その中で、一番アホは誰だか知ってるか?
市長だ。
ワシは、この前、法務局に、クレームをつけに行ったが、
国の機関のヤツはアホばっかりで、ハナシにならん。
(この長老、○○省・国の機関ご出身の元・国家公務員)
なんも、仕組み、制度を知っとらん。
これこれ、あれこれの件では・・・
土地問題では、・・・・(延々、延々・・・あーだ、こーだ)
アタマを使わにゃあ、いかん。
いいか、スローさん、○○(夫の名前、またもや呼び捨て)にも言っておくように」

ああ、しんど。
隣に座っているYさんよ、
ちゃんと長老氏の話を聞いてくれないと、私に、とんだトバッチリがくるではないか。


この長老どの、耳とアタマがイイので、適当なことを言うと、キリリと目を吊り上げて、
「なに? ワシのハナシ、わかっとらんのか? 聞いてなかったのか?」
みたいな顔をされるので、ちゃんと聞いてないといけないし、
突拍子もない間抜けなことでも言うと、また、うるさいし。

自分の話したいことが一連でまとめて用意されているようで、
途中で、質問したり、話のコシを折るようなことを言うと、機嫌が悪いし。
結構、大変なのだ。
皆さん、ご経験済みなんだろう。


あとで、喪主さんや、周りの人々は、私に対する同情の念を口々に発していたそうだ。
可哀想に、気の毒に・・・スローさん、長老に、つかまってしまって・・・
(押し付けてしまったけど、その分、こっちは助かったわ・・・・と仰ったかどうかは存じないが)

今度の四十九日法要の時は、
長老の席を、私の席と離して用意する措置をとってくれるとのこと。
やれやれ。

矍鑠(かくしゃく)とした、長老どのの御守り(おもり)は、疲れます。
スケープゴート(scapegoat)のお役、次回は放免されるようだ。


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