へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋カフェ

2016-06-06 07:20:01 | Weblog
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週明けの木曜日は朝から仕込み、店内清掃、伝票整理と忙しいが更に朝から昨日、戴いた「河野賢ギター」の最終手入れで弦楽器専用のオイルワックスを掛ける。当時(1982年製)の松・ハカランダのギターには大概は「シュラック塗装」というブラジル奥地の貝殻虫(見た事はないが、なんでもカタツムリらしい)の体液を皮膜塗装に使っているらしくそんじょそこらの化学合成の洗剤やワックスでは薄いシュラックが剥げてしまうとの事で昨夜の清掃はオリーブ油で汚れを落とし今朝は天然オレンジワックスで仕上げた。皮膜塗装が経年変化と弾き放し状態の手入れ無しだった曇りがすっかり綺麗に落ちて光沢の中からあのハカランダの不規則不自然な木目が表れた。美しい木目とは言うものの側面と裏板にしかハカランダは用いないのが通常だから正面からは誰も判りません。自己満足にしか過ぎないのだが、上からブラジル・ローズウッドつまりハカランダ、中南米ローズウッド、欧州ローズウッド、ブビンガと順に価格も安くなりそのまま製作家の意気込みも落ちて
くる訳である。勿論、価格に応じた部品(糸巻きとか巻くツマミとか指版)が用いられているなっー!実際に弦を張って弾き始めるのは梅雨明けに為ると思案しているが、理由はワックスの定着と多少の修繕を予定しているからである。