こんな客商売を長年続けていると様々色々な人と物との出会いが有り悔しい事も多いが、マァ楽しく暮らせるし話題も毎日尽きません。今は、商売上で厳しい状況が何年も続いているからこそ物を大切に使う姿勢が身に着いたとも思い不景気に感謝も出来る。必要か?否か?、無駄の取り捨て等も長らくの不景気が無ければ気付かなかったかも知れません。因って、手仕事・手作業の尊さも味わえなかったとも感じる。「七難八苦」とは山中鹿之助の言葉だが今と成っては受ける程に自己の為に変わる。つまり、オイラにとって「手掛り」は人生なんだな。
そんな事を書いている内に、最近エンジン不調であった8年以上前のバイクを昨日の休み時間にHONDAに持ち込む。すると嘘の様なホントの話、何年も前からリコール対象に指定されていてエンジン部全変え。何か、2万〓も乗った挙げ句の交換で凄く得した気分だなー!で、想い暫く。メーカーは偉いし大変ですなっ!名誉や信用も解るが消費者の安全に何年も取り組んでいる。廃業したらそれも皆無だから、経営をし続けなくては保証も不可能。市場の最後の一台迄面倒を尽す事は、言うは安く行うは困難です。「手を尽す」とはこの事である。