へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋

2008-01-21 08:30:22 | Weblog
昨夜、三ヶ月振りの楽器交換にて廃業する楽器店から買い求めた弦を張り替え、楽器のニス面を磨く。ホールを覗く、今度の楽器は1979年製である。鳴り始める頃である。30年前だとやはり造りが良い。擦り減った運指板に弾き込みを感じる。使われ続けた製品の傷が歴史であり愛着である。でもねっ!プラスチック製品に着いた傷に愛着は産まれない。杉板と楓板で造られたフラメンコギターであるが傷の陰影が美しい。三ヶ月毎に十数本の楽器を替わりべったん出すが、それぞれが30年以上使い込んでいるから愛着がある。保管にも苦心を重ねている。

へんな洋食屋

2008-01-21 08:30:13 | Weblog
元は、貴重な食器類を大切に使う為に考案された技術であると思うが、それに「美」を見い出した日本人。確に、美しい皹とそれを埋める金色との兼ね合いは素晴らしいっ!で、知り合い。ワザワザ割る、しかもいくつも叩き割る、落とし割る。それを再び組んで、また異なる器を割る。割れ方が問題だそうだ。割れ方に因って組み直し金継ぎをした後を想像している。「芸術は爆発だっ!」と言った方が居たが、「芸術は破壊か?」と思った。考えモンですなっ!技術と経験と汗と手間を掛けた職人の作品をワザワザ破壊するのが、芸術かなっ!問題だ。