「全国革新懇ニュース」2015年2月号のトップに前中国大使・前伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎さんのインタビュー記事が載っていました。
「知的勇気」のない社会に警鐘と題しての記事に共感と日本の現状に憂いを感じることとなりました。
特定秘密保護法、集団的自衛権・・・権力を問いただすべき問題がいくらでもあるのに、知識人、ジャーナリズムを含む有識者の発言力が弱い。国民に対する責任を自ら放棄していることになると。そして、先入観にとらわれず、日本人も中国人も「等身大」で互いを見ること、また米国議会図書館の礎石に刻まれている「歴史を学ばないものは歴史を繰り返す」と指摘されています。
格差が固定し、拡大していくと社会不安が起きる。だから会社のためにも、社会のためにも、社員は全部正社員にするぐらいのつもりでと言われています。そして、1にも2にも3にも努力。努力は人を裏切らない。青年は努力が楽しくなるようになりなさいと言われ、日に3回、身体には栄養を与えているんだから、心にも毎日、栄養を与える努力をしてほしいと期待を示されています。
こうしてみると、ただただ忙しさに走り回っている自分が、大切なものを忘れてはいないにしても、大切なものを得る努力をしていない、自分への戒めの言葉として受け止めました、。どうやって実践していったらよいのやら…
知識人やジャーナリストだけの問題ではなく、国民一人一人が今こそ勇気を奮って声を上げていくことが大切です!