文化の日の3日、地元の上野台中学校では、第37回文化祭が開催され、参加させていただいた。
開始に少し遅れて体育館に入るとブラスバンド部による演奏が在校生や保護者達を魅了していた。県や全国レベルでも高い水準のブラスバンド部で、素晴らしい音色を醸し出していた。私自身の高校生時代を思い出し、特にトロンボーンを吹いている生徒さんに注目してしまっていた。いい音色!
3年生による創作劇「子どもたちの桃源郷」では、生徒自身の複雑な心の内を上手く表現していた。
舞台終了後は、廊下や教室に展示してある作品を鑑賞。細かな作業や、皆で作り上げた作品、思春期の気持ちを素直に表現した作品、数々の力作を見せていただいた。
昼には合唱コンクールがあったが失礼して、郷の根ホールで開かれている「市民文化祭(第44回)」を鑑賞。
水彩画と思って観ていたら,何と「ちぎり絵」。1枚の和紙に色付けしたものを単にちぎるだけでなく、ゆっくり引き裂きながら、また剥がしながら、裏面や剥いだ面の色を利用するなど、実に繊細な作業。心を沈め、穏やかな心持にならないとできない作業であると実感。90歳を超えた方の作品は、その感受性やみずみずしい心の表現となっていることに驚き。
私の知らない文化の世界に驚きの連続。グーと引き込まれてしまった時間となった。日頃のぎすぎすした(?)、忙しく走り回っている生活とは別次元の様。
福祉保健センター玄関では、丹精込め、わが子を見守るように育て上げた見事な菊の展示がなされていた。
夜には、年末に行われる後援会主催による「もちつき大会」の実行委員会に出席。160キロもの餅をつき上げ、後援会活動の資金ともなる。