常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

雪の朝

2020年12月14日 | 日記
今朝、この冬初めて屋根の上に積もる雪をみた。先週からの予報で、こうなることは知って準備をしてきたから驚きはないが、やはりベランダからみる雪景色は新鮮にうつる。午後には免許証更新の講習がある。雪道とまではいかないのでひとまず安心だ。年の内に残っているは、家のなかの片づけだ。すす払いという言葉があるが、かつては12月13日に行うものと決められていた。家具調度を外へ出し、畳を剥がして天井の煤を払う。畳は立てて叩いて埃をだす。窓を拭き、清めた畳の上にきちんと調度を並べると室内が改まって見えた。いまでは、天井の汚れを拭き、ガラスを磨くぐらいだが、こうして初めて新年が迎えられる。

雑炊もみちのくぶりにあはれなり 山口青邨

寒い日には雑炊が恋しい。句の作者は、故郷岩手の郷里の味をよしとした。我が家では、オートミール粥を雑炊に見立てて、冬の日の楽しみととする。塩味が推奨されているが、その日の気分で銀杏や牡蠣を入れると少し豪華な雑炊になる。家事を考えながら実践する。これからの日々は、料理や洗濯などの雑用を脳トレとして積極的に取り入れる。雪の来る前にとってきたシャンツァイがアクセントになる。見た目の緑、ほんのりと漂うハーブの香り。畑は止めても、ベランダや裏の空き地に種を蒔きたい。豚バラとタマネギの炒めものにシャンツァイの緑が楽しい。


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