常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

癒される言葉

2023年03月29日 | 日記
坂巻川の土手の桜の蕾がふくらんできた。昨日、悠創の丘でヤマニンジンを収穫した。クルミと味噌を湯がいたヤマニンジンにからめて春の味を堪能する。春の陽ざしは、それだけで人を幸せにする。團十郎の狂歌。

たのしみは春の桜に秋の月 夫婦仲良く三度くう飯

何もない日常を彩ってくれるのは、季節の花と旬の食べ物だ。高齢で活動の範囲がせまくなると、ひとしおそんな日常がいとおしくなる。「人間の幸福というものは、時たま起るすばらしい幸運よりも、日々起こってくる些細な便宜から生まれる」ベンジャミン・フランクリンの言葉だ。

また釈迦の言葉で「人生の長さはひと呼吸の間」という教えもある。春の桜に初夏の新緑やあじさい。考えてみれば、日常のなかに楽しい瞬間が、次々とやってくる。その一瞬、一瞬を大切に生きること。それが年老いたものが生きていく極意ということであるかも知れない。
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