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熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

講演会講師

2009-01-18 19:46:32 | Weblog
3月中旬に「グローバルな知財人材の育成」についての講演会を行いますが、その講演会を主催するセミナー会社から新たな講演会講師の依頼がありました。

4月中旬に「職務発明」についての講演をしてほしいとのことです。

企業の知財部門に勤務していた時に、特許法35条の改正に伴い職務発明規程の作成・改訂・従業員への説明を行いました。

この規程作成等を行う時に、職務発明についての裁判例、論文等の文献を調査し、大学院で勉強していた機会を活かして労働法の研究者と議論を行い、理論武装をした経験があります。

また、各企業の知財部門の担当者との意見交換も行いましたので、職務発明についての知識、経験は十分にあると自負しています。
ある意味最も得意な分野だとも言えます。

幸い講演会までの時間もありますので、その後の裁判例、論文の追加調査を行い、受講者の役に立つ講演を行うように、万全の準備をしたいと考えています。

3月、4月と連続して講演会があり、5月10日は旧司法試験短答本試験がありますので、効率的な勉強をしなければいけません。

と言っても、焦って勉強するような性格ではありませんので、ノンビリと、しかし集中力を高めながら勉強していこうと思っています。



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国際知的財産セミナー

2009-01-17 18:36:46 | Weblog
早稲田大学RCLIP主催の国際知的財産セミナー「欧州主要諸国における知的財産エンフォースメント:その現状と将来展望」に参加してきました。

私の大学院の指導教授が主宰する研究会ですので、できるだけ出席するようにしています。

今回のテーマが「欧州における知的財産」であるためか、米国特許をテーマにしたときと比較して、参加者が少ないようです。

先ず、早稲田RCLIPが行っているアジア諸国の知的財産権についての裁判例を収納したデータベースの説明がありました。
非英語国の裁判例を英訳して要約してありますので、かなり使えそうです。

ワシントン州立大学の教授で、早稲田大学の客員教授でもある方が、ワシントン大学のCASRIPが収納している欧州・米国の裁判例データベースの説明をされました。

この2つのデータベースは将来リンクまたは統合されるそうなので、グローバルな裁判例データベースが完成されることになり、研究者・実務家としてはありがたいですね。

この後、第1部として、マックスプランク研究所所長が「欧州における知的財産エンフォースメント調和」について基調講演を行い、欧州特許庁の方が「EUと欧州特許機構による知的財産エンフォースメント調和の動き」、米国弁護士が「欧州主要諸国における知的財産エンフォースメント戦略:米国弁護士の観点から」という報告を行いました。

米国弁護士の報告は、米国および欧州における裁判地別の勝訴率をデータベース化したものを紹介したものです。
実務家として、フォーラムショッピングを行う際の参考にするためです。

学者、裁判官から否定的な意見が多く出されていましたが(精度が低い、客観的でない等)、同じ実務家としては評価できます。
使い方を工夫すればかない使えそうです。

第2部は、「EU知的財産エンフォースメント指令発行に伴う国内法改正の現状」をテーマとしたパネルディスカッションです。

パネリストは、英国特許カウンテイ裁判所、ローマ地方裁判所知的財産部、ドイツ最高裁判所の裁判官で、コメンテータは、私の指導教授と知財高裁の裁判官です。

出席者のレベル、議論の奥深さともに、昨日の講演会とは比較になりません。

講演会は、主催者・出席者を見てから参加しないといけませんね(私も講演会の講師をしていますので、反面教師にします)。



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セミナー

2009-01-16 19:09:24 | Weblog
「知財スキルと標準化」セミナーに参加してきました。

会場は、東京ステーションコンファレンスです。

基調講演「アントレプレナーシップと人材活用」、「知財スキルと標準化」に続いて、パネルディスカッション「グローバル戦略のための人材マネジメント」が行われました。

基調講演「アントレプレナーシップと人材活用」は、お話としては面白いのですが、知財スキルとはほとんど関係のない内容です。

基調講演「知財スキルと標準化」は、経済産業省のお二人の方が講演されましたが、すでに聞いた話で、具体性が乏しく参考になる点はほとんどありませんでした。

パネルディスカッションは、時間が少ないこともあるのか、一般論を述べるだけで具体性がなく、全体としていま一つの内容でした。

そのためか、最初の基調講演が終わると席を立つ人が目立ち始め、2度目の基調講演が終わってコーヒーブレークになると、その傾向が更に目立ち、休憩終了後は至るところに空席が目立ちました。

パネラーも意欲が低下しているのか、発言もいま一つです。

参加費が無料の講演会は、主催者・後援者の意向が大きく働き、ともすると宣伝活動の色彩が強くなります。

今回の講演も、主催は某大学院で、後援は、経済産業省とITメーカーのためか、大学院のプログラムの説明、経済産業省が主催する研究会の成果の概要説明、企業の宣伝がかなり目立ちました。

参加費が無料なので、止むをえないのかな。

それでもいくつか参考になる点がありましたので、3月中旬に開催する講演会の参考にしたいと考えています。

どんな講演会でも何かしら役に立つことがありますからね。



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リサイクルビジネス

2009-01-15 23:16:24 | Weblog
この未曽有の不況下で、リサイクルビジネスが脚光を浴びているそうです。

先日、テレビ番組で、各種リサイクルビジネスの特集を放送していました。
その中の一つに、忘れ物をリサイクルして販売するビジネスがあります。
JRでの忘れ物の種類と数は信じられないくらい多いのですが、これらの忘れ物を低価格(ほとんど無料)で引き取り、新品同様までリサイクルして低価格で販売するビジネスです。

例えば、忘れ物の中で最も多い傘は、骨だけ残して新しい生地に張り替えて1本100円程度で販売します。

この番組で気になったのは、ブランド品のリサイクルです。
ブランド品の眼鏡のレンズを取り外して、新たな色つきレンズを嵌め込み、ブランド品のサングラスとして販売する(ブランド品の傘も同様です)。

これって、商標権侵害になるのではないでしょうか。

商標権者の意図した状態で転々流通しているのではなく、商標権者が製造したブランド品の品質・機能と異なったリサイクル品を販売していることになりますからね。

リサイクル・リユースビジネスは、いろいろな法的問題点を内在しているようです。




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冤罪

2009-01-14 14:18:14 | Weblog
映画「日本の黒い夏(冤罪)」を見ました。

昨年末に図書館で、偶然このビデオを見つけて借りました。
お正月のテレビ番組に飽きた時のために4本借りた内の一つです。

この映画は、1994年6月27日の夜に、長野県松本市で起きた「松本サリン事件」を題材に作成されたものです。

事件の第一通報者であり、被害者でもある一市民とその家族は、被疑者不詳のまま、警察により家宅捜索を受け、殺人容疑をかけられました。

罪のない被害者を冤罪へと陥れ、迫害していく警察、マスコミ、市民たちの姿がよく描かれています。

警察の発表を裏付けを十分に取らずに放送・記事にするマスコミと、その放送・記事を鵜呑みにして被疑者を追い詰めていく市民。

冤罪の責任は、警察・検察だけでなく、マスコミ、市民も同じ責任を負っていることを認識させられた映画です。

警察、検察、マスコミ、市民の何れか一つが冤罪を起こさない行動を起こせば、冤罪はかなり防げることも同時に認識できました。

裁判員制度の導入が間近に迫っている今だからこそ、真剣に考えなければならない問題だと思います。




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司法試験

2009-01-12 19:31:19 | Weblog
司法試験の短答試験答練の申込に、L町田校に行ってきました。

昨年の今頃は基礎講座受講中だったので、答練は受講せずに、公開模試のみ受講しました。

今年は受験2回目で短答試験合格を目標にしていますので、答練を申込んで問題を解く訓練をしたいと考えています。
勉強のペースメーカーとしても役に立ちますからね。

このLの短答試験答練の受講料は、15回で3万円です。
他の受験機関の約半額とお得な値段です。

町田校は、弁理士受験時代に利用していた懐かしい場所です。
町田校受付に行くと、何となく違った雰囲気で、活気がありません。

ふと壁に貼ってある紙をみると、「2009年2月末に町田校は渋谷校に吸収されます」のメッセージ。
これって、町田校が廃校になるってことですね。

時代の流れとはいえ、寂しい限りです。

当初、町田校に通学して答練を受講しようと考えていましたが、廃校では仕方がありません。
急遽、通信に切り替えて、申し込みました。

それにしても、町田校廃校は残念です。

これからは、LもWも横浜に行くことになりそうです。
少し遠くなるし、町田の雰囲気が好きだったので、足が遠のきそうです。



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出初式

2009-01-11 15:20:22 | Weblog
最寄り駅に行く途中の広場で出初式を行っていました。

珍しかったので少しの間見学しました。




写真では小さくて分かり難いのですが、多数の消防車が整列しています。






消防関係者の方々が制服を着て整列しています。
晴れ舞台ですね。

永年勤続表彰、消火実験等のデモと、イベントが続きますが、何しろ屋外のため、かなり寒いです。

あまりの寒さに会場から離れようとしたとき、ボランティアの方から暖かいお汁粉を頂きました。

正直言って、このお汁粉が最大のイベントでした。



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箱根

2009-01-09 18:45:50 | Weblog
箱根へ温泉とフランス料理を楽しむ1泊旅行に行ってきました。

8日に我が家を出発して一路箱根へ。

箱根は我が家から近いので、毎年1回遊びに行くことにしています。

退職した企業の保養所(といっても格安の費用でホテル並みの設備と料理を堪能できる宿泊施設です)を利用して、温泉とフランス料理を楽しむことにしています。

夕方にチェックインしてフランス料理を楽しんで、温泉にたっぷり浸かりました。

この温泉は疲れがとれるので、リフレッシュするのにもってこいです。

箱根へ出発する前の天気予報で、9日未明に関東地方の平野部でも雪が積もるという予報が出ていたので、念のためにタイヤ滑り止め(簡易に着脱できる合成樹脂性のソックスタイプの滑り止め)を車に積んでいきました。

関東地方で雪が積もるのは稀なことなので、雪が積もるることはないだろうと思っていたところ、翌日の朝、保養所近辺は積雪10cmの雪。

何となく持っていったタイヤ滑り止めが役に立ちました。

冬の箱根へ行く時は、タイヤ滑り止めは持っていった方がいいですね。

保養所から雪道を少し走ると、宮ノ下付近は雨模様で、道路に雪が積もっていません。

早速タイヤ滑り止めを取り外して、西湘バイパスに乗り、地元のくるくる回るお寿司屋さんで遅い昼食をとりました。

次回の箱根は、11月頃に紅葉とススキを見に行くことになりそうです。

楽しみですね~。




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格付け

2009-01-07 18:47:25 | Weblog
米国電気電子学会(IEEE)の会誌「IEEE Spectrum」が年に1回発表している企業の特許ポートフォリオに関する格付けによると、“世界最強”の特許ポートフォリオを保有しているのは、米国Microsoftだそうです。

IEEE Spectrumの「Patent Scorecard」によれば、特許ポートフォリオの「パイプライン・パワー」が最も強力なのはMicrosoftであり、2位がIntel、3位はIBMとなっています。

同調査は、1年間に承認された特許の件数(2007年の米国特許)、特許ポートフォリオの拡大状況、特許技術の多様性などさまざまな要因を考慮したうえで、企業が持つ特許パイプライン・パワーの強さを評価したものです。


ビジネス分野毎に格付けがされていますので、ご自分が勤務している会社がどの位置にあるのかを見てみるのも良いかもしれません。

興味がある方は、以下のURLにアクセスして下さい。


http://www.spectrum.ieee.org/patentsurvey2008


特許も格付けの対象になりましたか。

個人的には、特許の価値は使用する人(企業)によって大きく変化しますので、画一的な格付けはあまり信用できないのですが。

それでも企業の経営者は、このような格付けを気にするでしょうし、知財部門の責任者も経営者が気にすることは気になるでしょうから、格付けに振り回されることになるのでしょうね。

格付けが必ずしも正しいとは言えないことは、今回の金融危機でも証明されていますので、経営者、知財責任者の冷静な判断を期待したいところです。



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コミセン

2009-01-06 18:36:18 | Weblog
コミュニテイ・センター学習室での勉強を開始しました。

この学習室には、5年以上前からお世話になっています。
弁理士受験勉強、大学院の勉強、論文作成、講演会資料作成等々、本当にお世話になっています。

本年最初の学習室利用ということで、受付の女性に「おはようございます。本年もよろしくお願いします。」と挨拶すると、「こちらこそ。いたらないことが多いのですがよろしくお願いいたします。」とのご返事。

この施設の受付の女性(昼間のみ)は、親切で気配りが行き届いていて気持ちよく勉強できます。
夜間の受付の男性(定年退職後の方)の中には、この人ちょっと問題があるな~と、思われる人もいますが、それを補って余りある女性の方の対応です。




私の指定席です。
この席で勉強すると、外の景色がよく見えて、結構気分転換になり、効率的に勉強できます。





平日の昼間なので、利用者は私一人です。
贅沢な勉強部屋です。

たっぷりと午前中3時間勉強して昼食をとりに家に帰りました。
午後は、自宅の書斎で勉強です。

明日も午前中は、コミセンで勉強です。




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