米軍横田基地(東京都福生市など)で昨年8月、発がん性が指摘されるPFAS(有機フッ素化合物)を含む汚染水が基地の外に流出した疑いがあり、日本政府と都、基地周辺6市町が14日午後、基地内へ立ち入り調査に入ったそうです。
横田基地で環境補足協定に基づく初の立ち入り調査が実現したことは「PFAS汚染に対する世論の関心の高まりが後押しした」と評価できます。
今後は周辺の土壌や地下水の汚染調査が必要ですね。
横田基地では昨年8月の漏出事故以外にも2010年以降、8件のPFASを含んだ泡消火剤や汚染水の漏出事故が相次いでいます。
また、2016年まで消火訓練エリアで実施されてきた泡消火剤を用いた消火訓練も、周辺の地下水汚染の一因となった可能性が高いですね。
PFAS汚染による健康被害は現時点では明らかになっていませんが、将来発生するのではという懸念があります。
他人事ではなく関心を持って注視していきましょう。
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