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熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

憲法の番人

2025-06-29 16:22:08 | 裁判
国が生活保護の支給額を2013年から段階的に引き下げたことについて、最高裁判所は「厚生労働大臣の判断に誤りがあり、違法だった」として処分を取り消す判決を言い渡しました。

同様の裁判は全国で相次いで起こされていて、統一的な判断が示された形です。

原告側は、減額された分をさかのぼって支給するよう求めていて、およそ200万人とされる当時の受給者への国の対応が焦点となります。

厚生労働省が2013年から3年にわたり、物価の下落を反映するなどとして生活保護の支給額を最大で10%引き下げたことについて、全国の受給者は「健康で文化的な最低限度の生活を守るという法律に違反している」などとして取り消しを求める訴えを30件あまり起こしました。

このうち名古屋と大阪の裁判について、最高裁判所第3小法廷の宇賀克也裁判長は「デフレ調整で物価の変動率だけを直接の指標にした厚生労働大臣の判断には専門的な知識と整合性を欠くところがあり、その手続きは誤りで、違法だった」として処分を取り消す判決を言い渡しました。

最高裁判所は、弱者の最後の砦、憲法の番人などと言われています。

生活保護受給者に対する偏見が多くなってきている現状を憂いた判決とも言えますね。

最高裁判所は、これからも弱者の最後の砦、憲法の番人の役割を果たしてほしいですね。

同じ最高裁判所でも、トランプ大統領の忖度するような判決を連発する米国とは大きな違いがあります。

法律に携わる一人として、米国の最高裁判所の判事は尊敬できません。

米国の司法の劣化が酷すぎますね。

日本の司法の方が遥かに優れている。


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オンラインセミナーの講師

2025-06-28 18:49:06 | セミナー講師
オンラインセミナーの講師を務めてきました。

「知財戦略と効果の確認」に関するセミナーで、状形態別、競合企業との知財力の比較結果に基づく戦略、知財ミックス戦略、ノウハウ保護とノウハウと特許の複合戦略など、実務に特化した内容です。

受講者の皆さん、熱心に聞いた頂き、感謝感謝です。

このセミナーで、今年は4回のセミナーの講師を務めたことになります。

次回のセミナーは、10月に2回開催される予定です。

セミナーのテキスト作成と並行して論文の執筆にも取り掛かろうと考えています。

ノンビリと確実に作業していけば、何とか間に合うでしょう・・・


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スピノザの診察室

2025-06-27 21:17:19 | 
夏川草介さんが書かれた「スピノザの診察室」を読みました。

スピノザはオランダの哲学者で、レンズ磨きを生業の一つとして、施策と執筆に専念した哲学者です。

この本は、京都の町中にある小さな地域の病院に勤める医師、雄町哲郎と患者との交流を描いたものです。

スピノザの考え方に影響を受けて、患者の生死と向き合う医師の物語は感動的ですね。

雄町医師が「こんな希望のない宿命論みたいなものを提示しながら、スピノザの面白いところは、人間の努力というものを肯定した点にある。すべてが決まっているのなら、努力なんて意味がないはずなのに、彼は言うんだ。 ”だからこそ”努力が必要だと。」言ったことに感動しましたね。

この考え方は、私の人生観と同じで、この文章を読んだときに驚きました。

スピノザの存在は知りませんでしたので、はるか昔に私と同じ考えの哲学者がいたとは驚きです。

スピノザの哲学書を読んでみたくなりました。

夏川草介さんは、現役の医師なので、書かれる内容が説得力があります。

「神様のカルテ」を読んで以来、夏川さんのファンになりました。

夏川草介さんの書かれた本のご一読をお勧めします。


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トランプ政権の無能の証明

2025-06-25 14:30:54 | 海外ニュース
 米連邦政府機関が、トランプ大統領の就任後数週間で解雇された職員の一部を再雇用したり、休暇から復帰させたりしていることが分かったそうです。

政府効率化省(DOGE)が主導した連邦職員削減によって生じたサービス上の重大な空白を埋めるため各機関は奔走しているらしい。

トランプ政権は、解雇や希望退職をひそかに撤回していて、これには、欠員を補うための新規採用も含まれています。

この動きは、連邦政府機関が歳出削減策の一環として「人員削減」計画を依然として実施している中で行われているということですから呆れますね。

トランプ政権が連邦職員削減計画の一部を撤回したとはいえ、急速な再雇用は、今後数カ月から数年にわたって極めて重要となる能力や専門知識を政権がさらに失っており、それらを補充するのは困難となる可能性があることを示しています。

誤った政策を支持者に知られるのが嫌なのでごまかしている。

これは日本を含むどの国でも行われていますが、トランプ政権の間違いと隠ぺいの酷さは群を抜いています。

ブルッキングス研究所の効果的公共管理センター所長、エレイン・カマーク氏は、「このため、連邦政府の至る所に時限爆弾が仕掛けられている」、「彼らはほぼすべての機関に大混乱をもたらした」と批判しています。

ロバート・ケネディ・ジュニア保健福祉省長官は5月、鉱山の安全を専門とするCDCの国立労働安全衛生研究所の職員328人を復職させたと明らかにしています。

非営利団体パブリックサービス・フォー・パートナーシップのマックス・スティア最高経営責任者(CEO)は、多くの連邦職員を解雇し、その後復職させる今回の動きは「無能さの寄せ集めであり、政府の幅広い専門知識がもたらす重要な価値を現政権が理解できていないことの証左だ」と断じていました。

「これは単一の出来事ではない。今日の課題だけでなく、将来の重要な課題に対処する政府の対応能力を示唆する行動様式だ」とも述べています。

トランプ支持者は米国の未来に大きな障害を設置したことになる。


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オンラインセミナーの講師の依頼

2025-06-21 20:36:11 | セミナー講師
オンラインセミナーの講師の依頼がありました。

質の高い特許出願を増大させる戦略と知財教育に関するセミナーです。

セミナー開催が10月末と時間がありますので、引き受けることにしました。

10月開催のセミナーは2件目です。

受講者の皆さんが満足できるセミナーになるようにテキスト作成に取り掛かることにします。

乞うご期待ですね。


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オンラインセミナーのテキスト作成

2025-06-19 18:00:33 | セミナー講師
10月末に開催されるオンラインセミナーのテキストを作成してセミナー事務局に送付しました。

知財戦略の効果を確認する方法に関するセミナーで、以前講演した内容に加筆、修正したものです。

受講者の皆さんが満足してくれるセミナーにしたいと思っています。

乞うご期待ですね。



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トランプの大ほら吹き

2025-06-15 19:33:03 | 海外ニュース
トランプ大統領の大ぼら吹きが明らかになってきました。

ロシアとウクライナの紛争を1日で止めるといっていたのに、就任してから半年近くになっても事態は悪くなる一方です。

イスラエルとガザの紛争も収まるどころか拡大しており、イランを攻撃して反撃される有様です。

外交が大ぼら吹き状態に加えて国内でも関税政策で経済が停滞する状況。

大学への締め付けや移民対策に軍隊を投入する始末。

完全に狂っていますね。

自分でもどうしていいのか分からないのでは・・・

米国が凋落していくのを見るのは辛いものがある。

トランプが消え去ることを望むしかないか・・・


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弁理士の仕事は・・・

2025-06-14 15:37:40 | ビジネス
人工知能(AI)を使った対話型の特許文書作成支援システムを手掛けるAI Samurai(AIサムライ、東京・千代田)は、特許出願が特許庁から拒絶された場合にAIが補正案を作成する新機能の提供を始めたそうです。

人間の弁理士が担当していた補正作業を自動化し、作業効率を高めることが狙いですね。

発明を把握して特許出願明細書を作成するよりも、発明が明確で、拒絶理由や引例が確定されている中間処理の方が、AIの利用としてはハードルが低そうですね。

AIの利用が進むと、弁理士の仕事も影響を受けそうです。

多くの弁理士を抱えている大手特許事務所もAIの利用で弁理士の数を削減するでしょうね。

厳しい時代になってきました。


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検察と警察が襟を正して変わることを期待します

2025-06-11 16:20:38 | 裁判
機械メーカー「大川原化工機」の社長らのえん罪事件をめぐる裁判で、捜査は違法だったとして国と東京都に合わせて約1億6600万円の賠償を命じた東京高裁の判決に対し、国と都が最高裁への上告を断念しました。

これにより、捜査の違法性を認め賠償を命じた判決が確定します。

 2審の東京高裁は先月28日の判決で、警視庁公安部の捜査について「犯罪の嫌疑の成立に関する判断に基本的な問題があった」として逮捕は違法だったとしたほか、東京地検が起訴や勾留請求をしたことについても違法だと判断し、国と都に合わせて約1億6600万円の賠償を命じていました。 

一連の裁判では、当時の警視庁公安部の捜査員が「事件はねつ造」「立件した理由は、決定権を持っている人の欲」と証言するなど、現職の警察官3人が法廷で捜査を批判しました。

従来から、警察と検察の取り調べの酷さが伝えられていましたが、裁判で証明され、確定されることになります。

これから警察と検察が本気になって変わるのか、監視していきましょう。


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緑のカーテン

2025-06-08 20:30:09 | 家庭菜園
今年も緑のカーテン、ゴーヤの苗を植えました。

ゴールンウィーク明けに苗を植えたので、1か月程経過していますね。







立派な緑のカーテンになることを期待しています。

ゴーヤ以外に、収穫を期待してトマトも植えました。




獅子唐も収穫が期待できますね。



落花生も植えました。

どのように実るのか、楽しみです。



紫陽花も美しい花を咲かせています。



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