熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

大先輩

2007-05-31 23:59:36 | Weblog
先日、ある特許事務所にお伺いして、所長弁理士からお話をお聞きしました。この所長さんは、私が総合研究所の知財管理の責任者をしていた頃に、大変お世話になった方で、大先輩弁理士です。
現在、私が特許教育を担当しているので、ご自分が経験した侵害訴訟、審決取消訴訟、無効審判、拒絶査定不服審判における貴重なノウハウを、懇切丁寧に説明して頂きました。参考資料として頂いたファイルは、厚さ10cmの膨大なものです。
この貴重なノウハウを特許教育に役立てたいと考えています。
貴重なお話を伺った後、私の弁理士試験合格を祝って、少し遅い合格祝賀会を開いていただきました。日比谷の高層ビルの最上階にある会員制レストランで、美味しい料理と素晴らしい眺望を楽しみました。
現在、70歳に近い大先輩は、現役バリバリで、第一線で活躍しています。食事の最後に、「弁理士の仕事は楽しいですよ。定年はありませんし、いつまでも現役です」とおっしゃっていました。
生涯現役が目標の私にとって、何とも頼もしい大先輩です。いつまでもお元気で、後輩の目標(高いハードル)になるような素晴らしいお仕事をされることを期待しています。


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事業買収

2007-05-30 21:28:13 | Weblog
本日の日経新聞の朝刊に、「大日本印刷が早稲田セミナー事業を買収する」という記事が掲載されていました。実は、3日程前、早稲田セミナーから一通の手紙が郵送されてきました。封を切ると、便箋が1枚、そこには、「受講生各位 事業譲渡のお知らせ」「平成19年7月2日を目途として、大日本印刷株式会社の100%子会社に対して弊社の各種の資格取得セミナー事業を事業譲渡により承継させることにいたしましたので、お知らせします。」
この連絡で気になった点は、①現在受講中の司法試験基礎講座は、最後まで受講できるのか、②教育訓練給付は受けられるのかです。早速、電話で確認したところ、「現在のセミナー事業はそのまま継続しますので、ご心配ありません」との回答でした。大手の大日本印刷株式会社が事業を引き継ぐので、信用するしかありません。
それにしても、早稲田が事業譲渡となると、残るはLECの一人勝ち(失礼しました、代々木塾がありますね)ですか。そう言えば、早稲田セミナー横浜校のビデオブースで受講しているときに、やけに受講生が少ないと感じていましたが、事業譲渡ですか。早稲田セミナーの社員の気持ちはどうなのでしょうか。大日本印刷に吸収合併された方が良いのかどうか、複雑ですね。
私は、幸い会社が買収されるという経験はなかったので、早稲田セミナー社員の気持ちを理解することは困難です。
企業が買収されても動揺しないプロフェッショナルになることが必要ですね。


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日韓大学生交流

2007-05-29 23:48:14 | Weblog
テレビの深夜番組で、「日韓大学生の交流」を放送していました。日本と韓国の大学生がそれぞれの相手国を訪れ、日韓の歴史認識の相違、国民性等を、現地の人々との対話を通して、実感していく内容です。
日本の大学生が韓国で直面したのは、日本の城址跡に代表される日本の占領時代の名残と、日本では学んだことがない歴史上の事実です。この事実に動揺したり、韓国の高校生との対話で、日本が嫌いな生徒が少なかったことの驚き等、かなり刺激を受けていました。
一方、韓国の大学生も、熊本を訪問したときに、加藤清正が韓国人を捕虜として日本に連れ帰った事実を誰も知らないことへの怒り、在日韓国人の窯元が作陶するときの心構えに対する感動等、日本の大学生と同じように刺激を受けていました。
私が感動したのは、在日韓国人窯元の言葉です。「ろくろで作陶するときに、注意しなければいけないのは、ろくろの中心に意識を集中することです。ろくろの中心は動かないが、周囲の回転部分は常に変化するので、周囲の回転部分に注意を奪われると、良い作品ができない。君達も、不動の中心に意識を集中し、人の手により変化する周辺部分に囚われるのは賢明ではない。韓国人の立場だけで考えるのではなく、日本人の喜びと悲しみ、中国人の喜びと悲しみ、多くの国の人の喜びと悲しみを理解するように務めなければいけない。」これは、国家の意図に影響される歴史教育をそのまま信じるのは賢明ではなく、自分で意識して不動の中心部を探しなさいと言っていると理解しました。
最後に、日韓大学生が集まってお互いの体験を話し合っていました。その話し合いで、韓国人の女子学生が、「どのように歴史を学ぶかで、その国に対する認識が大きく異なることを実感した」と述べていました。
日韓の大学生が、両国の歴史教科書を比較して判断することで、より客観的な歴史認識が育つことを期待しています。
このような交流が日韓の距離を近づけることになると確信しています。
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黄砂と花粉症

2007-05-28 14:09:54 | Weblog
朝のニュースで、「黄砂が原因で花粉症と同じ症状がでる」ということを放送していました。
そう言えば思い当たることがあります。2週間程前から、クシャミ、鼻水、鼻詰まりがひどくなってきました。例年は、遅くとも4月中旬に花粉症の症状がなくなっていましたが、今年は、5月になっても何となく鼻がぐずぐずしています。特に1週間前からクシャミ、鼻水、鼻詰まりがひどくなり、デイナークルーズに出掛けた先週の土曜日は、かなりひどい症状でした。黄砂が原因の症状かもしれません。
ネットで調べてみると、4月30日付中日新聞朝刊に、「黄砂で花粉症悪化 国立環境研などマウス実験で確認」という記事が掲載されていたそうです。更に、記事は続き、「黄砂が肺に入ると花粉症や気管支ぜんそくなどのアレルギー症状が悪化するというマウス実験結果を、市瀬孝道大分県立看護科学大教授(環境毒性学)と国立環境研究所などのグループがまとめた。黄砂が呼吸器に影響を及ぼすことは指摘されていたが、黄砂とアレルギーの関連を実験で確かめたのは初めてという。」
花粉アレルギーの患者は、マスクなどの対策をすることが必要だそうです。この時期、外出するのにマスク着用は辛いものがありますね。当分は様子を見て、症状がひどくなるようであれば、マスクを着用することにします。
花粉症の方はご注意下さい。
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デイナークルーズ

2007-05-27 20:59:34 | Weblog
東京湾デイナークルーズに行ってきました。
日の出桟橋を19時10分に出航し、2時間30分かけて、料理と東京湾の夜景を楽しむクルーズです。



本日のデイナークルーズ「シンフォニーモデルナ」です。思ったより大きい船です。デイナーは2階の「フォーシーズン」というレストランの窓側の指定席です。
料理と夜景と生演奏を楽しんで、食事が終わると、5階の展望デッキでレインボーブリッジとお台場の夜景を堪能します。特に、レインボーブリッジの下を通るとき、展望デッキから見るレインボーブリッジの下面は、初めての経験で、かなり興奮しました。


デイナークルーズ終了後、台場駅近くの「ホテル グランパシフィック メリディアン」に1泊しました。



ゆったりとしたベッドで朝遅くまで眠りました。




部屋から見たお台場の景色です。




有名な「自由の女神像」が見えます。


普段の生活とチョットかけ離れた、非日常を楽しんだ2日間でした。
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女性の品格

2007-05-26 12:32:41 | Weblog
NHK朝のテレビ番組で「女性の品格」の著者、坂東眞理子さんのインタビュ―を放送していました。「国家の品格」は読みましたが、「女性の品格」は読んでいません。坂東眞理子さんは、1946年富山県生まれ(私より1年先輩です)。東京大学卒業。69年総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事等を経て、98年女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)。2001年内閣府初代男女共同参画局長。04年昭和女子大学教授を経て、現在、昭和女子大学副学長、同大学女性文化研究所長です。
坂東眞理子さんは、インタビューで、「礼を尽くす」「得意料理をもつ」「愛されるより愛する」――日常の立居振舞いに、女性の生き方と品位はおのずと表われる。 いまや女性の社会進出、活躍が当たり前となった現代の日本。学校や職場でも、優秀で元気なのは女性ばかりである。女性の価値観、果たすべき役割が大きく変化しているのだ。では、古い型の「女らしさ」はもはや求められないのだろうか? いや、女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観、よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい、と述べておられました。
また、「現在の日本は、金銭至上主義の考え方が強く、人間をお金、地位で評価する傾向にあるが、この評価尺度を品格に変えなければいけない。女性が、品格という評価尺度を身につけ、その尺度で男性を評価すれば、男性もかわるのでは」とおっしゃっていました。
私も同じ意見です。金銭至上主義の考え方は早急に変えなければいけません。「女性の品格」は多くの女性に読まれているそうです。坂東眞理子さんの考え方に共感する女性が多くなってくることは喜ばしいことです。
「国家の品格」「女性の品格」が出版されましたので、次は、「男性の品格」ですかね。どなたか執筆していただければ、真っ先に読むのですが。
個人的には、「熟年の品格」または「団塊の品格」について考えてみたいですね。
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レスター・R・ブラウン(LESTER R.BROWN)

2007-05-25 21:32:05 | Weblog
NHKクローズアップ現代で、「レスター・R・ブラウンとの対話」を放送していました。レスター・ブラウンは、1934年、ニュージャージー州生まれ、ラトガーズ大学、ハーバード大学で農学・行政学を修めました。農務省にて国際農業開発局長を務め、1974年、地球環境問題に取り組むワールドウォッチ研究所を創設。1984年には『地球白書』を創刊、2001年5月、アースポリシー研究所を創設して所長に就任。『エコ・エコノミー』『プランB 2.0』『フード・セキュリティー』などを発表。1994年、旭硝子財団よりブループラネット賞受賞。2006年5月、一橋大学より名誉博士称号を授与されています。

http://www.worldwatch-japan.org/ecoeconomy.htm

レスター・R・ブラウンは、現在のプランA社会からプランB社会へ移行しなければならないと力説していました。ここで、プランA社会とは、石油依存・車中心・使い捨て社会のことで、プランB社会とは、自然エネルギー・低排出移動・循環型社会のことです。レスター・R・ブラウンによると、石油は必ずしも低価格エネルギーではなく、その弊害(公害、温暖化等)を取り除くコストを加えると、高コストエネルギーになると述べていました。つまり、弊害を取り除くコストは、政府が負担する、すなわち市民の税金で補う訳です。このような総合的に高コストなエネルギーではなく、自然にやさしく、総合的に低コストな自然エネルギーを利用すべきだと提案しています。
最後にこう述べていました。
「コペルニクスが地動説を提唱してから、人々のあいだに二つの非常に異なる世界観が存在した。プトレマイオス説を固持する人々と、コペルニクス説を受け入れた人々だ。両者はそれぞれ、まったく異なる目で世界を見た。これは、今日の経済学者と生態学者の世界観の相違になぞらえられる。生態学と経済学のあいだには世界観の根本的な違いがある。たとえば、生態学者は限界を心配するが、経済学者はそうしたいかなる制約も認めない傾向がある。生態学者は自然から学び、ものごとを閉じた円形の概念でとらえるが、経済学者は直線または曲線の概念でとらえる傾向がある。経済学者は市場に強い信頼をおくが、生態学者は市場に不信感をもっていることが多い。」
かつて大学で経済学を学んだ私にとって、耳の痛い指摘です。
さて、経済学者はどのように反論するのでしょうか。
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特許の自明性

2007-05-24 18:53:39 | Weblog
米国法律事務所が主催する知財セミナーに出席してきました。
「KSR International対Teleflex,Inc.事件:特許の自明性についての最高裁の新たな基準」についてのセミナーです。最高裁判所が連邦巡回控訴裁判所の判決を破棄して、自明性の新たな基準を提示したと考えられる注目すべき事件です。
最高裁判所は、連邦巡回控訴裁判所が自明性の判断に用いた組み合わせの「教示、示唆または動機」のテスト(TSMテスト)を否定し、組み合わせ特許の自明性を判断する上で、結果が予測可能なものであるかどうかの重要性を強調しました。Graham事件の「広範な事実認定」を再確認したものであると言えます。
KSR事件判決は、特許権者に不利で、被疑侵害者に有利なものである点は確かです。この判決により、発行された特許に対して異議(再審査請求)を申したてる当事者が増加することが予想されます。
講師は、KSR事件判決の重要性は、4、5年後に初めて明らかになり、当面は、自明性の判断について混乱を生じさせるだろうと述べていました。
そうは言っても、実務家としては、5年も待てませんので、自明性の判断基準と対応策(特に、出願明細書の作成)を考える必要があります。
現時点で明確なのは、予測可能性が低い化学発明(特に、ライフサイエンス分野)については、KSR事件判決の影響は少なく、予測可能性の高い電気・機械分野が大きく影響を受けそうです。
したがって、電気・機械分野の発明は、明細書作成に際して、自明性で拒絶されないような工夫が必要です。例えば、Picture Claimを避ける等の工夫は必要です。
KSR事件判決が日本の進歩性判断に影響を及ぼすかは不明ですが、日本の進歩性判断基準も最近は厳しくなっていますので、日米ともに同じ方向に判断基準が移行しているとも言えます。
日本の進歩性判断基準の変化(動機の有無から阻害要件の有無への変化)については、別の機会に意見を述べたいと考えています。
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受験の心得

2007-05-23 23:53:33 | Weblog
現在受講している司法試験基礎講座の講師が、講義の間に、受験の心得を話すときがあります。このお話が面白く、参考になります。
先日の講義でも、受験勉強において陥りやすい精神的な悩みの解消方法について話していました。司法試験も弁理士試験も同じですが、受験期間が少なくとも1年以上の長期になりますので、受験勉強中にスランプに陥ることがあります。
周りの受験生ができる問題を自分ができずに焦る、模擬試験の点数が思うように上がらない、試験本番が近づきあれもこれも勉強したいのに時間がなく気持ちが空回りする、等です。
このようなスランプを脱出する方法を自分なりに確立しておくことが必要であり、人によりその方法は異なるが、例えば、勉強する範囲を思い切って少なくする(これだけの範囲を勉強すれば大丈夫だと割り切る)、気分転換に小旅行する、がんがん勉強に励む、カラオケ、スポーツ、お酒等、いろいろあります。このようなスランプ脱出方法を自分なりに確立しておけば、勉強の効率が上がらない時間を短くでき、短期合格につながるそうです。
また、ずーとベタに勉強すると勢いがなくなり、合格が遠のくため、それを避ける意味で、意識的に気分転換を行い、勉強の勢いをつけることが重要だそうです。
本試験に最高の状態で臨むために、適当な気分転換を行い、本試験直前から勢いをつける勉強を行うと効果的であったともお話されていました。講師の体験に基づいたお話なので、説得力があります。
司法試験の体験を基にした説明とのことですが、弁理士試験にも使えそうです。
ご参考になれば幸いです。
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はしか

2007-05-22 19:54:06 | Weblog
麻疹(はしか)が猛威を振るっています。東京の大学も休講が相次いでおり、昨日、テレビのニュースで、早稲田大学が全学休講になったと報じていました。
大学院学生時代の指導教授が主催する知財研究会が、2ヶ月に1回程度の割合で開催されており、私もその研究会に参加しています。今月の25日に早稲田大学構内で研究会が開催される予定になっていましたので、開催できるのか心配していました。先程、研究会のHPを見にいったところ、予想通り「研究会は延期します」の記載がありました。残念ですが、感染症には勝てません。
「はしか」と言えば、長女が小さい頃、はしかを発症しました。4~5日高熱が続き、妻と2人で看病しましたが、疲労困ぱいとなり、私の母に応援を頼み、何とか乗り切ったことが思い出されます。その時の経験から、「はしか」は怖い病気であるという印象があります。
「はしか」は空気感染でうつり、感染力が強く、保育所や幼稚園などでは流行が一気に広がります。この病気は、これまで大人がかかるケースはまれと考えられてきました。ところが最近、はしかにかかった成人患者の報告例が増えているとして、注目されています。はしかは、大人がかかると重症化することが多いといわれている点にも注意が必要です。
長女が「はしか」を発症したとき、看病した私と妻は発症しなかったので、私と妻は免疫があると思います。その当時、長男も軽く発症しましたので、おそらく免疫があると思います。孫が予防接種したのかどうか分かりません。未だであれば予防接種をするように勧めたいと思います。心配ですから。
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