熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

モリ・カケ・ヤマ

2017-05-30 20:31:08 | Weblog
安倍首相の指示か、首相への忖度か、それとも人事権をバックにしたプレッシャーか、真相は分かりませんが、何やら怪しい動きが次々に出てきましたね。

森友学園問題、加計学園問題に次いで出てきたのは、安倍首相と親密な関係にあるといわれているジャーナリスト(私はジャーナリストと思いませんが)の山口氏のレイプ不起訴疑惑です。

高輪署が逮捕状を取って成田空港で逮捕しようと待ち構えていたのに、警視庁から待ったがかかり所轄担当者が交代し、警視庁の新担当者から示談を進められ、被害者が断ると渋々書類送検。

それが検察で不起訴となるという怪しげな展開。

何でも所轄が逮捕状を取った後で、担当が警視庁に移るのは異例中の異例だそうです。

この辺も森友、加計と同じ構図です。

この不起訴の決定に被害者は納得できずに、不服申し立てをし、現在、検察審査会で審査中ということです。

被害者が会見を開いて説明したのですが、レイプ犯罪の被害者が実名で顔を見せて会見するというのは勇気のいることなので、私は被害者の方の言っていることが正しいと思いますね。

次から次へと明らかになってくる独裁政権の不公正、不公平、事実隠蔽、犯罪隠し等の疑惑。

これでも内閣支持率が下がらないとすると、国民の知性、判断力が危険水準まで低下していると思われますね。

中国、ロシア、北朝鮮と似たような社会になりそうで恐ろしい。






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国連の特別報告者

2017-05-28 19:16:01 | Weblog
国連の特別報告者の政府の政策に対する反対意見が止まりません。

昨年来日し、日本の報道機関に対する政府の圧力により報道機関が萎縮していると懸念を示していましたが、それに続いて、共謀罪法案の衆議院採決を前にして、これまでの政府の説明を根底から覆すような「書簡」が届けられました。

国連人権理事会から選任を受けたプライバシー権の保護を任務とするジョセフ・ケナタッチ氏から安倍首相にあてた書簡です。

この書簡に慌てたのか、「明らかに不適切」「恣意的な運用がなされるということは全く当たらない」と菅官房長官が反論しましたが、この言いまわしは、このところ野党やメディアの指摘に正面から答えずに、常態化している「官邸語法」だが、ぶっきらぼうに結論を述べただけでは議論にならず、その結論に至る論拠を示して語るのがルールであるということを意識していません。

国会での野党や、国内メディアに対して習慣的に繰り返しているこのやり方は通じませんでした。

ケナタッチ氏は、日本政府の「抗議」を「中身のないただの怒り」と評して、再反論をしています。

そして次は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設などへの抗議活動に伴い逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長に関し、国連の特別報告者ら4人が2月末、長期拘束などには国際人権法上問題があるとして日本政府に速やかな是正を求めていたことが分かりました。

国連人権高等弁務官事務所が26日、4人の緊急共同アピールを公表したそうです。

山城議長は、米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯建設の抗議活動に伴って有刺鉄線を切断した器物損壊容疑で昨年10月に逮捕され、約5カ月拘束された後、3月18日に保釈されましたが、人権団体は「アピールが圧力になった可能性がある」と指摘しています。

独裁政権も正しい外圧には弱いらしい。

森友問題、加計問題に加えて国連の特別報告者の反対書簡、いよいよ独裁政権の末路が見えてきたようです。

最後の一突きは、私たち国民が加えないといけませんね。









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セミナー講師

2017-05-26 16:28:55 | Weblog
セミナー講師の依頼がありました。

セミナーの内容は、技術者、研究者を対象とする共同研究の留意点に関するものです。

開催日が11月上旬と、かなり先の話で、他のセミナー講師や論文作成との日程調整が可能なので引き受けることにしました。

今年のセミナー講師は、共同研究が3回、職務発明が2回と、かなり偏っているので、次回は新しいテーマがいいですね。

ぜいたくな悩みでしょうか。






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これは「忖度」どころの話ではない

2017-05-25 09:02:12 | Weblog
加計学園問題の真相が徐々に明らかになってきています。

週刊文春が報じた「文部科学省前事務次官の独占告白」で、政府が怪文書と呼んでいる文書が本物であると証言しています。

この驚きの証言に対して、政府よりの全国紙とみられている読売新聞が、何と一面で前事務次官のゴシップネタ(出会いバー通い)を報道していました。

違法でもなく、現在の事務次官出もない人のゴシップを一面に掲載する理由がどこにあるのか、理解にできませんね。

週刊文春と記事のネタ入手でバトルを繰り広げている週刊新潮も前事務時間のゴシップを取り上げていました。

こちらはバトルを繰り広げている相手の記事の価値を低下させる意図なのでしょうから、まあ理解できないことはありません(加計学園問題を取り上げる方が価値が高いですが)。

週刊新潮の記事で、政権が読売新聞にゴシップ情報をリークしたと書かれていました、

これが事実とすると、やはり読売新聞と安倍政権はズブズブの関係ということですね(そんなことは分かっているという声が聞こえそうですが)。

それにしても政権からリークされたゴシップ情報を一面に掲載する読売新聞は、ジャーナリズムと言えるのか、疑問ですね。

ジャーナリズムの使命は、権力の監視だと理解していましたが、どうも読売新聞は権力の監視ではなく、権力の応援、すなわち政府広報誌と同じだということですね。

これではお金を払ってまで読む価値はありません(政府の広報、HPを見ていれば足りる)。

加計学園問題での朝日新聞の記事です。

「安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、今年1月まで文部科学事務次官だった前川喜平氏が23日、東京都内で朝日新聞の取材に応じた。内閣府から文科省に「総理のご意向」などと伝えられたと記された文書について、前川氏は自らが担当課から説明を受けた際に示されたと証言。獣医学部の新設については、加計学園を前提に検討が進んだとして、「行政がゆがめられた」と語った。
前川氏はこの文書について「獣医学部の新設について、自分が昨年秋に、担当の専門教育課から説明を受けた際、示された」と証言した。同氏によると、昨年9月9日~10月31日に計6回、専門教育課の課長や課長補佐らと事務次官室で獣医学部の新設について打ち合わせをした。9月28日の打ち合わせでは、「『獣医学部新設に係る内閣府からの伝達事項』との文書を示されたと記憶している」という。
 また「総理のご意向」「官邸の最高レベル」などの文言について「誰だって気にする。(文科省側が)圧力を感じなかったといえば、うそになる」と述べた。」

この記事のように、政権が正しい権力の使い方をしていたのかを批判的に取り上げる姿勢がジャーナリズムに求められています。

読売新聞の記者、編集責任者等の関係者は、朝日新聞の爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいですね。

しっかりしろ読売新聞。







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弁理士研修

2017-05-24 18:15:05 | Weblog
弁理士研修「特許侵害訴訟における損害賠償額の算定について」を受講しました。

弁理士研修フェスティバルの一テーマです。

この研修では、損害賠償請求の基礎的な説明と特許法102条各項の問題点、裁判例の紹介がありました。

損害賠償についての初級レベルの研修という位置づけでしょうか。

私は、修士論文や知財管理、パテントへの論文投稿で、損害賠償についての論文を作成していますので、今回参加した目的は、現在論文作成中の「損害賠償における寄与率の取り扱い」についての参考情報の入手です。

裁判例の説明の中に、参考になる記述を見つけたのが収穫でしたね。

研修フェスティバルで受講できなかったテーマについても、説明資料が入手できたのも収穫でしたね。

研修フェスティバルは、参加する価値が高い研修です。








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共謀罪に懸念

2017-05-22 22:05:34 | Weblog
「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案について、各国の人権状況を調査する国連の「特別報告者」が「プライバシーに関する権利と表現の自由への過度の制限につながる可能性がある」という懸念を示す書簡を22日までに安倍首相宛てに送ったそうです。

この書簡は、国連のプライバシー権に関する特別報告者のジョセフ・ケナタッチ氏が今月18日付けで安倍首相に宛てて送ったものです。

国連特別報告者は、国連の人権理事会の任命を受けて各国の人権侵害などの状況を調査し、人権理事会や国連総会に報告する役割を担っています。

書簡の中で、ケナタッチ特別報告者は、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案について、「プライバシーに関する権利と表現の自由への過度の制限につながる可能性がある」と懸念を示しています。

その理由として、法案の「組織的犯罪集団」や「計画」それに「準備行為」の定義があいまいなうえ、処罰の対象となる277の犯罪の中にはテロや組織犯罪とは無関係なものも広く含まれ、法が恣意的に適用される危険があると指摘しています。

そのうえで法案の審議状況などについて情報を提供するよう求めています。

共謀罪への懸念は、日本人よりも外国人のほうが正しく理解しているようですね。

言論の自由、思想の自由を脅かして、監視社会に向かう共謀罪法案は、保守、革新を問わず国民に対する権力者の監視を強めるものです。

全国民が自らの頭で考えて正しい判断、正しい行動をしなければ、未来の禍根を残すことになります。

反対の声をあげましょう。







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共謀罪

2017-05-22 08:17:13 | Weblog
共謀罪法案が強行採決され、今週中にも衆議院で可決されて参議院に送られることになります。

共謀罪の危険性については今一つ国民の間に浸透していないのが気がかりですね。

19日に衆院法務委員会で可決された「共謀罪」の趣旨を含む組織的犯罪処罰法改正案は、日本企業のビジネスを萎縮させてしまう――。企業や自営業者に法的アドバイスをする弁護士たちがこんな声を上げています。

対象の277の罪には金融商品取引法、著作権法などビジネス関連の法律も含まれ、企業内などで知恵を出し合う行為も適用対象になる恐れがある、と危惧しているわけです。

法務委員会で採決が強行された19日午後、東京都内で弁護士7人からなる「共謀罪法案に反対するビジネスロイヤーの会」が、反対声明を発表しました。

複雑な金融商品の開発や投資へのアドバイスが得意な弁護士たちだ。「共謀罪」が対象とする277の犯罪に、会社法や金融商品取引法、法人税法、著作権法などが含まれることを問題視しています。

こうした法律が関係する新規事業や投資などは、違法かどうか判断が難しいケースがあり、専門家によって解釈が分かれるものもあるそうです。

ビジネスの前に社内で担当者らが繰り返し協議することも多く、政府と見解が分かれた場合、こうした協議が犯罪の「計画」とみなされる可能性があるということです。

企業に法的な助言をした弁護士や公認会計士、税理士ら社外の専門家も、政府の解釈によっては、「共謀罪」に問われる恐れが出てくる、と指摘しています。

弁理士も著作権に関する相談を受け他の人と協議、相談することもありますが、このような協議、相談が「共謀罪」に問われるような恣意的な判断で警察の取り締まりの対象になることも考えられますね。

弁護士の間では危機感が高まっているのですが、弁理士は関係ないという考えなのでしょうか。

このような無関心な態度が権力の暴走を許してきたことが歴史の現実です。

共謀罪法案の悪影響をしっかりと考えて、慎重に判断しましょう。







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財政破産

2017-05-20 13:33:25 | Weblog
吉田繁治著「財政破産からAI産業革命へ」を読みました。

この本は、早ければ2018年から2019年に、遅くとも2020年から2021年に日本の財政がデフォルトに陥ること、そして2022年ごろからはAIの幅広い利用により生産性革命に入り、1人あたりの実質所得が大きく成長する経済に向かうことを論拠を持って示した本です。

前半は、我が国が財政破産に至る根拠、後半は、AIによる経済成長が述べられています。

AIについての記述は、特に目新しいものではないのですが、参考になるのは前半の財政破産の論拠です。

日本の財政は、破産するのかしないのかではなく、破産するのは間違いはなく、いつ破産するのかの問題といわれています。

この本を読むと、日本の財政破産の根拠が良く分かります。

政府発表はごまかしが多く、メディアは政府発表をそのまま伝えるだけで、経済評論家や研究者も御用研究者、御用評論家で、何一つ真実を語っていません。

したがって、このような本を読むことが自己防衛のために必要となりますね。

この本には、「異次元緩和には出口がない」「我が国のGDPと物価の解析」「潜在成長力の検討」「政府の経済見通しの嘘」「我が国の財政」「国債の増加と金融機関の引き受け」「異次元緩和の背景」「2012年から16年の、円と株価の激動は日銀マネーが作った」「2018年からの財政危機」「財政破産とは何がどうなることか」「AIによる成長」について分かりやすく書かれています。

この本を読んで、財政破産に備えましょう。

自己責任の時代ですからね。









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花めぐりバスツアー(続き)

2017-05-18 08:27:32 | Weblog
花めぐりバスツアー、ひたち海浜公園のネモフィラ鑑賞の次は水戸偕楽園のツツジ鑑賞です。

偕楽園は天保13年(1842年)に水戸藩九代藩主徳川斉昭公が創設しました。

この時期はツツジが見頃です。































藤棚もありました。




水戸ご老公の銅像です。




徳川斉彬公の銅像です。





水戸偕楽園のツツジ鑑賞の後は笠間稲荷神社の藤を鑑賞します。









































最後は、なぜかいちご狩り。




花めぐりバスツアーを十分楽しみました。








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花めぐりバスツアー

2017-05-16 09:41:11 | Weblog
花めぐり日帰りバスツアーに行ってきました。

先ずは、国営ひたち海浜公園のネモフィラ鑑賞です。

今回のツアーの目玉で、私も行きたかった公園です。

公園の入り口からネモフィラの丘へ向かう道にチューリップの群生がありました。




















ネモフィラの丘が見えてきました。

圧巻ですね。

人も多い。
























結婚式の写真撮影でしょうか。














幸せの鐘。














古民家もあります。













ネモフィラ鑑賞を楽しんで海浜公園を後にします。








次は、水戸偕楽園のツツジ鑑賞です。






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