熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

セミナー講師の依頼

2013-11-30 21:28:46 | Weblog
「企業と大学との共同研究」についてのセミナーの講師を依頼されました。

セミナー開催日は、来年の3月です。

「企業と大学との共同研究」についてのセミナーは、過去に何回も行っていますので、いろいろなバージョンのテキストがあります。

来年3月のセミナー開催日までにはかなり時間があるので、バージョアップした内容でセミナーを開催したいと考えています。

セミナーテキストの作成等の準備時間を考慮すると、現在作成中の論文は、今年中に完了しないといけませんね。

明日から12月、残り1ヶ月で仕上げるためにスピードアップしますか。

頑張るぞ〜。











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年齢と心遣い

2013-11-29 17:48:45 | Weblog
年齢と心遣いができる人とは関係がないようです。

先日、ブログでも紹介しましたが、若くても心遣いができる清掃員の方がいると思えば、私よりもかなり年上で人生経験豊富な方が他人の迷惑になるような行動をしていて気にかけない人もいます。

最近の統計では、公共機関の担当者を怒鳴りつけるキレやすい人は、60歳以上の人が多いそうです。

若くても心遣いが出来る人は、おそらく、ご両親や周りの大人の人が心遣いのできる人が多くいて、自然に学ぶことができたのでしょうね。

これとは反対に、高齢者でも心遣いができない人は、ご両親や周りの大人に心遣いのできる人が少なく、かつ、本人も心遣いができるような勉強をしなかったのでしょう。

自分の利益を獲得することに熱心なために、他人への心遣いを忘れてしまったのでしょう。
拝金主義の弊害ですね。

私の知人にも他人に対する心遣いが全くできない人がいます。

自分の楽しみを優先させて、他人に迷惑を掛けても意に介さないという(他人に迷惑を欠けていることも分からない)態度です。

私よりもかなり先輩なのに、人生で何を学んできたのか、可哀想になります。

このような人々を反面教師として、心遣いができない高齢者にならないようにしないといけませんね。

先ずは、拝金主義と別れを告げることから始めましょう。










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違憲無効

2013-11-28 13:58:16 | Weblog
「1票の格差」が最大で4.77倍だった7月の参院選を巡り、二つの弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟で、広島高裁岡山支部=片野悟好裁判長=は28日、岡山選挙区の選挙を「違憲で無効」とする判決を言い渡しました。

一連の訴訟では最初の判決で、参院選で1票の格差を理由にした無効判決は初めてです。

参院選の定数配分全体も違憲で無効と判示しましたた。

片野裁判長は今年3月、衆院選の「1票の格差」を巡る訴訟でも「選挙無効」の判断を示しています。

判決は「投票価値の不平等さは甚だ顕著である。国会が選挙制度の改革に真摯に取り組んでいたというには大きく疑問が残る」と国会の怠慢を厳しく批判しました。

被告の岡山県選管は「(昨年の)最高裁判決から選挙まで9カ月しかなく、改革には短かった」と主張したが、判決は、最高裁が参院の選挙制度を見直す必要性に初めて言及した09年時点から「選挙制度の抜本的改革を内容とする立法的措置を講じなければならない責務があった」と指摘して、被告の主張を退けました。

弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の判決は、28日の広島高裁岡山支部を皮切りに年内に全国14の高裁・支部で示されます。

判決は、格差是正に向けた抜本改革が進まない国会の現状を厳しく「断罪」し、1990年代から小手先の是正を重ね、今回も「4増4減」で格差をわずかに縮めたのみの「形式的な対策」に司法がしびれを切らし他格好ですね。

司法が、「他の懸案に優先して取り組むべきだ」と国会に強く迫った形です。

衆議院選挙の一票の格差違憲審査で、最高裁が「違憲無効」とせずに「違憲状態」とした判決が出された直後に、自民党の細田氏が「0増5減が最高裁に評価されたので、民主党が主張する抜本的対策は当面不要」と言い放ったことも影響しているのかもしれませんね。

最高裁が及び腰の判決しか出さないので、高裁が「不詳の親」に代わって正義の一撃を下したというところですね。

最高裁の判決が注目されますが、「違憲状態」と判示するようでは、政治家からなめられるだけでなく、国民からも見放されるでしょうね。








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TPP

2013-11-27 13:33:22 | Weblog
TPP交渉が大詰めを迎えていましが、その秘密性が問題になっています。

米国で法律論を研究する80人以上の法科大学院の教授が連名で、オバマ米大統領にTPP知財条項の即時全文公開と透明性のある交渉を求める公開書簡を送ったそうです。

これだけ多くの米国の大学院教授が大統領宛てに法律の政策問題で異議を唱えるのは異例で、TPPの交渉過程を「民主主義的な価値に反する」と秘密交渉を批判し、情報開示を求めました。

TPPの知的財産条項の影響力が広範囲に及ぶことを明記して、「秘密主義的なTPP交渉プロセスの即時変更を支持」しています。

創作者や消費者を含む多くの人の意見を取り入れるべきであるとし、政府の役割について正確で最新の情報を発表し、国民的議論にすることであると主張しました。

また、一般国民には情報が漏れないよう徹底する一方で、製薬会社ら大企業に情報を開示し意見を聞く交渉を疑問視しています。

現時点での公式な全テキストを即時公開し、パブリックコメントを募ることを要求しました。

全くその通りですね。

主権者である国民に秘密にして、財界人や政治家に情報を提供するというような恣意的な取り扱いは到底許されるものではありません。

私もTPP交渉の秘密性には疑問を持っていましたが、日本の法律家が集団で安倍首相に異議を申し立てたというような話は聞きませんね。

日本の法律家ももっと主張したほうがいいですね。

一般国民も、TPP交渉の秘密性について反対であるという声は、あまり聞かれません。

お任せ民主主義の弊害ですね。

特定秘密保護法案が成立すると、TPP交渉の秘密とは比較にならない危険性があるのですが、お任せ民主主義の国民では、反対の実力行使は期待できませんね。

安倍政権の敷いたレールの上を走るしかないのか。

そのレールの先は、暗闇の世界でなければいいのですが。








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文献調査

2013-11-26 17:53:59 | Weblog
特許法102条3項についての論文を作成するための追加の文献調査を行なっています。

自宅近くの大学図書館での文献調査を終えて、今日は、横浜国大に文献調査に行ってきました。

横浜の近くまで行くので、昼食は中華街で取ることにしました。

中華街に到着。




いつものお店で昼食を取ることに。




このお店は、値段が安くて美味しいので毎回利用しています。




今日は、中華風スペアリブの炒めを食べることにしました。





昼食後は山下公園を散策。

黄葉が綺麗ですね。




山下公園内を散策します。








氷川丸が見えますね。




遠くに見えるのは、大桟橋ですね。

2年前に大桟橋からクルーズに出かけました。

来年も行く予定です。





鳥も気持ちよさそうですね。




みなとみらい地区の建物が見えます。




山下公園散策後に本来の予定である横浜国大へ向かいます。

横浜国大近くの常盤公園の黄葉も綺麗ですね。




横浜国大に到着。




法学研究棟の資料室で文献調査を行いました。




またお世話になるでしょうね。








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人生の答

2013-11-25 19:50:42 | Weblog
柳田邦男「人生の答の出し方」を読みました。

この本は、過去に2度読んだことがあります。

図書館で見つけて3度目の読書となりました。

「人生の答」とは何か。

そもそも人生に「答」などというものがあるのだろうか。

「ある」と言える人にはあるし、「ない」という人にはない。

「人生の答」とは、ただ待つ人にに与えられるものではなく、ひたすら作ろうとする人が生みだすものだからです。

著者のこの言葉が示すように、「人生の答」が必要であると考える人が読む本です。

私は「人生の答」が必要であると考えており、常にその「答え」を求めて日々研鑽しています。

この本を読むのは3度目ですが、毎回、新たな感動と意欲が湧いてきます。

「人生の答」を求めて日々研鑽あるのみです。









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ノウハウ保護

2013-11-24 11:55:32 | Weblog
政府は、中小企業が持つ技術ノウハウなどの社外流出を防ぐため、日本版「営業秘密保護センター」を創設する検討を始めるそうです。

知的財産権を取得せずに社内でブラックボックス化して守る営業秘密について、情報漏えい防止を支援することが目的です。

政府が企業の営業秘密情報を暗号化して「原本証明」を発行し、訴訟などで侵害を立証できるようにすることが目玉ですかね。

経産省・特許庁は韓国が2012年に設置した、営業秘密保護センターの情報収集を韓国政府と連携して始めて、韓国が10年に運用を開始した営業秘密の「原本証明制度」も研究するそうです。

同制度は企業が同センターにオンラインで提出する営業秘密文書に、提出日時情報などの証明を発行し、情報は暗号化してセンターが保管する。

企業は営業秘密を盗まれた場合の侵害訴訟などで、この原本証明を基に被害の立証に活用できます。

私も企業の知財コンサルとして「ノウハウ保護」の相談を受けてアドバイスすることが多いのですが、一番の要は「如何にノウハウを漏洩させないか」であって、「ノウハウが漏洩したときの対応」は、正直言って重要度は低いですね。

ノウハウは漏洩しないことに意味があるので、他人に分かってしまえば、その価値は大きく低下します。

不正競争防止法による保護も実効的ではなく(退職者の知識になっていたものまで保護することは出来ない)、結局、特許出願するという結論になることが多いのが実情です。

政府・特許庁は、ノウハウが漏洩した時の対応策(先使用権、不正競争防止法)については熱心ですが、肝心のノウハウ漏えい防止については腰が引けています。

もっとも、政府・特許庁が腰が引けているところが知財コンサルの狙い目なのですが。

やはり、知財コンサルの力は、まだまだ必要ですね。










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コント?

2013-11-22 21:38:14 | Weblog
発熱の治療のために病院に行き、順番が来たので診療室で待っていると、隣の診療室からお医者さんと患者の話し声が聞こえてきました。

お医者さんも患者も私よりかなり先輩の方です。

「先生。この薬を夜寝る前に飲むように言われたのですが、この薬はなんの薬ですか?」

「それは昨日お話したように、眠れないからというので、睡眠薬をお渡ししたのですよ」

「そうですか。どうりで飲むとよく寝られると思いました。でも、寝すぎることがあるので、朝のテレビ番組が見れないんですよ。」

「それならば、飲むのをお止めになったらどうですか。一日ぐらい眠れなくとも死ぬkことはありませんからね。」

「そうですよね。ところで先生、この薬はなんの薬でしたっけ」

「だから、さっき言いましたよね。睡眠薬ですよ。」

「どうして睡眠薬を飲まなければいけないのですか?」

「それは、あなたが眠れないと言ったので、処方したのですよ。」

「ああそうですか。ところでこの薬は?」

こうなると、もう志村けんのコントです。

隣の部屋で聞いていて思わず吹き出してしまいました。

一緒の部屋にいた看護師さんも吹き出しています。

本当に「事実は小説よりも奇なり」ですね。

あんなコントに出てくるような人がいるとは。

世の中本当に面白い。










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論文作成再開

2013-11-21 19:49:27 | Weblog
発熱で1週間程中断していた「特許法102条3項」に関する論文の作成を再開しました。

裁判例の分析は終わっていますので、参考文献の収集、特に修士論文作成時に読んでいなかった文献の調査を行いました。

読んでおくべき論文をリストアップすると20件。

自宅近くの大学図書館と「特許法102条2項」に関する論文の作成時にお世話になった横浜国大法学研究資料室に弁理士会蔵書を利用すると18件は閲覧・複写できそうですが、残りの2件は国立図書館に行かなければダメそうですね。

今月中に18件の閲覧・複写を終わらせて、来月初めに国立図書館に行くことにしました。

そうすれば、何とか年内に論文を作成することができそうです。

スッキリした気持ちで新年を迎えられるようにしたいですね。












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司法が立法に敗れた日

2013-11-20 17:04:07 | Weblog
1票の格差が最大2.43倍だった2012年12月の衆院選は違憲として、二つの弁護士グループが選挙無効を求めた計16件の訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)は20日、「投票価値の平等に反する状態にあったが、合理的期間内に是正がされなかったとは言えない」として、選挙は違憲状態だったとの判断を示しました。

選挙無効の訴えは退けた訳です。

裁判官14人中、11人の多数意見で、3人は「違憲だが選挙無効とはしない」とする反対意見を述べていたので、選挙無効まで踏み込んだ意見は一人もいなかったという残念な判決です。

高裁判決は、戦後初の選挙無効2件を含め14件が違憲としており、最高裁の判断が注目されていました。

2011年の最高裁判決が違憲状態とした区割りのまま行われた2012年の選挙を再び違憲状態とした今回の判決は、国会に格差解消を厳しく迫る結果とは言えず、今後の取り組みに影響を及ぼす可能性が大きいと思われます。

正に、司法が立法に敗れた日として歴史に残るでしょう。

これで、安倍政権は、表面上は「最高裁の判決は、思く受け止める」と神妙な顔をするでしょうが、心の中は「やはり裁判官も人の子、経済が好調の兆しが見えて国民の支持率が高い安倍政権にマトモに向かおうという気概などあるわけがない」とほくそ笑んでいるでしょうね。

これからの政治は、安倍政権の独壇場となるでしょう。

特定秘密保護法案の成立、集団的自衛権の憲法解釈の変更、憲法9条改訂等、積極的平和主義の勇ましい言葉に踊らされて、外国で自衛隊が武力行使する姿が目に浮かびます。

メディアも特定秘密保護の名のもとに沈黙して安倍政権の提灯記事を書くだけの自民党機関紙になるでしょう。

最後の砦である最高裁もあてにならないとなると、国民がデモ等で意思表示をすることが必要なのですが、今の日本は、拝金主義に毒されているので、これも無理でしょう。

来年はどのような年になるのか。









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