熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

子供の声は騒音?

2015-03-31 22:03:42 | Weblog
4月の入園募集を始めていた東京都内の認可保育園が、開園を延期していたことがわかりました。

子どもの声による騒音などを心配した住民から反対運動が起きたのが原因です。

待機児童数が全国最多の東京では、子どもの声を騒音規制の対象から外す都条例が4月1日に施行されるが、抜本的な解決につながるかは未知数です。

近隣住民には高齢者が多く、子供の声がうるさい、保護者の送迎の車で混雑することが反対の理由だそうです。

子供の声が騒音ということですか。

自分の子供や孫の声は「可愛い」のでしょうが、他人の子供の声は騒々しいということでしょうか。

反対する理由も分からないではありませんが、これでは少子化対策と言っても、総論賛成各論反対で、他の地域なら良いが自分の家の近くは困るということでは対策になりませんね。

どうも日本では、総論賛成各論反対が多い。

米軍基地も安全保障上必要なのだが、自分の住んでいる地域に作るのは大反対。

原発も同様、ゴミ処理場、放射性廃棄物の処分場もそうですね。

お金で解決するしかないのでしょうか。

熟議により妥当な解決策を生み出すことが求められていますね。








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憲法95条

2015-03-30 22:48:23 | Weblog
沖縄普天間基地の辺野古移設問題で、政府と沖縄県が全面対決の様相を呈しています。

今夜のニュースステーションにコメンテーターとして登場した憲法学者の方が面白い意見を述べていました。

普天間基地の辺野古移設問題について国会は機能不全に陥っているということです。

つまり、国会が普天間基地移設法を立法して、国会の責任を明確にしないで、首相と官房長官に責任を押し付けているという意見です。

国会が普天間基地移設法を立法する際に問題となるのが、憲法95条です。

憲法95条には、「一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。」と規定されています。

国会で、ある特定の地方公共団体にだけ適用する特別な法律案が可決された後、その地方公共団体の住民による住民投票にかけられ、有効投票の過半数の賛成をもって初めて法律として成立します。

ここで、「 一の 」 とは、 「 特定の 」 という意味であって、複数の地方公共団体に関する特別法もあります。 

実際、横須賀、呉、佐世保、舞鶴の四市に適用された旧軍港都市転換法が、本条の特別法にあたるとして住民投票が行われたことがあります。

1997年に実施された沖縄県名護市の在日米軍普天間基地返還に伴う代替海上ヘリポート建設の是非を問う住民投票などが記憶に新しいのではないでしょうか。

今回の普天間基地を辺野古に移設することには沖縄県民の過半数は反対でしょうから、住民投票で法律案は否決され成立しないことになります。

国会議員は、法律が住民投票で否決されないように、沖縄以外の他の場所を選定するか、沖縄の基地負担の軽減を真剣に考えなければいけないことになります。

流石に憲法学者らしい意見ですね。

この意見は傾聴する価値がありますね。

国会議員の皆さん、責任を回避しないで沖縄県民の民意に耳を傾けて、素晴らしい政治決断をして欲しいですね。

何しろ高額の報酬を貰っているのだから、その程度のことができないようでは、○○泥棒と言われても仕方がない。









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見えてきた国家権力の暴走

2015-03-29 13:43:37 | Weblog
翁長雄志知事は27日夕、沖縄県庁で臨時記者会見を開き、名護市辺野古の新基地建設に伴い、農林水産省に提出した意見書の内容を発表しました。

知事が沖縄防衛局に基地建設に関する作業の一時停止を指示したことを局側が不服とし、防衛局長が農水省に知事が出した指示の効力停止を申請したことに「局は申請人としての性質を持たない」として、申請自体が成立し得ないと指摘しています。

仮に成立しても、最大45トンもの巨大な重しを海底に投下する局の行為は「岩礁の破砕に該当し得るのは明白」とし、停止指示の適法性を強調していました。

これに対して政府は、沖縄県が沖縄防衛局に出した作業停止の指示に対し、同局の申し立てを受けた林芳正農水相が28日までに指示の効力を停止させる意向を固めたそうです。

県側は「想定内」として、国の次の出方を待つ考えです。

農水省に提出した意見書で示した県の指示の適法性や、技術的な反論は譲らない構えで、「仮に執行停止という決定があっても、それで終わりではない。国がどう考えているのか、国と県の主張を農相がどう見ているのか、分かることで次につながることもあるのでは」と見通しを示しました。

その通りですね。

今回の安倍政権の沖縄県民の民意を無視した強圧的な対応は、国家権力をゴリ押しする手法を沖縄以外にも採用することを明言したようなもので、安倍政権に逆らう者は「無礼討ち」にするのでしょうね。

古賀さんが主張している「I am NOT ABE」のキャンペーンを拡大させないといけませんね。

「I am NOT ABE」をプリントしたTーシャツは販売されているのかな〜。








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人間ドック

2015-03-28 09:11:36 | Weblog
毎年6月頃に受診する人間ドック、昨年はいろいろ忙しく受診する機会を失っていて、年度末になって慌てて受診した次第です。

人間ドックは、かれこれ40年近く受診しています。

最初は、車で1時間近くかかる大学病院を受診していましたが、時間が掛かることと、受診者が多いので番号で呼ばれ(1番から10番まで肺機能検査です)、まるで受刑者のようだったことが理由で現在の病院に変更しました。

人間ドックは、午前中に検査が終了し、昼食後に医師の面談となります。

この日も昼食後に受付に行ったところ、「○○さんは2番目ですが、丁寧に説明してくれる先生なので、20分ぐらい後ですね」と言われ、丁寧に説明してくれる方がいいなと思いながら順番を待っていました。

面談は、3人の医師が並行して行うので、1時間半程度で全ての面談が終了します。

最初の3人が面談室に入り面談が開始して5分程で一人が終了し、更に2分後にまた一人が終了したのですが、私の面談室のドアは一向に開きません。

そうこうしているうちに、他の二つの部屋は4人が終了しました。

ちょっと遅いなと思いながら時計を見ると、30分経過しています。

受付の女性を見ると、何やら私の視線を避けているような。

これはおかしいと思っていると、ドアが開き最初の面談者が疲れた顔で出てきて受付へいき、「長い面談ですね。疲れました」と一言。

そして私の名前が呼ばれました。

ドアを開けて椅子に座ると、医師の説明が始まりましたが、時間が掛かる理由がわかりましたね。

非常に丁寧というより、丁寧すぎる。

一つ一つ説明していくのですが、必要のない説明が多すぎ。

例えば、レントゲンやエコー診断の結果が空欄の理由を「これはなぜ空欄かというと、レントゲン技師が分析して正式の報告書に記載して送付するので、そちらを見てください」と一つ一つ説明していきます。

一度説明すれば分かると思うのですが(と言うより、毎年受診しているので、そのぐらいは分かっている)。

そして一つ一つの項目の内容と数値の意味、正常・異常の限界を説明していきます。

異常値の説明だけでいいのではと思いましたが、「もっと早くしてください」と言うわけにもいかず、最後まで付き合いました。

説明が終わってドアを開けて時計を見ると、45分が経過していました。

他の二部屋は既に全受診者の説明が終わっていました。

時々受付の女性が部屋に入ってきて受診者の速報値の結果表を持って行っていたので、おそらく他の部屋の医師に面談を回していたのでしょうね。

それでもこの差。

二人の面談に1時間15分費やすとは。

これでは全受診者の面談が終了するのに9時間以上掛かってしまう。

丁寧すぎるのも困りものです。








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Into the woods

2015-03-27 22:03:26 | Weblog
ディズニー映画「Into the woods」を見てきました。

平日の昼間なので、空いているのかなと思っていたら、ほぼ満席状態。

考えてみたら、春休みで大半が学生です。

若者に混じって熟年オヤジが肩を狭くしてスクリーンを見ていました。

ジャックと豆の木、赤ずきんちゃん、シンデレラの登場人物が参加するという奇想天外なミュージカル映画です。

いかにもディズニー映画という感じですね。

アナと雪の女王の二匹目のドジョウを狙ったのかな〜。

私にはちょっと物足りない映画でした。

次は、大好きなSFかサスペンスを見たいですね。







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特許教育

2015-03-26 14:52:33 | Weblog
先日、久しぶりに元企業の先輩とお会いしました。

先輩といっても、知財部の先輩ではなく、研究開発部門の先輩です。

この先輩は技術者として優秀なためか、定年退職後も技術コンサルタントとして活躍しています。

私が定年退職した直後に声をかけていただき、先輩がコンサルをしている企業の特許教育の仕事を紹介していただきました。

その先輩から4年ぶりに連絡がありました。

何でも東北地方の企業の技術コンサルをしているとのことで、その企業の技術者に対する特許教育をして欲しいという依頼でした。

宿泊費、交通費、セミナー講師料金が頂けて、お世話になった先輩の頼みとあれば引き受けないわけにはいきません。

セミナーは5月中旬なので、まだ時間はタップリあります。

企業の特徴、ビジネス分野、出願特許内容を精査して、技術者が興味を持って受講できるようなセミナーにしたいと張り切っています。

現在作成中の均等論第五要件に関する論文と並行してセミナー資料の作成に取り掛かろうと考えています。

楽しみだな〜。







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ナイト2000

2015-03-24 00:15:59 | Weblog
未来の車、自動運転車が話題になっています。

完全な自動運転車が市場に出るのはかなり先のようですが、各メーカーは、2020年までに一部の機能を自動にしたセミオートパイロット車の市場導入を目指しています。

2020年は、東京オリンピックの他にも楽しみが増えましたね。

自動運転車で思い浮かぶのは、30年以上前にテレビドラマで見た「ナイト2000」ですね。

ナイト2000は、完全な自動運転者を越えて、戦闘機能を備えたスーパーカーです。

当時、あのドラマを見ていたときに、こんな車ができるなんて夢物語だなと思っていましたが、科学技術の発展は凄まじいものがありますね。

ナイト2000に乗れる日が来るのか、楽しみですね。








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おかしな質問

2015-03-23 09:48:22 | Weblog
読売新聞社が実施した、憲法に関する全国世論調査(郵送方式)の結果が掲載されていました。

その記事によると、憲法を「改正する方がよい」と思う人は51%で、「改正しない方がよい」の46%を上回ったとあります。

この質問は理解不能ですね。

憲法を改正する方が良いのか、改正しないほうが良いのか、という質問は全く意味がありません。

憲法のどの条文をどのように改正するのかが問題であって、改正するのが良いか悪いかではありません。

おそらく自民党も読売新聞も憲法9条を改正したいので、そのあとの質問が本命でしょうね。

記事によると、戦争放棄などを定めた憲法9条については、「これまで通り、解釈や運用で対応する」が40%で最多。「解釈や運用で対応するのは限界なので、9条を改正する」は35%、「9条を厳密に守り、解釈や運用では対応しない」は20%だったそうです。

読売新聞の調査なので、憲法9条改正が多いのは当然ですが、それでも35%に留まっています。

この35%の中には、私のように憲法の解釈拡大ではなく、国民の覚悟を問う国民投票
を行う、憲法改正が望ましいと考える方も含まれているでしょうね。

それにしても、全国紙でこのような意味不明な質問をするとは、ジャーナリズムも地に落ちたものですね。









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クルーズも危険

2015-03-21 15:06:39 | Weblog
チュニジアの首都チュニスで18日、武装グループが博物館を襲撃し、外国人観光客ら19人が死亡した事件で、安倍晋三首相は19日朝、日本人3人が死亡、3人が負傷したことを明らかにしました。

イスラム過激派の動向を追っている米国の調査機関によると、ツイッターでは過激派組織「イスラム国」(IS)の関係者とみられる者が事件を称賛し、チュニジア国民に対して「兄弟(実行犯)たちに続け」とする書き込みがあったそうです。

チュニジアからイスラム過激派に影響された若者約3千人がシリア、イラクへ渡り、ISなどに加わったとされていることから、ISSの影響を受けたテロリストの仕業でしょうね。

治安当局は、現地で戦闘経験を積んだ者が母国に戻り、テロを起こす可能性があると警戒を強めていた矢先のことです。

日本人で被害に遭われた方たちは、地中海クルーズに参加した観光客です。

私も5年ほど前になりますが、エーゲ海・アドリア海クルーズに参加しました。

イタリアのベネチアを出発して、イタリアのバーリー(三角錐の屋根の家で有名なアルベロベッロ)、ギリシャのカタコロン(オリンピックの聖火点灯式が行われる遺跡)、サントリー二島、ミコノス島、ロードス島、クロアチアのドゥブロブニクに寄港観光して、ベネチアに帰るというクルーズで、初めての船旅に感動しましたね〜。

それからクルーズの楽しさに魅了されて、横浜発着のクルーズに3回参加しました。

海外のクルーズは、ヨーロッパ旅行が一段落した後で参加しようと考えていましたが、今回のテロ事件で、当分の間、地中海クルーズに参加するのは見送ったほうが良さそうですね。

それにしても海外旅行がこんなに危険になるとは思ってもいませんでした。

海外旅行に行くときに注意することといったら、せいぜいパスポート、現金の盗難ぐらいでしたが、今後は生命の危険も考えないといけません。

そんな思いをしてまで海外旅行することはないのですが、まだ見る街を散策する楽しさを抑えるのは難しいですね。

悩ましい限りです。









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落語の神様逝く

2015-03-20 14:45:19 | Weblog
落語家で初めて文化勲章を受章し、上方文化の象徴的存在だった人間国宝の桂米朝さんが19日午後7時41分、肺炎のため89歳で死去しました。

持ち前の品格に満ちた高座の中に、深く広い笑いの世界を表現した噺家でしたね。

上方落語界を、三代目桂春団治、六代目笑福亭松鶴、五代目桂文枝と共に立て直し、「四天王」と呼ばれた逸材でした。

昭和40年代からは各地の大ホールで独演会を重ね、継承すら危ぶまれた上方落語を全国区へと発展させた上方落語の救世主です。

直弟子に枝雀、ざこば、吉朝らがいて、総勢約70人の大所帯の一門を率いていました。 

1995年度の朝日賞を受賞し、1996年に落語家では五代目柳家小さんに続き2人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、2002年に文化功労者、2009年には文化勲章を受けています。

正に、押しも押されもせぬ落語会の神様です。

私は、以前、関東落語は好きでよく聴いていたのですが、上方落語はどうも馴染めませんでしたが、米朝、枝雀の二人は違いましたね。

この二人の落語は、関東落語ファンの間でも人気があり、根強い人気を博していました。

枝雀が若くして亡くなり、米朝もこの世を去りました。

寂しくなりますね。

米朝さんのご冥福をお祈りします。







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