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熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

国際特許流通セミナー

2009-01-20 21:27:46 | Weblog
国際特許流通セミナー2009に参加してきました。

このセミナーは、セッションで取り上げるテーマが多岐にわたっていて、その内容も優れているので、毎年参加しています。

会場は、今年も台場駅に隣接している「ホテル日航東京」です。




会場近くにある、自由の女神像、確か昨年のブログにも掲載した記憶があります。


セミナー1日目は、「オープン・イノベーション時代の知財戦略と経営戦略」、「ライセンス交渉の基礎 ーライセンス交渉におけるリスクマネージメントー 」のセッションに参加してきました。

「オープン・イノベーション時代の知財戦略と経営戦略」は、昨年12月に「オープン・イノベーションと知財戦略」の講演を行い、現在、その講演内容をベースにした論文を作成しているので、論文作成の参考になればと、参加したわけです。

パネラー3名の内、2名は別の講演会で話された人です。
何となく嫌な予感がしていたのですが、その予感が当たり、発表内容はほとんど同じ内容です。
それでも残りの1名の方の発表内容に参考になるものがありましたので、良かったです。

私も「ノウハウ保護」をテーマに、昨年4回の講演を行っているので、人のことは言えませんが。



「ライセンス交渉の基礎 ーライセンス交渉におけるリスクマネージメントー 」は、本当に参考になりました。

企業の知財部門に勤務していた時に、ライセンス交渉を経験していますが、本格的な説明を受けたのは初めてです。

ライセンス契約書の文言の重要性。
特許権活用の形態を考えて、契約書の文言からどのような権利・義務関係が生ずるのかを考えて契約書の文章を作成する。
弁理士にピッタリの仕事のような気がします。

特許コンサルティングの業務内容に本格的に取り入れたいですね。
もっとも、取り入れるためには、更なる勉強が必要となりますが。

本当に参考になったセッションでした。

セミナー2日目の内容は、明日のブログに掲載します。



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