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これからの両棲類学

2005-08-14 10:08:17 | 新刊紹介・書籍
 友人の編集者さんから新刊が送られてきました。
 久しぶりの新刊?です。 
 両棲類学は、両棲類を主対象とし、分類、生体、行動、生理、遺伝といった生物学の処分やだけでなく、医学、薬学、農学、そして最近では工学にまで及ぶ幅広い範疇を扱う学問研究分野ということになる(松井正文先生のはじめに、より引用)とのことです。

これからの両棲類学The Directions in Batrachology

京都大学教授 理博 松井正文 編
A5判上製/316頁/定価4830円(本体4600円+税5%)/2005年8月
ISBN4-7853-5839-4

 現生の両棲類は,尾と四肢を留めた有尾(サンショウウオ)目,四肢を失った足無(アシナシイモリ)目,尾のない無尾(カエル)目の3群からなり,日本には有尾目22種,無尾目38種(と5亜種)が生息する.その約80%が日本だけに見られる固有種である.
 本書は,21世紀の両棲類研究の礎となるべく,進展する両棲類研究の中で,とくに生態と行動,遺伝と系統,保全と飼育を中心に,第一線の研究者が研究の現状と将来展望を紹介する.

目次の詳細はこちらです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごい内容ですね (Sayaka)
2005-08-17 09:03:52
背景が爽やか~、心が涼しくなりますね!



オオサンショウウオやカエルの生態や遺伝子、はたまたその飼育方法まで幅広く収まっていますね。特に私は、年齢推定法のところ、読んでみたいです。わかるんですね、年齢とか。

両棲類ファンにはたまらない一冊でしょうね。

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飼育から遺伝子まで (しゅう)
2005-08-17 09:50:52
 こういう生き物も、遺伝子レベルでの解析が行われている一方、きちんと飼育技術(というのでしょうか)が伝えられていることがすごいと思います。

 どれくらいの数の研究者がおられるのでしょう。

 生き物を飼うというのはそれだけで大変なので、尊敬してしまいます。
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